【青春交差点】
 
いつもどんなときも。ぼくはぼくらしく。
 
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2004/10/31(日) イラク人質殺害事件≪普通の青年として≫
 
心配していた通り、香田証生さんが首をはねられた無残な姿で発見された。
香田さんの軽率な行動はとても誉められたもんじゃないし、誘拐されて結局殺されたことも自業自得であるにちがいない。
御意見板に“こーいち兄貴”が書いている通りで、嘆き悲しむ家族がいるとゆうのに、なんてバカなことをやったもんだとハラが立ってしょうがない。

けれども、ぼくは同年代の者として、犯人グループがネットで犯行声明を出したときの香田さんのコメントに思いを馳せる。

小泉さん、彼らは自衛隊の撤退を求めています。
さもなくば僕の首をはねるといっています。
すみませんでした。
また日本に戻りたいです。

自らの大切な命が、自衛隊派遣の国策を揺さぶるための道具に使われている。
愚かなことをやってしまい、ホントに申し訳ない。
けど、できることなら、故郷福岡にいる家族のところへ帰りたい!
非情なテロリストに拘束され、現実の厳しさに気づいたときには、すでに遅かった…。
ほんの短い言葉の中に、そんな無念の気持ちが込められた素直なメッセージだ。

ぼくは香田さんの行動を擁護する気はない。
まして、小田実さん(作家)のように「イラクでなにが起きているのか、自分の目で確かめたいとゆう普通の青年の行動を誰が批判できるか!」なんてことがいえるほど度量が広くはない。
普通の青年とは、ときには恋に悩んだりしながらもそれなりに仕事や勉強をしていて、とにかく自分のことだけで精一杯なんだ。
世界で最も危険な場所を見に行きたいなどと思うのは、やっぱ普通じゃない青年だ!

ぼくが特にいいたいのは、誘拐詐欺に加担しておきながら、サヨクの支援をバックに体験談を書いて出版したり、募金乞食活動を再開したりするようなヤツらと香田さんとでは、ひとりの人間として純粋さがちがうとゆうこと。
香田さんは死期が近いことを悟り、自らの認識の甘さを反省していた。
一方、家族共々「国家が悪い!自衛隊を撤退させろ」とわめき散らし、さんざん国家に迷惑をかけた3バカは、助けてもらっておきながら国家を批判し続け、いまだに飛行機代さえ払っていない!
こんなに根性が腐ったヤツらのために大金を出して助けるぐらいなら、香田さんを助けてほしかった。
そうゆうことがいいたいんだ。

さて、今回の香田さんの事件が、半年前の3バカ事件ほどには派手に報道されなかったのはなぜか?
人質自身が反体制の思想を持っていなかったし、ボランティア活動家でもなかった。
家族の中にもそうゆう人物が見当たらなかった。
したがって、サヨクマスコミとしては自社の政治思想の宣伝に利用できなかったとゆうことだ。
人質のサヨク度合いで扱いが変わるようじゃ、とても人権擁護派とはいえねえよ!

もうひとつ、30日未明に香田さんと見られる遺体が発見されたあと、24時間以内に検死して別人だと判断している。
これはなにを意味するのか?
日本政府も米軍も香田さんが殺されちまうことを予想し、秘密裏に準備をしていたとゆうことだ。
フリージャーナリスト2人が殺されたとき、検死に相当手間取ったことを思い出せば、よくわかる。
小泉さんは人質救出に全力を挙げるといいながら、一方では殺されたあとのことを考えていた。
しかたがないことなんだろうけど、現実とはこうゆうふうに冷たく厳しいものなんだ…。

ぼくは普通の青年として、愛し愛されている彼女を悲嘆に暮れさせることがないよう、命を大切にしたい。
どうせ一回きりの人生だからこそ、大切に生きてゆきたいと思う。

なお、タイトルの『イラク人質殺害事件』は、[いくま]さんの投稿文から拝借(…笑)あんがとさんです!

 ◇ ◇ ◇ ◇

【ショコラくん】
naotoくんのペットが、愛くるしい笑顔で(?)またまた登場!
殺伐とした話題のあとには癒し効果があるぞ。
 ↓  ↓  ↓

2004/10/30(土) イラク拘束事件≪バックパッカー青年の悲劇≫
 
イラクで武装勢力の人質となっていた香田証生さん(24歳)とみられる遺体を発見?!
今日のラジオはこのニュースで持ちきりだった。
が、夜になって、発見された遺体が香田さんとは別人だと判明した。
米軍からの第一報では、発見された遺体の身長、体重、後頭部にハゲのある点などが、香田さんと酷似しているとゆうことだったけど、日本の医務官は「一目見て別のアジア人とわかった」らしい。

米軍関係者はなんてマヌケなんだ!
向こうとしては善意による行動だから、責めてはいけないとゆう意見もある。
が、自慢げに遺体を運んでやるとまでいわれたら、肉親以外の人はもう信じるしかない。
アメリカ人から見れば、日本人も他のアジア人も『イエローモンキー』はどれも同じに見えるってことか?

さらに、この原稿を書いている時点では、31日未明になって今度は首を切断された遺体が見つかったようだ。
香田さんを誘拐したのは、ヨルダン人テロリスト、ザルカウィが率いる『イラクの聖戦アルカイダ組織』だ。
これまでに十数名の人質を殺害して、たいていの場合は首を切り落としている。
詳しいことは全然わかってないけど、殺害方法から判断すると、31日に発見された遺体が香田さんである可能性が高い!

この事件について、いくつか感じたことを書きとめておこう。

まず、犯行声明があった直後、小泉総理は「自衛隊は撤退しない!断じてテロには屈しない」と明言した。
今度の相手はホンモノのテロリストなんだから、心の中ではそう思っていても、口に出すのは「国民の生命を守るのは国家としての使命です。人質救出に全力を挙げる!それだけです」でよかったんだ。
ここでは、とりあえず「交渉の余地あり」と思わせるような発言をしておかなきゃ・・・。

小泉さんは、4月に起きた『3バカ人質事件』のときにはタナボタ式にお金で解決できたし、強い態度を示したことによって結果的に支持率もアップしたから、甘く見ていたように感じる。
あのときは、武装集団もどきの犯人グループが犯行声明ビデオに堂々と顔を出したり、リハーサルの様子をメイキング映像として公開したりで不マジメだった。
人質3人も彼らの演出に積極的に協力するフシがあったし、解放後に「あんなことになったけど、イラク人を嫌いになれない」と発言したのは、つまりホントの恐怖を味わっていないとゆうことだ。
犯人と人質は、日本国を脅す共通目的のもとで団結した同士であり、幼稚にいえば友だち関係にあったと見るべきなんだ。
おまけに『イラクイスラム聖職者協会』とゆう人質ビジネスの元締めみたいなブローカーが介入していた。

春にはそうゆう人質詐欺事件が横行し、解決していったのは、全て聖職者協会とゆう名の詐欺師たち。
三位一体の連携プレーとはまさにこのことで、いろんな国が犯人・人質・仲介者が繰り広げる猿芝居にダマされた。
素人のぼくでさえ明らかにおかしいことに気づくのに、疑問を呈さなかったマスコミの報道も悪い!
詐欺事件の陰に隠れて、マジメな(?)テロ集団は予告通り人質を殺害していた。
それに、誘拐事件の人質が殺されたわけじゃないけど、日本人も外交官2人(奥さん、井ノ上さん)とフリージャーナリスト2人(橋田さん、小川さん)の計4人が殺されているんだ。
それなのに、小泉さんは人質ビジネスのブローカーに頼めばなんとかなる…そう思っていたんだろうか?

次に、香田さんがどうゆう人間で、なぜイラクに行ったのか?
ぼくがわかっているのは、彼がプロのバックパッカーだったとゆうこと。
バックパッカーとは、少ない荷物でお金をかけずに旅する人のことだ。
4月の『3バカ事件』のとき、彼はニュージーランドを旅していた。
ニュージーランドでは日本のニュースなんてマトモに入ってこないから、3バカたちが轟々たる非難を浴びていたことを自分の目で見てはいなかった。
だから、いろんな人たちが「イラクに行きたい」とゆう彼を止めたけれども、気軽にバグダッド行きのバスに乗ったんだ。
人づてに聞いたはずのこの事件のことを、真剣に考えてはいなかった…そう思う。

このことが不幸だったといえなくもないが、大手メディアでさえ撤退しているイラクの治安の悪化は深刻で、幸田さんが知らなかったとは思えない。
では、ネット上で中傷されているように、もともと知能の低い人だったのかとゆうと、ぼくはそうは思わない。
彼自身のバックパッカー体験から、見知らぬ国へ行っても、いろんな人たちと友だちになれると信じていたんじゃないか。
「自分ならイラク人とも仲良くなれるはず」とゆう過信があったような気がする。

香田さんはボランティア活動家じゃなかった。
けれども、たぶん「いろんな人と仲良くなりたい」とゆう自己実現のために世界を旅してたんじゃないかな。
それなら、わざわざイラクへなんか行かなくても、日本にだって苦しんでいる人が山ほどいる。
中越地震の被災地でもいいし、豪雨災害の現場でもいい。
あなたが救援物資の詰まったダンボールをひとつ運んであげただけで…、あなたが床下に溜まったヘドロをスコップでひとすくいしてあげただけで…、心から感謝してくれる人たちが何万人もいたんだ。
あなたが人とのふれあいを大切にしたい人であったなら、こうゆう生き方をしたほうがよかったんじゃないか。

ちょっとズレてるかもしれないけど、ぼくにはあなたのような行動力がないから、こうゆうふうに思う。
 

2004/10/29(金) 彼女の家に行ったなら…
 
はじめて彼女の家に行った日のこと。

その日、夜の宅急便の仕事が終わると、ケータイのランプが点滅していた。
開いてみると彼女からのメールで、「仕事が終わったら、お母さんがすき焼きを用意してるからおいでと言ってるよ」と書いてあった。
ぼくは宅急便の仕事中には、自分のケータイを持たないことにしている。
彼女や友だちからメールが入ることもあるけど、それを読んでゆっくり微笑む時間がないからだ。

マジメに付き合うつもりだから、そのうち挨拶をしなければいけないと思ってはいたけど、まさかこんなに早く“呼び出し”をくらうとは(…笑)
しかし、すき焼きにありつけるなんて、もう何年ぶりのことだか…。
で、食欲には勝てず、遠慮なくご馳走になることに決めた。

彼女の家は母子家庭で、彼女がまだ小さい頃、交通事故で父ちゃんを失っている。
女手ひとつで娘を育ててきた母ちゃんとしては、21歳になった娘が付き合っている恋人がどんなヤツなのか、気になってしかたがないんだろう。
残念ながら、この日のぼくは、すき焼きをガツガツ食べるだけの餓鬼(文字通りの意味で…)にしか見えなかったかもしれない。
夢中で肉にパクついている合間に、ぼくの親のことや生い立ちに関すること、今やっている仕事のこととか、いろんな質問をされた。
15歳のときに家庭が崩壊して、その後はひとりで生きてきたことを話すと、彼女の母ちゃんは「がんばって生きてきたんやね」といって、ハンカチで涙を拭ったりしていた。

そして、将来の夢を聞かれたときには、できる限り正直に答えた。
作家になるのが夢なんです。
叶わない夢で終わるかもしれませんが、文章を書くことだけは一生続けようと思います。
運送の仕事は順調で、極端に仕事を選ばなければ、まず破産するようなことにはならないでしょう。
結婚はしたいです。
できれば、さやかさん“のような”優しいお嫁さんが来てくれたら、これ以上の幸せはないですっ!

彼女の母ちゃんは微笑みを浮かべながら、ぼくの話を黙って聞いていただけなので、「近来稀に見る好青年だわ」と感じてくれたのか、「プッ、生意気なガキ」と思ったのか、それはわからない(…笑)
まあ、帰り際に「さやかをヨロシクね」といってくれたから、好意的に受け止めてくれたものだと判断しておこう。

ところで、結婚したことがある人のうち、どれだけの人が結婚ってものを理解しているんだろう。
自分の経験やアンケート調査などを分析して『結婚論』を説く人がいるけど、誰もが納得できるような答えをそんな簡単に見つけることができるんだろうか?

たくさんいる『ろんめらお姉さん』と『ろんめらお兄さん』たちに聞いてみたい。
結婚と恋愛は別のものなのか?
恋愛結婚が主流になってきてからのほうが、見合い結婚が主流だった時代より、離婚率が高くなったのはなぜか?
結婚して子どもが生まれると、恋人時代のようにラブラブでいられなくなるのか?
誰か教えて〜ッ!

 ◇ ◇ ◇ ◇

【ショコラくん】
Human-Beat-Box!!のスレ(仲間の板)とか、掲示板に何度も投稿してくれているnaotoくんのペットで、パールホワイトって種類のハムスターなのだ。
ちょ〜かわいい!
ハムスター好きには、たまんない1枚!見ているだけで癒されるよなあ。
naotoくん、あんがとさんです!
ほかのみんなも掲載してほしい写真があれば、ケータイからパソコンにメールしてよね。
↓アドレス↓
mvc@activemail.jp
添付ファイルで普通に送ってもらえればOK!

2004/10/28(木) 小泉さん、中越地震の現場では号泣せず
 
昨日(27日)災害発生から4日目にして、ようやく小泉総理が新潟県中越地震の被災地を視察に訪れた。
25日に現地視察を終えた民主党の岡田代表と、宿敵ともいえる田中真紀子議員に2日の遅れをとった形になり、小泉さんの腰の重さを非難する声もある。
しかし、現役総理大臣と野党党首や地元選出議員を、同じモノサシで比較してはいけない。
仕事の忙しさが全然違うし、総理が来るともなれば、迎える側の警備体制にも大きな負担がかかるからだ。

そんなことより、小泉さんがどんなパフォーマンスで人気回復につなげるのか…そっちのほうが気になっていた。
結局、被災者の方たちと握手をしたり、子どもに声をかけて励ましたりとゆう程度だった。
地震直後に死傷した多くの人たち、突然わが家を失い不自由な避難所生活を強いられている何万人もの人たち、クルマの中で寝泊りしてエコノミークラス症候群と呼ばれる血栓症で死んでゆく人たち。
絶望の淵に立たされた同胞を目の当たりにしたとき、ここぞとばかりに感極まって号泣すればよかったのに。
すでにブラジルで使っちまった号泣のパフォーマンスをここで披露するには、ちょっと気が引けたか。
それとも、また面倒なことが起きちまったと感じただけなのか。

いま小泉さんの手元には、人道支援の名目で北朝鮮にくれてやる予定の米が、まだ10万トン以上も残されている。
横田めぐみさんはじめ多くの人が拉致被害に遭っている新潟県民が、水がほしい、おにぎりがほしいと苦しんでいるのに、まだ小泉さんは薄汚い金ブタに米をくれてやるんだろうか?
もし平気でやれるもんなら、鬼畜といわれてもしかたねえな。
ただし、ぼくがいいたいのは、食べきれないほど大量のマズい外米を、そのまま中越に回せってことじゃない。
必要な物資に買い換えて送れってことだ。

ついでに、中国への円借款もストップしろ!
「国内の災害復興にお金がかかるから、当分ガマンしてねっ」といえば済む話だし、それでもイチャモンをつけてきたら、中国が非難されるだけのことだ。
「再開については余裕ができた段階で考えますわ」といっておけば、後になって催促がましくいわれても、ずっと「そんな余裕がない」といい続けて永久に打ち切るチャンスにもなるぞ。
ODA(政府開発援助)の名目で毎年1千億円(過去には2千億円以上)ものお金をくれてやっているのに、中国は態度が悪すぎる!
金ヅル日本にちっとも感謝しない『たかり屋』、日本の領海(東シナ海)にある天然ガスを盗もうとしている『泥棒』、スポーツの場でも日本人に敵意を剥き出しにする『野蛮劣等国民』。
こんなヤツらにくれてやるお金なんて、どこにもねえんだよ!

小泉さん、外面ばっかり気にしないで、ちょっとは国民のことを考えろよ!

 ◇ ◇ ◇ ◇

西村幸祐さんの日記『睡夢ing voice』に寄せられていた読者からのメール。

助けて下さい!【新潟県小千谷市】

皆さま、新潟の被災地に手伝いに行っている方から、友人に伝えてきた呼びかけです。
転送しますので、ご一読の上、ご協力できる方は、よろしくお願いいたします。

現地では、大人用の紙おむつと、パンティライナー、貼るタイプのカイロを必要としています。
これらの商品を販売している企業の「お客様相談室」宛てにメールを送ったり、電話をかけたりして、「小千谷市の被災者が求めているもの情報」を伝えてください。
あなたのblogやHPの中で、ただ伝えるだけでかまいません。皆さんの声が企業を、行政を動かします。
マスコミは頼りになりません。マスコミは支援活動の妨げとなります。
被災者の心労を倍増させる今の取材のやり方についての抗議の声をあげてください。あまりにひどい状況です。

小千谷市にも続々と個人の方からの救援物資が届いています。ありがとうございます!
しかし、それを種類別に分けて、配布する人手がありませんので、以下の点に注意して送っていただけると大変助かります。
段ボールには、外側に「毛布」「洋服」「下着」など、中身を大きく書いてもらえると助かります。
靴下1足、下着1枚でもうれしいのですが、できれば、ご近所の方と声かけしあって、ある程度まとまった数があるととても助かります。

送り先の住所はこちらです。
〒947-8501
新潟県小千谷市城内2-7-5
小千谷市役所

お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

 ◇ ◇ ◇ ◇

ただ伝えるだけより、ぼくも何か行動を起こそうと思う。
今度の日曜日、古着を整理してダンボール箱に詰めよう。
そして、宅急便が被災地への配達を再開する来月1日あたりに発送しよう。
 

2004/10/27(水) もうキミ以外愛せない
 
先週木曜日以降、毎日朝一番で特急の注文が入っていたから、朝礼前に出発する日が続いていた。
貧血との熱い戦いから解放され、ストレスなんてイヤな言葉が辞書から消えたバラ色の日々・・・。
が、それも束の間、今日は久しぶりに朝礼に出た。

まずは、浦越所長のコメントから。
 *******
最近、ケータイで着メロを鳴らしよる人がおる!
ずっと前に着メロはイカンとゆうたはずや。
歴史ある当社の看板を背負った者が、着メロなんかをうれしそうに鳴らして、そんなチャラチャラした態度では嘆かわしい。
前田君は外部の人やけん仕方ないけど、社員がマネをするな!(おいおい…ぼくが悪者かよ?)
他の営業所はどうやってるか知らんけど、私はずっと体育会系で育ってきたので、こうゆうマナーについては厳しいことをいわせてもらうでえ。
歯を食いしばってついてきてくれっ!
 *******

???さすがは魅惑のファルセットボイス・・・じゃなくて、体育会系の権化!
おっしゃることがいちいち太っ腹とゆうか、こだわりを持ってるとゆうか・・・ビミョーにズレてる。
着メロぐらい別にどうだっていいじゃん。
まあ、自分がいっつもマナーモードにしていて、着メロどころか着信音自体消している人だから、なんとでもいえるよなあ(…笑)
着信履歴に知らない番号が残っていると、大声で「一体どこからの電話やろ?」と大騒ぎをしているし、案外小心者かもね。
こうゆうときにも部下たちは、「そんなこと知るわけねえだろがっ!」っていいたいのを我慢して、「さあどこからでしょうね」と愛想笑いをしてポイントを稼いでいるつもり・・・。
で、折り返し電話してみたら、たいていよその営業所につながることが多いみたいだ。

さて、朝礼はトリの浦越所長に続き、大トリ矢張部長の登場。
 *******
朝からあまり文句はいいたくないんですけど、やっぱり電話に出るのが…っぱり遅いなあ。
やっぱり電話は3コール以内に取らんかったら、…っぱりお客さんは・・・。
 *******
そのとき、矢張部長のケータイがでけえ音量で唸った!
走りくる影は明日への追い風♪永遠に見果てぬ夢♪
なんと!サザンの『君こそスターだ』の着メロ。
苦渋に満ちた表情とは、まさにこのときの部長の顔にちがいない。
呆然とする浦越所長の顔も笑えた。
そして朝礼終了後、お互いに気まずくなった管理職2名は、用事もないはずなのにいそいそと出かけていった・・・。
たぶん、ぼくは半年ぐらい今日のことを思い出して笑うだけの自信がある。

ところで、今ぼくが主に使っている着メロは『虹〜もうひとつの夏〜』で、目覚ましは『Sunny Day Sunday』だ。
長渕信者としては教祖さまの曲を使いたくて、20曲以上もダウンロードしているものの、どうもふさわしくないような気がして、よほどヒマなときに“聞くだけ”だ。
もうすぐ発売の新曲『金色のライオン』に期待しよう。

で、大切な人からの電話やメールの着メロは、絶対に分けておきたいもの。
そこで、彼女から着信があったときだけ『明日への扉』が聴けるようにしている。
少し幅のちがう足で一歩ずつ歩こうね♪ふたりで歩む道♪でこぼこの道♪ふたつ折りの白い地図に記す小さな決意を♪正直に今伝えよう♪
…と、彼女がカラオケで唄ってくれたときのことを思い出せるから。
それにしても、言葉の選び方がさわやかでかわいくて、もう完璧にすばらしい唄!
一方、彼女のケータイは、ぼくからの着信があったとき『もう君以外愛せない』を奏でる(…って書くと大げさかなあ?)
たとえこの世が滅びても♪ふたり誓った愛は永遠だから♪きっとふたりは幸せさ♪ずっとね、ずっとね♪

ちょ〜幸せな日々がいつまでも続きますように!
 

2004/10/26(火) 夜明け前 ―気持ちが揺れるときには―
 
中小企業や同族会社のなかには、組織としては会社になっていても、経営者の意識としては、社業ではなく「家業を守ろう」とゆう意識でいるところがある。
はっきりいって、そうゆう会社のほうが圧倒的に多い!
社員に与えられているルールと、同族やその関係者の言動に大きなズレがあったりするし、身勝手なことを平気でやって、それが当たり前だとしか思わないんだ。

町じゅうにゴロゴロと点在している自動車修理工場、個人経営のカーショップやガソリンスタンドなど・・・。
タイヤの配送で訪れる先には、そんな「会社とは名ばかりじゃねえか」って感じるところが多すぎる(…苦笑)

まあ、経営者が家業だと思ってる以上、その考え方の基本はあくまで「中川家(たとえば…だよ〜)にとってプラスかマイナスか」であり、身内に肩入れしてどこが悪いと思うのは当然なのかもしれない。
社員は家来・・・ぐらいにしか位置付けされてないんだ。
だから、経営者一族が身勝手な態度を変えようとするわけがない。
その結果として、時代の変化についてゆけず、あえなく倒産したりもする。

こうゆう会社では、会社経営を家業じゃなくて社業とする「発想の転換」が必要だ。
が、そうゆう発想は経営者ばかりか、勤続何十年とゆうベテラン社員からも生まれてこない。
長い年月の馴れ合いから、「こんなもんじゃねえの」とすっかり染まりきっているからだ。
でも、新人や若手社員には「なぜ?」「こんなんじゃダメだよな?」って疑問がある。
発想の転換とゆうのは、実はこの「なぜ?」とゆう素人っぽい立場から物事を考え直すことじゃないか。

けれども、名ばかりとはいえ経営者としては、彼らが抱く素朴な疑問がうざったくて仕方ない。
まっすぐ向き合おうとせず遠ざけるから、互いのミゾは深まるばかり。
こうして若手社員は絶望の果てに辞めてゆき、会社は改革への第一歩を踏み出すチャンスを失う。

では、大企業ならこうゆうことはないのかとゆうと、残念ながら、いくらでもある!
経営権や人事権を持たない一介の責任者や中間管理職が、「個人の立場を守ろう」とするとき、とてつもなく身勝手な言動をする。
ぼくはリーマン時代、給料を払ってくれる立場にある経営者の身勝手はなんとか我慢できたけど、中間管理職ごときが我が物顔で振る舞うことは許せなかった。

だから、フリーターをしてるんだ。
ただし、ボーナス時期が近づいてくると、リーマンがうらやましくなったりもする(…笑)
それはなぜか。
経営者や中間管理職の身勝手に半年間耐えた代償として、何十万円かのキャッシュを手にすることができるからだ。
「世の中お金だけじゃねえぞ」と強がる自分と、「やっぱお金だよなあ」と現実を思い知る自分と・・・。
その狭間で気持ちが揺れることもある。
そんな夜明け前には、ひとりでそっとつぶやいてみる。
「ぼくには作家になるとゆう夢があるんだ」って。
 

2004/10/25(月) 「世界に一つだけの花」について考える
 
『世界に一つだけの花』って曲は、たぶん誰でも知ってるだろう。
CDが売れなくなった今の時代に200万枚を軽く突破する売上を記録したんだから、賞賛に値する。
老若男女問わず幅広く支持されなけりゃ、絶対こんなには売れない。
でも、世の中にはいろんな人がいて、この唄が大キライだって人も大勢いるんだ。

この唄の良さは、他人との競争に勝つことよりも個性を大切にして自分らしく生きようよ…とゆうメッセージにある。
特に共感を集めたのが、次のふたつのフレーズ。
「生きるってことは自己実現することなんだよ」と教えてくれる、とても優しい歌詞だ。

bPにならなくてもいい♪もともと特別なonly one♪

そうさ僕らは世界に一つだけの花♪一人一人違う種を持つ♪その花を咲かせることだけに一生懸命になればいい♪

自分の容姿がキレイじゃないから、あるいは、学校や会社での成績が良くないからといって悩んでる若者は、大いに励まされるはずだ。
過酷な競争社会に敗れちまったオヤジ連中だって、なんだか救われるような気分になるだろう。

しかし、いかに幅広い層を励まし癒してくれる名曲でも、全ての人に受け入れられることはない。
だから、この唄が放つメッセージを聞きたくもないとゆう人がいても、全然不思議なことじゃないんだ。

この唄を批判する意見の代表格は、「負け犬根性を賛美している」とゆう痛烈なものだ。
たとえば、スポーツの世界に身を投じ常に勝利を目指している人、組織のトップに立つ日を夢見て奮闘している人、主席を狙って勉強している学生など。
そうゆう厳しい競争に打ち勝とうとしている人のなかには、この唄を聞いて「なに甘ったれたこといってんの?」と感じる人がいるかもしれない。
すでに社会的地位を築いている人のなかにも、「負け犬の遠吠えにしか聞こえねえよ」って人がいそうだ。

また、この唄を聴くときに頭のなかで描くシチュエーションによっても、メッセージの伝わり方がちがってくる。
仕事であれ試験勉強であれ、とにかく精一杯がんばってはみたものの、結果は目標に届かず、ライバルにも負けちまった・・・。
こうゆうときこそ、この唄の持つ優しさが抜群の威力を発揮しそうだ。
でも、人生を賭けるほど大事なことに精一杯がんばってる最中で、まだ結果が出ていないときに聴かされたらどうか?
「ダメでもいいじゃん。努力することに意義があるんだから」といわれてるようで、かなり不向きだ(…笑)

だけど、唄ってもともとそうゆうもんじゃないかなあ。
聴く人によって感じ方がちがうし、同じ人でも聴くときの感情によって唄の表情がちがって見える…とゆうか。
いろいろ考えてみたけど、結局無駄な考察だったかも。
とゆうことで、人がどう感じるのかを推測するのはヤメにした。

最後にぼく個人の評価を書いておこう。
★★★★(4つ星!5つ星が満点だよ)
生きることの意味を問う、素晴らしい唄だと思う。
 

2004/10/24(日) キミひとりを愛し続けてゆきたい
 
いきなり国語の時間なのだ(…笑)
普段なに気なく使っている「ありがとう」とゆう言葉は、「ありがたい」とゆう形容詞の連用形である「ありがたく」のウ音便。
「連用形」とは国文法「活用形」のひとつで、活用する語の語形変化のうち、文中で文を中止するときの形。
「音便」とは発音上の便宜により、語中や語尾の音が他の音に変化することで、イ音便・ウ音便・撥音便・促音便の四種がある。

では、「ありがたい」とゆう言葉が持つ意味は…。
@感謝にたえないさま
A都合よく事が進んで嬉しく思うさま
B自然に伏し拝みたくなるような尊いさま
C存在しがたい、珍しい、めったにない

ぼくは「ありがとう」とゆう言葉が大好きだが、主に「自分にとって都合よく事が進んで嬉しいよ」の意味で軽く使っている。
いま改めて意味をかみ締めてみると、「めったにないことだから…ちょー嬉しいんだよ」とゆう意味で使ったほうがいいことに気づく。
そのためには、嬉しいと感じる「幸せのバー」をかなり下げなければならないんだ。

ぼくにはいま付き合ってる彼女がいる。
会いたいときに会えるのが当たり前だと思っていると、都合よく会えちゃったって感じで、別れ際に「今日は会ってくれてありがとう」といったとしても、感謝の気持ちが軽いような気がする。
しかし、彼女がいたとしてもめったに会えないのが当たり前だと思うことができれば、同じ「今日は会ってくれてありがとう」とゆう言葉にも心が込められるんじゃないか。

恋人がメールしてくれる。
Good Morning Callをかけてくれる。
お弁当をつくってくれる。
週末には部屋に来て、掃除や洗濯をしてくれる。
土曜の夜から日曜の朝にかけては、ずっと一緒にいてくれる。

もし、恋人がこうゆうことをしてくれるのが当たり前だと思うなら、してくれないときにはハラが立ったりもする。
けど、こうゆうことはありえないことだと思うことができるなら、メールや電話の1本にだって心から「ありがとう」といえる!

ぼくとキミは付き合い始めてから、まだやっと1ヶ月。
彼女イナイ歴1年半だったから、いまは「キミが恋人でいてくれること自体がめったにない幸せだ」ってわりと平気で思えるのかもしれない。
しかし、先週まで2週続けて土曜日には部屋に来てくれたのに、今週は来てくれなかった。
夜勤の仕事で来られなかっただけなのに、ちょっとだけ不満を感じているぼくがいる。
はじめて出会った頃の気持ちを持ち続けるのは、こうゆうふうに難しいことなんだ。

だから、ぼくはキミがこの世に生を受け、いまたしかに生きてくれていることに「ありがとう」と思うようにするよ。
それができれば、これから先どんなことがあっても、キミひとりをずっと愛し続けてゆくことができる。
そんな気がする今日このごろ。

 ◇ ◇ ◇ ◇

心配してた新潟の高坊からメールが来た!
「昨日はi-modeに接続できず返信できませんでした。心配かけてごめんなさい」
ホッとひと安心だ。
それにしても、新潟県中越地震の被害は深刻だ。
死者23人、負傷者2190人(24日夜まで)に達している。
がんばれ新潟!!
 

2004/10/23(土) 共謀罪 ―ロンメル将軍を抹殺せよ―
 
今日18時34分頃、新潟県中越地方で地震が起きた!
最大震度6強とゆう大地震が起きたことも知らず、ぼくは宅急便の配達に精出していた。
宅急便ドライバーのときには集中力が途切れないようにと、ラジオは聞かないことにしてるんだ。
部屋に帰ってからネットのニュースで知り、びっくり仰天!
急いで新潟に住む高坊のメル友に、「大丈夫か?」とメールをした。
が、返事がない…。

なんの脈絡もないけど、政府がいまの国会で新設を狙っている【共謀罪】って知ってるか?
例えば、こうゆうことだ。

「ろんめら共同通信ってサイトで日記書いてるロンメル将軍ってどうよ?」
「そんなマニアックなサイト知らねーよ」
「見てみろよ、このショボいサイト」
「へえ〜、生意気なことを書くヤツだ」
「ったくだぜ。これで24だからなあ」
「なんだ、俺たちよりずいぶん年下じゃん」
「しかも高卒丸出しの幼稚な文章」
「なのに、大卒の俺たちをバカにしやがって、読んでるうちにだんだんムカついてきたぞ〜」
「たいしたことねえクセに、女にもモテるらしい」
「マジかよ?俺たちにゃ彼女いねえのに。クソー!ますます許せねえな」
「ロンメル殺しちゃおうか?」
「おう!そうしよう」

[御意見板]に寄生している荒らしAとBが、他のサイトの[荒らし仲間の板]でこんなことを話していた。
ぼくは、匿名さんからのメールでこのことを教えてもらい、彼らの投稿内容をコピーし保存した。
次に、そのサイトの管理者に連絡をして、該当者の使用端末の機種とIPアドレスを取得。
ネット警察に届け出た。

しかし…
「実際に危害を加えられたとか、刃物で脅されたとかでないと、逮捕することはできないですね」
とゆうふうに、現在の法律では、殺害あるいは傷害の行為が実行されないと、まず逮捕および処罰することは難しい。
ところが…
【共謀罪】新設の法案が成立すれば、Aが「殺しちゃおうか?」といって、それにBが「おう!」と答えただけで犯罪行為になるんだ。
投稿内容が証拠となり、立派に逮捕することができる!
昨日久しぶりに荒らしが現れたから書いてみたんだけど、ちょっと例えが悪かったかなあ(…反省)

もう少しわかりやすいネタでいくとするか…
「小泉総理の政策はどうも気に入らねえ。自爆テロでもしてやるか」
「そうだなあ」
などと冗談をいったつもりでも、共謀(2人以上の者が合意して悪事などをたくらむこと)したことになる。
この会話が盗聴され証拠として提出されれば、自爆テロを実行しなくても、それだけで逮捕!
共謀罪新設の法案とは、こんなに恐ろしい法案なんだ。

もう少し詳しく書くと、政府が新設をもくろんでいる共謀罪とは、現在の刑の上限が4年以上と定められている犯罪について、相談や議論するだけで2〜5年以上の刑に処すとゆうものだ。
政府と法務省は、国連「越境組織犯罪条約」の批准(ひじゅん=確認と同意手続き)に向けた国内関連法整備の一環として行なうとしている。
つまり、政権転覆を狙うクーデターやテロ行為を企んでいる勢力を、一掃するための法律だといいたいのだ。
けれども、善良な市民を拘束する“えん罪”が爆発的に増えるのは確実で、とても安心はできない。
うっかり冗談もいえないような社会じゃ、ちっとも楽しくないぞ。

この共謀罪、民主党とか野党の関心が相当低いそうだから、たぶんすんなり決まるんだろうね。
ちょっとでも犯罪性のある話をするときは、盗聴に十分気をつけろよ!
 

2004/10/22(金) 日本のマザーテレサは募金乞食
 
アラブイスラム文化協会の代表で、イラク戦争時のバグダッド近郊で自らも「人間の盾」として反戦運動を主催したジャミーラ高橋(64歳、本名=高橋千代)が、21日、薬事法違反の疑いで逮捕された。
このババアは他の3人と共謀し、「有機ヨード・ネオマキス」と名付けた未承認医薬品を無許可で販売した疑いが持たれている。

4人はネオマキスの効能について、当初は「ガン、糖尿病、高血圧に治療促進効果あり」としていた。
が、徐々にエスカレート。
「無機ヨウ素を有機ヨウ素に置き換えて完成したものだから、さまざまな難病に効果がある」とウソの宣伝を繰り返し、人間の盾の仲間にも譲っていた。
さらには、「吸い込んだ放射能を排出する働きがあり、劣化ウラン弾による放射能被害の治療にも効果がある」と偽り、イラク支援の名目で集めた寄付金の一部をネオマキス購入代金に充てていた。
イラクへ運ばれたネオマキスは病院などに配布され、カプセル剤は実際に患者たちに投与されていたようだ。
しかし、日本国内の購入者からは「全然効果がない」とか「かえって具合が悪くなった」など、警察や消費者センターへの苦情が相次ぎ、今回の逮捕へとつながった。

高橋ババアは反米主義のイスラム教徒で、20年以上にわたるアラブ関係の偽ボランティア活動でボロ儲けをしていた。
また、マスコミにもたびたび登場して反戦平和を訴え、驚いたことに、熱心な支援者からは「日本のマザーテレサ」と呼ばれていたらしい…。
その一方で、多額の寄付金を集めながら寄付してくれた人に礼状を出さず、会計報告で使途を明らかにすることも一切なかった。
そこで、以前からこのババアを偽ボランティアだとして非難する声も多かった。
ぼくもそうにちがいないと断定していたんだ。

マザーテレサと劣化ウランといえば、この人たちを思い出す。
今年4月、イラクで人質になり、家族共々「自己責任祭り」で日本じゅうを躍らせた3人。
イラク邦人人質事件の主役、高遠菜穂子、今井紀明、郡山総一郎だ。
劣化ウランに異様なほど執着する今井は、ババアと互いに講演を依頼しあう仲だったし、マザーテレサに憧れている高遠に至っては、高橋ババアのサイト内において連名で寄付を募っていたほどの間柄だ。
特に高遠は、ババアのやり方を見習い、寄付行為をしてくれた人に礼状も出さず、会計報告もしていなかった。
なぜ会計報告ができないのかとゆうと、やましいことがあるからだ。
もっとはっきり書くと、集めた寄付金を飲み食いなどの生活費に充てていた「募金乞食」に過ぎないってことだ。

こうゆうことは、ネット上では人質事件発覚とほぼ同時に明らかになったんだけど、ほとんどのマスコミが報道しなかった。
サヨクマスコミにとっては、反体制の活動をする“いい人”にそんな汚点があっては困るからだ。
そして、このときにサヨクが仕向けた偏向報道によってダマされた人が、なんと多かったことか…。
もしネットがなければ、ぼくだってダマされていたかもしれない。

事件から半年がたち、元人質らはすでに活動を再開している。
ボランティアを名乗るなら、衣食住の生活費は自分自身の稼ぎのなかから賄え!
寄付金は「活動対象のためだけ」に使え!
会計報告で使途明細を明らかにしろ!
これができないと、やっぱ募金乞食なんだよ。
 

2004/10/21(木) なまら卑怯者を逮捕しろ
 
台風一過の抜けるような青空。
こんな日はマジで「仕事が楽しい今日このごろ」ってな気分!
夕方、宅急便センターに行くまでは、たしかにそうだった…。

が、センターに着いてタイムカードを押した後、4日前(17日)の悪夢を思い出した。
なんと、ぼくが夜走るデリバンに乗っているのは卑怯者のセンター長だっ!
恐るおそる近づいてみると、やっぱ「なまら卑怯者」のあいつ。
そして、「こしひかりの悪夢」を上回る試練が待ち受けていた。
昨日の台風の影響で、1日遅れで入ってきた荷物がどっさり。
しかも、「小さな引っ越し便」ってやつで、重さ60s以上もある大型洗濯機の集荷依頼が入ってた。

集荷先の奥さんに「ひとりで運べる?大丈夫?」と不安がられながら、なんとか傷つけずに積み込んだけれど、腰は痛いわ、腕の筋肉が伸びた感じになるわで、途中で何回も手を放しそうになった。
これが一軒家だったからよかったものの、アパートだったりしたら…と思うとゾッとする。
結局23時までかかっても仕事は完了せず、配達できなかった荷物が20個以上残っちまった。
センターに戻ると、すでにみんな帰ったあとで、カギ当番の人しかいなかった。
くそーッ、またしても卑怯者にやられた。
普段ペアを組んでる篠森さんなら、こうゆう忙しい日には自分も出動して、ぼくと2台で走るとこなんだけどなあ。
貧弱な者への憐れみを感じないようなヤツが、責任者なんかするな!

さて、今夜はハラの立つことがもうひとつ。
YAHOO!ニュース(産経新聞◇10月21日2時20分更新)によると、大手ゼネコン(大規模土建屋)10社が極秘に訪朝を計画していたことが判明したようだ。
一行は19日に出発して一度は平壌に到着したものの、翌20日、突如「時期尚早」を理由に計画を中止し、日本に引き返している。
許せないことに、一部の者は北朝鮮に留まったとゆう噂も…。
政府から中止要請が出されたのか、それとも建設族議員から指示があったか。
いずれかだけど、お金に汚い政治家と土建屋の売国奴ぶりには、もう開いた口が塞がらない。

核開発、弾道ミサイル、拉致問題などが解決した後に日朝国交が正常化され、そのときまで小泉総理が政権に居座っていれば、当然のように北朝鮮への経済援助が大盤振る舞いされるはずだ。
しかし、北朝鮮が拉致被害者の安否不明者10人の調査結果でゼロ回答を続けていて、さらには核開発疑惑がもはや決定的となったことなどを受け、日本政府は制裁措置の発動を検討し始めた。
北朝鮮としては、国交正常化後のインフラ整備工事を日本の土建屋に発注する用意があることをほのめかし、これをエサにして硬化している日本を揺さぶりたいところだ。
そこで、朝鮮総連では、土建屋のエロオヤジらが泣いて喜ぶ「おいしい接待旅行」を企画。
恥知らずの売国土建屋たちが、さっそくエサに飛びついたってわけだ。
金ブタの前にひざまずき、仕事乞いをするためにのこのこ出かけて行った…そうゆうふうに見るのがマトモな日本人なのだ。
お代官様…じゃねえや、将軍様、何卒大きな仕事をおくんなまし〜ってね。

で、売国土建屋の幹事社、大成建設のコメント。
国交正常化に向け日朝実務者協議が進む中、当社としても北朝鮮のインフラ整備状況および建設事情を視察するため、社員の派遣を検討したのは事実。
しかしながら、北朝鮮に対する世論動向など国内状況をかんがみ、時期尚早と判断し中止している。
反省の気持ちがないとゆうか、当り障りのないコメントとゆうか…。
「北朝鮮と組んで薄汚く儲けようと企んでるけど、何か?」とか、こんな感じで正直にいえよ!
相変わらず談合を繰り返しているにもかかわらず、国民が払った税金でなんとか生き残らせてもらっているクセに、どこまでも恩知らずなヤツら。
自分たちの金儲けのためなら、たとえ自国民が拉致されている犯罪国家へでも平気で行けるクズどもめ!
そのうち世論の力で叩きつぶされるんだから、今のうちに虚勢を張っておくがいい。

さらに、この“事件”をきちんと報道したのは産経新聞ぐらいで、朝日や読売なんかは全く触れてもいない。
売国奴たちが北朝鮮をかばうため、恐ろしいほどの圧力をかけているんだ。
圧力の源は共産党や社民党などのサヨクだけじゃない。
自民党の建設族議員のヤツらは、金づるを手放したくないからもっと熱心だ。
けれども、一番熱心なのは、小泉総理本人かもね。
そうでなきゃ、拉致問題にフタをしたまま日朝国交正常化なんてこと、絶対口には出せねえよ。
大バカ者といわれるブッシュ大統領でさえ、今月18日には「北朝鮮人権法」を成立させた。
ブッシュの子分の“純さま”も、ちょっとは見習ってほしいもんだよなあ。
まあ、こんなことやってんだから、いつまでたっても拉致問題が解決しねえわけだ(…納得!)

 ◇ ◇ ◇ ◇

「北朝鮮人権法」とは、日本人や韓国人拉致被害者を含む全ての人権蹂躙が解決されなければ、アメリカは北朝鮮に制裁措置を発動するし、テロ国家の指定も外さないとゆう法律。
日本の対北制裁法もこれを見習って、もっと厳しいものに改正すべきだ。
 

2004/10/20(水) 根拠なき「過去数年間」
 
台風23号が四国へ接近、そして午後には上陸!
矢張部長は朝から仕事が手につかない様子で、応接コーナーのソファにどっかりと腰をおろし、NHKの台風情報番組を飽きもせず眺めている。
浦越所長に至っては、なんと風邪でダウンして昨日から欠勤中なのだ。
社員が風邪ひいて休んだりしたら、「自己管理ができてないからだ」って鬼の首を取ったようにわめく張本人が・・・。
なあんだ、責任者のクセして自己管理できねえの?
営業所が吹き飛ばされるかもしれない非常時だとゆうのに、自覚ねえぞ!

そんなことはどうでもいいけど、台風情報の番組を見ていて、各ローカル局のアナウンサーが風雨の様子をリレーでレポートするのを聞くと、みんな同じ定型文を繰り返していることに気づく。
「過去数年間で最も土砂災害の起こる危険性が高くなっていますっ!」
これを不愉快ってわけでもないけど、なんだか…すげえ違和感だ。
それは“数年間”とゆうアバウトな表現なのに、自信を持っていい切られるからにちがいない。
まあ、最大級の警戒を要する事態に直面しつつあるってことを伝えたいのだろうけど。
どうせ根拠がないのなら、“過去10年間”とでもいってくれたらスッキリするのになあ。
10個もの台風が日本列島に上陸したんだから、今年の流行語大賞は、絶対これで決まり!

四国四県は今年、台風にこっぴどくやられちまった。
それなのに、ぼくが住んでいる町とその周辺は被害らしい被害に遭っていない。
こんなノーテンキなことが書けるのも、全ては幸運のおかげであって、少しは神様に感謝しなければ…と思う。

台風23号による人的被害は、死者77名、行方不明者14名、負傷者294名(10月22日19時現在)にのぼった!
1979年の台風20号(死者・行方不明者合わせて115名)以降では最悪の人的被害だとゆう。
亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。

 ◇ ◇ ◇ ◇

20日の日記なのに、24日になった今ごろ書いている。
体調が悪いってわけじゃないし、彼女と会うのが忙しくて書けなかったわけでもない。
なんとなくスランプかなあ。
 

2004/10/19(火) 世界に一匹だけのドブネズミ
 
戦後最大規模といわれる超大型台風23号が、沖縄付近を通過中!
台風の影響で前線の動きが活発化し、四国地方でも午後からかなり激しい雨が降り続いた。
今年はとにかく台風が多いから、近づいてくるときの天気予報の決まり文句まで覚えちまったよ(…笑)

激しい雨の日、冷たいシャワーを浴びながら宅急便の仕事をするのは、ホントにつらい。
帽子のツバからポタポタと滴が落ち、上下の制服はもちろん、下着もビッショビショ!
荷物を抱え、舗装してない真っ暗な路地を全力に近いスピードで走るから、大きな水たまりに思いっきり足を突っ込んだりする。
靴もスニーカーソックスも一瞬にして泥水に染まる・・・。

ルームミラーに映る自分を見ると、これぞ「水も滴るいい男」じゃん!
そう思いたいけど、どう見ても…
ドブネズミみたいに美しくなりたい♪写真には写らない美しさがあるから♪
…とゆう感じかな?

あーあ、宝くじにでも当たったら、こんなつらい仕事は絶対辞めてやる〜!
でも、ぼくは宝くじをメッタに買わないんだ。

宝くじは、買えば必ず当たるとゆうもんじゃないけど、買わなければ絶対に当たらない。
だから、宝くじ必勝法は、「とにかく毎週買うことだ」とゆう人がいる。
この方法だと「今度こそ・・・」と期待できる回数が多いわけで、高額賞金が当たる確率は低いけど、密かな楽しみが増えるやり方だといえるかも。

また、別の説を唱える人もいて、「毎週買ったつもりでお金を貯めておいて、ジャンボ宝くじのときにまとめて投資したほうが、高額賞金の当選確率を高くすることができる」とゆう。
こちらもおもしろい意見で、ところで毎週いくら買ったつもりで積み立てるんだろう?
それは別として、一度に10枚買うよりは100枚買ったほうが、的中する確率が高くなるのは事実。
しかし、ジャンボ宝くじは発行枚数が多いから、貯めたお金は確率測定誤差(?)に入る程度かもしれない。

まあ、いずれにせよ、買う人の好きにしろってことだ(…笑)
けれども、準備万端整えてチャンスを待ち、ひとたびチャンスと見たら一気呵成に行動する…その精神は大事だ。
なんの準備もなく、はやる気持ちを抑えられず、その場その場の思いつきだけで行動するようじゃ、せっかくのチャンスのときに不完全燃焼しかできず、悔いを残すことになる。

今年はここ数年のうちで一番いいことがあった年だから、年末ジャンボ宝くじでドーンと勝負に出てみるか。
そして、もし当たったら、ホントに宅急便の仕事を辞めちまうのか?
たぶん辞めたりしない。
バカにする人がいるのは確かだけど、宅急便をやってるからこそカッコいい(?)…そういってくれる人もタマにはいるからだ。

 ◇ ◇ ◇ ◇

文中引用の歌詞はモンパチ、175Rの大先輩!THE BLUEHEARTS【リンダリンダ】
↑THE HIGH-LOWS↓の前身で今や伝説のバンド。
知ってるだろうけど。
 

2004/10/18(月) 情けは人のためならず
 
エッヘン!ぜんそくの咳じゃねーよ。自慢の咳払い。
今日、ぼくは日本青年の誇りともゆうべき善行をした!

場所は、すぐ近くに踏切がある変則5叉路の交差点。
でも、踏切と交差点の信号機は連動していない。
目の前の信号が青に変わったからといってぼんやり前進したら、突然遮断機が降りてきて、踏切内に立ち往生。
そうなる危険性が高いなあ…と前から思っていた。

夕方それが現実になった。
ぼくの軽トラのすぐ前を行くデイケアセンターのワゴン車が、遮断機に前後を阻まれ身動きができなくなった!
ぼくもぼんやり前進したもんだから、交差点の中央で停車してしまい、そのままそこにいたら、たぶん四方のクルマからクラクションの大ブーイングを浴びせられるところだった。
ふとデイケアセンターのクルマを見ると、横のスライドドアが開き、なかで介護士(?)らしき白衣を着たオバサンが助けを求めているじゃないか。

「キャーッ!電車が来る〜。助けて〜!どうしたらええの?」
「(ドライバーに向かって)あんた、はよ動かしてーっ」

しかし、30歳ぐらいの男性ドライバーはハンドルを握りしめたまま、ピクリとも動かない。
向こうのほうからは、電車がどんどん近づいてくる!

「こりゃアカンぞ」
ぼくはハザードランプを点滅させると、交差点のど真ん中に軽トラを停めたまま、クルマを降りて遮断機のところへ駆け寄る。
そして、トラ色の棒を肩と手で思いきり持ち上げ、運転手に向かって力いっぱい「下がれーッ!」と叫ぶ。
ハッと我に返ったドライバーがシフトレバーをバックギアに入れ、ゆっくりゆっくりとバックする。
それにしても、トラ色の棒の重いこと!
いやちがう、棒自体は軽いけど、根元が遮断機に固定されているから重いんだ。
それに、ワゴン車は車高が高いから、チビのぼくが支え続けるのはよけいに大変。
阪神タイガースの棒が肩に食い込んで痛いのなんのっ!
ギ、ギィ……。
わっ、ルーフをこすってしまった。
非常時だし「まあいっか」と許してもらおう。

電車のほうがかなり手前で気づいて減速してくれたから、十分余裕をもって脱出成功!
デイケアセンターのクルマに乗ってた人たちから、口々に「ありがとう!おかげで助かりました」と感謝された。
ちょっと失敗したけど、人助けって気持ちいいもんだ。
それにしても、このとき交差点付近には30台ぐらいのクルマが停まっていたはずで、ひとりぐらいは手伝ってほしかったよなあ。
ぼくより背の高い人が来てくれたら、ワゴン車のルーフをこすることもなかったんだぞ!

まあ、困ったときはお互い様。
「情けは人のためならず」ってゆうし、もしぼくがどこかで立ち往生したときには、誰かに助けてもらえるよねっ。

 ◇ ◇ ◇ ◇

昨日行なわれた新潟県知事選挙で、とりあえず最有力と目されていた多賀秀敏候補が落選!
10月13日付の日記で書いたとおり、この人は米海軍のイージス艦入港に抗議活動をしたサヨク団体に支援されていて、当選したらますます新潟がヤバくなると心配してたんだ。
で、当選したのは泉田裕彦さん!全国最年少知事(42歳)の誕生だ。
でも、新潟県民はこれで安心してはいけないよ。
新知事の北朝鮮関連の発言には、ずーっと注目しよう。
 

2004/10/17(日) 仕事が楽しい今日このごろ
 
今日は「伊予弁」で宅急便日記書くけんね(からね)〜。
激しく読みづらいかもしれんけど、今日だけガマンせえよ(してよ)。
「伊予弁」とは愛媛県人が主に(?)使ってる言葉で、広島弁にかなり近く、関西弁にも似てる。
そして、もちろん全国共通の若者言葉も使う。
ところどころカッコ内で通訳付けとるでえ!

さてと・・・
ゆうべの宅急便は超シンド★バッド〜ッ!
そーとー(相当を上回る強調!!)しんどかったし、ウルトラ最悪(バッド)やった。
こんなくだらんダジャレでもゆわんかったら、もうやっとれん気分じゃわい!

17時50分頃、いつものように宅急便センターへ行って、自分が配る荷物が置いてあるコーナー見たとき、唖然となった。
「エーッ!これマジ?ぼく、ハラが痛なったけん帰るでえ」
倉庫番のバイトをしてる大学生の佐藤が追いかけてきて止めんかったら、ホントに帰るとこやった。
「今日はゆうやさんの前がセンター長やけん、絶対帰ったらアカンですよ〜」
185pで100s超級のヤツに羽交い締めされたら、162p47sのぼくは地面に足がたわん(届かない)。
「離せや!ウドの大木がっ」
と、足をバタつかして抵抗したけど、荷物の前に連れ戻されてしもた(しまった)。

「さあ楽しく仕事しましょう。いっつもゆうやさん、ゆうやないですか」
「おまえねー、それでシャレのつもり?この荷物見て楽しくでける(できる)ヤツがどこにおる?」
「気持ちはわかるけど、荷物は時の運みたいなもんやし、ここは男らしく逃げずにいきましょう」
「おまえこそ、こんなときぎり(だけ)嬉しそうにすな(するな)!人の不幸を喜ぶヤツはええ死に方でけんどー(できないぞ)」
「そんなことゆうと後悔しますよ。ゆうやさんの荷物の積み込み手伝おう思とったけど、メール便の仕分けしますわ」
「勝手にせえ(しやがれ)!」

ぼくの前に立ちはだかる荷物は、「新潟産こしひかり」が入った1個30sのダンボール箱6個!受取人は喫茶店。
試しに持ち上げてみたら、うわっ!重た〜ッ。
台車に積み替えるだけでもひと苦労や。
見かねた佐藤がやってきて、デリバンへの積み込みを手伝ってくれた。
いや、ちがう。軽々と全部積み込んでくれた。
「すげーよ。大男に生まれてきた価値を存分に発揮しとるやないけ〜(しているじゃないか?)」
「てゆうより、ゆうやさんがちこますぎる(小さすぎる)だけでしょう。普通の人なら持てますよ」
「ちこますぎる」といわれてカチンときたけど、ここは手伝ってもろとる(もらっている)身分やし(だし)…ガマン!ガマン!

18時15分頃、センター長のデリバンがホームに帰ってきた。
ぼくと佐藤は、センター長が集荷してきた40個ほどの荷物を、北海道とか関東とか大まかな行き先ごとに分けられてるコンビラック(檻みてーな大型台車といえばわかる?)に大急ぎで積み込む。
次に、昼の部で不在やった家の荷物を受け取る。
夜間指定の荷物と合わせて46個、積み込み完了!
IQ200の頭脳で(?)配達コースも数分でバッチリ組み終える。

紆余曲折の人間模様(?)があったけど、佐藤くんのおかげで定刻どおり18時30分に出発進行っ!
と思いきや、センター長が駆け寄ってきてこうゆうた。
「ゆうや、スマン!先に謝っとくわ。あの米やけど、4時から6時の間に持って行かなアカン荷物なんや。ワシがよう持ってイカンかったんよ〜。ほやけん(だから)、すぐに持って行ってくれや」
「はいっ!」
「冷蔵庫に缶ジュース入れとくけん、帰ってきて飲んだらええ」
心の字幕は「ジュースぐらいでゴマかすな!この卑怯者」
ほやけど(そうだけど)、問答してるヒマなんかあらへん。

米の配達先の喫茶店は、標高200mほどの山を切り開いてつくった住宅地のなかにあって、普段のペースで行くと20時前後の配達になる。
通常の配達順なら、最後のほうに近い。
そこへ先に行くと、「18〜20時」と「20〜21時」の時間指定の荷物との兼ね合いがあるけん、一度組んだ配達コースがそーとー狂う。
絶望感に襲われつつ、それでもぼくは、運転しながら頭のなかで配達コースを組み替える。
やればできそうって感じやなあ…よしっ。

喫茶店に到着。
「毎度っ!宅急便っす。指定時間に遅れてゴメンなさい」
「……」
無愛想なマスターは、挨拶さえしてくれんけど、文句もいわん(?)
「こしひかりはどこへ置いたらええですか?」
「おたく、ここはじめてなん?横の階段を上ると2階に扉があるけん、そのなかに入れといてや」
ガーン!!近来まれに見るほどのショックやった。
30sもある重たい箱をうずんで(両手で抱きかかえるようにして)2階へ運ぶ作業は、ぼくみたいな虚弱児やない普通の大人でも超ウルトラしんどい。
しかも6個!
定期的に届ける荷物らしいけん、ぼくが今日はじめてとゆうことは、普段ペアを組んどる篠森さんはちゃんと時間どおりに配達しよんやなあ(当たり前のことやのに感謝!)
たまにしかないキツい荷物がある日に限って、卑怯者のセンター長と組まされたんが不運やった。

さて、肝心の荷物やけど、3個目まではどうにか休まずに階段を上れた。
が、残りの3個は途中で立ち止まってしもた。
無愛想なマスターも、さすがに心配になったとみえて出てきた。
「ボク(キミ)、もしかして学生アルバイト?大丈夫なんけ?」
「はあ、大人です、はあ」
「危なっかしいなあ、もう。ワシが運んだろか?」
「はあ、いや、ええ」
「どっちなんや?」
「はあ、すいません。話しかけんといてください」

難関を突破したあと、夜間指定(18〜21時)の荷物はギリギリのとこもあったけど完璧な配完。
日中不在の荷物20個も、再度不在の6個だけを残して配完。
つまり、やればできた!

センターに戻り、「ゆうや、お疲れさん。すまなんだなあ」とゆうセンター長の声が聞こえたけど、思いきりシカトしてやった。
帰り際、約束のジュースだけはちゃっかり受け取ったけど(笑)
そして、ぼくはキミが待つ部屋へ……。
いつもよりちょっとがんばれたんは、それがあったけんやねっ。
 

2004/10/16(土) 彼女の誕生日こそ恋の記念日
 
彼女ができて付き合いはじめると、次から次へといろんな思い出がいっぱいできてくる。

はじめて出会った日は、忘れもしない「9月15日」
はじめて「付き合ってください」と告白したのが「9月20日」
出会って1ヶ月だけど、「はじめての記念日」ならまだまだあるぞ。

ふたりではじめて……
デートした日
ドライブした日
海に行った日
遊園地に行った日
映画を観た日
電話した日
メールした日
彼女がぼくの部屋に来た日
彼女の家に行った日
お弁当をつくってもらった日

さらに、ふたりだけの「ヒミツの記念日」シリーズもある!
格調高いこの日記に書くのはハズいが、勇気をだして書いとこう。
ふたりではじめて……
手をつないだ日
チュウをした日
エッチをした日
同じフトンのなかで寝た日

毎日会えるわけじゃないぼくらでさえ、こんなに記念日がある。
1年後に覚えていられるかどうか。
付き合う期間が長くなればなるほど、ふたりだけの思い出の記念日は増え続ける。
ふたりで慎重に協議して「この記念日は無意味だから廃止しよう」と決めない限り、絶対に減ることはない。
こりゃあ、ケータイにメモでもしてないと、記憶力だけに頼るのは無理っぽいぞ(…笑)

そこで、ぼくは彼女と会うとき、自分で日記(10月9日付)に書いた言葉を思いだす。
今日とゆう日のキミに会うことは二度とできないんだ。
大好きなキミの笑顔と言葉を、その瞬間ごとにしっかり記憶に残したい!

さて、こうゆう「ふたりだけの思い出の記念日」は、最低1年以上付き合わなければ、巡ってくることはない。
だけど、最初から決まっていて、しかも1年以内に必ずやってくる記念日がある。
それは「彼女の誕生日」であり、「クリスマス」であり、「バレンタインデー」や「ホワイトデー」だ。
世間では、こうゆう日(バレンタインは別だけど)には彼女にプレゼントをするのが習慣化している。

本来プレゼントとは、品物をあげることじゃなくて、こっちの気持ちを相手に伝えるための行為のはず。
しかし、プレゼントの持つ意味がどんどん形式化してきて、受け取った側から問題にされるのが、気持ちじゃなくて品物自体になってきた。
今じゃ、その品物が高いか安いかとゆう金額的な基準が当たり前になっている。
だから、みんな安いけど高く見える品物を買おうと必死だ。
男はもらう側だけど、バレンタインのときの「義理チョコ」なんてのは、この典型じゃないかと思う。

もし、彼女が心で思っていることが字幕付きで見えたなら・・・
ぼくが薄給をはたいて彼女に何かプレゼントをして、「わあ、前からこうゆうのほしかったんだあ」と喜んでもらえたとしても、心のなかじゃ「なんだ、こんな安物」と思っているのがわかる(…笑)
男の子としてそれはやっぱりミジメで、大切に思う気持ちを金額だけで判断するような女の子とは、すぐに別れるだろう。
どんなに美人でスタイルがよくても、ぼくの甲斐性じゃ経済的に面倒をみきれないから、遠慮なく金持ちの男に譲る。

ぼくが彼女の誕生日に贈るものは・・・
まずは、午前0時の時報と同時に送信される時限メールでグリーティングカード。
そして、その1分後に電話をする。
「誕生日おめでとう!いまキミの家の前にいるんだけど、プレゼントを受け取ってほしいんだ」
彼女は驚き窓を開けて、部屋の下の道路に立っているぼくを見つける。
手には百万本のバラ(持てねえって!)じゃなくて、あの日彼女が好きだといってた小さな花を集めたブーケ…。
で、家から出てきた彼女に祝福のチュッ!

まだ来年の話だけど、そんな感じがいいかなあ。
でも、それより先にやってくるクリスマスはどうしよう?

 ◇ ◇ ◇ ◇

【はじめての海】
ふたりではじめて行ったときの美しい瀬戸内海をどーぞ!
 ↓  ↓  ↓

2004/10/15(金) 「国が燃える」が連載休止!
 
13日の報道によると、週刊ヤングジャンプ(集英社)連載中の本宮ひろ志のマンガ【国が燃える】が、10月28日発売号からしばらく連載休止することになった。
ぼくはこのマンガについて、9月30日付『南京虐殺事件は中国のでっちあげ』のところで紹介している。
地方議員グループから「南京大虐殺の描写について歴史を歪曲(わいきょく)する表現だ」として、出版社と作者に猛烈な抗議があったための措置だ。
が、集英社は「最終章開始の準備もあって、しばらくの間休載します」と意味不明なコメントをしている。

また、同社は「資料を再検証した結果、不適切な個所があった」と素直に(?)認める発言もしていて、そんな状態のなかで本宮さんは「さあ、最終章ガンバ!」って気持ちになれるのかなあ?
ぼくにはちょっと無理だ。
とゆうか、ぼくなら「まちがった認識を持ってたよ〜。ホントにごめんなさいっ!ここは笑ってゴマかすしかねえや」と真剣に(?)謝って、「がんばって書き直すからね」ってゆうだろうな。

今回の【国が燃える騒動】を知って強く感じるのは、中国・北朝鮮・韓国が主張する歴史認識をそのまま盲信している日本人があまりにも多すぎる!とゆうことだ。
なかでも愚の骨頂を極めているのが、日韓共通の歴史教科書をつくろうとゆう動きで、「国の歴史とは…」とゆう本質が全くわかってないとゆうか、単純に「アホ」としかいいようがない(…笑)

中国には中国の歴史があり、韓国には韓国の歴史があるし、北朝鮮にもそれなりに歴史がある。
それぞれの国の立場で、都合よく書いたものが歴史ってもんだ。
ただし、ウソを書き連ねてはいけない。
あくまで真実を伝えた上で、自国の「いい分」を書けばよい。
それだけのことだ。
アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、ロシア……世界じゅうの国がみんなそうしている。
「わが国はアジア諸国を侵略し、多大な迷惑をかけた悪い国です」などといって卑屈に謝り続けるのは、この日本だけ!
しかも、ウソの歴史を平気で書けるヤツら、すなわち中朝韓三国のいいなりだから、どうにも救いようがなかった。

けれども、いま日本の歴史認識は徐々に変わりつつある。
【国が燃える騒動】で問題とされる第88話が発表されてから連載休止になるまで、1ヶ月とたっていない。
日本を代表するマンガ家の作品で反響が大きかったにしても、これまでの日本じゃとても考えられない早業だ。
ウヤムヤのうちにサヨク思想の売国奴たちに擁護され、堂々と完結していたことだろう。
しかし、今回も「右翼の圧力で大マンガ家の名作が打ち切りにされた」と騒いでいるヤツらがいて、どうしても南京大虐殺があったことを信じたいらしい。
もう何回もいってきたけど、そうゆうヤツらは早く日本から出て行け!

歴史とゆうのは、無数にある事実が幾重にも積み重ねられたものだ。
そのなかから同じ事実を見るにしても、それぞれの立場によって見え方がちがう。
たとえば、ナポレオンはフランスでは大英雄だけど、隣の国ドイツでは極悪人扱いを受けている。
いかに世界史のなかの超英雄であっても、わが国土を踏みにじられた人々にとっては悪党なんだ。
日韓併合、日中戦争、満州国建国だって同じこと。
中国人や朝鮮人が日本のことを悪くゆうのは勝手だし、当然のことなんだよ。
だから、ぼくらは、彼らのいい分を正しいと理解してやる必要なんかないと思っているし、あくまでも日本人としての立場で主張し続ける。

日本の歴史家が、中国人や朝鮮人のいい分ばっかり取り上げて日本史を書いたら、そんなものは日本史じゃない。
日本のマンガ家が、中国のでっちあげだけに基づいて日本史(の一部)を書いたら、それはもう日本史じゃない!
そんな気がする今日このごろ。
 

2004/10/14(木) やってできなくても、それは成功の架橋
 
「やればできる」は魔法の合いことば。
これは2004年度高校野球界の最優秀チーム、済美高校(愛媛)の校歌「光になろう」の一節だ。
夏の全国大会決勝で駒大苫小牧に敗れた済美に対し、最優秀の称号を冠するのはおかしいと思う人がいるかもしれない。
が、春センバツで優勝、夏も準優勝した同校を、年度単位の活躍とゆう点で上回ったチームはひとつもない。
したがって、ヒイキの引き倒しといわれようとも、頑として(…笑)最優秀と呼ぶにふさわしいのは済美なんだ!
金に飽かして築いた野球バカ学園だとか、脳が腐りそうな校歌だとか、つまらん中傷なんて気にするんじゃねえぞ。

さて、体育会系の権化、浦越所長が朝礼で威風堂々の訓示をした。
「私はずっと体育会系で育ってきましたので、こと挨拶については皆さん厳しいと感じているかもしれません」
エーッ!どこが厳しいの?教えてよ。
いってきます、ただいま帰りました、お疲れさまです…これさえ全然いわねえヤツがいるじゃん!
「今月も半ばを迎えて成績が芳しくありませんが、まだまだやればできる!予算達成を信じてがんばりましょう」
誰も聞く耳を持たねえよ(笑)そんな甘いもんじゃないことを知ってんだから。
おまえはここを攻めろとか、これじゃ値段が高すぎるから値引きしろとか、具体的に戦略や作戦を出してくれよ。
それもなしに「やればできる」といくら呪文を唱えたって、できっこねえだろがっ!

浦越所長が「やればできる」と訓示したのは、小泉総理の所信表明演説(12日)に触発されたからだ。
本人がそういったんだから、まちがいない。

では、第161回国会での小泉総理の所信表明演説「結び」より。
「やれば出来る」は魔法の合いことば。
この夏の全国高校野球選手権大会で活躍した高校の校歌の一節です。
自らを信じて努力すれば、明るい未来を切り拓くことができる。
(中略)
アテネオリンピックでもパラリンピックでも、日本人選手が多くの種目で素晴らしい活躍を見せ、我々に熱い感動と勇気を与えてくれました。
(中略)
ある選手は、「色は銅になってしまったけれど、私の人生の中では金以上の経験です」と笑顔で語りました。
日本の選手ばかりではありません。
ブラジルのデ・リマ選手は、マラソンでトップを走っている最中に、予想もしなかった妨害を受けたにもかかわらず、ひるむことなく笑顔で完走しました。
その何事にも屈しない力強い精神と明るさは、多くの人々に爽やかな感動を与えました。
(中略)
いかなる困難があっても、挫けることなく努力する。
失敗しても、次の成功への挑戦と受け止める。
やればできる。
勇気と誇りを持って、日本の明るい未来を築こうではありませんか。

この演説って、どこかなにか変だよなあ…って思うのは、ぼくだけか?
済美高は夏の選手権に限っていえば準優勝で、最後の最後に負けてるわけだし、浜口選手とデ・リマ選手は銅メダルだ。
準優勝と銅メダルをバカにしているわけじゃない。
立派な成績だ。
けれど、溢れるほどのやる気を示すべき所信表明で引き合いに出すのは、やっぱおかしいぞ。
夏の高校野球を語るなら、北の大地から出てきて初の頂点に立った駒大苫小牧をまずは称えるべきでしょ。
済美を愛媛の誇りだと思ってるぼくでさえ、そうゆうふうに思う。
アテネ五輪なら北島、野村、谷の3選手あたりかな。
パ輪(って略すの?)のほうは、絶対に成田選手で決まりだよ〜。

ぼくはこう思うんだ。
やればできる!
さあ、これからがんばろうよ!
国民を奮い立たせるような演説をするには、絶対に勝者を引き合いに出すべきだ。
もっとゆうと、小泉総理のように敗者(あえてそうゆうけど)に焦点を当てると、まるで最初から逃げ道を用意しているかのように聞こえちまう。

任期はあと2年あるし、やるだけやってはみるけどさー、もしダメならゴメンね〜。
「やればできる」の心意気でがんばるんだけど、やってもできないことだってあるからね。
もし失敗しても、次の「成功の架橋」だって受け止めてよ。

日本国の総理たる者、未来への決意表明の場で、「やってもできないかもしれないけど…」と自信がないのなら、「やればできる」なんて言葉を使うな!

ぼくが思ってることが、うまく伝わるかなあ…。
 

2004/10/13(水) 拉致の温床とゆうからにはワケがある
 
いちおう最初に断わっておくが、以下の文章は、全ての新潟県民を愚弄するものじゃない。
ろんめら新潟支部の人たちに、チンケな断わり文句なんか不要だけどね。

今週月曜日(11日)、新潟港にアメリカ海軍のイージス艦が入港した。
この艦は、北朝鮮の弾道ミサイルを警戒する任務を帯び、日本海に配備された。
いちいち書くまでもなく、北朝鮮の脅威から日本を守ってくれる“ありがたい軍艦”であり、普通の日本人の神経なら、「歓迎イージス艦様〜ッ!ウエルカム」といって大歓迎するのが当たり前ってもんだ。
ところが、篠田新潟市長は「平和と市民の安全を守る立場から、軍艦の入港は好ましくない」と述べている。
とてもじゃないが、この人はマトモな神経の持ち主だとはいえねーぞ。
絶対に頭がイカれてる。
新潟市民はもっと大きな声をあげて怒れ!
そして、今すぐリコールができないまでも、次の市長選挙では、絶対にこの人を落選させろ!

さらに、ある新潟市幹部は「よけいな緊張が高まる。県民の不安材料を増やしたくない」とコメントしている。
よけいな緊張ってなんだ?
新潟は(県も市もだ!)、客船とは名ばかりの巨大工作船「万景峰号」の入港に最大限の便宜を図っている。
10月6日の入港の際には、北朝鮮の治外法権まで認めるありさまで、たとえ一時的にせよ、北朝鮮の租界となった。
また、拉致被害者の家族会や救う会の抗議活動を妨害する「朝鮮総連」を支援している。
北朝鮮による拉致被害者が最も多い県だとゆうのに・・・こんなにまで腐ってやがる!
新潟はこうゆう特別な便宜を図る見返りに、朝鮮総連から何かもらってんのか?と疑いたくなるほどだ。
まあ、よけいな詮索は別として、長年にわたり新潟が拉致の温床となっていた背景には、こうゆうことがあるってことだ。

17日は新潟県知事選挙の投票日。
驚いたことに、イージス艦入港に抗議活動をした市民団体が支援する多賀秀敏候補が最有力だとゆう。
こんなんじゃ、拉致問題の全面解決なんて程遠い(…ガッカリ!)
「平和と県民の安全を守る立場から、万景峰号の入港を断固認めない」
こんなゲンキ!ゲンキ!な候補者はいねえのか?

新潟県民の皆さん、どうか日本国民として当たり前の選択を!
つまり、体のなかを流れる血も頭脳の働きも「日本人」である人を、絶対に選んでくださいってことだよ。
日本人の血が流れているのに、頭のなかでは金ブタを崇拝してるようなヤツじゃダメなんだ。
全国の皆さん、今度の日曜日は新潟県知事選挙に注目!

 ◇ ◇ ◇ ◇

自殺系サイトで知り合った若者たちの集団練炭自殺(一酸化炭素中毒死)が、流行の兆しを見せている。
昨日、埼玉県皆野町で発見された20歳〜34歳の男女7人の集団自殺は、過去最大規模のもので衝撃も大きい。
7人のうち4人が20歳で、そのうち1人は国立弘前大学3年生。
あとの3人は定職がないとか、大学受験に2度失敗したことが自殺の動機だと見られている。
定職に就けないならフリーターをすべきだとか、そんなことぐらいでなにも死なないでも…とゆうことは簡単だが、本人たちにすればよほど思いつめていたんだろう。
しかし、自殺するのは本人の意思によるものであり、自らの生命を絶つとゆう行動の全責任は本人にある。

ぼくは、こうゆう事件が起きるたび、自分はネット世界で出会った人たちに恵まれているなあと感じる。
毎日のようにメールで励ましてくれる[ろんめら仲間]の皆さん、ホントにありがとうございますっ!
今宵は深い感謝の気持ちを抱きながら眠りにつこう。
 

2004/10/12(火) 怠け者の節句働き
 
普段は怠け者のくせに、みんなが休む習慣になっている節句に限って、忙しそうに働く人がいる。
そうゆう人のことを指して、「怠け者の節句働き」とゆう。
休日出勤をしている人が、自嘲気味に「いやあ、怠け者の節句働きでねえ」と笑ったりするのは、ここからきている。

人が休んでいるときに働けば、それなりに目立つのは当然のこと。
「みんなが休んでるときでも、俺はちゃんと働いてんだぞっ」
こうゆうパフォーマンス効果を狙う意図があるのは確実だ。

でも、考えてみれば、休日に働かなければいけないってことは、平日に人並みの仕事ができてない証拠なんだ。
学校でデキの悪い子どもが、「補習」とかゆう名目で、放課後残されるのと同じことなのかもしれない。

ぼくの会社にも、毎週日曜日に必ず出勤している営業マンがいる!
52歳にもなるオッサンで、営業成績がズバ抜けて悪い。
朝礼で日計数字発表を聞いているとわかるけど、ほとんど毎月ビリだ。
はっきりいって、みんなの足を思いっきり引っぱってる(…笑)

ある日、ぼくはこのオッサンに、なぜ毎週日曜日に出勤するのか、聞いてみたことがある。
答えは、努力する姿勢を示さなきゃ肩を叩かれちまうから…だって!
案の定、がんばってるフリだけして、お茶を濁してるだけのことなんだ。
で、上司はどう考えてるのかとゆうと、「休日返上で努力している姿勢は評価している。みんなも少しは見習いたまえ」ときたもんだ。
オッサンの思惑通りとゆうべきか、部下の動きが全然見えてないとゆうべきか。
天下泰平な会社に乾杯!って気分(…自虐でやんす)

ちなみに、聞くところによると、このオッサンは平日17時半には帰社し、19時には帰宅の途につく。
若手営業マンのひとりは20時頃にならないと帰社しないし、帰宅の途につくのは22時以降だ。
営業成績は毎月たいていトップ。
オッサンと若手の総労働時間を計算してみると、若手のほうがはるかに時間が長い。
1日当たりで3時間もの差があるんだから、休日に出勤したくらいでは全然追いつかない。
それなのに、成績が悪くても休日出勤しているほうが褒められる。
がんばっている姿勢の評価なんて、所詮こんなもんだ。
よりインパクトのあるパフォーマンスをやったほうが、絶対に有利なんだ。

けれども、社員の貢献度を成果主義で評価する会社では、こうゆう理不尽な現象は絶対にあり得ない。
自分が勤めている会社が成果主義なのか、あるいは、パフォーマンス重視主義なのか。
このことをしっかり把握して仕事をしないと、特にぼくら若手は「安くコキ使われるだけ」ってことになる可能性が高い。
また、会社の判断基準のなかには、居心地の良さも入ってくるから、いっそう複雑怪奇…なのだっ。

ところで・・・。
今日、ぼくも何か社会貢献をしようと思い、献血しに行ったら・・・。
ガァーン!献血不適格者ってことで断わられた。
毎日薬を飲んでるぜんそく患者はダメだって!
全然知らんかったーッ!
 

2004/10/11(月) 個性は自分だけのもの
 
「スクランブル交差点」とは、クルマと歩行者それぞれに「専用青信号」があり、両者の通行を完全に分離した交差点のことだ。
では、「歩車分離式信号機」とはどうちがうのか?
簡潔にゆうと、歩行者がどの方向へでも横断をしても良いのが「スクランブル」で、歩行者の進行方向が決められているのが「歩車分離式」なんだ。
しかし、混同して使われている場合が多いので、同じだと思っていても別に支障はなさそうだ。
交差点でクルマが右左折するとき、歩行者や自転車をはねたり巻き込んだりする事故が多発していて、そうゆう事故をなくすために開発された。

日本に初めて登場したのは、1969年3月5日、なんと熊本市の旧国道57号線にある子飼交差点が第一号。
東京では1970年代から設置されている。
ぼくが住んでる地方都市にも、市街地に何か所かの「スクランブル交差点」と「歩車分離式信号機」がある。

信号停止をしているとき、行き交う人の流れを見ていると、特にスクランブル交差点はおもしろい!
こちら側から向こう側へ歩いてゆく人、反対に向こうからこちらへと歩いてくる人。
斜めに横断する人、まっすぐ渡る人。
下を向いて歩いていて、前からくる人とぶつかる人もたまにはいる。
人間の行動は、一定方向には向かっていない。
驚くほどバラバラだとゆうことがわかる。

つまり、人間にはそれぞれいろんな目標があり、生き方があるってことだ。
交差点を歩く人たちを眺めていると、そんな気がする。

与えられた条件がちがうし、生き方もちがう以上、「これが絶対有利な個性」とか「一番優れた個性」とゆうものは存在しない。
だから、一番自然なのは、自分の個性に合った生き方をすることなんだ!

それなのに、自分の個性に合わない生き方を無理やりしようとして、もがき苦しむ人がいる。
そうゆう人に限って、「自分には才能がない」と嘆き、「あいつのように恵まれてないから…」と他人を羨む。

無理をしてまで、ほかの人たちと同じことをする必要はない。
どうして人と同じようにしなければいけないんだ!?
ぼくの個性はぼくだけのものなんだから・・・。

 ◇ ◇ ◇ ◇

交差点で信号待ちをしているとき、ふと口ずさむのがGLAYの「BELOVED」って曲。

やがて来る♪それぞれの交差点を♪迷いのなか立ち止まるけど♪それでも人はまた歩きだす

時代が移り変わろうとも、この詞が持つ永遠の普遍性は絶対にすごいっ!
 

2004/10/10(日) 部屋にやって来た天使と…
 
昨夜の続きだけど、間もなく日付変更線がぼくらの真上を通過する(?)

シャワーを浴びて出てくると、食事の支度ができている。
そういえば、風呂場もピッカピカ!感激とゆうか、さすがに恐縮・・・。
カップ入りじゃないホンモノの味噌汁のにおいが懐かしい。
ふたりは90p角の小さなテーブル(兼コタツ)を挟み、向き合って座った。
付き合いはじめて3週間。
至近距離で向かい合うのはまだ照れる・・・とゆうか、キミの視線が痛いくらい眩しいっ!
目が合うたびキレイな瞳に吸い込まれそうで、ぼくはわざと目を伏せる。

今夜の献立はトンカツとポテトサラダ、それに味噌汁。
何が食べたいのか聞かれて、とっさにそう答えた。
ホントゆうと、キミに作ってもらえるなら何でもよくて、ただコンビニの弁当程度のメニューしか浮かんでこなかっただけなんだ。
このあたりは長いひとり暮らしの悲しさか。
いや、日本男児の清貧思想、もっと美しくゆうと質素倹約の美徳かなあ。
貧乏青年の哀愁だなんて、そったら卑屈なこたぁ絶対に考えねーど(…笑)

「ゆうやクン、なに考えてるの?」
「はいっ。えーっと、なんでトンカツにしたのかってことを論理的に考えてたんだ」
「ふーん、どこか具合でも悪いのかなって心配したよ」
「ごめん」

ふたりともアルコールは飲まないから、とりあえずジュースで乾杯!
トンカツを一切れ口に運ぶと、ん?コロモが硬い!
「ごめんね♪ちょっと揚げすぎたみたい」
「そんなことないよ、うまいうまいっ」
「ホントに?よかったあ」

食事を終えたあと、ぼくらは長渕剛のDVDを見ながら、いろんな話をした。
「ゆうやクンはこの人に憧れてるらしいけど、全然ちがうタイプだよね〜」
「うん。正反対かな」
「無理して強がることないと思うよ。ゆうやクンはそのままでカッコいいんだし」
「そうかなあ?」
「うん。もっと自信持たなきゃ。さやかの病院でも人気なんだよ」
「真里ちゃんもか?」
「真里はちょっとヤンキーっぽい人が好きだから、タイプじゃないみたい(笑)」
「それはこっちのセリフだよ!てゆうか、あのとき入院できてよかった〜」
「ホント!さやかもドキドキだったよ」

DVDの演奏が終わり、ふと会話が途切れる。
お互いに視線を合わせられない…ビミョーな沈黙。

キミが重苦しい雰囲気を打ち破ってくれる。
「ねえねえ、せっかくだから日記書いてるとこ見せて」
「ああ、いいよ」
ぼくは座椅子に座り、ノートパソコンの電源をONにする。
さやかは座椅子に後ろからしがみ付く感じで、ぼくの肩越しに画面を見てる。
吐息が耳にかかりそうで、心臓が高鳴るし、頭がクラクラしそう。

そうだ、今日のタイトルは『天使が部屋にやって来る』にしよう。
「また台風だ・・・今度は22号が四国の南沖を通過中!」
で、あとが続かず。しばし…キミがいることを忘れて考え中。
「ゆうやクン、ちがう人みた〜い」
そんなことをいわれると、気が散ってとても無理だよ。
ここは最大集中!

それも束の間、突然、ぼくは本で頭を叩かれる。
「イテッ!なにすんだよー!!」
振り返ると、キミが恐い顔をして仁王立ちしてる。
その手には、なんと数冊のエロ本がっ!
しまった!ほかの本と一緒に本棚に立てたままで、隠すのをすっかり忘れてた。
きっと、ぼくの横顔を覗きこんだときに目に入ったんだ。

「ゆうやクン、こんなの見るの?」
「いやあ、それは・・・ちがうとゆうか・・・ちょっと」
「こんなの見てる人、さやか、大キライ!」
「・・・(言葉が出ない)」
「ゆうやクンはエッチな本なんか見ないって信じてたのに、どうして?」
「・・・」
どうして(?)と聞かれても、まさか「こんなエロ本見ながら、ひとりであんなことやってます」とはいえねーよ。
「ちゃんと答えてくれないと許さないからね!」
どうやら観念するしかなさそう。
「ゴメンなさい」
「彼女がいなくて寂しかったから、たまに見てました」
「でも、これからはもう見ません」

キミは体育座りをして、ひざのところに顔をうずめた。
もしかして、こんなことで泣いてんのか?
ぼくは座椅子から立ち上がり、キミを後ろから抱きしめる。
「ぼくはさやかが大好きだ。いっつもさやかのことだけを考えてる」
ぼくはキミの肩を起こし、ゆっくりと振り向かせる。
見つめ合うふたり・・・言葉はいらない。
キミが瞳をとじて、ぼくはタコみたいな口をして、いや、ぼくは鈴木亜美風のアヒル口のほうが得意(…笑)
で、ここから先は・・・R18指定なのだ。

ひと言でゆうと、24年間生きてきて一番幸せな日だったかも。
 

2004/10/09(土) 天使が部屋にやって来る
 
また台風だ・・・今度は22号が四国の南沖を通過中!
仕事に出かける直前、[さやか]からメールが入った。
「おはよう!受付に預けたからね」
通訳すると、お弁当を作って病院の受付の子に預けたから、出勤途中で病院に立ち寄って受け取ってね…ってこと。
夜勤じゃない日はたいてい作ってくれているんだけど、たまに作れない日もあるから、こうやってメールで連絡してくれるんだ。
ぼくの部屋から会社までは約7q、彼女の病院はちょうど通勤経路上にあって、部屋からだと5qぐらい。

欲をいえば、お弁当を直接手渡されて、「いってらっしゃい」と送り出してもらえたら最高なんだけど・・・。
朝8時過ぎといえば病院はかなり忙しい時間帯で、いちいち彼女を呼び出してもらうわけにはいかない。
まあ、彼女がいなかったときのことを考えたら、たとえ真里ちゃんから「さやかを泣かすんじゃないよ」と凄まれつつ手渡されたとしても、幸せの価値はちっとも下がらない。

で、好きな女の子が作ってくれるお弁当が「おいしい」のは当然!
ハートマークのふりかけ、タコのウインナ―、ウサギのゆで卵…幼児趣味(?)も愛しい。
弁当箱のフタを開けたときから食べ終えるまで、ウルトラハッピーな気分に浸れるんだ。
覗きこんだ人から冷やかされることもあるけど、それはそれでうれしくもある!

さてさて。
【ヒミツの大計画】
今夜、さやかがぼくの部屋にやって来る!
夕方病院を退けてから先に部屋に行き、晩ご飯を用意してぼくの帰りを待ってくれることになってる。
さらに、掃除と洗濯もやってもらえるから、世話好きな彼女でよかった〜。
昔の彼女の写真やラブレター、プレゼントなんかは、1年半前の引っ越しのときに全部捨ててあるから全然心配ない。
ぼくが留守の間に家捜しをされると疑ってるわけじゃないけど、見られたらヤバい物はいちおうチェックして、完璧な備えをしたつもりだ。
けど、なんだか心配。
そうだ!フトンが敷きっ放しだ。パンツも脱ぎ散らかしたまんま。
入院してるときにパンツ姿なら何回も見られてるけど、汚れてるヤツを拾い集めて洗濯してもらうのは、ちょっとハズいよなあ。
けど、くだらないことで部屋に戻るわけにもいかないし、まあいっか!

そんなことより、ぼくの帰りを部屋で待ってくれてる人がいるのは、何年ぶりのことだろう?
母ちゃんが家出した15のとき以来、なんと11年ぶりの快挙じゃん!
苦節11年、ついにぼくにも幸運の天使がやって来るってゆうと、ちょっとオーバーか?
でも、彼女と一緒に過ごせる喜びにワクワク。
ほんのちょっとだけ…イケないことを考えたりしてドッキドキ!
さっぱり仕事が手につかねーよー。

帰りたい♪帰れない♯青春と呼ばれた日々に
戻りたい♪戻れない♯狭間で叫ぶ俺がここにいる
引用するにはシチュエーションが全然デタラメだけど、今日の仕事中はこんな気分だったかな。

午後10時頃、一日の仕事がようやく終わり、ぼくは彼女にカエルコールをした。
「今から帰るよ」
「うん。気をつけてねっ」
宅急便センターから部屋まで9qの道のりを西へ西へ…。
キミの笑顔を1秒でも早く見たいから、ぼくは軽トラでぶっ飛ばす。

マンションの駐車場、ぼくの駐車スペースに、本来ならバックで入れるとこだけど、今夜は頭から突っ込む。
エレベーターを降り、通路を走り、部屋の前に立つと、いつもは真っ暗な部屋に明かりが灯ってる!
インターホンを押してみた。
「ハイ、どちらさんですか?」
「宅急便のゆうやです」
ドアを開くと、そこにはぼくの天使が立っていた。

「ただいま」
「お帰りなさい。疲れたでしょう」
「ううん。来てくれてありがとう。部屋がすっげーキレイだ」
「がんばって掃除したからねっ」

これから先、何回でも会えるだろうけど、今日とゆう日のキミに会うことは二度とできないんだ。
大好きなキミの笑顔と言葉を、その瞬間ごとにしっかり記憶に残したい!

 ◇ ◇ ◇ ◇

文中引用した歌詞は、長渕剛『勇次』
 

2004/10/08(金) 初恋は遠くにありて思うもの?
 
海辺の小さな町に住む少年と少女の初恋物語。

少年は海辺のあばら家に住む貧しい家庭の子。
一方、少女のほうは、高台の新興住宅地の一角に豪邸を構える裕福な家庭に育った。
ふたりは保育園の頃からの幼なじみで、小中学校の9年間ずっと同じクラスだった。
お互いチビだったから、背の小さい順に並んだとき、必ずふたりが一番前にいた。
朝礼、運動会、遠足、全校集会・・・学校行事のとき、とにかくいつも隣同士だった。
駆けっこがズバ抜けて早かった以外に取り柄が見当たらない少年だったが、小学校高学年あたりから、少女は少年に対し淡い恋心を抱きはじめる。
鈍感な少年はそのことに全く気づかなかった・・・。

小学校時代、少年と少女はともに「中の上」くらいの成績で、特に「頭がいい」といわれることはなかった。
が、中学入学と同時に行なわれた実力テストで、少年は136人中で4位となり、周囲からは「突然変異」と不思議がられた。
平凡を絵に描いたような少年に、もちろん突然変異など起きようはずがない。
実は、小学5、6年のときの担任が貢ぎ物を差し出してくる金持ちの子どもらをヒイキして、貧乏人の子どもは冷や飯を食わされた…それだけのことだ。
少年はこの“躍進”に気をよくして、少しだけ勉強するようになった。
勉強とはいっても、塾に通ったり、参考書を買ってもらったのではない。
学校の教科書を何度も何度も繰り返し読んだだけだ。
そして、中1の1学期中間試験で、少年は学年トップに立った。
以後、中学卒業までの全期間において、トップの座から滑り落ちることは一度もなかった。

中1の10月、少年はその年度後期(10月〜3月)の生徒会役員の書記に立候補した。
とはいっても、自分が立候補したわけではなく、担任の教師が無理やり立候補させたのである。
担任は、チビな少年が演壇に立ったときの見栄えを考えて、応援演説者には少年より背が低いことを絶対条件とした。
しかし、男子には該当者がなく、普段から仲良しである少女を指名した。
少女は演説内容を一生懸命に考え、最後のひと言を「今までの彼はあまり目立たなかったけれど、人一倍がんばり屋で“見ようによっては”すごくかわいいです」と結んだ。
たしかに少年はモテるほうではなかったが、そのとき演壇に立った少年には「勉強ができる子」とゆう後光が射していた。
単純なイメージ作戦は奏功して、少年は選挙に当選。一躍校内の人気者となった。

少女は少年の活躍を自分のことのように喜んだが、一方では、その存在がだんだん遠くなるようで、大きな不安も感じていた。
中1の3学期、バレンタインデーのときに少女は本命チョコを渡そうと決意したものの、告白してフラれたら友だち関係が壊れてしまうのではないかと思い、最後まで迷った。
少女のそんな気持ちも知らず、ふたりだけの帰り道で少年は「すげーよ!こんなにもらったの初めてだ」といって、他の女の子からもらったチョコを見せた。
その夜、少女は泣き明かし、翌日は学校を休んだ。

中2の1学期、少年と少女は揃って男女の学級委員長に選ばれた。
また、少年は前期(4月〜9月)生徒会役員選挙に立候補し、再び少女の応援演説を仰ぎ、副会長に当選した。
生徒会行事の準備やホームルームの運営計画など、放課後ふたりきりになれる時間が多くなり、少女は一層少年に対する思いを強めていった。

夏休み、少女に絶好のチャンスが訪れた。
生徒会役員と各クラスの学級委員長らが集い、2泊3日でリーダー研修の合宿をすることになったのだ。
海辺のスポーツセンターの宿泊施設で、午前中は講義を聞き、午後はオリエンテーリングや国道のゴミ拾い、球技場付近の草むしり、夕方からはキャンプファイヤーやカラオケ大会まで行なわれた。
研修とは名ばかりで、どうやら親睦行事といった趣きだ。
が、少女にとってはそんなことはどうでもよくて、就寝から起床までの時間以外は、ずっと少年の隣にいられることが何より幸せだった。
さらに、カラオケ大会で優勝はできなかったが、少年がはにかみながら唄った「ガラスの十代」を聴き、少女の思いは頂点に達した。
2日目の行事が全て終わった夜、少女はありったけの勇気を振り絞り、海が見えるテラスに少年を呼び出した。

「ゆうやクンって唄も上手なんだね」
「そうかあ?緊張して全然ダメだったよ」
「そんなことない!一番よかったよ」
「ありがとう。で、何の用事?」

「あのう・・・どうしてもいいたいことがあって・・・」
「なんだよ?」
「いま伝えておかないと、あとで絶対後悔すると思う」
「そんな大事なこと、帰ってからでもいいじゃん」

「わたし、ゆうやクンのことが好きです」
「え?」
「ゆうやクンは最近いっぱいモテてるけど、わたしはずっとずっと前から好きでした」
「ぼくも江梨子が好きだよ。“見ようによって”じゃなくて、マジで一番かわいいって思う」
「ホント?」
「うん」
「じゃあ、交換日記してほしい」
「えーッ!ヤだよ〜」
「いいの!ゆうやクンは読むだけでもいいから!」

間もなく少年は、読むだけでは済まされないことを思い知らされる(…笑)
とゆうことで、ロンメル将軍はじめての作品は、初恋の女の子に書いた交換日記なのでR!
 

2004/10/07(木) 命名☆ゆうや
 
サイトを通じて知り合った友だちから、ぼくは「ロンメル将軍」とか「ロンメルさん」と呼ばれる。
それがHNだから当然のことだ。
たまにだけど、ぼくに敵意を持っている相手からは、「やい!ロンメル」などと呼び捨てにされる。
人格攻撃をしかけてくるタチの悪い相手は、わざと実名の「前田」と呼んで恐怖心をあおろうとする。
こう書いてくると、また荒らしの分析かって思うだろうが、そうじゃない。

久しぶりに彼女ができてから、名前で呼ばれることが多くなったなあ…と感じている。
仕事のときも「前田くん」と呼ばれることがほとんどだし、ぼくの場合とくに、本来なら名前で呼んでくれる回数が最も多いはずの親がいないから、よけいにそう感じるのかもしれない。
彼女と会って話しているときに「ゆうやクン」と呼びかけられたり、メールの文中に「ゆうやクン」の文字を見つけると、たったそれだけのことで特別な愛情が込められているような気がしてうれしい。

ぼくは自分の名前が好きになったみたいだ。
では、前は嫌いだったのかとゆうとそうでもない。
「ゆう」の音には優しい響きがあるし、ひらがなの「ゆ」は50音のなかでも一番かわいい文字だと勝手に決め付けていたくらいだから、「ゆうや」って名前が嫌いなはずがない。
最近もっと好きになったってことだ。

ぼくは誰にどうやって名付けられたんだろう・・・。
話は、父ちゃんと母ちゃんが出会ったころにまでさかのぼる。

 ◇ ◇ ◇ ◇

父ちゃんは、母ちゃんが勤める水産物加工の工場に毎日獲れたての魚を届けていた。
そこで、父ちゃんは母ちゃんにひと目惚れ。
なにしろ母ちゃんは、極道一家の末っ子(男5人、女2人の計7人兄弟!)とゆう点を差し引いても、完全無欠に可憐だった(そうだ)。
猛アタックの甲斐あって、交際開始からわずかの間に母ちゃんのお腹には早くも新しい命が宿った。
それがぼくだ。

が、当時父ちゃんは16歳で、母ちゃんはまだ15歳だった。
「ふたりとも若すぎるし、今回は堕ろすか」
本人たちも周囲も実に怠惰な雰囲気で、このままじゃぼくの命は危うかった。

中絶に傾いていた世論を打破し、ぼくの危機を救ってくれたのは、母方のじいちゃんだ。
ある日、父ちゃんを呼びつけて一喝!
「娘の腹におる赤子、おまえはどないするつもりや?アンッ!」
ビビッた父ちゃんは、ヘビににらまれたカエルだ。
もうこうゆうしかない。
「はいっ、産んで育てます」
独裁帝王、極道じいちゃんのお言葉で、ふたりは勢いづき「デキちゃった婚」へと突っ走る。
父ちゃんは血筋の悪い娘との結婚を理由に、実家から勘当された。

こうして1980年2月9日、ぼくは赤十字病院で生まれた。
「祐弥」って名前は極道じいちゃんが、「天のたすけをたいそう浴びる子になりますように」と願いを込めて名付けてくれた。
今になってよ〜く意味を考えてみると、すっかり他力本願じゃねーかよ(…笑)
でも、小学生の頃、先生から「自分の名前の意味を親に聞いてきなさい」といわれ、母ちゃんに聞くと、即座に答えてくれて感激したもんだ。

さて、このじいちゃんは名付け親だけでは飽きたらず、5ヶ月間限定でぼくの父ちゃんになったこともある。
ホンモノの父ちゃんは、ぼくが生まれたときにはまだ18歳未満だったため、婚姻自体が認められなかった。
したがって、ぼくは戸籍上じいちゃんの子どもとして養子縁組されることで、ようやく日本国民となった。
5ヶ月後のその年7月、晴れて戸籍上でもホンモノの父ちゃんの子どもになったんだ!

 ◇ ◇ ◇ ◇

【朝一番のフェリー】
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2004/10/06(水) ウサギ人間☆ロンメラー
 
読者の皆さまへ

昨日午前2時35分、【御意見板】に書き込んだぼくの発言。
「・・・条件付きで顔写真を公開します!・・・多くの方に望まれて…とゆうのがベストなので」
「とりあえずは、こうゆう回答で納得していただきたいと思っています」
この発言に対し読者のみんなから届いたメールが、7日午前9時の時点で26本あります。
掲示板で見たことがあるHNの人からのものもあれば、匿名の人もいます。
多数決ってわけじゃないけど、ぼくの顔写真公開に肯定派が14本、反対派が12本でほぼ同数です。
反対派の人の意見のなかには、問題となったスレの17番目のレス(匿名希望さん)みたいに痛烈なものもありました。

ショックでした。
実際にハンマーで頭を殴られたら死んじまうけど、何かにたとえてゆうなら、それぐらいのショックを受けています。
すべて自分の身から出たサビなんですけど・・・。
でも、それは書いてある言葉にショックを受けたんじゃありません。
軽率な発言をしてしまったことに対する、深い自責の念からくる痛みです。

そこで、今さらいい訳しても遅いので、読者のみんなに素直に謝ろうと思います。
ゴメンなさい!
期待させるような発言をして、ホントに申し訳ない気持ちでいっぱいです。
いろいろ考えた結果、ぼくは顔写真の公開はしないことに決めました。

ぼくの場合、ほとんど「自分」の身の周りで起きた事実をもとにして書いているわけで、どうゆう顔をした男なのか…わかってもらっていたほうがお互いにいいだろうと考えたんだけど、あまりにも軽率でした。
掲示板荒らしについては、それなりに防御したから、今のところは平穏そうに見えます。
しかし、脅迫めいたメールやストーカー的で相当エッチな内容のメールを送り付けてくる心ない人たちがいて、この2日間はイタズラメールの本数が増えています。
そうゆう人に写真を悪用されたら、今のぼくじゃ弱すぎて、たぶん壊れちまうと思うんです。

だから、[ばす]さんが書いてたように、ちゃんと本を出版して一人前の作家になるまで、写真は公開しません。
どうかご理解いただきますようにお願いします!

あと、ぼくのイメージですが、9月26日付の日記「天使と悪魔 ―仕事したくない編―」の下に貼り付けてあるイメージ画像を思い浮かべてもらうと、相当ありがたいって感じです。
あんなにカッコかわいかったらアイドルにもなれるけど、ネットはイメージの世界なので・・・ってことにしておきましょう!

これからもがんばりますので、ひとりでも多くの人に応援してもらえたらうれしいです。
てゆうか、ぼくはウサギみたいな人間だから、寂しすぎると死んじまうかも(…笑)
みんなからの励ましがないと、とてももちません。
ではでは。
 

2004/10/05(火) やればできる
 
「やればできる」とゆう言葉には、2種類の反応があると思う。
ひとつは、「ホントにそうだよなあ」とゆう反応。
もうひとつは、「一種の気休め」「ある種の励まし」「単なるおまじない」とゆうものだ。

心のなかで強く願わないことには、願いごとが叶うはずもない。
が、願ったことの全てが必ず叶うかとゆうと、そうではない。
したがって、「やればできるなんて、気休め☆励まし♪おまじない」とする反応は、ごもっともだといえる。
冷静に考えたら、そっちのほうが理(物事の道筋、道理)にかなってる!

現在のぼくは、物書きとしてまだまだ未熟だ。
過去についても、会社勤めに適応できなかったし、仕事も勉強も恋も…何もかも中途半端で済ませてきた。
だから、「やればできる」って言葉に込められた真実が見えない。
「やればできる」といえるだけの成果を残したことがないから。

けれども、理にばかりこだわって下す判断とか生き方は、理を超えることはない。
理の檻のなかに自分を閉じ込めるわけだから、そこから足を踏み出せないんだ。

二流(三流かも?)大学卒のサラリーマンが、ぼくが書いた文章をバカにする。
言葉使いがガキっぽい、幼稚な考え方、論理性がない、青くさい、メール文に毛が生えた程度、カギカッコが多い、[?][!][…][っ]の乱用、たしか人間愛に欠ける?ってのもあったよなあ(…笑)
冷静に考えたら、彼らがゆうことは理にかなってる!
文語体の檻のなかから理に沿って眺めれば、ぼくの文章は日本語をナメているように感じることだろう。

しかし、日々のくだらない出来事、たとえば「サディスティック法律事務所事件」「下着ルック女事件」「恋と病のぜんそく物語」「熱い戦い―朝礼―」「天使と悪魔」なんかを、彼らが活写できるか?
できねーだろ!
それは彼ら自身が認めてる。
これが何を意味するのか?
ぼくが今の日記エッセイにかける意気込みとか、「皆伝!秘密情報」の頃から集積してきたパワーが、表面的な整合性を上回ることもある!
そうゆうことだ。

ぼくら若者は、意気込みとパワーで理を打ち破れるとゆうことを体験として知ることがあまりない。
年齢を重ねるごとに実感するものなのかもしれない。
いや、ホントは体験してるのに気づかないだけなんだよ。

だから、ぼくは「やればできる」とゆう言葉を信じてチャレンジし続けたい!
理の檻に閉じこもったヤツらには負けねーぞ!
 

2004/10/04(月) 頭髪爆発で一触即発!大ピンチ
 
ケータイが奏でるアラームのメロディに目覚め、カーテンを開ければ、外はさわやかな秋晴れ。
そっと深呼吸をしてみると、ほんのわずかな引っかかりもなく、普通に息ができる!
ぜんそく患者にとっては、たったこれだけのことが、何よりもありがたいことなんだ。
窓を開けると、ちょっと冷たい空気が流れ込んできた。
そろそろ衣替えにすっか。
そう思い立ったぼくは、オンボロの簡易クローゼットから長袖のカッターシャツとツナギを取り出した。

今日は本社から、社長はじめ重役連中が大挙してやって来る日だ。
土曜日の帰り際、矢張部長からこういわれた。
「やっぱり朝礼には…っぱりワイシャツにネクタイをして参加してほしいなあ」
ジャマくさいけど、ここは従うしかない。
ぼくはカーディーラーなんかで展示会をするとき、多忙な(?)社員の代わりに受付をすることもあって、ネクタイ姿で出勤することがたまにはあるんだ。
それに、つい1年半前までは商社マンだったわけで、ネクタイをすること自体はそれほど苦にならない。
会社の更衣室で、カッターシャツからツナギに着替えるのが面倒くさいだけのことだ。
洗濯物だって増えちまう(…笑)

『めざましテレビ』を見ながら、トーストを頬ばり、オレンジジュースを流し込む。
電気シェーバーでヒゲを剃り(薄いからアッとゆう間に完了)、歯を磨いて、朝シャン!
カリメロみたいな髪型(本人はソフトウルフカット?!のつもり)だから、ドライヤーで無造作に乾かすだけでOKだ。
おっと、ぜんそくの薬(3種類)を飲んで、吸入もしておかなきゃ。

ここで浦越所長にいわれたことを思いだした!
「次の月曜の朝はクルマが増えるから、キミはバイクか自転車で来てくれ」
仕方ない・・・ぼくはヘルメットを被り、原チャリで出勤した。
天気がいい日に風を切って走るのは、チョー気持ちいいーッ!
それに、渋滞だってすり抜けられるから、早いのなんの。
クルマなら20分以上かかるのに、12〜13分で着いちゃった。

「おはようございま〜す」と事務所に入ってゆくと、みんながぼくのことを指差してゲラゲラ笑う。
無礼者めっ!
「おまえ、その頭どうしたの?」
「昨日髪切ったんですよ。カッコいいでしょ?」
「どこが?早く鏡見てこいよ」

ぼくはトイレに駆け込み、自分の顔を見た。
わーッ!ショック!!普段の清楚な(?)ぼくじゃねえよ。
前髪は見事に跳ね上がってるし、トップがビンビンに立ってる!
まるで別人だ・・・ヘルメットの被り方が悪かったみたい。

「さて、どうしよう」
パニクってるところへ、貧血との熱い戦い☆朝礼開始のゴングが響く。
仕方ない・・・パンクロッカーのまま朝礼に出る。
みんなが横目でぼくの顔を見ては、思いっきり奥歯をかみ締めてる。
極端にエラが張ってるからわかるんだ。
まさか社長の訓示中に、プッと噴きだすわけにはいかない。
一触即発とはこのことで、もう必死になって笑いをこらえてる様子がありありだ。
あ〜ハズ〜イッ!

今日もお粗末な一日だった・・・そんな気がする・・・ロドリゲスッ!じゃなかった、今日このごろ。
 

2004/10/03(日) あっ!これがぼくの原風景だ
 
ぼくだって、やればできるんだーッ!
今日だけで5日分の日記を書き上げたぞ。
名誉なことでも何でもないけど、とにかく最高記録更新だ。
やっとの思いで入院中の出来事を発表できたから、これでやっと次に進めるような気がする。
でも、「じゃあ、次に何すんだよ?」と聞かれると、かなり困っちまう。
今のぼくには連載モノを書き進めるだけの時間も力もない。
とにかく日記形式でしか書けないんだから、予定ってものがない(…笑)
その日の出来事や感じたことなんかを書くしかないんだ。

人間にはそれぞれ原風景とゆうものがあって、ふとしたときにその原風景を思いだし、懐かしさに浸ったり、勇気づけられたりする。
ぼくにとって原風景らしきものはあったけど、具体的にどの景色なのか…わからない。
ぼくは日記を書きながら朝になるのを待ち、少し肌寒かったけど、ベランダに出てみた。
手すりに頬杖をつき、ぼんやりと長い時間じっと海のほうを眺めていた。

波ひとつない紺碧の海、瀬戸内の海に浮かぶ小さな島、ゆっくりと走る小型フェリーと漁船・・・。

「あっ!これがぼくの原風景だ」
ぼくがこの世に生まれてきたことの意味が、今なら少しわかるような気がする。

 ◇ ◇ ◇ ◇

ぼくが生まれたとき父ちゃんは17歳7ヶ月、母ちゃんは16歳4ヶ月だった。
ふたりとも中学しか出ていない。
「高校中退」じゃなくてホンモノの「中卒」だ。
父ちゃんは漁師(そこそこ資産家)の息子だったが、連れ子だったため継父にイジメ抜かれて育ったらしい。
そのせいで、早くから結婚願望旺盛な少年だった。
母ちゃんの実家は近所でも札付きのお騒がせ極道一家で、ガラの悪いアンちゃんたちの巣屈になっていた。
だから、こちらも家を飛び出したいと願っていた。
それぞれの実家はわりと近所で、300メートルほどしか離れていない。
中学では1年先輩と後輩の間柄だ。

ぼくの両親は何を隠そう、漢字の読み書きができない。
これはホントのことで、自分の名前を書いたり、「一、二、三…」「東西南北」「左右」程度しか書けないし、読めない。
ぼくは小学校低学年の頃から、学校への提出書類なんか、親の名前も全部自分で書いていた。
学業成績なんかは推して知るべし…聞かないでほしい。
ぼくの文章が難しい漢字を多用せず“ひらがな”と“カタカナ”にかなりの部分頼っているのは、この両親の影響によるものだ?
それは冗談だけど、ぼくはひらがなが好きだし、変テコリンな漢字はカタカナで書いたほうが圧倒的に読みやすい!

さて、父ちゃんは中学卒業と同時に家業の漁師を手伝っていた。
ハッキリいって男前!美男子とゆうより、“男前”とゆう表現のほうがピッタリくる。
幼な系のぼくとは大ちがいで、父ちゃんは男らしく精悍、芸能人でゆうと高倉健(若い頃の!)タイプに属する?
ぼくはこうゆう顔に生まれてきたかったもんだと、今も悔やんでいるほどだ(笑)
とにかくカッコよくて運動神経抜群だったから、中学の頃は相当モテたようだ(本人談?)

一方の母ちゃんのほうは、近所の海産物加工場で働いてた。
“かわいい系美人”で、酒井法子タイプに属する!
母ちゃんに好意を寄せる同級生も多かったみたいだけど、極道一家の娘だってことが災いして(?)、残念ながら積極果敢にアタックしてくる男の子はひとりもいなかった。
で、後日、初めて付き合う人が父ちゃんってことになる。
「祐弥くんのお母さんって、若くてチョーきれい!」
と、みんなからいってもらえるから、ぼくは参観日が好きだった。

美形である代わりに極度のパープー!
天は二物を与えず…とゆうけれども、ぼくの両親はあまりにも典型的な例だといえる(…笑)

 ◇ ◇ ◇ ◇

【ぼくの原風景】
 ↓  ↓  ↓

2004/10/02(土) イチロー!日本男児の誇り
 
MLB☆マリナーズのイチロー外野手が、シーズン259安打のメジャーリーグ新記録を打ち立てた。
今日(現地時間は昨日)の試合までにイチローは、1920年にジョージ・シスラーとゆう選手が達成した257安打の記録まで「あと1本」と迫っていた。
イチローは、第1打席で三塁手の頭上をワンバウンドで越えるヒットを打ち大記録に並ぶと、続く第2、第4打席でもヒットを放ち、大記録をあっさりと塗り替えちまった(すっごい!)

そのとき、ぼくは事務所で待機してた。
ちょうど矢張部長も浦越所長も出かけていて、内勤のオジサンは有休。
つまり、同い年の女子社員と二人きりだとゆうわけで、歴史的瞬間を堂々とテレビで見ることができたーッ!
感受性の強いぼくだから(?)もう感動して目がうるうる・・・。
ソファーの隣に座ってた女子社員には、ちょこっと涙を見られちまったかな?

よけいなことだけど…
第2打席で新記録を打ち立て一塁ベース上にいるイチローに対し、「コングラッチュレーション!」のスタンディング・オベーションが当分(5分ぐらい?)鳴り止まず、さすがのイチローもリアクションにちょっと困った様子だった。
祝福したい気持ちはわかるけど、やっぱケジメってもんがなきゃ!
カンヌ映画祭で「華氏911」が最高賞を受賞したあとの起立拍手(?)もすごかったけど、どうも欧米人にはスタンディング・オベーションの長さで感激や祝福の度合いを示そうとする傾向があるんじゃないか?
熱しやすく冷めやすい日本人には、ちょっとこのへんは理解できないところかなあって感じ。

さて、スポーツ史にその名を永遠に刻んだイチローだから、いろんなエピソードには事欠かない。
なかでもぼくが見習いたいと思うのは、わりと地味めなことだ。
それは「何をするにせよ、トレーニングの時間を最優先して行動する」ってこと。
もっとわかりやすく書くと、イチローはどんなに親しい友人から食事に誘われても、トレーニングの予定時間を変更することはなかったそうだ。
普通の人ならば、「飲み会をするからトレーニングする時間を変更しようか」、または「サボっちゃおう」となるところだけど、イチローはちがう!
「その時間にはトレーニングの予定が入ってるから、終わり次第行くよ」と、こうゆう感じらしい。
独身時代、恋人とデートをするときもこの調子だったとゆうから、かなり驚きだ。
ぼくなら、恋人と会う時間をつくるために、他の予定を変えようと努力するだろう(…笑)
見習いたいけど、たぶん見習えない…と思う!

 ◇ ◇ ◇ ◇

今週は病みあがりで、久しぶりに仕事したから、かなりしんどかった〜!
台風21号による被害を受けた新居浜市(愛媛)では、高速道路、国道、一般道が全部寸断されちまった。
その影響で、とくに宅急便の荷物の入荷時間が大幅に遅れて、夜配の個数が大幅に増えたことも痛かった。
金曜日と土曜日にはゲンキの充電が切れて日記の更新ができず、そのことで「ぜんそく発作の再発」を心配してくれた人もいるけど、ぼくはこのとおり(といっても見えないけど…)ゲンキ!ゲンキ!です。

ただ、基本的に体力がないので、毎週金曜日あたりになると、ゲンキの消耗が激しいかも・・・。
あと、睡眠不足のときは曜日にかかわらず更新しません!
毎日楽しみにしてくれている[ろんめら仲間]には申し訳なく思いますが、どうぞご理解を。
あとA、9月分の日記で歯抜けになってたところを、とりあえず全部埋めましたーッ!
ぜひ読んでやってよね〜。
ではでは。
 

2004/10/01(金) お客様第一主義のまちがい
 
最近、[ろんめら少年団]の高坊(最初にいっとくけど…男の子だからなっ!)と毎日のようにメールで話してる。
純粋まっすぐな文章を読んでると、なんだか癒されてくるから不思議だ。
考え方や文章力もしっかりしてるし、「日本も捨てたもんじゃねえぞ」って勇気が湧いてくる!
「はいっ!ロンメル将軍はぼくの憧れの人でありますっ」と切々と訴えられたら、ぼくは照れるどころか、自信過剰になっちまうじゃないか!(笑)
とりとめのない話のなかで…
「宅急便の仕事をやってると、想像できないような出来事があるんですね〜」
「それだけ世の中にはいろんな人がいるってことですよね」
と、日記の内容に触れてくれたりするから、さらにうれしさ倍増!

さて、ひと口に「人間いろいろ」とゆうけれど、宅急便ドライバーとして感じる「いろいろさ」は相当に複雑怪奇だ。
でっかい一戸建ての家や超豪華マンションに住んでる人もいれば、老朽化したアパートの一室に住んでる人もいる。
職業だっていろいろ。
有名企業の社長もいれば、平社員や自営業者もいるし、専業主婦に学生もいる。
フリーターやプータローだっているはずだ。
もっと細かく分類すると、既婚者と独身者、不倫中の人と純愛中(?)の人、家庭円満に夫婦不和に家庭崩壊、社交的な人とそうでない人、大らかな人と細かい人、常識のある人とない人。
また、ほとんどが堅気の人だけど、ほんのわずかながらヤクザ者だっている。
さらに、あまり書きたくはないけど、ノーマルとアブノーマル…。

こんなにも雑多な人たち全てに通用するマニュアルなんてものは存在しないし、あるわけがない!
唯一近いものとして、中間管理職は「お客様第一主義」を唱える。
わざと自虐的に表現すると、お客さんのゆうことには絶対服従で、たとえ理不尽なことをいわれたとしても逆らったりしないってことだ。
要するに(クドイけど)、自分はお客さんより目下の存在だと心得なさいってこと!

けれども、こうゆう訓示を聞くたびに、ぼくはいつも疑問に感じる。
こんな卑屈な気持ちで仕事をしていて、果たして楽しいだろうか?って。
給料の高い低いは別として、仕事は楽しくなければ長続きしない。
今のぼくは、とりあえず荷物を届けることが仕事だから、たとえばモノを売らなければならない営業マンなんかと比べたら、とてつもなく単純作業だ。
これは一般論じゃなくて、ぼくの個人的な見解だけど、単純作業を楽しめるか、苦痛に感じるか…その分かれ目は「新しい発見ができるかどうか」にかかっていると思う。
新しい発見といったって、別に大したことじゃない。
「岩窟王みてえなこのオッサンの笑顔を見たのは初めてだ」とか、「このオバサンって、笑うとけっこうかわいいじゃん」とか、その程度のことでも立派な発見なんだ。

暗い顔してばっかりじゃ、新しい発見なんてできねえよ!
だから、お客さんと接するときは、とにかく笑顔で!
ぼくはそうゆうふうに心がけてる。
ただ、その笑顔は「ははっ、ご主人さまーッ」とゆう卑屈な作り笑い、営業スマイルじゃないよ。
対等に生きてる人間同士、明るくコミュニケーションするための自然な笑顔なんだ!
いろんなお客さんとうまく付き合ってゆくには、それが最善の方法だと思う。
せっかく微笑みかけてるのに、仏頂面を崩さない人もたまにいるけど、それはそれで仕方ない。
「心の貧しいヤツに会っちまった」と、心のなかで舌を出すしかねえだろ(笑)
 


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