何気ない日々
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2004/09/02(木) 電気屋時代 其の五
どもwヘルニアの鈴木です(・∀・)ノ

リアル、ネットの知人に言われたんだけど何故か知らんが「電気屋時代シリーズ」は結構好評らしい(苦笑

人の仕事話聞いて何が面白いんだか( ´ー`)y-~~(何ぉ

はい;失礼しました(汗

でわ電気屋時代の話を・・・・



17歳の春。

電気屋に新入社員が4人入りました。

20〜22歳の人です。

うちの電気屋は3店舗あるんですが、俺が居た支店は一人だけ配属になりました。

名前はHさん、当時21歳でした。

俺はこの時すでにアンテナ工事だけなら誰にも負けない位になってたので新入社員の育成係に任命されました;

しかし新入社員とは言っても俺より年上の人;

「やりづれぇじゃねぇか(´Д`;)」と思いながら新人さんに挨拶をしにいった。

事務所に入り、新人さんの顔を見て驚く俺。

まるで漫画に出てきそうなヤンキーでした(苦笑

ガタイがよくて金髪でリーゼント;



「そりゃねぇぜ社長・゜・(ノД`)・゜・」


心の中で叫びました(笑


俺「ども;鈴木です(´Д`;)」

Hさん「あ、ども!Hです!お願いします!」

俺「あ、俺の方が年下なんで敬語じゃなくていいっすよ;」

Hさん「あ、そうなんすか・・・;」



挨拶も簡単に済ませて早速仕事に出かけた。

見た目はイカツイけど話してみると普通にいい人w

入社して一週間ほどしてからHさんも俺と同じ様にしばらくMさんに預けられた。

あの職人Mさんも驚くほど仕事を覚えるのが早かったようだ;

Mさんから卒業してからは俺とコンビを組む事になったw

まぁ俺と組む以上アンテナ工事がメインになるんだが(笑


・・・あれは忘れもしないHさんと初めてのアンテナ工事。

普通、初めて屋根に上った人は少なからずビビるもんだが彼は違った。

怖がる様子もなく屋根の上を普通に歩き回るHさん。

過去に何人ものバイト君と工事をした事はあったが、あまり慣れてないバイト君はビビって屋根の上で座り込んでしまい仕事にならなかった。

Hさんは彼等とは動きが全然違うので比較的早めに工事が終わりそうだった。

俺はテレビの映りを見るためにHさんを屋根に残し、一足先に屋根から下りた。

そこで事件は起きた・・・



客「これだけ映れば満足です^^」

俺「じゃあこれでアンテナ固定しちゃいますねw」

客「お願いしm
ドゴォォォン!!

俺「何だ今の音!Σ(゜Д゜;)」

客「何!?何の音!?Σ(゜Д゜;≡;゜д゜)」


嫌な予感がしたので急いで外に出た;

外に出ると庭先に人が倒れている。

予感は的中(´Д`;)

Hさんが屋根から落ちたようだ;

屋根からダイレクトに地面に叩きつけられたようなので一瞬死んだかと思った^^;



客「きゃぁぁぁ!(゜Д゜;)」

俺「Hさん?意識あります?(´Д`;)」


俺が問いかけると彼は無言のまま起き上がった。


Hさん「あ〜 イテェなクソォ!」

俺「ああ、だいじょぶそうっすね(完」

客「大丈夫なんですか?(゜Д゜;≡;゜д゜)」

俺「だいじょぶです。・゜・(ノ∀`)・゜・。」

Hさん「ちょっと痛いけど腕も足も動くんで平気っすよw」

客「それでいいの!?(゜Д゜;≡;゜д゜)」

俺&Hさん「いいんです。・゜・(ノ∀`)・゜・。」



我が電気屋で屋根から落ちた事があるのは俺も含めて4人。

無傷だったのは俺とHさんだけでした・・・

この日以来会社では「不死身のコンビ」と呼ばれるようになった罠;


電気屋時代 其の六 に続く・・・


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