【青春交差点】
 
いつもどんなときも。ぼくはぼくらしく。
 
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2004/10/25(月) 「世界に一つだけの花」について考える
 
『世界に一つだけの花』って曲は、たぶん誰でも知ってるだろう。
CDが売れなくなった今の時代に200万枚を軽く突破する売上を記録したんだから、賞賛に値する。
老若男女問わず幅広く支持されなけりゃ、絶対こんなには売れない。
でも、世の中にはいろんな人がいて、この唄が大キライだって人も大勢いるんだ。

この唄の良さは、他人との競争に勝つことよりも個性を大切にして自分らしく生きようよ…とゆうメッセージにある。
特に共感を集めたのが、次のふたつのフレーズ。
「生きるってことは自己実現することなんだよ」と教えてくれる、とても優しい歌詞だ。

bPにならなくてもいい♪もともと特別なonly one♪

そうさ僕らは世界に一つだけの花♪一人一人違う種を持つ♪その花を咲かせることだけに一生懸命になればいい♪

自分の容姿がキレイじゃないから、あるいは、学校や会社での成績が良くないからといって悩んでる若者は、大いに励まされるはずだ。
過酷な競争社会に敗れちまったオヤジ連中だって、なんだか救われるような気分になるだろう。

しかし、いかに幅広い層を励まし癒してくれる名曲でも、全ての人に受け入れられることはない。
だから、この唄が放つメッセージを聞きたくもないとゆう人がいても、全然不思議なことじゃないんだ。

この唄を批判する意見の代表格は、「負け犬根性を賛美している」とゆう痛烈なものだ。
たとえば、スポーツの世界に身を投じ常に勝利を目指している人、組織のトップに立つ日を夢見て奮闘している人、主席を狙って勉強している学生など。
そうゆう厳しい競争に打ち勝とうとしている人のなかには、この唄を聞いて「なに甘ったれたこといってんの?」と感じる人がいるかもしれない。
すでに社会的地位を築いている人のなかにも、「負け犬の遠吠えにしか聞こえねえよ」って人がいそうだ。

また、この唄を聴くときに頭のなかで描くシチュエーションによっても、メッセージの伝わり方がちがってくる。
仕事であれ試験勉強であれ、とにかく精一杯がんばってはみたものの、結果は目標に届かず、ライバルにも負けちまった・・・。
こうゆうときこそ、この唄の持つ優しさが抜群の威力を発揮しそうだ。
でも、人生を賭けるほど大事なことに精一杯がんばってる最中で、まだ結果が出ていないときに聴かされたらどうか?
「ダメでもいいじゃん。努力することに意義があるんだから」といわれてるようで、かなり不向きだ(…笑)

だけど、唄ってもともとそうゆうもんじゃないかなあ。
聴く人によって感じ方がちがうし、同じ人でも聴くときの感情によって唄の表情がちがって見える…とゆうか。
いろいろ考えてみたけど、結局無駄な考察だったかも。
とゆうことで、人がどう感じるのかを推測するのはヤメにした。

最後にぼく個人の評価を書いておこう。
★★★★(4つ星!5つ星が満点だよ)
生きることの意味を問う、素晴らしい唄だと思う。
 


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