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2013/06/01(土)
ネコカノ1巻感想
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2巻に間に合った!やっと読み終わったので感想文。(※ネタバレ注意!)
当初は「猫殺し士」からSISの猫の死体を掴んだアイコンを連想して、 これは危ないテーマやで…(愛護団体的な意味で)と思っていたのですが、 終始ネコ愛溢れる作品でございました。
猫は飼ったことがないのですが猫大好きなので、 何気ないところでネコの絶妙な仕草を捉えた描写の数々にハッとしました。 お口の汚れたアサキちゃんをフキフキしたすぎる。
シーツリーの猫飼育でも思っていたのですが、 猫の描写がいい意味で大変マニアックなのが活かされていて、 SFはもちろんですが、猫的な読み物と取っても良いのではと思いました。 アサキちゃんの尻をポンポンしたい。 なんか可愛くてなんか癒されてちょっと臭うアサキちゃん下さい。
一番好きなシーンは麻木とチヨの引き籠り生活の描写でした。 二人だけの世界が本当にピュアで、 ほとんど麻木からの情報しか持ってない生まれたてのチヨが段々と自分の意見を持ったりするのが、 なんかタルパみたいで不思議で面白いなと思いました。
ペットと喋れるようになるのは本当に夢があるナァと凄く羨ましくなりました。 実現したら麻木のように引き籠ってずっと一緒にいると思います
ナイトも実に忠猫で、今後喋ったり出来るのかなと楽しみです。 エリグリは肉眼で見たらどんな感じなんだろうかと悩んだり。 抜け毛が綺麗なので集めて丸めてみたら絵具みたいに茶色くなってガッカリしたりするんでしょうか。
展開で印象に残ったのが、あの子が死んでしまったことです。 ダブルヒロイン的な存在なのかと…!
あと自転車移動が大変そうすぎて、免許って大事だなと思いました。 でも荒れた道で小刻みにブレるアサキちゃんのお耳とかヒゲとか見たすぎます。ハッ…そのため!
猫殺し士は猫連れが規則で役得すぎると思うのですが、 スーパーとか行く時は周りの目とか大変なのだろうなぁとか、 電車乗る時もアレだなぁとか、猫殺し士について思いを馳せたりしつつ。
2巻楽しみです。
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