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2004/11/17(水)
餓鬼帝国 ―他人の悪口を聞かされたときには―
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ルート配送の仕事をしていると、納品先で他人の悪口を聞かされることがある。 担当者(営業マン)の悪口が圧倒的に多いが、上司や内勤者の悪口だって珍しくない。
たとえば… 担当営業マンが、訪問してくれない。 頼りにならない。 値段が高い。 伝票処理がルーズ。
内勤者の電話応対の態度が悪い。 商品を知らなさすぎて話にならない。
責任者の顔を何年も見たことがない。 少額取引先をバカにしているのか!
もっと過激な悪口もあるけど、キリがないからやめておく。
こんなふうに同僚の悪口を聞かされたときには、同じように自分自身についての悪口も言われていると考えたほうがいい。 おたく(の会社)はろくな社員がいないけど、キミだけは特別に立派だよ・・・なんてことは絶対にありえねえ! きっとぼくも陰では・・・配送の兄ちゃんも、口では調子がいいことを言ってるけど、やってることはデタラメだ・・・そう言われているにちがいない(…笑)
こうゆう相手とは、あまり“お近づき”になりたくねえもんだ。 そうしないと、他人が話した悪口が、いつの間にか自分が言ったこととして伝えられてゆくからだ。 聞こえないだろうと思っていても、悪口や陰口や噂話はあっとゆう間に広がってゆく。 話に大げさな尾ヒレがついて増幅されたり、悪意を込めてねつ造されたりすることだってあるんだ。
だから、ぼくは他人の悪口を言いたくてたまらないような相手とは、なるべく話をしないようにしている。 無理をして八方美人になって、ニコニコする必要なんかない。 そんな相手は切り捨てたほうが、ストレスもなくなる。
しかし、世の中にはいろんな卑怯者がいる! 悪口が大好きなお客がいて、自分だけはそいつから悪口を言われたくなくて、たぶんポイント稼ぎの目的で、新たな悪口のネタを提供しているヤツだっているんだ! 嘆かわしいことに、それが会社の上司や同僚だったりしたら・・・。 それはもう最悪〜ッ! 悪口を言われている本人としては、それこそ「ろくなもんじゃねえ」って叫びたい気持ちだろう。
この上司の言動はいつかバレるときが来るけど、そのときこいつは、なんて言い訳をするんだろう。 これもお客様第一主義の一環で、お客と話を合わせるためだと言い張るのか? それとも、清濁併せ呑むのが大人ってもんだと言いくるめるつもりなのか?
今までこんなことにはもう何回も遭遇してきたけど、今日もまた汚いヤツを見てしまった。 こんなのが大人の世界だとゆうのなら・・・ぼくはずっと餓鬼帝国と言われてもいいから、子どものままでいいや。
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