ライジング日記
近況報告等、ライジングの周りで起こった出来事を書いています。
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2004年3月
前の月 次の月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
最新の絵日記ダイジェスト
2009/05/01 ブログ始めました(^^)/
2007/05/22 レクリエーションインストラクター
2007/04/03 介護福祉士 国家試験合格!!
2007/02/19 介護福祉士 筆記試験
2007/01/07 今年の抱負〜中庸の徳〜

直接移動: 20095 月  20075 4 2 1 月  200611 10 9 8 7 3 2 1 月  20054 3 月  20046 5 3 2 月 

2004/03/10(水) 手話サークル(難聴の理解と配慮)必見です!!
 今夜は、手話サークルがありました。内容は、聾学校の先生をお招きして、『難聴の理解と配慮』という事で、難聴の種類や補聴器について、講義があり、とても勉強になりました。

 難聴には、伝音性難聴と感音性難聴とがある。老人性難聴は、感音性難聴の一種らしいです。また、気導聴力(例えば、他の人の声が空気を伝わって聞こえて来る)と骨導聴力(例えば、自分の声が、骨を伝わって聞こえて来る)があります。チョット試して見て下さい。健聴者の方が、耳を塞いだ状態だと、他の方の声の大きさは小さくなり、自分の声の大きさは変わりませんよね?これが、気導聴力と骨導聴力です。

 伝音性難聴は、外耳から、中耳までの障害で、【音の伝わり方の障害】音が小さくなり、先程の気導聴力と骨導聴力に差が出来る。(中耳炎は一時的な、伝音性難聴)軽度から中度の聴力レベルで、補聴器の効果が高い。又、治療が可能という事です。

 感音性難聴は、内耳から聴神経に至る障害で、【音の感じ方の障害】で、音が小さく、しかも歪んで聞こえる。目で言ったら、乱視みたいなものでしょうか。気導聴力も骨導聴力も落ちる。軽度から重度まで、さまざまな聴力レベルで、補聴器の効果は個人差が大きい。又、治療は不可という事で、こちらの方がやっかいですね。

 難聴の原因として、【伝音性難聴】は、中耳炎・鼓膜の病気・外耳道の病気等。【感音性難聴】は、ウイルス感染による炎症・音響外傷(音楽を大きい音で聴く等)・突発性難聴等。【先天性(生まれつき)の難聴】は、原因不明が多い。【老人性難聴】は、加齢による機能不全。

 補聴器の役割として
1.聞こえを補償する。(軽度の人でも使うと効果がある)
2.心理的な不安を抑える。(やはり、ずっと聞こえてた人が、聞こえなくなると不安ですよね。補聴器を付けている事により、安心感が生まれる)
3.難聴である事を周りにアピールする。(今は、いろいろカラフルで綺麗な補聴器も出来ているみたいで、アクセサリー感覚で付けられるみたいですね)
※私も補聴器を付けさせて頂きましたが、相手の声だけではなく、周囲の雑音も吸収してしまうんですよね。ですから、テレビ、また周囲で話しをしている人が居ると、その全てを吸収してしまうので、聞き取り辛い。

 補聴器利用者への配慮ですが、健聴者同士でも当たり前の事もありますが、
1.本人の注意をこちらに向け、視線を確かめながら話す。
2.本人の顔を見ながら、話したり、聞かせたり。(雑談でも下を向きながら話さない等)
3.やや大きめの声で、はっきりと話す。
4.話しの内容が理解出来ているかどうか、気遣いながら話す。
5.テレビ等の周囲の騒音・雑音を出来るだけ少なくし、静かな所で話しましょう。
6.グループで会話する時は、一人が話し終えるのを待つようにしましょう。一度に二人以上が話さない事。

 ・・・等の講義でした。ほんの一時間程でしたが、ディでも参考になるし、とても充実した内容でした(^o^)


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.