【青春交差点】
 
いつもどんなときも。ぼくはぼくらしく。
 
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2004年11月
前の月 次の月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
最新の絵日記ダイジェスト
2006/05/28 チョー重大なお知らせ
2006/05/27 しまなみ海道5 ―楠の神木―
2006/05/26 しまなみ海道4 ―台海岸―
2006/05/25 しまなみ海道3 ―しあわせの鐘―
2006/05/24 しまなみ海道2 ―多々羅大橋―

直接移動: 20065 4 3 2 1 月  200512 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200412 11 10 9 8 7 6 5 月 

2004/11/30(火) 口は災いのもと
 
数日前のこと。
宅急便のホームで、その日届ける荷物を台車に積み込んでいるとき、先輩の篠森さんが血相を変えて駆け寄ってきた。

「ゆうや、おまえってサイテーやな!」
「えっ、なんのことですか?」
「ゆうべおまえが給油してなかったせいで、朝の混んでる時間にGS行ったんやーッ!おかげで午前中はボロボロや」
「すいません。わかってたんですけど・・・」
「アホかっ!気づいとったんなら、ちゃんと給油せえ!ホンマにバイトは気楽でええなあ」
と言って、篠森さんはぼくの頭を小突いた。

「でも昨日は・・・」
「もうええ!今度ちゃんとやらんかったら、承知せんでえ」
「ちょっと待ってくださいよ」
と、ぼくが言いかけたとき、センター長がふたりの間に入ってきた。

「昨日ゆうやは、10時半までかかって配達しとった。帰りが遅いけん心配してケータイに電話入れたら、まだ給油しに行くゆうとったけど、ワシがやめさせたんや」
…と、センター長から直々に説明を受けた篠森さんは、ずいぶんバツが悪そうな顔をしていた。
「そうやったんですか・・・ゆうやクン、さっきはゴメン。ほな、今日も頼むでえ、がんばってな〜」

切り替えが早いとゆうか、調子のいいヤツ(…このアホ!)
すごい剣幕で頭ごなしに怒られ、しかもみんなが見ている前で頭を小突かれ・・・ぼくは腹が立って仕方ないから、篠森さんとは目を合わさず、返事もせず・・・。

そんな出来事があって、今日のこと。
篠森さんは、お歳暮シーズンの到来とともに増えはじめた荷物を配りきれなかった。
それを引き継ぐのがぼく・・・。

「ゴメン!昼間行けんかった分と夜間指定と合わせて60個ぐらいあるんやけど、大丈夫か?」
「こんなに残して・・・大丈夫なわけないでしょ」
「そんな冷たい言い方すんなよ。おまえだけが頼りなんや」
「ぼくなんか頼ったらヤバいっすよ。いつでも電話一本で休めるバイトやから」
「おいおい、12月いっぱいは俺とペアなんやで。1日も休まずに来てくれよ。マジ頼むわ」

その後、篠森さんはぼくの機嫌をとろうとして、ラーメンをおごってやるとか、ボーリングに連れて行ってやるとか、いろんなエサをぶらさげたけど、すべてシカトしてやった。

そして、あ〜あ、部屋に戻ったら23時!
延々と大晦日まで、こうゆうハードな日が続く。
どうせなら、お互い気持ちよく仕事してえもんだよねっ!篠森さん。

単なる思いちがいだったにせよ、たった一言で相手の感情を悪くしたり、誤解を招いたりするものなんだ。
口は災いのもと!
特にぼくは傷つきやすいんだから・・・取り扱いには十分注意してほしい(…笑)
もっと優しく接してくれたら、いくらでも仕事する性分なんだよ。
 

2004/11/29(月) これって朗報?男選びの基準が「3高」から「3低」へ
 
かつて(…と言っても、つい最近まで)若い女の子が結婚相手の男を選ぶとき、「3高」がその基準とされた。
いわゆる「高学歴」「高収入」「高身長」ってやつだ。

ぼくはどうなのかとゆうと・・・それはもう絵に書いたような「低学歴」「低収入」「低身長」で・・・悪かったな!
だけど、畜生っ!などと憤ることはせず、ただ「ふ〜ん」と聞き流すようにしてた。

世の中には変わり者とゆうか、母性本能豊かな(?)女の子も数多くいて、そうゆう健気な子は「チビなところも大好きっ」と言ってくれたりするんだ(…マジで!)
まあ、偉そうなことを言ったけど、ぼくが結婚を前提にして付き合ったことなんてなかったから、真剣に考えてはいなかったってのが正解かもしれない。

ところが、最近じゃ「3低」が基準だって!
高卒か中卒で、安月給で、しかもチビで・・・ついにそんな男の出番がやって来たのか?
と思ったら、やっぱそうじゃないみてえだ(…まあ当然のことか?)

「3低」とは、「低姿勢」「低リスク」「低依存」な男のことをゆうらしい。
@低姿勢・・・レディーファーストで女の子を立てる
A低リスク・・・公務員や有資格者などリスクの低い安定した職業
B低依存・・・互いの生活を尊重し、束縛しない

こんなつまんねえ男のどこがいいんだろう?・・・なんてことは言うまい。
こいつ、案外嫉妬深いヤツだって思われるからねえ(…笑)

そんなことより、ぼくはどうなんだってことのほうが気になったりする。

低姿勢じゃないけど、女の子には「優しい」ほうだ(…断言!)
でも、密室でふたりきりになった途端・・・突如として狼男に豹変する!
「そんなことをするような人じゃないと思ってたのに・・・」と、甘く見てたら火傷するぜっ(…なんのこっちゃ?)

さらに、生き方はとゆうと、至るところリスクだらけだ。
堂々たるフリーターなんだから、退職金なんてねえぞ!
とりあえず作家になりてえ・・・と夢は持ってるけど、実現しなかったら、ヒモになっちまうかも?
その代わり確率は低いが、万が一、億が一にもベストセラーを出すようなことがあれば、一気に億万長者だ。

そして、結婚した後は、絶対に束縛しまくる(…笑)
朝から晩まで俺のことだけ考えていろ!
返事はすべて「はい」と答えろ!
ほかの男に笑顔を見せるな!・・・と、以上のことを厳命する。

料理はうまくつくれ!・・・って強い要望を出す。
いつもかわいいきれいなおまえでいてほしい!・・・って過度な期待をかける。

低×(学歴+収入+身長)で、なおかつ、高×(姿勢+リスク+依存)なぼくだけど、それでもキミはぼくを愛してくれるのか?
えっ?声が小さすぎて聞こえねえよ。
あのさー、返事はすべて「はい」と答えろって言ったでしょ?
 

2004/11/28(日) ニート諸君、早く目を覚ませっ!
 
今週、茨城では『ひきこもりのニート』が親を殺す事件が、なんと2日連続で起きた!
まず、23日には水戸に住む無職少年(19歳)が、就寝中の両親を鉄アレイで殴り殺し・・・。
翌24日、今度は土浦の無職青年(28歳)が両親と姉を包丁で刺したり、金づちで殴打したりして殺害。

自分で働きもせず、ただ親のスネだけをかじって生きてるクセに、その親を殺すとは・・・ろくなもんじゃねえ!
こんな事件をいちいち評論してられっか!
頭がイカれたヤツらにかまってるヒマはねえんだよ。

とはゆうものの、『ニート』って言葉は気になるなあ。
そう言えば、今年のユーキャン流行語大賞にノミネートされてたぞ。

で、さっそくその意味を調べてみると・・・
就業、就学、職業訓練のいずれもしていない若者(15〜34歳)を指す言葉で、イギリスで命名(?)されたらしい。
Not in Employment, Education or Trainingの頭文字を並べて「NEET」だそうだ。
『ニート』とゆうとカッコいい響きがあるけど、要するに日本語でゆう「若年無業者」のことじゃん。

彼らは、求職活動をしないから失業者としてカウントされず、かといってフリーターともちがう。
働く意欲を完全になくして孤立化し、社会から排除されたような『ニート』が、日本中に52万人もいるそうだ。
いや、100万人以上だとゆう専門家だっているぞ!
ちなみに、同年代の失業者は146万人だから、事態はよほど深刻なんだ。

もっと詳しく調べてみると、『ニート』には4つのパターンがあるとゆう。
@ヤンキー型・・・反社会的、刹那的、享楽的
Aヒッキー型・・・内向的で社会との関係を築けない
B立ちすくみ型・・・やりたいことがわからない
Cつまずき型・・・一度就職したけど自信喪失

ニートでいられるヤツがうらやましいっ!
ぼくなんか、15歳でひとりぼっちになって、高校でさえ自分で働いたお金で通ったんだから。
朝は5時から新聞配達、学校では授業中に寝ておいて(…笑)、夕方から深夜にかけてはCDショップやフェリー港での切符取り・・・。
夏休みとか春休みには、昼間も家の解体現場で働いたりしたもんだ。

そして、せっかく名門高校を卒業したけど、なんの資格もコネもないから、状況はまったく変わらなかった。
正社員として就職したのは20歳からの2年間ほどで、組織に従属することができずに辞めた。
そのほかの期間はずっとフリーター生活だ。
親のスネをかじろうにも、かじる相手がいねえことにはどうしようもなかった。
マジでニートになりてえよ。
朝から晩まで部屋でヒッキーやって、ゲーム三昧か、ネットオタクやってりゃいいんだから・・・。
でも、彼女に愛想を尽かされると困るから、実現しようとは思わない(…引きつった笑)

それにしても、これほど多くのニートがいて、全員に仕事がないってホントかよ?
いま就職が難しくなってるのは事実だけど、全然仕事がないってのは絶対におかしい。
いい会社に入ろうとか、カッコいい仕事がやりてえとか、そんなことばっかり考えてたら、そりゃあ仕事なんかあるわけねえじゃん。
世の中のほとんどの人たちは、やりたくもねえ仕事をやってんだ。
キツイ仕事、汚い仕事、危険な仕事・・・みんなそれに耐えてがんばってんだよ。
毎日バカな上司にネチネチと嫌味を言われ、髪形や服装を注意され、それでも我慢して勤めてんだ!
服装自由で、おまけに金髪OKで、きれいな仕事で、女の子にも人気の職種で・・・そんなのドラマの世界だけの話だって。
カッコ悪くたってなんだっていいから仕事をすれば、ありがたいことにお金がもらえるんだって、そう思えば仕事なんていくらでもある!

ニート諸君、早く目を覚ませっ!
薄汚ねえ大人だけが、「世の中結局カネとコネですなあ」と言ってのさばってる世界に期待なんかするなよ。
いい会社に入れば必ず幸せな人生が訪れるとか、バカげた幻想は捨てろ。
とりあえずフリーターから始めてみて、その間に資格でも取って、正社員として就職するのはそれからでも遅くない。
今後、高齢化と少子化がさらに進んで、あと10年もすれば、人手不足の企業がどんどん出てくるはずだからな。
前向きに生きてさえいれば、チャンスは必ず来る!

 ◇ ◇ ◇ ◇

【マンションの裏山】
なんの変哲もない単なる裏山の景色。
今年はあったかいから、ホント紅葉が遅いよなあ。
 ↓  ↓  ↓

2004/11/27(土) 継続は力なりっ!―まあ、お知らせみてえなもんだ―
 
どんなに時代が移り変わろうとも、揺るがぬ人生訓。
継続は力なりっ!

でも、自分が書いている日記を書き終えたときや、後日改めて読み返したとき、「これは傑作だ」とか「失敗作かも」とか、どうしてもそうゆう「成功と失敗のモノサシ」で判断してしまう。
たとえば、昨日書いた【郷愁はその場に住んで感じるもの?】の場合はどうなのかとゆうと、3分の2あたりまでは明らかに傑作(自己満足かも?)だ。
が、残り3分の1にさしかかる「とゆうわけで・・・」以降、駄作への坂を転がり落ちる感じかな。

特に、「よし、10年後にみんなが郷愁をもって読み返すことができるような文章を書き続けるぞっ!」とゆう一文は青年の決意としては素晴らしいが、こんな大それたことを考えていると、継続の力を発揮するのが難しくなる。
とゆうことで、たった一日で決意をひるがえすようだけど、毎日毎日傑作を書き続けることなんてできねえよ〜!
毎日のちょ〜長時間労働や生まれつき虚弱体質(?)であることを考えれば、睡眠不足に耐えつつ文章を書くこと自体がそれなりに至難の業なんだ。
そんなこんなで、今日はいろいろ考えながら、ちょっとだけ深刻に悩んだりもしている。

では、「継続は力なり」とゆう言葉の真意はどこにあるんだろう?
日記を書いていると、出来上がった文章の出来☆不出来にかかわらず、すべてが文章を書くとゆう経験にはなるわけだ。
ぼくはきちんとした勉強をしてないし、経験を積んだプロの作家じゃない。
たまには「我ながらすげえ文章だ」と思える爽快感や満足感に浸れることもあるけど、たいていの場合は「こんなんじゃダメだ」と自己嫌悪に陥る。
それでも書き続けるのは、日記を公開して誰かに読んでもらうことがひとつのライフスタイルになっていて、続けるよりもやめるほうが勇気のいることだから・・・なのかもしれない。
けれども、後悔とザンゲに明け暮れてばかりの日々であれば、絶対に長続きしないと思う。

いま日本では(いや、全世界で?)日記サイトが大流行中だ。
中でも、『ブログ(blog)』と呼ばれる事件やニュース記事についてコメントするサイトが、すげえ勢いで増え続けている。
ぼくも流行に乗り遅れないように(?)とゆうか、もっと多くの人に読んでもらうため、従来のケータイ版(トップ画面のタイトルは【ろんめら共同通信】)に加えて、今月1日からパソコン版サイトをつくった。
タイトルは【どんなときも☆パソコン版】で、要するに同じだ。
≪注≫
URLを書いておくけど、絶対にケータイからはクリックしちゃダメだよっ!
↓URL↓
http://blog1.fc2.com/youyah/
いまのところ、検索エンジンにも登録してないから、全然ヒットしてないけど(…笑)

ここで、100%の人がパソコン版を知らないわけだから、ついでにちょっと説明(宣伝?)しておこう。
ケータイ版とパソコン版で大きくちがうところは、文章内容に関する分類があるかないか、それと読んだ人が記事ごとにコメントできるかどうか…とゆうことだ。
それ以外は日付も文章もまったく同じ。
あっ、大したことじゃないけど、ペンネームがちがう。
ケータイ版では【ロンメル将軍】でおなじみだけど、パソコン版では本名の【ゆうや】を使っている。

気になる(ならねえか・・・?)分類は、@フリーター日記、A彼女と恋愛遊戯ちゅう♪、Bすげえ説教を読め!、Cニュース解説ってか?、Dお知らせみてえなもんだ、E自分史なのかも…この6項目。
過去の記事を読むときなんか、たとえば「恋の話」を読みたい人は、「彼女と恋愛遊戯ちゅう♪」のところをクリックすると、それに関する記事だけがリストアップされるから、便利といえば便利かも。
だから、現在パソコンからケータイ版にアクセスしてくれている人は、次回からパソコン版の世界へどうぞ。

ついでのついでだけど、ぼくの年齢は26歳ってことにしていたけど、ホントは24歳なんだ。
サイトを始めた当時は22歳で、「なんだ、ガキが書いてんのか」と思われるのがイヤで、2歳だけ水増しした(…ゴメンなさい)
この日記は自分自身のため、そして彼女のため、未来に向かって残すべき大切な記録でもあるから、これからは実年齢で行こうと思う!
(なお、ケータイ版のほうでは、過去にさかのぼって年齢を訂正済みです)

さてと、本題に戻そう。
日記サイトは日本中に何百万、一説によると1千万近く(?)もあるようだけど、そのほとんど(推定99.7%?)が“とりあえずつくってみただけ”か、“3日坊主”のままで放置されている。
たまにほかの人の日記サイトにアクセスすると、継続することがいかに苦しいことなのか、ホントによくわかる。

ぼくは改めて思う!
毎日名文を生み出す必要はないし、傑作を書こうと身構える必要もない。
徒然なるままに、思いつくことを書いてゆこうと。
たとえ駄作が続いても、それはやがて来るブレイクのための修練に過ぎない。
継続は力なり・・・それは「継続することによって得られる経験が必ず自分の力となるよ」ってことなんだ。

まあ、長い目で見てやってください!
…と、最後はさりげなくキミに同意を求めたりしてみたりする(…笑)
 

2004/11/26(金) 郷愁はその場に住んで感じるもの?
 
ぼくが住んでいるのは、確かに“市”なんだけど、昭和30年代に吸収合併されるまでは“村”だった。
現在進行中で話題となっている「平成の大合併」ほどの規模じゃないけど、その当時もちょっとした合併ブームがあったようだ。
ぼくの部屋は1LDKで、瀬戸内海に面する小高い丘の上にそびえ立つ高層(?)マンションの最上階。
ベランダに立つと、いつでも240度のパノラマで紺碧の海と瀬戸内の島々が見渡せる。
見下ろす景色はとゆうと、どうひいき目に見ても“過疎の漁村”としか言いようがない廃屋の数々(…笑)
だからこそ、ぼくは自分が住んでいる土地を説明するとき、愛情を込めて「漁村に住んでいる」って言い方をする。
そして、いま住んでいるところが、生まれてから高校生卒業までの長い期間を過ごした『故郷』だ。
ぼくにとって、故郷は遠くにありて思うもの…じゃなくて、郷愁はその場に住んで感じるもの…ってイメージかなあ。

最近、彼女と半同棲状態で「ままごと遊び」をしていると、2人でスーパーへ買い物に出かける回数も多く、故郷を離れず暮らしている昔の同級生と顔を合わせる機会が増えた。
これまでに、おしゃべり魔女の由美子、金髪★とび職の忠治(ただはる)などが日記に登場したけど、実際にはもっと多くの同級生と会っている(ネタにできない人については書けないよ〜笑)

しかし、それら同級生のうち、いまでも変わらず友だち付き合いしているのは、保育園のときからの親友、章二(しょうじ)と恭二(きょうじ)の2人だけ・・・。
ほかは一切付き合いがない。
それどころか、道ですれ違っても、お互い同級生だと気づかないまま通り過ぎる場合だってあるかもしれない。

故郷の漁村には保育園と幼稚園がひとつずつあり、それらを卒園した子どもがひとつの同じ小学校に入学し、そのまま同じ中学校へと進む。
つまり、小学校と中学校の校区が全く同じとゆうことだ。
言い方を変えると、半数の仲間は保育園から中学卒業までの10年以上もの間、ぼくの学友(?)だったとも言える。
そして、みんなが離ればなれになるのが高校進学のときで、ぼくは瀬戸二中から唯ひとり瀬戸東高へと進んだ。
考えてみると、瀬戸東高在学中の友だちとは、現在誰とも付き合っていない。

とゆうわけで、付き合う相手(恋人ってことじゃねえよ…念のため!)や人間関係なんて、ぼくの生活環境や仕事によって変化し続けるものなんだ。
中学卒業からまだ10年もたってないのに、卒業アルバムを開くと何十年も前の写真(そんなに長く生きてねえか…)を見るように懐かしい気分に浸れるのは、そのせいかもしれない。
いまも変わらず「餓鬼帝国」と言われるぼくだけど、これでも少しは顔つきや考え方が成長している。
日常の小さな変化を積み重ね、わずかながらでも大人になっているんだ!

いまから10年後、30代半ばになったぼくは、一体どうなっているのか。
彼女と結婚して、子どもがいたりするんだろうか?
そのうちフラれて、やっぱ独身のままかも(…寂しっ!)
章二や恭二との友情は続いているのか?
新しい人間関係を築いているのか?

未来のことなんてぼくにはわからないけど、彼女と2人の親友とろんめら仲間とも一緒に成長できていたらいいなあ。
よし、10年後にみんなが郷愁をもって読み返すことができるような文章を書き続けるぞっ!
人生これからなんだし、お互い焦らずがんばろう!
 

2004/11/25(木) もしも生まれ変わることができたなら…
 
昨日の夕方、彼女とスーパーに買い物に行った。
野菜売り場で中学の同級生“おしゃべり魔女”由美子にバッタリ会っちまった!

「ゆうクン、いつ結婚したの?」
「結婚してるふうに見えるか?」
「見えないなあ。知らない人が見たら、学生の恋人同士だって思うよね」
「じゃあ、なんで結婚したかって聞いたんだよ?」
「だって、スーパーの野菜売り場なんか2人で歩いてたら、もしかして・・・と思うでしょ」
「そんなもんか?」
「そりゃそうよ。でも、お似合いのカップルだね」
「うん、まあ、なんとかって感じかな」

そして、おしゃべり魔女の由美子は、矛先を彼女に向けた。

「ゆうクンと同級生で、由美子です。ヨロシクねっ」
「はじめまして、さやかです」
「何歳なの?」
「21です」
「3つも若いっ!うらやましい」
「・・・・・・」
「ゆうクンねえ、こう見えても瀬戸二中のアイドルだったんだよ」
「ホントですか?」
「ホント!いまでも狙ってる子がいるかもね。しっかり捕まえてなさいよ」
「はい・・・」

さすがおしゃべり魔女、ちっとも変わってねえから、これ以上彼女と接触させるのはヤバイ(…笑)

「バ〜カ、余計なこと言うな!」
「なによお!応援してあげたつもりなのに」
「人の彼女に余計な心配させるなって」
「褒めてあげてんのに、なんで怒るのよ!?」
「はいはい、お客様はあちらへどうぞ」

由美子の背中を押して追い出した(?)後で、彼女がポツリとつぶやいた。
「さやかもゆうやクンと同級生だったらよかったなあ」
けど、ぼくはそのとき、彼女が言ったことの意味を深くは考えなかった・・・。

そして、スーパーの帰り道、ぼくらは少し遠回りをして、夕闇が迫る美しい【カレッジ通り】を走った。
まっすぐな道の両側の歩道は、思い思いの服装の学生たちで溢れ返っている!
自由とか希望とか夢を感じさせる風景だ。
順調に行っていれば、ぼくも経験できたはずの・・・憧れのキャンパスライフ!
その瞬間、なぜだかわからないけど、ぼくの胸の中に後悔と羨望が入り混じった焦りに似た気持ちが湧いてきて、言わなくてもいいことをつい口にしてしまった。

「俺も大学へ行きたかったなあ・・・」
「ゆうやクン、教師志望だったもんね」
「うん。16歳ぐらいから人生もう一回やり直してえよ」
「タイムマシンに乗ってやり直したら、さやかは会えないよね?」
「あっ、ゴメン。いま生きてるこの人生は、ずっとおまえと一緒なんだよ」
「よかった〜」
「言い直すよ。生まれ変わったら…の話ってことで。今度こそ絶対に大学へ行って、高校教師になるんだ」
「どうしてそんなこと言うの?」
「どうしてって聞かれてもなあ・・・高1まではそれが目標だったわけだし」

「今の人生が不満なの?」
「そんなことねえよ」
「じゃあ、さやかでは不満なのかなあ?」
「考えすぎだって」
「大学でほかの女の子と出会って、ホントはいっぱいモテたいんでしょ?」
「そんなこと全然言ってねえだろ」
「人生をやり直したいとか、生まれ変わりたいとか、そうゆうことを聞かされる…さやかの気持ちも少しは考えてほしい」
「うざってえこと言うな!」

彼女に向かって思わず「うざってえ」と言ってから、「しまった」と思ったけど、あとの祭り。
彼女がシクシクと泣き出した。
一言「ゴメンよ」と言えばいいものを、こうゆうとき素直に言葉に出せない。

気まずい雰囲気のまま、ふたりはぼくの部屋へ・・・。
なんとか謝らなければならない。
ぼくは、夕食の支度をしている彼女に近づき、後ろから声を掛けた。
「さっきはゴメン」
すると、彼女が右手に包丁を持ったまま振り向いた。
一瞬ギョッとなったけど、刺されることはなかった(…ホッ!)

「さやかが生まれ変わったら、どうしたいかってことを泣きながら考えたんだけど、聞いてくれる?」
「あ、はいっ」
「ゆうやクンと同級生で近所に生まれて、幼稚園のときからずっと一緒に大きくなって、ZUTTOそばで見つめていたい」
「はあ・・・」
「もし生まれ変わることができたら、それが夢かな」
「あんがとさんです」

おしゃべり魔女が余計なことを言うから、はじめてピンチを迎えたじゃねえかよ!
そう言いたいとこだけど、人のせいにするのはやめよう。
彼女の気持ちを考えなかったのは、ほかでもない、ぼく自身なんだから。
それにしても、あ〜危なかった(…笑)
 

2004/11/24(水) 青春交差点 ―幸せと満足の相関関係?―
 
月日の流れは早いもので、今年も残すところマジック★ナンバー「37日」だ。
プロ野球の世界では、マジックナンバーの点灯が早すぎると、途中で消えてしまうことがあったりする。
意味ねえことを書くなって言われそうだけど、いまのぼくはそのカウントダウンを停止したい気分だ。
とゆうのも、これまでの人生の中(たかが24年だけど)では、2004年がダントツに素晴らしい一年だったからだ。

今年は運送の仕事も切れることなく順調だったし、1年半ぶりに彼女もできた。
特に後半は、仕事に恋に全力投球だった。
また、2年ぶりに入院はしたけれども、それ以外は強い喘息発作が起きず、人より病弱なぼくとしては健康面でも合格点だったと言えるんじゃないか。
とにかく今の幸せが、そのまま変わらないで続いてほしいような、そんな状態にある。
一言でゆうとマンゾク〜ッ!
だから、年が変わってほしくない。

今日は「満足」ってことについて、ちょっと考えてみよう。
「満足」とゆう言葉の意味は、「心にかなって不平不満のないこと」「心が満ち足りること」「十分であること」「申し分のないこと」だ。
で、満足の意味を否定的(?)に考えると、ある種の諦めだとも言える。
「もっと・・・」と欲を出して新たなものを求めようとしないのだから、案外当たっているかもしれない。

「現状に満足するな」
「向上心を持て」
…と、会社が声をからして、ぼくら若者を叱咤激励するのもそのためだ。
けれども、満足とゆう思いに人類共通の基準はない。
だから、2人の同期社員が、同じ仕事量で同じ給料を支給されていても、1人の社員は満足していて、もう1人は不満を感じているとゆう現象が起きる。

「幸せ」とゆうものについての考え方や感じ方も同様だ。
社会的地位を求めず、とりあえず食うに困らないだけの収入を得て、一般家庭に育った女の子に愛される。
ぼくはこんな人生で十分幸せだと感じている。
けれども、これをチンケな人生だと言ってバカにする者がいるのも事実。
社会的地位を求め、巨万の富を築き、金持ちの令嬢と政略結婚をする。
こうゆう人生こそが幸せなんだと信じている人だっているんだ。
だから、ささやかな幸せを得て満足している人と、それこそ大富豪となって満足している人とを比べてみて、さてどっちの幸福度が高いか・・・なんてことを聞かれても、ホントは答えられないはずなんだ。
まあ、世の中の風潮では、「金持ち=成功者=幸せな人」なんだけどね。

ぼくは、ぼくの人生を突っ走る中で、ぼく自身の幸せを追求する。
でも、その過程で、幸せのターゲット(標的)は変化してゆく。
つまり、幸せのターゲットはひとつだけじゃないってことだ。

昼と夜の両方で長期のバイト契約ができた5月には、そのことだけで幸福感に浸れたもんだ。
ところが、彼女ができた9月下旬以降は、彼女と一緒にいられる時間に幸せを感じ、数日前まで幸せのターゲットだった仕事は邪魔物扱い・・・。
ところが×A、彼女と共に“エンドレスな幸福街道”を歩む姿を思い描いたとき、そこに仕事とゆう要素は不可欠なわけで、再び幸せのターゲットとして浮上してくる。

幸せって・・・何回も考えてるけど、やっぱムズイよ。
自分1人だけの幸せならまだ簡単だったけど、これからはキミも一緒に幸せにしなきゃなんねえから(…青年の決意なのだ!)

今の心境を歌詞にすると…

青春交差点のド真ん中
右も左もわからぬうちに俺たちは出会った
おまえの右手をしっかり握り
ただまっすぐに走るから
遅れないようについてこいよ!

舗装なんてしてないデコボコ道
晴れた日には砂埃
雨の日には水たまり
俺の人生にレールなんて敷いてないから
思い通りには進まない

だから、疲れたときにはひと休み
道をまちがえたら引き返そう
とりあえず、明日幸せでありますように

…と、愛媛出身のバンド、ジャパハリネット風にまとめてみた。
すっげえ照れくさいし、ぼくには作詞家は無理みてえだ(…自嘲笑)

ところで、ジャパハリのヴォーカル【けんじろ】とぼくとは、彼のほうがひとつ年下だけど、誕生日が一緒なんだ。
へえ〜、知らんかったなあ。
彼女が「聴いてみ」ってゆうから聴いてみたけど、なかなかよかったぞっ!
これから応援すっからな〜。


【愛媛の残念なニュース】

今日、農林水産省より今年のミカンの生産出荷予想が発表され、ミカン王国(?)愛媛県が1970年以来34年間、ずっと守りとおしてきたミカンの収穫量日本一の座から転落する見通しになった。
予想収穫量17万1500トンの愛媛県は、同じく17万4000トンの和歌山県に抜かれ2位になる模様。

当初、愛媛県の予想収穫量は18万4000トンと見込まれており、今年も首位キープは確実と見られていた。
が、8月から9月にかけて台風が相次いで直撃。
海水がミカンの樹木にかかる塩害で、果実が落ちたり傷ついたりと、和歌山県に比べて被害が大きかったようだ。

和歌山のケニーさん、ミカン収穫量日本一おめでとう!
ってか、全然関係ねえか(…反省の笑?)

イメージ画像は…
【新しい朝】
↓クリック↓

2004/11/23(火) 勤労に感謝して休んじまった日
 
ゆうべから彼女に看護してもらったおかげで、今朝はずいぶん体が楽になったような気がする。
しかし、体温を測ると37.1度とビミョーなところで、熱が完全に抜けきってはいない。
顔を洗おうとして起き上がってみると、体がちょっとフワフワする感じで、咳が出て喉も痛い。
昼から宅急便の仕事が入っていて、体力&気力が充実している若者なら、この程度の風邪などものともせずに出勤するはずだ。

が、幸か不幸か・・・ぼくは体力薄弱者。
おまけに、今日は彼女のほうは仕事が休みで、ぼくが「風邪っぴき」とゆう大義名分を振りかざして休みさえすれば、ふたりでまったりと勤労感謝の日を過ごせる。
こっちの水は甘いぞ♪あっちの水は苦いぞ♪
仕事を取るか、恋に走るか。
大げさにゆうのならば、そうゆうことかもしれない(…笑)

そして…
「ゆうやクン、今日は仕事をお休みするんでしょう?」
「うんっ!さやかに看病してほしい」
…と、弱いぼくは甘い水のほうへと駆け寄っちまう。

病気なのは事実だけれども、自分の体をいたわるためじゃなく、彼女のそばにいたいとゆう理由で仕事を休むのは、はじめてのことだ。
彼女のことが大好きで一緒にいたいと願うのは、ごく自然な感情だけど、それだけじゃ彼女を愛していることにはならない。
愛とはもっと深いもので、ぼくは彼女の幸せを祈ると同時に、男として彼女を守らなければならないんだ。
それなのに、ぼくは相変わらず餓鬼帝国のままで、彼女に甘えてばっかり。
ぼくのほうが守られているような気がする。
こんなザマで、ホントに彼女を幸せにできるんだろうか・・・?
ふと不安になって、ぼくは彼女に問いかける。

「さやかは、俺がもっと丈夫な人ならよかったって、そう思ったりしないのか?」
「どうしてそんなことを聞くの?」
「別に理由なんてないけど、俺が病弱でいつも心配かけてるから、悪いなあと思って・・・」
「丈夫であってくれればそれに越したことはないけど、ゆうやクンにもし喘息の病気がなかったら、病院でふたりが出会うこともなかったでしょ?」
「たぶん・・・」
「だから、さやかはゆうやクンの病気に感謝してるよ」
「そうか。でもなあ、普通の人ならただの風邪なのに、俺の場合は喘息発作の引き金になるからって大事になっちまうだろ?そうゆうのが悔しい」
「確かにそうだけど、喘息って急によくなる病気じゃないし、悩んでもどうにもならないよ」
「うん・・・」
「さやかはそのままのゆうやクンのことが全部好きだから、余計な心配はしないで、今日はゆっくり寝てたらいいよ」
「マジで?もう一回言ってよ」
「ゆうやクンの全部が大好きっ!マ・ジ・で」
「俺も!さやかのことが大好きっ」

こんなふたりが厳しい世の中を渡ってゆけるのか、大いに不安を感じたりもする。
でも、今日のところは幸せだから、まあいっか。
自堕落かも・・・なんて小難しいことは考えないでおこう。

今日11月23日は勤労感謝の日。
勤労を尊び、生産の豊かなことを祝い、国民が互いに感謝しあう日として、昭和23年に制定された。
しかし、この祝日の歴史はもっと古く、明治6年から終戦までは『新嘗祭(にいなめさい)』とゆう名称の祝日だった。
その年の収穫に感謝する日で、天皇陛下が神殿に新穀を供え、陛下自身で食される日だったんだ。

そこで、ぼくは自分自身の過酷な勤労に感謝し、遠慮なく休んじまうぞっ!
 

2004/11/22(月) ああ、ぼくはこんなに愛されてるんだ〜残念っ!?
 
喘息患者のぼくは、毎朝起きたとき、必ず大きく背伸びをして、両方の肺にめいっぱい息を吸い込む。
それはチビな身長がちょっとでも伸びますように…ってことじゃない。
なんの心配もなく息ができるとゆう『幸せ』をかみしめるためなんだ。

が・・・今朝起きてみると、なんだか胸苦しくて、喉が痛くて、深呼吸ができず・・・危険な胸騒ぎ!
体もちょっとダルい感じで、首や肩や腰が痛い。
それと、なぜか右太ももの付け根が痛くて、軽〜くビッコをひく感じ。
熱を測ってみると、やっぱり37.6度の微熱!
どうやらとゆうか、完全に風邪をひいたみたいだ。
ここ数日のドラスティックな(急激な…ってちゃんと日本語使えよ?)気温の変化と、慢性的な寝不足が原因だろうなあ。

「熱があるんだから、今日は休まなきゃダメよ。いい?絶対だよ!」
…と言い残して、彼女は先に出かけて行った。
その一言で、ぼくは「あーあ、休みてえなあ」と一瞬かなりグラついた。
けれども、今日のところはやっぱり行くことにした(…フリーターの悲哀?)
これからもっと寒くなるわけで、喘息の症状も悪化してゆくだろう。
いまここで休んだら、ホントに安静にしなければならないときに休みづらいと思ったからだ。
もしヒマだったら、待機時間にソファで横になってりゃいいわけだし。

でも、その考えは甘かった。
こんな日に限って、走行距離が120qを超えるちょ〜忙しさ!
配達の仕事をしている人ならわかると思うけど、行動半径がせいぜい10q以内の市街地走行で100qを超えたらかなりの忙しさで、空いてる時間はソファに…なんて悠長なことは言ってられない。
運が悪いことに、これはもう過去数年間でもっとも・・・じゃないや、過去半年間でもっとも忙しい日に当たっちまったようだ。

「ホントに具合が悪い日は、休んだほうがいいんだよ」
…と、会社の人はゆうけど、一度出勤してしまった以上、容赦なく次々と配達伝票が回されてくる。
マジでぼくの体のことを心配してくれる人なんかいない。
社内に姿があればアテにされて当然だし、「みんな冷てえもんだな」なんてことは考えちゃあいけない。
これが大人の社会の厳しさかも。

午後になると鼻水が止まらなくなってきて、しかたなく“ティッシュで鼻栓”とゆう痛々しい面構えになった。
いかに世間からさわやか系と言われてる(?)ぼくでも、そのままの顔でお客さんのところに行く勇気はなく、コンビニでガーゼマスクを買って、ハナタレ小僧な顔を覆い隠した。
しかも、軽トラの中はほどよく暖かくて、長い信号待ちのときなんかには気持ちよくて、ときどき意識が飛びそうになった。
そのたびに太ももをつねったり、コメカミの辺りをギューッと押さえたり・・・。
かなりフラフラになりながら、なんとか夜の宅急便の仕事も完遂。

10時ごろ部屋に戻ると、彼女が心配そうな顔をして待っていた。
マスクをしているぼくを見て、なんだか怒っているように見える。
ヤバッ!こりゃ追求されそうだなと思ったら、やっぱり・・・。

「お帰りなさい」
「ただいま〜」
「無理して大丈夫なの?」
「ああ、ゲンキだよ」
「すごい鼻声になって・・・どこがゲンキなの?」
彼女はそうゆうと、ぼくの額に手を当てた。
「わあ、大変!熱があるじゃない」
「微熱だから、そんな大騒ぎすんなよ」
「ゆうやクンは喘息持ちで、普通の人とはちがうんだよ〜」
「そんなこと、俺もわかってんだから」
「わかってないっ!」
「わかってるっ!」

エロ本を見つかったときのように、簡単に許してもらえそうもないし・・・。
彼女のゆう通りなんだけど、ぼくは病人扱いされたことで意地になってしまった。

「じゃあ聞くけど、自分の病気のことがわかってるんなら、どうして休まなかったの?上司の人に言えば、早退だってできたでしょ?」
「そんなカッコ悪いことできねえよ」
「どうしてカッコつける必要があるの?」
「それは・・・将来の夢のためで・・・いまがんばっておこうって思うから・・・」
「夢に向かって行くのもいいけど、体を壊したら夢もなにもフッ飛んじゃうよ。健康が一番なんだからね〜」
「・・・・・・」
お代官様・・・いや、さやか様のおっしゃる通りでござりまする〜。
「これからもっと寒くなるんだから、体調が悪いときにはちゃんと休んでねっ。わかった?」
「うんっ♪」

この夜、ぼくが眠りにつくまで、彼女はずっとそばで見つめてくれていた。
頭をなでたり、ホッペや鼻や耳を触ったり・・・人形じゃねえってば!
でも、甘えん坊のぼくとしては、そうゆうのがやたらうれしかったりする…今日このごろ。

 ◇ ◇ ◇ ◇

エロ本を見つかったときの話はここ。
【部屋にやって来た天使と…】
http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/rommel/?Y=2004&M=10&D=10

今日のイメージ画像は、ショコラくんで3回目の登場!
naotoくん、ちょ〜かわいい画像あんがとさんですっ。
ケータイ版の人は、下の『イメージ』をクリックすると見れるぞ〜。

2004/11/21(日) さわやか&カッコかわいい系の教祖なのだっ!
 
今月7日、似顔絵ショップ[そふと]に写真を送ってから、待つこと2週間・・・。
今朝7時、ついにメールが着信♪ぼくの似顔絵が届いた。
恐るおそる添付ファイルを開いてみると・・・。
うわっ、すっげえ似てる〜ッ!
ぼくって確かにこんな顔してるよ(…感動の笑)
つなぎもカッコいいし、でっかい「YOUYAH」の名札(?)もなかなかいいぞ。

「さっそく彼女に見せなきゃ」
…と、まだ布団の中で、かわいい寝顔をしてまどろみの中にいる彼女を揺り起こす。
なにを隠そう・・・ゆうべから彼女は、ぼくの部屋でいわゆる『お泊まり保育中』なわけで・・・ゴメンなさい。
みんなが想像してることなんか全然やってねえのに、なんで謝らなきゃなんねえの?

で、とにかく彼女を起こして、届いたばかりの似顔絵を見せたんだ。
「わあ、すご〜い!ゆうやクンにそっくり」
…といいながら、絵とぼくの顔とを見比べて、かなり気に入ってもらえたみたい。

「すげえだろ?山形に似顔絵ショップそふとってゆうネットショップがあって、そこに頼んだんだ」
「ふーん、そんな遠くにあるお店じゃないとダメだったの?」
「ネットショップだから、実際にある場所が遠くても近くても関係ねえんだよ」
「そっかー。ってゆうか、髪のハネ方とかもバッチリだね」
「10月20日の台風の日に撮った写真を元にして書いてもらったから、たしか大雨で濡れちまってタオルで拭いた後だったから、普段よりハネすぎてたかもね」
「ゆうやクンって、いつも豪快にハネてるよね・・・」
「うん、きれいにまとめすぎるとカッパみてえになっちゃって、カッコわりいじゃん」
「病院ではじめて見かけたときは、髪が伸びててカッパちゃんだったけど、カッコ悪くなかったよ」
「カッコ悪くはなかったけど、カッコよくもなかってことでしょ?」
「う〜ん、たぶん・・・」
ガクッ!

とゆうことで、さっそくサイトのトップ画面のイメージ画像にしてみた。
おおっ!(…驚嘆)
文字だけのときと比べたら、オリジナリティを感じるし、なかなかいいじゃん!

こうなったらヤケクソで、[さわやか系]と[カッコかわいい系]の両方まとめて教祖にでもなってやるか(…ウソピョン!)
イテテ・・・。
おまえねー、そうやって人の日記を読んでは、すぐに叩くなよ!
それに、こんなことマジで書くわけねえだろがっ。

えっ?お調子で書いてもダメなの?
はい、はい、わかりましたよ。
書けばいいんでしょ、書けば。
ぼくはさやかちゃんだけを愛していて、ほかにはなんにも見えませ〜ん!!
あのさー、この日記、いちおう文芸作品として(?)公開してるんだけど・・・。

ところで、さっき話した章二の結婚式のことだけど、どうする?
えっマジ?一緒に出てくれんの?よかった〜。

【付録】
YOUYAHの似顔絵をケータイ壁紙版(300×193)でどーぞ!
ケータイサイトをご覧の方は下の【イメージ】をクリックすると、ド迫力で見られます。
パソコン版サイトをご覧の方は、そのまま・・・とゆうことで。

2004/11/20(土) さよなら人類 ―ブッシュ&小泉会談に思う―
 
久しぶりにニュース原稿風に書いてみよう。

8日夜(日本時間9日未明)からイラク中部のファルージャで、米軍による総攻撃が続いている。
ファルージャ市内には旧フセイン政権支持者や、ザルカウィが率いるテロ集団の残党など、千人以上の武装勢力が潜伏し、いまも抵抗を続けている。
ブッシュ大統領の狙いは、それらのゲリラ化した武装勢力を全滅に追い込むことにある。
米軍の総攻撃に先立ち、イラク暫定政府のアラウィ首相は次のように語った。
「ファルージャからテロリストを一掃する」
「住民を殺人者から守るためには、武力行使以外の選択肢はない」
これにより、イラク駐留米軍には無差別攻撃権限とゆうお墨付きが与えられたことになる。
もっとはっきりゆうと、戒厳令を無視して外出している民間人を殺傷しても許されるとゆうことだ。

米軍の作戦を知った小泉総理は、さっそく次のように述べて、アメリカ支持を表明。
「総攻撃を成功させなきゃいけない」
半分無声音で言葉を発したあと、自分できっちりとうなずくのが小泉流!
そして、これに続く一言は新聞では報道されなかったが、【やじうまプラス】では流されたらしい。
「具体的な戦術はわかりませんけどね」
なんと、これが自衛隊の最高司令官たる日本国総理の発言とは・・・唖然!呆然!絶句!
いくらなんでも自衛隊員がかわいそうだ。

これを聞いて慌てたのが細田官房長官。
「掃討作戦の気持ちは分かるが、効果や実際にどういうことが行われるかは、これから見ていかなければならない」
…と述べた上で、この作戦がイラクの治安の改善につながるかとの質問に対しては、「端的なことはいえない」と答えた。
これがいちおうマトモな政治家の発言とゆうものだ。

そして20日現在、武装勢力の弾薬は底を尽き、多くの兵士が負傷しているとゆう。
彼らに残された道は自爆攻撃だけなのか・・・。

それにしても、小泉総理はすげえことを言ってのけたもんだ。
「総攻撃の具体的な戦術なんて意味わかんねえけどさー、とにかく成功させなきゃなんねえんだっつーの!」
なにしろこの時点では、日本政府としてはまだ支持を決めていない段階で、いつから独裁者になったんだろうね?
ブッシュ大統領の再選から間もなくのことで、舞い上がってたのか。
恋は盲目ってゆうけど、恋人ブッシュが決めたことなら、もうなりふりかまわず賛成ってか?
キモいジジイ!!

今夜サンティアゴで日米首脳会談をやってたけど、裏ではこんな会話がされてたりして・・・。

K「サマワは非戦闘地域だって強弁してきたけど、ついに非常事態宣言が出されちまって、大弱りですわ」
B「今さらなにを言ってんだ!まだまだ心配ねえぞって言い続けろ」
K「ファルージャ総攻撃を支持するって言っただけでも、与党内からもブーイングの嵐だったんですぜ」
B「今回の作戦は、テロリストの親玉ザルカウィを捕まえるのが大義名分だ。日本国民にもそう伝えるんだ」
K「はあ・・・でも、すでにイラク国外に脱出してるって噂もありますよ」
B「まあ、その噂は当たってるだろうな。だけどよー、ザルカウィ捕獲とでも言わなきゃ兵士が燃えんだろうよ」
K「まさか、ブッシュのダンナはザルカウィがいねえと知ってて・・・。つーか、相当な悪ですなあ」
B「フッフッフ・・・お主もじゃよ、小泉屋」

パロディなんだから、マジで読まれたら困るよ〜。
じゃあ、続きをどーぞ(…笑)

K「それにしても、いつまでイラクで稼ぐ気ですか?すでに米兵の死傷者は1000人を越えてるでしょ?」
B「バカにすんなっ!傭兵を含めると5000人は突破してるんだぜ。世界に誇れる数じゃねえか」
K「ったく・・・日本じゃ考えられねえよな。そんなことになったら、もう非難轟々ですわ」
B「自衛隊の駐屯地にロケット弾が打ち込まれただけで大騒ぎしてるんだもんな」
K「もしあのとき死者が出てたら…と思うと、ぞっとしますわ」
B「今後死者が出たときには、日米同盟を盾にアホな国民を言いくるめろよ」
K「えっ、どうゆうこと?」
B「同盟国アメリカがこれほど多くの犠牲を払って復興支援をしてるとゆうのに、自衛隊員の1人や2人死んだからって怖気づくな!そう言いたまえ」
K「それはちょっと無理かも・・・つーか、いま復興支援が必要なのは新潟中越地震の被災地と思われ・・・」
B「新潟の票がゼロになっても、他の県で勝てばなんとかなる」
K「はあ?合衆国の大統領選挙とはシステムがちがうわけで・・・」
B「え?マジ?知らんかった〜」
K「はい、我が日本においては、同じ自民党内の派閥同士、数の論理で競い合うのです」
B「それならなおさらのこと、新潟なんてシカトしろよ」
K「まあ、大キライな田中真紀子のお膝元ですし、シカトを決め込んでみますか」
B「そうさ、それでこそ正真正銘のブッシュ信者だ」
K「ははっ!ブッシュのダンナ、今日はどーもありがとうございましたっ」
B「うむ。よきに計らえ」

ぜひ2人に贈りたい曲がある。
それは、1990年のウルトラ大ヒット曲、たまの『さよなら人類』なのだ〜ッ!
ピテカントロプスになる日も♪近づいたんだよー♪
(B+K)A…な2人にピッタリじゃん!
 

2004/11/19(金) 結婚と出産・・・オメデタ続きだ
 
それは朝いちばん、いざ出勤しようと軽トラに乗り込んだときだった。
ある[ろんめらお姉さん]から、すっげえうれしいメールをもらった。
ぼくがサイト荒らしのイジメにあって落ち込んでるときも、スランプで思うように文章が書けないときも、どんなときも・・・あったかい目でずっとZUTTO見守ってくれてる人・・・。

[タイトル]
生まれたよ(^_^)v
[本文]
11月19日2時2分生まれ(^o^)/
2分で生まれたよ!
2720gのやっぱり男の子でした(^O^)
名前はまだ未定

すっげえ!新しい生命の誕生だっ!ヤッホー!
もうすぐ生まれることは知ってたけど、そうかそうか、さっき生まれてきたんだ〜。
ぼくは速攻で、ありきたりの言葉だけど祝福のメールを送った。

[タイトル]
おめでとう!
[本文]
よかったね〜ッ!自分のことのように嬉しいよ(^_^)v

自分の子どもがこの世に生まれてくるのって、どんな感覚なんだろう?
女の人にとっては、愛する人の赤ちゃんをおなかの中で何ヶ月もの間育てるわけだから、やっと生まれ出てきた我が子を見て、「ちょ〜うれしい」って気持ちなんだろうなあ。
いやいや、そんな単純な気持ちじゃねえか。
この子がどんな子に育ってくれるのか、その将来に思いをはせ、母親としての責任感に身が引き締まるような思いなのか?
それとも、五体満足でなによりだって安堵感が大きいのか?
はたまた、ダンナさんとふたりで素晴らしき愛の結晶を前にして、ただうっとりと保育器の中の(?)赤ちゃんに「かわいいっ」と見とれてるだけなのか?

男のほうはどうなんだろう?
「よくがんばったね。うれしいよ」と、まずは奥さんに声を掛けてあげるんだろうけど、次になんてゆうのかなあ。
「おめでとう」とゆうのはちょっと他人事みてえだし、やっぱ一番美しい日本語である「ありがとう」とゆうべきか・・・。
それと、男として突如自分の分身が現れてくるのって、一体どんな感覚?
「うお〜っ!いま俺も父親になったんだ〜。もっとしっかりしなきゃ」って感じかな。
「新しい家族のためにもハッスル!ハッスル!仕事がんばるぞ〜」と、天から授かった子どもが2人目か3人目だったりしたら、そうゆうふうに思うのか。
わかんねえなあ。
まだ結婚をしたことがないし、子どもが生まれたこともないんだから、当然と言えば当然のことか。

そんなことを考えてたら、深夜、親友の章二からケータイに電話がかかってきた。
保育園のガキの頃からの親友とゆうか、同級生なのに、ぼくにとってはどこか兄貴みてえな存在のヤツだ。
特に中学の頃ぼくが不良にボコボコにされてからは、ボディガードになって守ってくれた命の恩人・・・。
当時はめっちゃケンカが強くて、1対1では負けたことがなかった。
高校卒業後はプラントエンジニアとして働いていて、全国各地の原子力発電所を飛び回っている。

「ゆうや、ゲンキでやってるか?」
「ああ、ゲンキ!ゲンキ!章二もゲンキそうだな」
「うん。昔も今も健康優良児だからな。おまえ、彼女とはうまくいってんのか?」
「そりゃあもう・・・あんまり幸せすぎて、俺にはもったいねえよ」
「それはよかった。もしおまえらが別れてたりしたら、相当言いにくい用事があってさー」
「もしかして、美穂ちゃんと結婚するのか?」
「ああ、年内に式を挙げようかと思うんだ」
「よかったな、おめでとう!」
「あんがと。で、俺たちの結婚式に出てほしいんだ。さやちゃんと一緒にどうだ?」
「う〜ん、まだ付き合って2ヶ月だから、彼女がなんてゆうか・・・。一緒に出てはみたいけどなあ」
「お互いの両親とよっぽどのマブダチしか呼ばねえから、年末で仕事が忙しいとは思うけど頼むよ」
「俺のことなら大丈夫だよっ!どんなに忙しくても、その日は絶対に仕事休んで行くよ。つーか、友人代表スピーチと歌の出番はあるのか?」
「さあ?披露宴はやらないからな〜(…苦笑)。式の後の簡単な食事会はカラオケのある店でやるから、好きなだけ歌えよ。そんで、マイク持ったついでに勝手にトークすれば?」
「あっそうか。結婚式と披露宴は別なんだよね」
「おまえ、なんか勘ちがいしてると思ったよ。じゃあ頼んだぜ」
「うん」

親友の章二が結婚!
改めて考えてみるまでもなく、ぼくも適齢期なんだ。

ぼくとキミと子ども、3人で楽しく暮らしてゆけたら、どんなにいいだろう。
でも、いまはまだ・・・ぼくがこんなふうだからできそうもないけど、何年か後には(?)キミにプロポーズ(…なんちゃって!)
たまには将来のことも考えたりする・・・今日このごろ。
 

2004/11/18(木) 響け!小さな恋のうた♪Part2
 
5月1日から昼夜2ヶ所の仕事場を掛け持ちして、あれからもう半年が過ぎ7ヶ月目だ。
途中でダウンして入院したり・・・挫折しかけたけど、昼のルート配送も夜の宅急便にもすっかり慣れたし、自信もついてきた。
それは結構なことにちがいない。

けれども、ぼくの中から弱気の虫がいなくなったわけじゃない。
このところ仕事がだんだん忙しくなってきて、これから年末が近づくにつれて、もっともっと絶望的に忙しくなる。
いまでさえちょっとオーバーワーク気味なのに、虚弱体質のぼくに続けられるか・・・かなり不安。
体力的にキツイとき、精神的につらいときにイヤなことがあると、「なんでこんな仕事をやってんだろ?」と急に自分がミジメに思えてきて、投げ出してしまいそうになる。

そんなとき、ぼくはキミの笑顔を思い出す。
そうだっ!ただいま恋愛中なんだ!
キミのことが好きで・・・、大好きで・・・。
ぼくの過去も現在も未来も、弱いところも、カッコ悪いところも、全部大好き!と言ってくれるキミのことが、世界中の誰より愛しい。
胸が痛くなるほどのこの気持ちが、ぼくの唯一の支えであり、励みであり、ゲンキ!ゲンキ!の源なんだ。

ぼくは相当に自己中な男で、キミにはぼくのことだけをウザってえほど考えていてほしいと、マジで思ってる。
だから、メールには「好き」の2文字を必ず挿入してもらいたいっ!
キミからすごく愛されてるんだってことを、いつも実感したいんだ。

ところで…
「恋人に愛されていないような気がする」
「自分のことが好きじゃなくなった感じ」
恋愛中にこうゆうふうな気持ちを抱えこんでしまうことは、案外多いんじゃないかと思う。

じゃあ、その恋愛ってどんな意味なんだろう?
「恋」とは特定の異性に強くひかれ、「会いたい」「ひとりじめにしたい」「一緒になりたい」と、切ないまでに深く思いを寄せること。
「恋」とゆう字は、「糸しい糸しいと言う心」と書く「戀」の字の略字体だ。
(残念なことに、戀の字はケータイの機種によって見えないかもしれないぞ)
また、「愛」は恋と同じような意味合いを持ちながらも、「個人的な感情を超越した、幸せを願う深く温かい心」とゆう壮大な意味を含む。
「愛」とゆう字は、「心を受け止める」と書くんだ。
すると、「恋愛」は恋と愛が混ぜ合わさった言葉だから・・・。
恋人のことが死ぬほど好きで、でも、どこか離れた場所からでも幸せを祈っていられるような状態のことなんだろうか?
う〜ん、ムズイ。
「そうなんだ」とわかったようで、わからないような感じ。

好きな女の子と一生を添い遂げたことがないぼくには、恋愛論なんて所詮は無理なことかもしれない。
しかし、何回かは恋愛経験があるから、語る資格が全くないってことにはならない(?)
そこで、ちょっと視点を変えてみよう。
恋愛がうまくいかなくなるキッカケは些細なケンカだったりするけど、原因はただひとつ。
お互いの気持ちの「すれちがい」にある!
では、すれちがいが起きるのはなぜだろう。

たぶん、こうゆうことじゃないか。
ぼく(わたし)はこんなにも愛しているとゆうのに、恋人のほうが自分ほど深く愛してはくれない・・・。
自分だけが無償の愛を誓っているつもりでも、実はしっかりと見返り(代償)を求めていたりするんだ。

キミがずっと愛さずにはいられないような、かっこいい男の人になるにはどうしたらいいか。
外見だけじゃなく、内面から光り輝く大人になりたい。
キミと会うたびに、なにか新しい発見をしてもらえるような男でありたい。
だから、配達の仕事でいろんな人と会って話をしたり、睡眠不足だけど(…余計なことかもね)、もっと本を読んで勉強をしたいと思うんだ。

そうゆうふうに自分を磨くことができれば、自分が愛する気持ちに対する見返りなんて、なんにもいらない。
わずらわしい恋の駆け引きなんて苦手だけど、そんなものも必要ないんだよね。
そして、キミはキミのままで、いつもかわいく優しく、ぼくのそばで微笑んでいてくれたら、それ以上に望むことはない。
こんなことがサラリと言える、いや、実行できる男になりてえ〜ッ!

いまはまだガキっぽいし、かなり頼りないぼくだけど、キミをしっかり守れるような大人になってみせるよ。
一般論を書こうと思ったけど、ぼくにはまだ無理みたい。
で、自分自身のことに当てはめて考えてみたから、それぞれの立場に置き換えて読んでもらえるとありがたいなあって感じかな。
とりあえずとゆうか・・・ひとまず、これが「響け!小さな恋のうた♪Part2」なのだっ!

 ◇ ◇ ◇ ◇

Part1はどんな話だったっけ?
ちょうど2ヶ月前の9月18日付・・・キミが好きになりはじめた頃の話だ〜!
http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/rommel/?Y=2004&M=9&D=18
 

2004/11/17(水) 餓鬼帝国 ―他人の悪口を聞かされたときには―
 
ルート配送の仕事をしていると、納品先で他人の悪口を聞かされることがある。
担当者(営業マン)の悪口が圧倒的に多いが、上司や内勤者の悪口だって珍しくない。

たとえば…
担当営業マンが、訪問してくれない。
頼りにならない。
値段が高い。
伝票処理がルーズ。

内勤者の電話応対の態度が悪い。
商品を知らなさすぎて話にならない。

責任者の顔を何年も見たことがない。
少額取引先をバカにしているのか!

もっと過激な悪口もあるけど、キリがないからやめておく。

こんなふうに同僚の悪口を聞かされたときには、同じように自分自身についての悪口も言われていると考えたほうがいい。
おたく(の会社)はろくな社員がいないけど、キミだけは特別に立派だよ・・・なんてことは絶対にありえねえ!
きっとぼくも陰では・・・配送の兄ちゃんも、口では調子がいいことを言ってるけど、やってることはデタラメだ・・・そう言われているにちがいない(…笑)

こうゆう相手とは、あまり“お近づき”になりたくねえもんだ。
そうしないと、他人が話した悪口が、いつの間にか自分が言ったこととして伝えられてゆくからだ。
聞こえないだろうと思っていても、悪口や陰口や噂話はあっとゆう間に広がってゆく。
話に大げさな尾ヒレがついて増幅されたり、悪意を込めてねつ造されたりすることだってあるんだ。

だから、ぼくは他人の悪口を言いたくてたまらないような相手とは、なるべく話をしないようにしている。
無理をして八方美人になって、ニコニコする必要なんかない。
そんな相手は切り捨てたほうが、ストレスもなくなる。

しかし、世の中にはいろんな卑怯者がいる!
悪口が大好きなお客がいて、自分だけはそいつから悪口を言われたくなくて、たぶんポイント稼ぎの目的で、新たな悪口のネタを提供しているヤツだっているんだ!
嘆かわしいことに、それが会社の上司や同僚だったりしたら・・・。
それはもう最悪〜ッ!
悪口を言われている本人としては、それこそ「ろくなもんじゃねえ」って叫びたい気持ちだろう。

この上司の言動はいつかバレるときが来るけど、そのときこいつは、なんて言い訳をするんだろう。
これもお客様第一主義の一環で、お客と話を合わせるためだと言い張るのか?
それとも、清濁併せ呑むのが大人ってもんだと言いくるめるつもりなのか?

今までこんなことにはもう何回も遭遇してきたけど、今日もまた汚いヤツを見てしまった。
こんなのが大人の世界だとゆうのなら・・・ぼくはずっと餓鬼帝国と言われてもいいから、子どものままでいいや。
 

2004/11/16(火) いま確かに生きてることを喜び合おう
 
喘息(ぜんそく)患者のぼくにとっては、嫌な季節がやってきた。
この病気は気圧の変動や気温の上下に左右されるため、季節の変わり目に症状が悪化しやすくなる。
低気圧が近づいてきて雨が降りはじめたり、前日の気温より5℃以上下がったりすると、気道の炎症が悪化し、「喉のイガイガ」や「咳」や「胸苦しさ」など喘息の症状があらわれる。
ちなみに、台風は低気圧の親玉だから、ぼくにとって、その脅威は暴風雨だけにとどまらない。
暴風圏内を脱しても、完全に天気が回復するまで、ぼくの「胸苦しさ」は続くんだ。

今年は2ヶ月前に強烈な喘息発作が起きて、さすがにそのときは1週間ほど入院をしてしまった。
けれども、退院後の経過は順調で、「あれ?危ないかも・・・」と感じることはあっても、発作の恐怖に襲われたことは一度もない。
看護婦の彼女のアドバイス(…とゆうより命令?)も相当に心強くて(…感謝なのだっ)、これから迎える冬も無難に乗りきれるかも・・・。
なんて楽観的に考えてたりしちゃ、やっぱマズいんだろうなあ。
今月に入ってからずいぶん暖かい日が続いていたけど、ここ数日でめっきり寒くなってきて、「胸苦しい」と感じることが増えているのは事実だし、油断はできない。

あっ、そうだ!
ぼくが「胸苦しい」と感じるのは、単なる喘息のせいばっかりじゃなくて、恋病(こいやまい)が原因かもね。
会いたいけど会えないときなんかは特に症状が重くて、彼女のことを思うたびに切なくて、胸キュンどころか、時代劇風にゆうと「心の臓」がギュッとなる感じなんだ。
嗚呼〜ッ、愛しのさやかちゃん♪に看病してもらいてえ〜!
おまえ、どーすんだよ?3日も放置したら、たぶんぼくは危ねえよ。
だけど・・・、今日は昼間っから、「たまには仕事を休んでウチに来いよお!」ってなメールを送ってゴメンな。
ちょっと困らせてやろうと思っただけなんだ。
だから、返事は「バ〜カ」の一言でいいんだよ。

あーあ、また彼女のことを書いちまった(こりゃダメだわ…)。
さあ、気を取り直してっと!

健康な人は、自分が健康であることに気づかない。
病に倒れ床にふせってから、ようやく健康のありがたさを知る。
その反対に、病人は健康がどれだけありがたいものかを知っている。

同様に、お金持ちは貧乏人のつらさや悲しみに気がつかない。
しかし、貧乏すぎる人は、人に与えることの喜びを知らないんだ。

いま中越地震の被災者のもとへ、全国各地から支援物資や義援金が届いている。
不足している物を与えられたり、恵んでもらえたりすれば、それはうれしいことにちがいない。
救ってもらえたとゆう思いは、感謝の気持ちにつながる。
でも、善意を恵む側にも大きな喜びがあるんだ。
もしかすると、その喜びは与えられる側より大きいかもしれない。

そして、その喜びや充実感は、有り余るお金(物)の中から与える人より、ホントは自分にとっても必要なお金(物)を出す人のほうにあると考えたい!
人間は、自分の存在に意味があり価値があることだと、自他ともに認められたとき、最高最大の喜びを感じる。
勘ちがいしないでほしいのは、ぼくが「与える」とか「恵む」とゆう言葉を使ったのは、被災者を見下して、上の立場にある者が下にいる者へ…とゆう意味じゃないってこと。
恵む側も恵まれる側も、「相手と共にいま確かに生きてる」ことを喜び合い、その気持ちを共有できたなら、お互いに打算もないし、卑屈になることもないと思う。

そうゆう感じで善意の輪が広がってゆけば、日本だってまだまだ捨てたもんじゃねえぞ。
近い将来、きっと最高の社会が築けるはずだ。
生きてるってすばらしい!・・・そんな気がする今日このごろ。
 

2004/11/15(月) キミがいない
 
今日、知り合いのカーショップで、愛車の軽トラにCD/MDデッキとドアスピーカーを装着してもらった。
先週月曜日、仕事の帰りに立ち寄って、店員から「音で選べばcarrozzeria!!」と勧められ、迷うことなく一番安い機種【FH-P055MD】を注文しておいたんだ。
自らが小市民であることを十分認識した上での選択は、我ながら微笑ましい限り。
しかし、メーカー希望小売価格で44,100円もするんだから、けっこうな出費!

ぼくはカーオーディオには…とゆうか、部屋のオーディオにも全く興味がなかった。
それなのに、どうして急に思い立ったのか?
考えてみると、1日平均6時間ぐらいは軽トラの中にいるわけで、その間は聴きたくもない曲やトークに耳を傾けている。
この膨大な時間、好きな曲を聞きながら過ごすことができたら、どんなにいいだろうと思ったんだ。
それに、カラオケで唄いたい曲をガンガンかけて、マスターしたいってのもある。
曲に合わせて大声で唄えば眠気覚ましになるし、ストレス解消にもなるんだ。

と、まあ、なんだかんだとカッコよく理由をつけてるけど、ホントはキミのためなんだよ(…照笑)
ぼくの場合、配達の仕事に使っている軽トラがマイカーも兼ねているわけで、キミを隣に乗せて走ることもたびたびある!
軽トラの狭くて殺風景な空間でも、ふたりの好きな曲が流れていたら、多少はロマンチックな気分に浸れるはず・・・。
そんな感じかなあ。

いつの間にか、季節は秋から冬へ移ろうとしている。
冬至の日に向かって、夕暮れ時がどんどん早くなってきた。
午後5時前には薄暮になり、5時を過ぎると急激に闇が濃くなってくる。
スイート☆センチメンタルな秋の夜には、お願いだから・・・いつもキミがそばにいてほしいっ!
ちょっと寒いけどベランダに出て、ふたりで星空に抱かれながら、未来の夢を聞いてくれ。
すぐ沖を行くフェリーの灯りを見て、「わあ、きれい」と無邪気に微笑んでよ。

しか〜し、間が悪いっつーか、せっかくオーディオを装備したってのに、今週はキミがいない・・・トホホな一週間。
当分は深夜のドライブなんてできやしねえ!
先週は土曜日までZUTTO一緒に暮らしたから、仕事から帰ると、キミが部屋で待っていてくれた。
その幸せな一週間が当たり前だとは思ってもないけど、反動が大きすぎて耐えられそうにない。
今夜は真っ暗な部屋に入るのがつらかった。
ひとりの部屋は寂しすぎる〜ッ!
 

2004/11/14(日) ぼくに恋の魔法をかけるなら
 
「欲」「色」「酒」は、人生を踏み誤らせるものの代表格らしい。

欲に目がくらむから悪徳商法に引っかかる。
ギャンブルにのめり込んで大借金を背負っちまう。
楽してお金儲けができるなら、誰も仕事なんてするもんか!
この世の中、そうそう甘い話は転がっちゃいない。
わかっているのに、おいしい話を聞くと、つい手を出してしまう。

酒も人を狂わせる魔物だ。
酒の席でのことだから・・・と笑って許してもらえるうちは、まだかわいげがある。
が、真性の(?)酒乱やアル中にでもなれば、誰からも相手にされなくなっちまう。

では、恋はどうか?
「恋はクセモノ」とか「恋は盲目」ってゆうけど、女がほしい男、男がほしい女には、それ以外のことは何も見えなくなっちまう。
恋するゆえに理性を失った者は、お金を盗んだり、ときには殺人にだって手を染める。
犯罪の陰に女(男)あり…とゆうことか。

けれども、欲や色や酒に迷うからこそ人間らしいとも言えるんじゃないか。
迷いながら、あるいは迷った挙げ句に得られるものだって、きっとあるはずだ。
人間は誘惑に打ち勝ってこそ強くなる!

ずいぶんと偉そうなことを書いたけど、ぼく自身はどうなんだろう?
人を使ってお金を儲ける気はないし、今のところは人の上に立つ気さえない。
ギャンブルは一切やらない。
酒は忘年会とか花見の宴席で少し飲むだけで、普段は一滴も飲まない。
こう見えても、欲と酒の誘惑には立派に打ち勝っているんだ(…笑)

で・・・唯一勝てそうもない、勝ちたくない(?)のが恋!
このままずっとキミの魔法にかかっていた〜い。

けれども、いくら魔法にかけられても、夢を捨てることだけはしないんだ。
キミがぼくのことを大好きだと言ってくれるのは、ぼくが夢を追いかけているからこそ。
夢をなくしたぼくが、どんなにちっぽけな存在になっちまうか・・・。
キミもぼくも、そのことをよく知ってるはず。
だから、ぼくに恋の魔法をかけるなら、一生夢を追い続けるだけの勇気とゲンキを一緒に与えてほしい!
そうしたら、いつまでもキミが大好きな【ゆうやクン】のままでいてあげられるよ。
 

2004/11/13(土) 「舞姫」後編 ―ジイちゃん、ぼくは汚れてしまいました―
 
ぼくは“謎の踊り子エリカ”の控え室の前に立ち、誰もいない部屋の中の様子を覗き見ていた。
エロい歌詞の「溢れちゃう...BE IN LOVE」の演奏が終わり、続いてクイーンの「BORN TO LOVE YOU」が脳天を突き刺すような大音響で鳴り響く。
しかし、なんなんだ、この選曲は…?一貫性がなさすぎるぞ〜。
ベッド、テレビ、テーブル、小型冷蔵庫・・・洗濯機以外はひと通りの家財道具を置いてある。
床から天上まで届いている巨大な鏡には圧倒されそうだなあ。

そのとき、突然「わっ!」と声がすると同時に、ぼくは両肩のあたりを後ろから思いきり突き飛ばされた!
後ろに人がいたなんて、この大音響の中では全然気づかなかった。
ぼくは無防備なまま突き飛ばされたから、床に這い這いをする格好で部屋の中へ・・・。
立ち上がりすぐに振り返ると、そこには真っ赤なガウンを羽織った若い女の人が立っていた。
両目の位置が離れているせいか、ちょっとだけ安室奈美恵みてえな顔だけど、どこかヘンな感じ。
それもそのはず・・・なんと!なんと!
ガウンの下はスッポンポンで、おまけに前のヒモを結んでないっ!!
とゆうことは、つまり・・・オッパイも下腹部もあらわなわけで・・・。
「目のやり場がねえや」なんて思いつつ、それでも視線はしっかりとガウンの下の白い裸体に釘付けになっちまう。

もう心臓BakkuBakuで口から飛び出してきそう。
とりあえず仕事で来ているわけだから、ぼくは気を取り直したフリをする。
「あっ、宅急便です。すいません。部屋の前で少し待たせてもらってました」
と、帽子を脱いで挨拶すると、それを見てエリカさんがかすかに微笑む。
「ホントに?階段のところからジッと見てたんだよ」
エリカさんはそういいながら、部屋の中に入ってくる。
そして、後ろ手にドアを閉めると、驚いたことにロックしてしまった〜ッ!

「なっ、何する気ですか?」
「若い男の子を食べちゃおうかなあって思ったんだ」
「あっ、いや・・・ぼくはこうゆうの初めてで、痩せてるから食べてもおいしくないんじゃないかと・・・」
「フーゾク嬢が初めてだってこと?キミ、いったいいくつ?」
「いちおう24歳です」
「ホントに?高校生ぐらいに見えるね」
「高校生がクルマを運転するバイトなんかしませんっ!」
「それもそうね」

エリカさんは、巨大な鏡の前に置いてあったタバコの箱から1本取り出して火をつけると、うまそうに煙を吸いこみ、フーッと吐き出す。
ひと仕事終えた後のけだるそうな仕草が、なんとなく大人の女って感じ。
そして、「あ〜疲れた」とゆうと、鏡に向かって座りこむ。
女らしく正座するのかと思ったら、両脚はM字開脚で、両手をお尻より少し後ろの床につく。
つまり、これは観客が一番見たいと思われる部分を、見えやすくするための悩殺ポーズ?
ぼくはエリカさんの斜め後ろにいるわけで、鏡の下のほうを見ると、やっぱりそこには神秘の泉が・・・。

「坊やさー、あたしのことなんか気にしないで、さっさと仕事しなさいよ」
「あっ・・・ゴメンなさい。荷物はどれですか?」
「そこの衣装ケースだよ。あと廊下にも大きなのが2つある。伝票は貼りつけてるからね」
「じゃあ、廊下のほうから先に入力します」

聞こえてくる曲が、ゲンキいっぱいの「BORN TO LOVE YOU」から、フィル・コリンズの「見つめて欲しい」に変わる。
だけど、今はロマンチックな名曲に浸っている場合じゃない。
廊下には、チビのぼくなら余裕で入れるほどのでっかい衣装ケースが置いてあった。
大丈夫かなと不安を感じたので試しに持ち上げてみると、体力の限界ギリギリとゆうか、階段がある分だけビミョーな線か。
時間がかかりすぎてるから、急がなきゃ。
控え室に戻って最後の1個の入力を始めたとき、エリカさんが突然立ち上がり、着ていたガウンを脱いだ。
そして、一糸まとわぬ姿でぼくに近づいてくる!

「あれっ?ちょっと・・・マジっすか?ぼくには彼女がいて、部屋で帰りを待ってくれてるんですっ!」
ぼくは後ずさりしながら、そう言った。
「なに言ってんの?勘ちがいしないでよ〜。ケースの中にこのガウンも入れたいだけなんだから」
「・・・?」
なに言ってんだ?ってこっちが聞きてえよ。
ずっと挑発してるのは、もうミエミエなんだから(…笑)

ぼくはでっかくて重い荷物を3個、決死の形相で運び出し、なんとかデリバンに積み込んだ。
残るは運賃の集金だけ。
ところが、釣り銭準備金を持ってくるのを忘れてた。
「しょうがないわねえ。ついてきなさいよ〜」
エリカさんはそうゆうと、素早くジャージの上下を着こんだ。
そして、ぼくの手を引っ張るようにして、すぐ近くのローソンへ行き、お茶とおにぎりを買ってくれた。

「はい、運賃!これでお釣りがいらなくなったでしょ?」
「ありがとうございます。なんだか申し訳ないです」
「そんなの気にしなくていいよ。キミをからかって楽しかったから、ほんのお礼の気持ちだって」
「やっぱりそうか」
「当たり前でしょ!でも、ちょっと初恋の彼を思い出しちゃった」
「そうっすか?てゆうか、次の埼玉でもがんばってよね」
「うん、埼玉には実家があるんだ。この世界に入ってから一度も帰ってないけどね」
「・・・・・・」
「もうちょっとお金を貯めるまではがんばるよ。じゃあ、気をつけてね」
「はい、ありがとうございますっ!」

ぼくは「一期一会」とゆう言葉をかみしめる。
エリカさんと会うことは、もう二度とないだろう。
どうか、この人に幸せが訪れますように。

けれども・・・
ジイちゃん、ぼくは汚れてしまいました。
 

2004/11/12(金) 「舞姫」前編 ―なぜかミュージック♪アワーなのだっ!―
 
宅急便をやってると、ホントにいろんな出来事がある!
こんなすげえことを書いてもいいものかどうか・・・。
でも、書かずにはいられねえぞ。
えいっ!思いきって書いてしまおうっ!
そして、自らが犯した罪を認め、彼女には素直に謝ろう(大げさかも!)

夕方出勤するなり、ひとつ年上の先輩がこう言った。
「おう、ゆうやっ!ちょうどよかった。今夜は人手が足りねえから、おまえ、ミュージックへ集荷に行ってくれよ」
この一言が、甘美で切ないドラマの始まりだった。

しかし、ただミュージックと言われても、ぼくにはなんのことだか、さっぱりわからない。
「ミュージックってなんっすか?」
「なに寝ぼけたこと言ってんだ」
「だって、一回も行ったことねえし・・・」
「げえー!!マジ知らねえの?」
「あ・・・はい」
「おまえ、そんなんだからガキ帝国だって言われるんだよ。しょうがねえなあ」
先輩は底意地の悪い笑顔を浮かべながら、それでも親切に地図を開いて場所を教えてくれた。

「やっぱ行ったことないっすねえ。どんな音楽がかかってんだろ?」
「さあね。行ってのお楽しみってことにしとけよ。言っとくけど、荷物はでけえし重いからな」
「へえ、そうなんですかあ?」

ミュージックの前に着くと、正面入口に案内役(呼び込み?)の男の人が立っている。
蝶ネクタイにド派手なスーツ!
この人の服装を見たとき、フーゾク店だってことがわかった!
ぼくの心臓はそれだけで高鳴った。
入口のジャマにならないように、少し通り過ぎてからデリバンを停める。
いざ、接近。

「宅急便です。お世話になります。お荷物の引き取りに伺いました」
「ご苦労さまです。そちらのドアからお入りください。階段を上って右側一番奥のお部屋で、エリカさんが待機していると思います」
案内役の人がにこやかにそう言う。
「えーッ!本人がいるの?なんかハズいよなあ」
と思ったけど、そういえば…荷物の引き取りと同時に運賃の集金もするわけだから、まあ仕方ねえか。

そして、歴史的瞬間!
生まれてはじめて、ぼくがフーゾク店のドアを開くっ!

ドアを開けると、いきなりの大音響。
で、聞こえてきたのは、ゴマキの「溢れちゃう...BE IN LOVE」だ。
壁ひとつ隔てた向こうの部屋で、今まさにストリップショーが行なわれている・・・。
かなりDokiDokiしながら薄暗く湿っぽい通路を歩き、突き当たりにある階段を上る。
2階の通路の両側が小さな部屋になっていて、踊り子さん(?)たちの控え室になっている。
ドアにそれぞれの名前を書いた紙が貼ってあり、その中に『サヤカ様』ってのがある!
今夜も部屋で待ってくれている“愛しのさやかちゃん”を一瞬思い出す。
そして、いかに仕事とは言えども、妖艶な世界にはじめて足を踏み入れたことに対し、罪の意識を感じる。
こうゆうところが、ぼくってホント純情だよなって思う(…自分で言ってらあ…笑)

一番奥の部屋の前に立つと、ドアが開け放たれたまんま。
「まいどお、宅急便っす」と声を掛けると・・・返事がない。
案内のオジサンは待機中だと言ってたけど、誰もいないのか?
もしかして、教えてもらった部屋がちがっているのかもしれない。
そうだ、ドアに貼ってある名前を見ればわかることだ。
しかし、ドアは内側に向かって押し開けられていて、廊下にいたままじゃ見られない。
仕方なく、ぼくは部屋を覗き込んだ。
ドアには『エリカ様』の名前を書いた紙が貼ってあり、どうやら部屋はまちがいないみたい。

それにしても、ハンガーに吊り下げられているのは、ちょ〜スケスケの衣装ばっかり。
わっ!すっげえセクシーなブラやパンツがいっぱい脱ぎ散らかしてある・・・。
ふーん、あんなのを着て踊るんだ。
こりゃスケベな男どもが喜ぶわけだ。
おっと、セーラー服にナース服、スッチーの制服らしきのもあるぞ!
ナース服を見て、また彼女を思い出しちまう。
「さやか、ゴメンなさい。これは仕事なわけで・・・自分の意思じゃねえんだよっ」

そのとき、ぼくは無我夢中の状態(?)にあり、背後から人影が忍び寄っていることに全く気づかなかった。

今日はここまで・・・続きはまた明日。
ひとまずバイバイなのだ。
 

2004/11/11(木) 聖者になんてなれねえよ
 
仕事先に45歳で独身のオッサンがいる。
今日は配達の仕事がちょ〜ヒマで、その人とじっくり話をする時間があった。

「ゆうや、おまえ彼女ができたらしいじゃないか」
「はい。まあ、なんとか」
「付き合ってどれぐらいたった?」
「まだ2ヶ月にもならないです」
「もうヤッたのか?」
「えっ?いや・・・そんなこと・・・」
「さてはもうヤッたんやなあ。純情そうな顔して手が早い。まあ、いまどきの若い女の子はすぐにヤラしてくれるけん、うらやましい」
「そんなんじゃない!ぼくの彼女、ヤリマンじゃないっすよ!もうこうゆう話はやめましょうよ」

ぼくは彼女がバカにされたような気がして、はっきりとわかるようにムッとしてやった。
しかし、オッサンが次に発したセリフは、あまりにも意外すぎた。
「昔は素人の女の子がなかなかヤラしてくれんかった」
「ワシなあ、女と付き合ったことが一回もないんや」
「第一、ワシは素人女と寝たことがない・・・」

「えー!マジっすか?それってかなりすごくねえ?」
ぶっ飛び〜ッ!もしかして45歳童貞クンの激白?
このオッサンは女の人とヤッたことが一度もない!と、本人がそう言ってる。
実は男が好きだから・・・と、そんなことは言ってねえか(…笑)
とりあえず“素人の”女の子とは寝たことがないけど、若いときにはフーゾクに通ったこともあったそうで、ちょっと安心って感じ(?)

それにしても、世の中には十分すぎるほど珍しい部類に属する人がいるもんだ(…驚)
このオッサンには下ネタばかりじゃなくて、少し気になることも聞かれた。
「ゆうやは頭がええし仕事もできるし、ちゃんとした会社に就職したら、たぶん出世できる。そやのに、就職せんのはどうしてなんや?」
こうゆうことを聞かれたとき、ぼくの答えはいつも決まっている。
「出世だけが生き甲斐じゃないと思ってるし、ぼくには夢があるけんね〜」
ただし、出世欲(ぼくの場合は就職欲ってか?)がないからといって、自分は聖者なんだと威張ってるわけじゃない。

『立身出世』とは社会的に高い地位を得て、世に認められることをゆう。
いまの日本では、立身出世を目指すことが当たり前だとされている。
だから、出世欲旺盛な人が、世間から「なんで出世したいの?」と聞かれることはない。
でも、この世の中に多くの望みを持たない人は、「どうしてなの?」と不思議がられるし、変なヤツだと思われる。

それはなぜかとゆうと、人間とは欲深いもので、思慮分別をなくすほどに富とゆうものが大好きだと考えているからだ。
したがって、地位や名誉や富を求めない人を不思議がることになる。
けれども、すべての人間がそうとは限らないし、そもそも自分以外の人の心なんてわかるはずがないんだ。

ぼくのようなフリーターに限らず、ビジネスマンの中にも明らかに出世欲のない人がいて、そうゆう人は周囲からまるで『世捨て人』であるかのように思われている。
では、彼らには欲とゆうものがないんだろうか?
そんなことはない。
出世することによって得られる地位や名誉や有り余るほどのお金・・・。
一方で、失われる膨大な自由とか精神的安定・・・。
両方を天秤にかけて、案外ちゃんと計算していたりするもんだ。
その結果、出世するマイナスを避けている人だっている。
たぶん、ぼくはその中のひとり。

「ぼくには夢がある」
「仕事以外に生き甲斐を求める」
「恋に生きる」
「趣味に生きる」etc・・・

これらの言葉は、ある一瞬には憧れを伴なって美しく聞こえたりもする。
ただし、それが無欲だってことにはつながらない。
THE BLUE HEARTS風にまとめると…
聖者になんてなれねえよ!
だから、汚らしさやイヤらしさを隠す必要はない。
けれども、欲をムキ出しにする人間には絶対になりたくねえもんだよなっ!
 

2004/11/10(水) 悪意と復讐 ―話はわかったよー
 
6日間連続で最高気温が20℃を突破!毎日ホントに暑っつい。
なんだか季節が逆戻りした感じで、常夏の楽園ベイビーな気分。
Attzui!Attzui!

今夜、宅急便の仕事をしていて、こんなことがあった!

「こんばんわあ〜!宅急便っす」
「はい、どうぞ」
「西京出版からのお荷物ですよ」
「えー!注文なんかしてないのに・・・」
「マジっすか?」
「うん、電話で買ってくれとしつこく言われたけど、“いいです”って断わったんですよ」
「どうしよう?困ったなあ・・・」
「お兄ちゃんには申し訳ないけど、受け取れないから送り返してもらえる?」
「はあ・・・仕方ないですねえ。そうします」

宅急便の『受取拒否』ってやつだ。
この受取人は、西京出版とゆう会社(架空の社名だよ!)から電話で高価な本を買ってほしいと頼まれ、「いらない」とゆう意味で「いいです」と言った。
ところが、先方は「いいです」を「OK」の意味に解釈し、売買の契約が成立したものとして、商品を送りつけてきたってわけだ。
送り主あっての宅急便だから、出版社を悪く言いたくはないけど、1冊5万円近くもする高価な本らしいから、受取人が簡単にOKするとは思えない。
実際、詐欺まがいの商法で高価な本を買わされる被害はけっこう多いんだ。

「いいです」と同様に、「そんなモノはいりませんよ」とゆうつもりで「結構です」とゆうのも、相手の商談をOKしたと解釈される場合もあるから要注意だ。

昨日、ぼくが金髪同級生に対して使った「話はわかったよ」とゆう言葉も、相手のカン違いを招きやすい。
「キミが言ってることの意味はわかったよ」とゆうつもりなのに、向こうは「俺のゆう通りにすると言ってくれた」と判断したりする。
そこで、「約束がちがうじゃん」とか、「ウソをつくな」ってことになっちまう・・・。
人間は自分自身の脈絡の中でしか物事を考えないものだし、特に金髪同級生のように身勝手な人間はその傾向が強い。

さて、昨日のぼくが「話はわかったよ」と言ったのはどうしてか?
「絶対にダメだ」ってことを強調するために、ワザと紛らわしい言葉を使ってみただけのことだ。
そこには、ささやかな復讐心とゆうか、精一杯の悪意が込められているんだ(…笑)
度量が小さい男だと言われたらそれまでだけど、こうゆう気持ちになることって、みんなにもあるよね?ねっ?
同意してくれ〜ッ!!

 ◇ ◇ ◇ ◇

イメージ画像は…
【シャウト!】
ロックな法律家で行くで〜ッ!
Hey! Boys & Girls♪ある読者の方でっせー。

2004/11/09(火) ろくなもんじゃねえ
 
午後10時、長い長い一日の仕事がようやく終わり、ぼくは彼女が待っている部屋へと帰り道を急ぐ。
一刻も早く・・・とにかく早く帰りたいとこだけど、近所まで帰ったところでコンビニに立ち寄る。
「ジュース買うの忘れちゃったヾ(^-^;)ごめんなさ〜い。帰りに買ってきてね」
と、彼女からメールが入っていたことを思い出したからだ。
コーラとオレンジジュースのペットボトルを持ってレジに向かおうとしたとき、昨日スーパーで会ったばかりの[金髪★とび職★同級生]が店の中に入ってきたっ!
気づかないフリをして横を向いたけど、目ざといことに、すぐ見つかっちまった。

「やあ、ゆうや、また会ったなあ」
金髪同級生は、独特の不敵な笑みを浮かべながら近寄ってきた。
「あっ、こんばんは」
ぼくはやっと気づいたかのように、そして、できるだけ他人行儀に挨拶をした。
「同級生じゃねえかよ〜。ずいぶん冷てえヤツだな」
「そんなことねえよ。普通だよ」
「まあいいや。また会えたのもなにかの縁だから、ゆうやにちょっと頼みごとしてみようかな」
「なんだよ?」
「ここじゃアレだから、外で待ってるわ」
「いま急いでんだけど」
「手短にゆうからさ」

イヤ〜な予感がした。
こいつはなにか魂胆があるにちがいない。
ぼくは会計を済ませて外に出た。
あまり広くない駐車場には黒塗りのオンボロのセダンが停めてあり、ヤツが運転席の窓から顔を出していた。
「乗れよ」と言われたけど、「外で話そう」と言って断わった。
クルマの中にヤツの仲間が2人乗っていたからだ。

一瞬ヤツは、ぼくを眼光鋭くにらみつけてからクルマを降りた。
いかにもシブシブって態度で、しかし顔には薄笑いを浮かべながら。
完全に脅しのパフォーマンス・・・ヤクザ映画を見てるようで、かなり冷や汗もんだ。
それでも、ぼくは早く帰りたかったので、先に切り出した。

「ホントに時間がねえんだよ。相談ってなんだ?」
「おまえ、金持ってるか?」
「えっ?」
やっぱりそうゆうことだったか・・・。
「実は俺、借金でクビが回らなくなっちまって、一週間以内に30万ほど用意しなきゃなんねえんだ」
「そんな大金持ってるわけねえじゃん」
「いや、現ナマを持ってなくてもいいんだ。おまえの名義を使って、サラ金から30万ほど借りてくれよ。なっ!頼むっ!」
「無理だよ。フリーターなんて相手にされるかよ」
「大丈夫。保険証を一日だけ貸してくれたら、手続きは俺のほうでやるからさー」
「ダメだっ!!」
「じゃあ、保証人になってくれよ。この通り、頼むから・・・」

なんとヤツは合掌してる。
しかし、ぼくの気持ちが変わるはずもない。
忘れもしない・・・あれは中3のとき。
ぼくはこいつらに散々な目に痛めつけられたショックで、1ヶ月も学校を休んだ。
それなのに、なんて恥知らずで身勝手なヤツ!
いや、そんな言葉じゃ足りねえぞ。
こうゆうヤツこそ、ろくなもんじゃねえ!
たとえ殴られても蹴られても、助けてなんかやるもんか!
よし、ここは曖昧な返事をせず、きっぱりと断わろう。

「おまえねー、名義を貸すとか保証人になるとか…簡単に言ってるけど、そうゆうことって、お金をくれてやる覚悟がなきゃできねえんだぞ」
「金は絶対に返す!それと、昔のことで怒ってるだろうから、きちんと謝る。すいませんでした。これでいいだろ?ホントに悪いことをしたとずっと思ってたんだ」
「はあ?いまごろ寝ぼけたことを言われても信用できねえな」
「いまここで気が済むまで殴ってもいい。だから、なんとか助けてくれ。俺には女やガキもいて、切羽詰ってんだ。わかってくれっ」
しつこいヤツ!こっちこそ、こんなに嫌がってるのに早く気づいてくれよって感じ。

「話はわかったよ」
「ホントか?これからは友だちとして、ゆうやのことを守ってやるからな」
「カンちがいすんなって。おまえが生活に追われていて、それに借金を抱えて苦労してるってことがわかったってこと!」
「それがわかってるなら、助けてくれよ〜」
「なんと言われても、お金の貸し借りはしないんだ。悪いけど、ほかを当たってくれ。その代わり、昔のことはもう謝らなくていいよ」
「そうか・・・こんなに頼んでるのにダメなのか」
「・・・・・・」

ぼくはもうそれ以上は相手にせず、サッと軽トラに乗り込むと、その場から走り去った。
ウインドウガラス越しにヤツから罵声を浴びると覚悟したんだけど、意外な言葉が聞こえてきた。
「ごめんな〜ッ!」
と、たしかにそう聞こえたはず。
「バカヤロー」だったかも(笑)

部屋に帰ると、愛しのさやかちゃんが待っていた。
「遅かったね。事故でもしたのかなって心配したよ〜」
「ごめんごめん。ほら、昨日スーパーで会った同級生がいたでしょ?またあいつとコンビニで会って変な頼まれごとしたけど、はっきり断ったよ」
「そうだったの。でも、これから遅くなるときはメールで知らせてね」
「うんっ!」
キミの笑顔を見たとたん、どんなに嫌なことがあったって、すぐにふっ飛ぶんだ。
 

2004/11/08(月) 金髪★とび職★同級生
 
今夜は宅急便のバイトがオフだったから、彼女と一緒にスーパーに行った。
食料品売り場で買い物をしてたら、前方から5人家族がこっちに向かって歩いてきた。
金髪でとび職風のダンナ、同じく金髪でケバい格好の奥さん、5歳と3歳ぐらいの幼児、それに乳母車に乗せられた赤ちゃん・・・。
彼らがすぐ近くを通り過ぎるまで、ダンナはぼくの顔を穴が開くほど見てた。
変なインネンを付けられたくなくて、視線を合わさないよう慎重に(?)やり過ごしたつもりだった。

が、イヤな予感が当たっちまった。
「おまえ、もしかしてゆうやじゃねえか?」
と、金髪野郎に後ろから肩を叩かれた。
仕方なく振り向いて、声を掛けてきた男の顔をよく見ると、中学のときの同級生だった。
「番長」とゆうか「抑え」とゆうか、とにかく不良グループの「頭」をしてたヤツ!
思い出すのもイヤだけど、こいつには何度かボコボコにされたことがある。
彼女と一緒にいるところなんかでは、絶対に出くわしたくないタイプのヤツだ。

「ゲンキそうじゃん」
「うん、まあなんとか」
「その子、彼女か?」
「そうだよ」
「へえー、かわいい子を連れてんだ」
「そうかあ?」
「ああ。俺らは早く結婚してガキが3人もいるから、生活に追われて大変だ」
「でも、貫禄十分ってゆうか、そんなふうには見えねえよ」
「結婚してから15キロ以上太ったからなあ。外見なんかどうでもよくなった」
(そのわりには金髪にしてカッコつけてんじゃん・・・と言おうかと思ったけど、やめた)
「そんじゃあ、またな」
「うん、おやすみ」

結婚して丸くなったのか?それとも大人になったってことなのか?
とにかく、早めに“解放”されてやれやれって感じ(…笑)

さてさて、秋の高校野球四国大会の続報!
昨日の決勝戦は、1966年以来とゆう愛媛勢同士の組み合わせとなった。
結果は、新田(2位)が7−4で西条(1位)を破って初優勝を飾った。
これで、ミラクル新田といわれ、初出場で準優勝した1990年以来14年ぶり2回目のセンバツ出場が決定的!
決勝で負けたけど、西条も当選確実だろう。
ぼくが応援していた済美は、一昨日の準決勝で延長戦の末、西条に競り負けた。
四国の出場枠は3校しかなくて、その3校全てが愛媛から選ばれるとはとても思えず・・・。
「地域性を考慮」などとくだらねえ理由をつけるに決まってるからなあ。
だから、済美のセンバツ連覇の夢はなくなったと考えたほうがよさそうかも。

 ◇ ◇ ◇ ◇

これも一緒に読んでおこう!
8月10日付日記
【イジメられっ子の復讐】
 ↓  ↓  ↓
http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/rommel/?Y=2004&M=8&D=10
 

2004/11/07(日) 引っ掛けサイトに御用心
 
男ってヤツは、ほとんど例外なくスケベな生き物だ!
彼女や妻がいながら、つい出来心でなんとなく・・・ケータイサイトに貼り付けられているエッチな広告にアクセスすることもある。
オスの本能を瞬時に呼び覚ます(?)強烈な宣伝文句の先につながっているのは、たいてい有料エッチ画像サイトなのだ。
そして、サイトのトップページには「サンプル画像」のコーナーがあり、被写体となった女の子の名前や年齢、職業などが書いてある。
サンプルだとわかっていながらも、できるだけかわいい女の子の限りなくエッチな姿を見てみたい・・・。

一度火がついた男の欲望は、なかなか止まらない。
気になる名前の子を選び、「この画像を見る」とゆうリンクテキスト(文字)をクリックすると、次に「年齢認証」のページが出てくる。
ここで「あなたは18歳以上ですか?」と聞かれ、条件を満たしている者なら当然のこと、中坊や高坊などそうではない少年までもが、推定99%以上の確率で「はい」と答える。
DokiDokiの瞬間!
ちょ〜大胆なポーズ、過激にエッチな美女の画像が見れるかも・・・。

だが、次に現れる画面の文字は・・・

ご入会ありがとうございます。
あなたの携帯電話の固体識別番号KDDI/1.0/KYOCERA/W21K○○○を登録させていただきました。
4日後までにご利用料金を下記金融機関あて送金願います。
利用料金:3万円
金融機関:悪徳銀行東京支店
口座種別:普通預金
口座番号:1234567
口座名義:引掛音次郎

しまった!勝手に登録されちまったらしい。
サンプルを見たいだけで、登録する気なんか全然なかったのに…。
まだ利用規約だって読んでないとゆうのに、なんてこった。
使ってもいないサイトの利用料金を請求されちまったぞ。
ささやかな男の欲望は、このとき空しい後悔の念へと形を変える(…笑)

ケータイの電番を知られたかも…、たぶん名前だって知られたかも…。
とゆうことは、請求に応じて料金を振り込まないと、タダでは済まないかも…。
「固体識別」とゆう見慣れない言葉に惑わされ、誰もがそう考える。
これが『引っ掛けサイト』と呼ばれる詐欺師の手口なんだ。

ここまでの時点でサイトへのアクセスを切断し、すぐさま「助けてください」と、頼りないぼくにでも思いきって相談をしてきた人は助かっている。
こう見えても、今年の夏以降すでに6人もの人たちを救っているんだ(エッヘン!)
が、残念ながら、自慢するほどのもんじゃない。
「心配いらねえから無視したらいいよ」
「そうゆう登録なら、ぼくなんかもう何十回もされてるけど、一回も払ったことねえよ」
…と、こんなふうに書いたメールを送っただけのことなんだ。

では、いま日本中で怖がられつつある『固体識別番号』とは一体なんなのか?
機種に応じてサイトを正確に表示させる目的で送信される情報のことで、これにはケータイ電話会社、電話機メーカー、機種情報が含まれる。
しかし、電番やメールアドレスは含まれてないし、名前や住所なんてこれだけじゃわからない。
したがって、今後は『固体識別』とゆう文字を見ても怖れることはないっ!
詐欺師たちが、アクセスしてきた人に電番や名前がバレちまったとカン違いさせるために、わざとチラつかせている言葉にすぎないんだから。
そして、サイトの画面上で何万円とゆう法外な金額(数千円の場合もある)の請求をし、もし振り込んでくれる人がいたら儲けもの・・・その程度のことだ。

ただし、わざわざ「登録を取り消してほしい」なんてことをゆうために、サイトに書いてある番号に電話かけたりしちゃダメだ。
楽天イーグルスで話題の(関係ねえな)仙台には義理堅い人(?)がいて、名前や住所や家の電番、それに勤め先まで正直に言って解約を迫ったけど、逆に10万円近くも脅し取られたらしい。
飛んで火にいる夏の虫だよね。
もう一度ゆうぞ。
固体識別なんて絶対に無視!徹底的にシカトしろ!

一時猛威を振るった『架空請求詐欺』や『ぼったくりサイト』が下火になったと思ったら、今度は『引っ掛けサイト』が登場してブレイク寸前ってことか・・・。
こんなんじゃ安心してエッチサイトも見れねえじゃん。

 ◇ ◇ ◇ ◇

わっ!やべっ。彼女が後ろで見てたっ!
「イテッ!」
「ゴメンなさい。もう二度と見ません」
「はいっ!すぐに訂正します」

とゆうことで・・・
今日の話は人から聞いた話で、実在のぼくとは全く関係がないかも・・・です。
『引っ掛けサイト』の被害に遭わないためには、エッチサイトなんて絶対に覗かないことが一番です。
拝啓☆さやか様、今日からぼくは二度とエッチサイトを見ないって約束しますっ!
 

2004/11/06(土) キミが大好き ―勇敢な恋のうた―
 
特定の恋人と『付き合う』って、どうゆうことなのか?
当たり前のことだけど、ぼくはキミのことが大好きで、キミはぼくのことが大好きで・・・とにかく好きだとゆう『気持ち』がまず大切だ。
ふたりで会えるときには食事をしたり、ドライブしたり、映画を観たりで一緒に遊ぶとゆうか、できるだけ一緒に過ごすことが付き合うってことだろうか?
それだけじゃないような気がする。

ぼくの場合、キミが看護婦で夜勤があったりするから、「会える週」と「会えない週」が交互にやってくる感じ。
だから、「会える週」にはお互いに好きだって気持ちを直接確認できるし、一緒に過ごすことができる。
けれども、「会えない週」にはそうゆうことができないばかりか、起きてる時間帯がズレまくってるから、メール交換さえ思い通りにできない状態になる。

こんなとき、ぼくはキミのことが大好きだとゆう気持ちだけじゃ苦しくなるんだ。
好きで、好きで、大好きで・・・その気持ちがとてつもなく大きくなりすぎる。
そして、ふと不安がこみ上げてくる。
キミがこのままいなくなっちまうんじゃないかって。
だから、長い期間会えないときほど、キミがぼくのことを大好きでいてくれてるのか、どうしても確かめたくなる。
ついにその気持ちを抑えることができず、真夜中にメールを送ってみるけど、夜勤中のキミからは返信が届くはずもない。
思いきって電話をかけてみても、病院内じゃケータイは使用不可だから、キミが取ってくれるわけがない。

夜勤明けの朝、キミはケータイに着信履歴が残っているのを見て、すぐにメールを送ってきてくれる。
「ハイ(^-^*)/ 何か急用でもあったの?」
「ずっとさやかに会えずにいるから寂しくてヾ(^-^;) ゴメンゴメン」
「寂しいのはSAYAKAも一緒だよ。いい子だからガマンしてね」
「うんっ!ぼくはさやかが大好きやけんね(^・^*)アヒル口でチュッ」
「SAYAKAもゆうやクンのことがちょーダ〜イスキ(*^^*)今日もお仕事ガンバだよっ」
いい子のぼくは、これでようやくニュートラルの状態に戻れるんだ(…笑)

こうゆうことが何回かあって、ぼくは気づいた。
『付き合う』ってのは、お互いに大好きだってことを『信じること』なんだ。
それからのぼくらは、信頼関係を確かめるためにメールでお互いの大好きな点を言い合うことにした。
なかなかハズいけれど、その一部を公開してみよう。

名付けて【キミが大好き―勇敢な恋のうた―】の歌詞(?)
タイトルはもちろんミスチルの曲名のパクリ。
これでも数少ないメールのチャンスを有意義に使ってるつもりなんだ(…ご期待くだされ)

ぼくのことを大好きと言ってくれるさやかのことが大好き!
SAYAKAのことを大好きだと言ってくれるゆうやクンのことがちょ〜大好き!

SAYAKAのことだけを考えてメールを打ってくれてるゆうやクンが大好き!
ぼくのことだけを考えてメールを打ってくれてるさやかが大好き!

さやかの母ちゃんのお腹から生まれてきたさやかが大好き!
ゆうやクンのお母さんは・・・いないけど、そんなとこも大好き!
(おいおい、ちょっと強引じゃねえか?)

普段のゆうやクンはボーッとしてるけど、日記を書くときには急に真剣になって・・・、そんなゆうやクンが大好き!
(あっ、言ったな〜!じゃあ、お返しに)
テレビを見てるときのさやかは口が開きっ放しだけど、ぼくがガンミ(顔見)すると口を閉じる・・・、そんなさやかが大好き!
(ひど〜い!)

よく高校生とまちがわれるクセに、大人ぶって偉そうなことを書いてる・・・、アンバランスなゆうやクンが大好き!
(気にしてることを言いやがって。おまえだってガキっ面にションベンじゃねえか)
女子高坊の研修生ナースみてえなさやかが大好き!でも、そのままのさやかで100点満点だよ〜。
(ゆうやクン仲直りしたいんだね〜)
(はいっ、とりあえずそうしたいかも)

看護婦の仕事を一生懸命がんばってるさやかが、ぼくは大好き!
配達の仕事を一生懸命がんばってるゆうやクンが、SAYAKAは大好き!

え?こんなくだらねえメールのどこが勇敢なのかって?
恋人の大好きなところを見つけて照れずに伝えるってことは、ただそれだけで勇敢な行動なんだよ。
とゆうことで結論。
付き合うってのは信じあうこと!
そんな気がする“ちょ〜ハッピーな”今日このごろ。
 
 ◇ ◇ ◇ ◇

【クロ猫モン太】がイメージ画像!
ケニーさんちの猫ちゃんなのだ。
ぼくはケニーさんに励ましてもらわなければ、とっくの昔にサイト運営を諦めてたかもしれない(…あんがとさんです!)

2004/11/05(金) 楽天イーグルス★試練の船出
 
見事なまでに天下泰平な一日!!
仕事でネタにできるような出来事もなかったし、今日もニュース解説もどきのことでもやってみっか!

◆まずは楽天イーグルスから

今週火曜日(2日)、プロ野球パリーグの新球団が、東北楽天ゴールデンイーグルスに決定!
ライブドアは堀江社長の斬新かつ大胆な言動でプロ野球界に大きな風穴を開けたけど、予想通り玉砕しちまった。
応援してた者のひとりとしては残念・・・。
自社でアダルトサイトを制作・運営していたことがネックになったのか、それとも堀江社長がノーネクタイでラフな格好を身上とする人だから、頭の固いオーナー連中に敬遠されたのか。

そんなことはどうでもいいとして、やっぱ楽天はズルい(…笑)
三木谷社長はもともとプロ野球のオーナー連中とも親交があったわけで、ライブドアがプロ野球参入に名乗りを上げた後で、「ライブドアなんかにやらせるぐらいなら、おまえのところでやったら?」と誰かにケシカケられたって感じ。
おまけに本拠地までも仙台で、ライブドアとモロカブリ。
仙台には何回も行ったことがあって、キレイな街だし、別に嫌いじゃない。
けど、なんで仙台なのか、いまいちピンとこない。
悪く言えば、楽天は後からやって来て、ライブドアのお手柄を根こそぎ横取りしていった感じがする。

その点、東北の人はぼくなんかよりはるかに義理堅く、判官びいきな人が多い。
だから、県営宮城球場で行なわれた新球団祝賀セレモニーに集まったお客さんはたったの2千人!
いくら雨だったと言い訳しても、これじゃ…ちょっと冷たすぎるんじゃねえの?
シーズン入ってからの観客動員は大丈夫かよ?
さらに、多くの仙台市民が「仙台に球団ができたのはうれしいけど、できればライブドアがよかった」と言っている。
最初から松山市(愛媛)を本拠地にしておけば、こんなことにはならなかったのにね〜。
楽天イーグルスよ、いつか後悔しても知らねえぞっ!(…と、たまには捨てゼリフでも言ってみっか)

まあ、来年からは四国4県4球団で【四国独立リーグ】が始まることになったし、ダイエーも西部も身売りしなきゃなんねえようなプロ野球はもういいや。
幻滅だ!幻滅!
「愛媛Rommels」か「愛媛Youyah’s」になるのか(…いい加減!)、どんな名前になるか決まってもないけど、愛媛のチームを応援するぞ〜ッ!

◆理性を失ったエロ教師たち

静岡県西部の県立高校の男性教諭(42歳)が、超小型デジカメを使い、授業中に女子生徒のスカートの中を隠し撮り!
撮った画像は自宅のパソコンに保存して、恍惚の表情を浮かべながら鑑賞してたそうだ(キモ〜ォ)
教え子のパンツを…、しかも授業中に撮りやがって!
この大胆不敵なエロオヤジは懲戒免職処分になったけど、隠し撮りされた女子高生のほうに被害意識がない(?)とゆうことで告訴はされていない。

次はもっとすげえ!
栃木県東部の町立中学では、男性教諭(41歳)が教え子の女子生徒(14歳)と…なんと校舎内で30分間のストロベリーセックス!
さらに、家庭訪問の名目でこの生徒の家に上がりこみ、今度はお部屋で1時間のMDLP(ロングプレイ)をしたとゆう。
この校内射精大会オヤジは、青少年保護育成条例違反で逮捕・起訴された。
もちろん懲戒免職にされているが、「女子中生が特定されるおそれあり」とゆう理由で、栃木県教育委員会は公表していなかった。
栃木は不良ガキの巣窟だっていわれてるけど、ガキを教育する立場にあるヤツがこんなんじゃ…あきまへんなあ。

昨日と今日で表沙汰になったエロ教師の事件はこの2つだけど、もっとさかのぼったら恐ろしい数のハレンチ事件に出くわす。
キリがねえからや〜めた。
けど、被害者泣き寝入りで表沙汰にならない事件が無数にあるとゆう事実はお忘れなく。

スケベ教師たちよ、いつまでもいい思いができると思うなよ〜ッ!
いつかバレる日が必ず来る。
もし運良くバレなかったとしても、そうゆうヤツは死後裁きにあうんだ。
なんだかキリスト教の貼り紙みてえな結論だよなあ・・・。

 ◇ ◇ ◇ ◇

さて、過去の歴史的迷作も読んでおこう。
9月8日付日記
【激論プロ野球・・・ぼくって頭ヘンかもね】
↓ココからだ〜↓
http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/rommel/?Y=2004&M=9&D=8
 

2004/11/04(木) ブッシュ大統領を一番プッシュしたのはビンラディンだ
 
アメリカ大統領選挙で、現職のブッシュ大統領が再選!
前回4年前の選挙では、ブッシュは一般投票の得票数でゴア候補を下回りながら、選挙人の数ではなんとか上回り、薄氷を踏む思いの末にようやく勝った。
しかし、今回は選挙人の数でケリー候補を上回ったばかりじゃなく、一般投票でも過半数を超える得票を集め、同時に行なわれた上下両院選挙でもブッシュの共和党が議席を伸ばした。
ブッシュの苦戦が伝えられていたのに・・・これはもう辛勝なんかじゃなく、立派な圧勝じゃん!

それにしても、ブッシュに対する逆風はハンパじゃなかったはず。
イラクに大量破壊兵器が存在しなかったことが明らかにされ、旧フセイン政権とアルカイダとの関係を裏付ける証拠も出てこなかった。
つまり、イラクに先制攻撃をしかけるときに掲げた大義名分は、全部が嘘っぱちだったってことだ。
なのに、なぜアメリカ国民は大嘘つきのブッシュに大量得票を与えたんだろう?
これには選挙直前に流されたビンラディンの映像が、決定的な役割を果たしていると思う!
映像の中でビンラディンが、はじめて「9.11同時多発テロ」への関与を認め、さらに大規模なテロを起こす用意があることを告げたために、多くのアメリカ国民が3年前の恐怖を思い起こした。
そして、彼らの目には穏健派のケリーより、「対テロ戦争」とゆう悲壮なまでの決意を繰り返すブッシュのほうが力強く見えた・・・。
こっちのほうが、『華氏911』のテレビ放映なんかより、よっぽど宣伝効果があったんだ。

では、なぜビンラディンが宿敵ブッシュの援護射撃をしたのか?
出口の見えない泥沼と化した今のイラクは、テロリストが温床とするには絶好の状態にあると言える。
しかし、ケリーが当選した場合、イラクに展開している米軍を撤退させるおそれがあった。
そこでビンラディンは、ブッシュを続投させることによりテロの温床を守るため、選挙直前の絶妙のタイミングを見計らい、PR活動に一役買った。
たぶんそうゆうことなんだろうなあ。
ビンラディンのお陰で生き長らえたブッシュ、そして、ブッシュのお陰でますます増殖を続けるビンラディン。
昨日の敵は今日の友とゆうか、それとも、宿敵同士の彼らは実は盟友関係にもあるとゆうべきか(…笑)
笑いごとじゃなく、このことをしっかり抑えておこう!
もしかして、お互い打ち合わをして意図的にやったんじゃねえか?

さて、ブッシュの再選で日本はどうなるのか?
小泉総理に何事もなければ、あと2年間、自他ともに認めるブッシュの子分であるこの人が最高権力の座に居続ける。
とりあえず、12月14日に迫った自衛隊のイラク派遣期限を延長するのは、まずまちがいないのないところ。
さらに、今まで通りアメリカの身勝手な戦争に付き合わされ、今まで以上にテロの標的にされることになるんだろう。
イラクの次にブッシュが先制攻撃をしかける相手はイランか、それとも北朝鮮か?
どうせなら北朝鮮の金ブタをぶっ潰してもらいたいところだけど、アメリカの国益につながらないから、たぶん実現しないはず。
しかし、前にも書いたように、ほんの一部とはいえ北朝鮮に拉致された被害者が日本に帰国できたのも、ブッシュが北朝鮮を悪の枢軸と決め付け恫喝したからだ。
ブッシュを批判している人たちも、この点は認めてやらなければいけないと思う。

そこで、小泉さんには従順な子分の立場を利用して、もっとブッシュに甘えてもらいたいっ!
ブッシュの威を借りて拉致問題の全面解決をしてもらいたいってことだ。
「兄貴、北朝鮮から拉致被害者を取り戻したいんだけど、もっと真剣に脅してよ〜」ってね。
もう小泉さんに多くのことは期待しねえけど、せめて辞めるまでの間にそのぐらいのことはやれよ!って感じ。

 ◇ ◇ ◇ ◇

これと併せてぜひ読んでおこうよっ!
7月1日付日記
【自衛隊50周年!さあ日本軍復活へ】
 ↓  ↓  ↓
http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/rommel/?Y=2004&M=7&D=1
 

2004/11/03(水) そのまんまの自分に百点満点をあげた〜い
 
世の中には親切な人がいるもんで、宅急便を届けるたびに、缶ジュースと一緒におにぎりやサンドイッチ、いなりずしなんかを必ずくれるオバサンがひとりいる。
赤飯をもらったこともあったなあ。
今夜その家に配達したとき、いつものように荷物を手渡し、当たり前のように(ホントに申し訳ないっす)差し入れをもらった。
「どうもありがとうございますっ」
ぼくはそう言い終えると同時に背中を向け、広い庭を小走りに門のところまで行った。
そのとき、オバサンから大きな声で呼び止められた。

「宅急便さん、ちょっと待って」
「はい」
一瞬ぼくはギクッとなり立ち止まった。
そして、オバサンは振り向いたぼくに向かって、ついに“あのこと”を聞いてきた。
「もしまちがってたらごめんね。あなた、瀬戸東高OBの前田ゆうや君でしょ?」
「そうです・・・」
「やっぱりそうやった。よかったあ。人ちがいじゃなくて」
「いままで挨拶もせずにもらってばっかりで、すみませんでした」
ぼくは帽子を取り、高校時代の恩師に深々と頭を下げた。

「謝らんでもええよ。前田君とわかっただけですごい嬉しいんやから。ちょっと上がってく?」
「いや、あの、いま忙しいけん今日はいいです」
「5分か10分ならええやろ?お茶漬けしてあげるけん、食べていきなさいよ」
「でも、ちょっとマズいような・・・」
「シャキッとせん子やねえ。ええからおいで!」
とゆうと、オバサンはぼくの二の腕をギュッとつかみ、家の中に引っ張っていった。
「イテテテ・・・」
「男の子のクセにか細い腕!ちゃんと食べよる?」
「まあ、とりあえずとゆうか、そうじゃない日もあって・・・」
「ダメだこりゃ」

このオバサン…いや、角藤(かくとう)先生は、ぼくが高校生当時の体育教官で、生徒指導を担当していた。
男勝りの性格で、女子格闘家って雰囲気があるから角藤先生なんだ(?)
担任だったわけじゃないけど、この先生にはいろいろ迷惑をかけた。
ぼくは両親が離婚したことを学校にはずっと隠していて、半年後の家庭訪問でそれがバレちまった。
そのとき、ぼくを体育教官室に呼び出して、取り調べをしたのがこの先生。
誘導尋問(?)がうまくて、学校に無断でバイクの免許を取得していたことも、届け出なしでバイトをしていたこともゲロさせられた。
ついでに不純異性交遊も…。

「全日制ではもう面倒見きれん。諦めて通信制に移るか?私立に転校するか?」
どうせ引導を渡されるのは覚悟の上だったけど、ぼくは黙って諦めるのはイヤだったから、抱えきれないほどの苦しみや悲しみを涙ながらにぶちまけた。
角藤先生は目にいっぱいの涙を浮かべながら、それを聞いてくれた。
「せっかくこの学校に入学できたのに…ゴメンなさい。ぼくは弱い人間です」
このあと先生がぼくに言ってくれた言葉をこれからも、たぶん一生忘れない。

キミは弱いことない!他の子が同じ立場に追い込まれたら、もっとスレてしまうはずや。
ええか!自己否定からは何も生まれてこん。
そのまんまの自分に百点満点をあげたら気が楽になるし、よしがんばろうってゲンキが出てくる。
両親が離婚してひとりぼっちになって、思ってたより簡単に挫けてしまった自分にも、堂々と百点満点をつけてやりなさい。
どうせ自分は20点やと思ってたら、これから先20点の人生しか送れんなるよ。

ダンナさんのために用意していた“さけ茶漬け”を、うまそうに食べるぼくを見ながら…
「ホントにスレてないとゆうか、素直とゆうか。今どき珍しいタイプの子やなあ。あの頃のまんま」
…と、角藤先生は嬉しそうだった。
「ちゃんとした彼女もおるし、今はもう立派な大人っすよ〜」
「とてもそうは見えんけど(笑)昔から女の子に関してだけはシッカリしとるんかなあ。今度彼女も一緒に遊びにきたらええのにね」
「はい、そうします。じゃあ、ご馳走さまでした」
「気ィつけて運転せないかんよ」
「は〜い」

先生は、ぼくが去年の夏はじめて配達に来たとき、すでに“正体”を見破ってたそうだ。
そうでなきゃ、「いつもいつも差し入れなんかするもんか」だって(…笑)
仰げば尊し、わが師の恩♪
それなのに、ぼくはなんて恥ずかしいことを・・・。
宅急便をやっていることを知られたくなくて、ずっと・・・。

そんなこんなで、角藤先生の家でずいぶん油を売りすぎたみたい。
さすがに今夜は、宅急便の時間指定を何個か守れなかった。
よし、そうゆう自分にも百点満点をつけようっと!
こんなことを上司が聞いたら、カンカンになって怒るぞ〜。
 

2004/11/02(火) 親の七光りなんかを自慢するなっ!
 
午前中は一回も配達に出ることがなくて、ちょ〜ヒマな一日だった。
ゆうべ背水の陣で臨むって意思統一したばっかりなのに、こんなんでホントに大丈夫か?
とにかく注文の電話が全然入ってこない。
営業マンは真っ昼間から自宅に帰って昼寝してる場合じゃねえぞ!
もっと売り込んで注文取ってこいよ。
管理職もノンビリしてないで、おまえらも営業してこい。
それが背水の陣じゃねえのか?
と、まあ必死になって心配してるフリだけしておこう。

ところで、宅急便の配達をするとき、ぼくは帽子を目深にかぶる。
ちょっとうつむき加減でいると、鼻から口元あたりしか見えないように・・・。
知ってる人に「あれ?もしかして…」と声を掛けられると、かなりジャマくさいからだ。

ぼくの担当エリアの中には、高校の同級生の家が2軒ある。
ひとりは医者の息子で医大生、もうひとりは地元では有力企業の重役の息子だ。
先日、1ヶ月ほど前…そのうちの1軒に配達があった。
それまで何回も配達することがあったけど、荷物を受け取ってくれるのはいつも母親だった。
が、その日は懐かしい顔の若者が出てきた。
そういえば、何年か前には同じ教室で、松たか子の兄貴みてえなこの顔を毎日見てたっけ(…笑)

「あれ?見たことある顔だと思ったら、ゆうやじゃん!」
「よっ、久しぶり」
「びっくりした〜。でも、ゆうやって高校のときのまんまだよなあ」
「そうかあ?てゆうか、重いから先に荷物を渡しとくよ」
「そうだな。受け取りのサインはここか?」
「ああ」
「おまえ、同窓会名簿にも載ってなくて、どうしてるか気になってたんだ」
「名簿の案内は届いたけど金額を見たら高くて、無視したんだよ」
「ふ〜ん。でも、事故か病気で死んじゃったんじゃないかって、一時は心配したんだぞ」
「そうか…進学も就職もしなかったのは、ぼくだけだったからなあ」
「もったいないことをするヤツだ」
「・・・・・・」

ぼくは教師になるつもりで進学校を選んだのに、大学受験もせず、おまけに400人以上いた同級生の中でたった数名の就職コースでもなかった。
高校を卒業する頃のぼくは、将来の夢も希望も持たず、いま考えたらかなり自堕落な生活をしてたんだ。
たいした給料はもらえなかったけど、CDショップでのバイトを続けたいと考えてた。
趣味と実益を兼ねるとはこのことで、一日中好きな音楽を聴けるのも楽しかったし、髪も服装も自由なのがよかった。
そして何より、たくさんの女の子と知り合いになれるし、その中から友だちや恋人になった子も多かった。
あの頃のぼくは、両親と離ればなれになった寂しさとか怒りのハケ口を、不純異性交遊(お堅い言葉!)に求めてた。
自己弁護になるけど、形だけの愛にでもしがみつかなきゃ、自分とゆうものを保てなかったんだ。

「いま宅急便“なんか”やってんの?」
「ああ。宅急便は夜だけで、昼間は別の会社で配達の仕事をしてる」
「2ヶ所を掛け持ちか?もしかして流行りのフリーターか?」
「少しちがうんだけど、まあそんなところ」
「若いからいいようなもんだけど、将来のことも考えて、ちゃんと就職したほうがいいぞ」
「いや、作家になる夢があるから」
「そんなガキみてえなこと言ったって、現実は厳しいんだからな。その点、俺なんか親父の会社に就職したから、いきなり出世コースだ」
「・・・・・・」

それから松たか子の兄もどきは、自分の会社はこんなに伸びていて将来も安泰だとか、他の同期入社のヤツとは待遇がちがうとか、機関銃のように5分ほども自慢話を続けた。
それにしても、余計なことをゆうヤツだ。
宅急便の仕事をバカにされて、ナイーブなぼくはちょっと傷ついたぞ(…苦笑)
自ら出世コースに乗っていると豪語するこの同級生には、将来管理職になったときのために、ぜひこれを読んでいただきたいっ!
【悪ガキ★リーマン】
http://my.minx.jp/warugakiryman
 

2004/11/01(月) 熱い戦い ―営業会議編―
 
来年春のセンバツ高校野球大会への出場権を賭けた熱い戦い!
秋の高校野球四国大会準々決勝で、愛媛代表の西条(1位)、新田(2位)、済美(3位)の3校がそろって勝ち、ベスト4に進出した。
やはり注目はセンバツ連覇を狙う済美高!
愛媛3位ながらも、今日の試合では明徳義塾(高知1位)相手に5−4で逆転勝ち。
8回までは完全に明徳ペースだったけど、9回表に一挙4点を入れて逆転するスリリングな試合だった。

次の相手は、愛媛大会準決勝で対戦した西条で、そのときには済美が3−5で敗れている。
西条戦で雪辱を果たして決勝戦までコマを進めれば、その時点で済美のセンバツ出場が決定的となる。
ガンバレ済美!新田も絶対勝ってくれよ〜ッ!もう一回済美に勝ったら西条も応援するぞ〜!
ファイト愛媛!ガンバ!ガンバ!
どう読んでも、完璧にわざとらしいよなあ?まあ、ヒイキは誰にでもあるからねっ。

今日はもうひとつの熱い戦いがあった。
なんと、配送の下請け業者であるはずのぼくが、たぶん最初で最後の(?)営業会議に出席!
11〜12月の2ヶ月間を背水の陣で臨むため、どうしても今回だけ出席してほしいと頼み込まれちまった。
ちょうど宅急便の仕事がオフで、彼女と会う予定もないから、しぶしぶながらもOKしたんだ。
けど、会議なんかに出るんじゃなかった〜。
朝礼とちがって起立状態じゃないから貧血との戦いはなかったけど、猛烈な睡魔との熱い戦いが待っていた(…笑)

たいていの経営者や上司は、会議とゆうものを上意下達の場だと考えている。
上意下達(じょういかたつ)とは、トップに近いところで決めた事柄を部下に伝達することだ。
そうゆう一方通行の会議もタマにはいいけど、そこでは誰も本音を話さないのが欠点だ。
余計なことをゆうと自分の身に降りかかってくるから、みんな口が裂けても…ってぐらいの決意を持って発言しない。
せいぜい「そうですね」と相づちを打ったり、「がんばってみます」と曖昧なヤル気を示す程度だ。
なかには、たった1〜2時間で肩がパンパンに凝っちまうほどに体を固くしているオヤジもいる。

そこで、ぼくがどうしたかとゆうと、ただひたすら沈黙だった。
「おかしなことゆうなよ」とか「いっつも朝礼で聞かされてることをまたいってらあ」とか思っても、社員が何もいわないんだから、部外者がツッコミを入れるわけにはいかない。
当然彼女にメールをすることもできず、ちょ〜退屈な時間だった。
部下には一切しゃべらせないでおいて、上司は「これで皆さんの意思確認ができたし、全員の意思統一もできました」とご満悦だったけど、「おいおい」って感じ。
会議が終わると、みんな「ああ、やっと終わった〜」と伸びをして、互いの無事を祝ったもんだ(…笑)

たいしたことないクセにワンマンタイプを気取る社長や上司は、部下に権限と情報を与えない。
そうしておいて、自分以外の者には能力がないと決めつける。
「おまえら、役に立つ意見のひとつもいえねえのか?」とバカにするんだ。
そんなヤツが「やっぱ俺が一番だねっ」と気取ってみせたところで、社員のほうは全部お見通しだよ。
一生懸命に仕事をするフリをするだけで、適当な仕事しかやらないようになってくる。

会議をやる以上、出席者に意見を発表させて、みんなで話し合って結論を導き出した形にしなければ意味がない。
そして、その結論が会社側であらかじめ決められている結論と一致するように誘導するのが、リーダーとしての仕事なんじゃないかなあ。
それ以前に、自分の権威を守るために大事な情報を隠したり、操作したりする上司の下についている部下は哀れだ。
見せかけの権威にひれ伏すかのような演技をずっと続けるのは、なかなか大変なんだ(笑)
 


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.