|
2004/10/29(金)
彼女の家に行ったなら…
|
|
|
はじめて彼女の家に行った日のこと。
その日、夜の宅急便の仕事が終わると、ケータイのランプが点滅していた。 開いてみると彼女からのメールで、「仕事が終わったら、お母さんがすき焼きを用意してるからおいでと言ってるよ」と書いてあった。 ぼくは宅急便の仕事中には、自分のケータイを持たないことにしている。 彼女や友だちからメールが入ることもあるけど、それを読んでゆっくり微笑む時間がないからだ。
マジメに付き合うつもりだから、そのうち挨拶をしなければいけないと思ってはいたけど、まさかこんなに早く“呼び出し”をくらうとは(…笑) しかし、すき焼きにありつけるなんて、もう何年ぶりのことだか…。 で、食欲には勝てず、遠慮なくご馳走になることに決めた。
彼女の家は母子家庭で、彼女がまだ小さい頃、交通事故で父ちゃんを失っている。 女手ひとつで娘を育ててきた母ちゃんとしては、21歳になった娘が付き合っている恋人がどんなヤツなのか、気になってしかたがないんだろう。 残念ながら、この日のぼくは、すき焼きをガツガツ食べるだけの餓鬼(文字通りの意味で…)にしか見えなかったかもしれない。 夢中で肉にパクついている合間に、ぼくの親のことや生い立ちに関すること、今やっている仕事のこととか、いろんな質問をされた。 15歳のときに家庭が崩壊して、その後はひとりで生きてきたことを話すと、彼女の母ちゃんは「がんばって生きてきたんやね」といって、ハンカチで涙を拭ったりしていた。
そして、将来の夢を聞かれたときには、できる限り正直に答えた。 作家になるのが夢なんです。 叶わない夢で終わるかもしれませんが、文章を書くことだけは一生続けようと思います。 運送の仕事は順調で、極端に仕事を選ばなければ、まず破産するようなことにはならないでしょう。 結婚はしたいです。 できれば、さやかさん“のような”優しいお嫁さんが来てくれたら、これ以上の幸せはないですっ!
彼女の母ちゃんは微笑みを浮かべながら、ぼくの話を黙って聞いていただけなので、「近来稀に見る好青年だわ」と感じてくれたのか、「プッ、生意気なガキ」と思ったのか、それはわからない(…笑) まあ、帰り際に「さやかをヨロシクね」といってくれたから、好意的に受け止めてくれたものだと判断しておこう。
ところで、結婚したことがある人のうち、どれだけの人が結婚ってものを理解しているんだろう。 自分の経験やアンケート調査などを分析して『結婚論』を説く人がいるけど、誰もが納得できるような答えをそんな簡単に見つけることができるんだろうか?
たくさんいる『ろんめらお姉さん』と『ろんめらお兄さん』たちに聞いてみたい。 結婚と恋愛は別のものなのか? 恋愛結婚が主流になってきてからのほうが、見合い結婚が主流だった時代より、離婚率が高くなったのはなぜか? 結婚して子どもが生まれると、恋人時代のようにラブラブでいられなくなるのか? 誰か教えて〜ッ!
◇ ◇ ◇ ◇
【ショコラくん】 Human-Beat-Box!!のスレ(仲間の板)とか、掲示板に何度も投稿してくれているnaotoくんのペットで、パールホワイトって種類のハムスターなのだ。 ちょ〜かわいい! ハムスター好きには、たまんない1枚!見ているだけで癒されるよなあ。 naotoくん、あんがとさんです! ほかのみんなも掲載してほしい写真があれば、ケータイからパソコンにメールしてよね。 ↓アドレス↓ mvc@activemail.jp 添付ファイルで普通に送ってもらえればOK!
|
|
|
|