【青春交差点】
 
いつもどんなときも。ぼくはぼくらしく。
 
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2004/10/26(火) 夜明け前 ―気持ちが揺れるときには―
 
中小企業や同族会社のなかには、組織としては会社になっていても、経営者の意識としては、社業ではなく「家業を守ろう」とゆう意識でいるところがある。
はっきりいって、そうゆう会社のほうが圧倒的に多い!
社員に与えられているルールと、同族やその関係者の言動に大きなズレがあったりするし、身勝手なことを平気でやって、それが当たり前だとしか思わないんだ。

町じゅうにゴロゴロと点在している自動車修理工場、個人経営のカーショップやガソリンスタンドなど・・・。
タイヤの配送で訪れる先には、そんな「会社とは名ばかりじゃねえか」って感じるところが多すぎる(…苦笑)

まあ、経営者が家業だと思ってる以上、その考え方の基本はあくまで「中川家(たとえば…だよ〜)にとってプラスかマイナスか」であり、身内に肩入れしてどこが悪いと思うのは当然なのかもしれない。
社員は家来・・・ぐらいにしか位置付けされてないんだ。
だから、経営者一族が身勝手な態度を変えようとするわけがない。
その結果として、時代の変化についてゆけず、あえなく倒産したりもする。

こうゆう会社では、会社経営を家業じゃなくて社業とする「発想の転換」が必要だ。
が、そうゆう発想は経営者ばかりか、勤続何十年とゆうベテラン社員からも生まれてこない。
長い年月の馴れ合いから、「こんなもんじゃねえの」とすっかり染まりきっているからだ。
でも、新人や若手社員には「なぜ?」「こんなんじゃダメだよな?」って疑問がある。
発想の転換とゆうのは、実はこの「なぜ?」とゆう素人っぽい立場から物事を考え直すことじゃないか。

けれども、名ばかりとはいえ経営者としては、彼らが抱く素朴な疑問がうざったくて仕方ない。
まっすぐ向き合おうとせず遠ざけるから、互いのミゾは深まるばかり。
こうして若手社員は絶望の果てに辞めてゆき、会社は改革への第一歩を踏み出すチャンスを失う。

では、大企業ならこうゆうことはないのかとゆうと、残念ながら、いくらでもある!
経営権や人事権を持たない一介の責任者や中間管理職が、「個人の立場を守ろう」とするとき、とてつもなく身勝手な言動をする。
ぼくはリーマン時代、給料を払ってくれる立場にある経営者の身勝手はなんとか我慢できたけど、中間管理職ごときが我が物顔で振る舞うことは許せなかった。

だから、フリーターをしてるんだ。
ただし、ボーナス時期が近づいてくると、リーマンがうらやましくなったりもする(…笑)
それはなぜか。
経営者や中間管理職の身勝手に半年間耐えた代償として、何十万円かのキャッシュを手にすることができるからだ。
「世の中お金だけじゃねえぞ」と強がる自分と、「やっぱお金だよなあ」と現実を思い知る自分と・・・。
その狭間で気持ちが揺れることもある。
そんな夜明け前には、ひとりでそっとつぶやいてみる。
「ぼくには作家になるとゆう夢があるんだ」って。
 


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