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2007/12/16(日)
マギア・ミスティカ/朱里ルート
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登り始めたばっかりだぜ!………っていう ね(わからない)
最初に毒だけ吐いておきます。フツーの感想は後半から。
朱里ルートをとりあえずやっとこ攻略。 あ、あれえ……? 途中までは確かに面白かったんだけどなー と、いうのが第一印象です。 まだコンプしてないので多分キャラ別ルート以外に種明かし的な要素が入ってるルートもあるんだと思うんですが、 個人的にはこれ何てセラスパ?って展開が多かったです。 5年も延期して出したかった内容がコレなのか…?
いや、掲げてるテーマもやりたかったことも凄く伝わってくるし、じっくり楽しめる良作だとは思うんですよ。思うんですが。 しかしコレは余りにも良く出来たセラスパだと思わざるを得ない…… まず起承転結が殆ど同じだと思うんですよ。
主人公は孤高の存在 友達とかどうやって作ったら良いのかわかんないけど、 でも一人だけボクのこと理解してくれる人が居るから哀しくない ↓ 初めての仲間にどうしたら良いかわかんない ↓ すったもんだあってチームワークを学ぶ 気になるアイツとフラグも立ててみる ↓ アイツがラスボス?! ↓ いや違うアイツがホントのラスボス?! ↓ いやいやこっちがホントのラスボス!! ↓ 俺たちはまだ登り始めたばっかりだぜ!この長い魔術師という名の男坂をな!〜未完〜 ↓ 今ココ
もうこの「一番信頼してた人が実はラスボス」ってのは、セラスパプレイ済の人間には読めちゃうだろ…(笑) マナミは読めちゃったよ…初見でああコイツやべえって思ったもんよ… どんでん返しが多いと確かに展開としては盛り上がるかもしれないんですが、それだけにやりすぎるとご都合主義に転んだりしませんかね? いや今のこの主人公の実力でコイツ……勝てるか?!と思ったりするんですが。
あと主人公の料理の仕方をもう少しここのブランドは考えた方が良いと思うんだ… セラスパ→ラシエル→マギミスで、主人公が全員 「物凄い才能を持ってて何でも出来ちゃうけどその分不器用で対人関係に不慣れ」 ってどんだけお前孤高好きなのって話ですよ(爆) カリスマ持ちって確かに周囲の人間が主人公に惹かれる過程を一気に省けるし、例えば今回だって「適いそうに無い敵だったけど主人公の力があったおかげで紙一重で勝てた」って展開に持ってってる以上そっちのがやり易かったんだとは思うんですが、 その設定におんぶに抱っこで、果たして主人公が周囲の人間にフラグを立てるだけの何かをしていたかっつーとコレが結構微妙なんですよね。 朱里にしたって過去の因縁から主人公に当初は辛くあたってたりするけど、根本では唯タンマンセーですから。(爆)
例えばこれが18禁ゲームで、下世話な話ですが外とベッドの中でのギャップが物凄いってとこで(笑)萌えに持ってけるんなら別なんですが、 そういう意味での性的描写(喚起させるような描写はありましたが、あくまで目的のためという大義名分が先に立ってる)が無い以上、攻略キャラはあくまで主人公が成長する為の一要素でしかなくて、主人公がみっともなく嫉妬したり恋情に身を窶したりだとか、ある意味堕落的な要素が無かったのがBLゲームとしてはどうなんかな、と。 基本マナミは主人公萌えの人間なので、主人公が余りにも潔癖性を保ったままだとストーリーとしては感動出来てもBLとして萌えるとこまでモチベーションを持ってけないんですよねー そのへん勿体無いなーと。
そんな訳で、朱里ルートは面白かったですが期待通りって訳でも無かったです。 何よりあの二人の持って回った言い回し(笑)何じゃありゃ 唯はともかく朱里の口調って絶対高校生じゃないよね?! 急いで現場に急行だ!って時も、「待て、唯、一体これはどういう状況なんだ、説明をしてくれないか」「ああ、これは●●が××で△△だったんだ」「そうだったのか、それでは早く現場に向かおう。油断するなよ」「了解した」
ATMか!!銀行のATMかお前らは!!!(読んでて吹いた)
おかげでユーザーとしては状況を把握しやすい訳ですけども、でもそもそもこのゲームト書きが一人称じゃないので、わざわざキャラが説明してくれなくても充分流れは掴めると思うんですよね… 朱里もなあー朱里ももうちょっと感情的に唯に接してくれてればすげー良いツンデレになってくれたんじゃないかと…惜しい… 唯を好きで好きでしょうがないのは見てる側には伝わって来るんですが、唯にはあんま伝わってないんじゃねーのそれ(爆)
次は中途戦線離脱しやがったアイツか癒し系を狙ってみます 癒し系が化けてくれないかと個人的には期待
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