【青春交差点】
 
いつもどんなときも。ぼくはぼくらしく。
 
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2004年12月
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2004/12/31(金) BYE BYE 2004
 
2004年はホントにいろんなことがあった。
反省なくして成長なし!
とゆうことで、来年の飛躍を期すべく、今年の重大ニュースを振り返っておこう。
まずは、サイト関連の出来事から・・・。

【第1位】7月
情報サイト「皆伝!秘密情報」を閉鎖し、ただの日記サイトに縮小!

これを上回る出来事はたぶん来年もないだろう(…笑)
1日最高757ヒット(2003.11.20)、通算135188ヒットとゆう(自分で言うのは気が引けるけど)情報系サイトとしては歴史的な大御所だった。
8月頃に復活することを約束して閉鎖したものの、配達の仕事が忙しくて実現できないまま年末を迎えてしまった。
これについてはゴメンなさい・・・と謝るしかない。
ただ、皆伝当時のぼくはずいぶん無理をして、相当背伸びをしていたから、ノンジャンルで自分の思いを綴る日記形式のほうが性に合っているし、等身大の自分をストレートに表現できていると思う。
(…もちろん言い訳です!)
期待してくれているみんなには悪いけど、いまとなっては「夏草やつわものどもが夢の跡」だ。
もし今後時間ができたとしても、情報系サイトに戻ることはない・・・と思う(…ゴメンね〜)
ところで、アクセス数は激減の一途で、いまじゃ1日100ヒットも苦しくなってきた。
でも、ぼくは大丈夫。
読んでくれる人が、たとえひとりだけになっても書き続けるからね(v^-^v)

【第2位】8月以降
『ガキの日記やあらへんで事件』など、たびたび掲示板荒らしの被害に遭う!

荒らし、ARASHI、for dream♪
(26日にも引用したけど、ARASHIはけっこう好きな曲なので・・・もう一回です)
荒らしについては何度も解説(?)したから、もうここでは書かない(…笑)
HNを呼び捨てで書くのもイヤだし、[さん]付けで書くのはもっとイヤだっ!
ひとつだけ書いておくと、いまも【御意見板】は厳しい投稿制限をしていて、過去1回でも荒らしの実績がある人は投稿できないようになっているんだよ〜。

【第3位】12月
ゆうや@ロンメル将軍の写真☆カッパ頭とアヒル口でついに登場♪

前略プロフィールのページに載せた…首をうなだれたぼくを左前方から捕えた“ちょこっとピンボケ”ズーム画像が、年上のお姉さま方を中心に「かわい〜!」と人気になった。
ロンメル将軍とゆうHNからイメージする勇壮な男らしさのカケラもなくて・・・残念でしたっ!
しかし、ぼくが書く文章とマッチしているとゆうありがたい(?)少数意見もあって、受け止め方は人さまざま。
(…彼女はぼくの頼りなさげなところも好きだと言ってくれるから、なんとゆうか、まあいっか!)

【第4位】11月
パソコン版日記サイト開設!

『ゆうやの日記―どんなときも―』がケータイ版だけじゃなく、ついに11月1日からはパソコン版にも進出。
いまのところ、すっげえほど反響が・・・ないっ(…悲)
まあ、そのうちに・・・「継続は力なり」とゆうことにしておこう。


先細り感が否めない?サイトとは裏腹に、プライベートでは充実していた。

【第1位】9月
入院した病院で知り合った彼女と恋愛遊戯ちゅうっ!

これはコメントの必要なし(…笑)今年最高最大の出来事だ。
(人生の中でもビッグヒットな出来事にしたいなあ・・・勝手にしろよって感じかな?)

【第2位】12月
彼女とのFirst Christmasに指輪をプレゼント!

こっちが1位でもよかったが、まずは出会ったことのほうが大きな出来事かなって思ったから2位。
婚約指輪じゃないけど、“永遠の愛”を誓ったのでR。

【第3位】年間
配達のバイトが順調・・・仕事が楽しい今日このごろ!

1月から3月までは大日本ガキ帝国(四国の平家村にある!)を襲った歴史的な大雪の中、山村での宅急便にチャレンジ。
たくさんの礼儀正しいじいちゃん&ばあちゃんと知り合いになれて、心の洗濯ができた。
いま思えば、ゆうやの名付け親である“極道じいちゃん”の故郷に近いとゆうか、すぐ隣の村だったんだよなあ。
これを書きながら、ちょっとした運命みたいなものを感じたりして・・・。

3月から4月にかけては引越の下請け。
なんと・・・軽トラで兵庫県の西宮と芦屋、九州は福岡市まで行ったんだ(…われながらすげー!)

で、5月以降、昼間はルート配送、夜間は宅急便・・・両方を掛け持ちしている。
さて、来年はどうなるんでしょ?

【第4位】9月
悪夢のような喘息発作で緊急入院!

久々に救急車に乗ったぞ・・・と自慢している場合じゃねえよ!
自分の健康は自分で守らなきゃね。
でも、おかげで彼女と出会えたことだし、人生なにが幸いするか、わかったもんじゃないよね。

【第5位】12月
大の親友☆章二が結婚!

恋愛中のぼくと彼女にとって、これはけっこう大きな出来事で、もともとマジメなぼくだけど、章二の結婚式に出たあと、結婚とか恋愛とかについていっそうマジで考えるようになったかも。

【第6位】10月
洗濯物泥棒の被害に遭う!

人に見られたくないハズい物を1週間分ごっそりやられた〜ッ!
それ以来、そうゆう系の洗濯物はベランダに干せなくなった(…涙)


以上!
24年間生きてきた中では、ダントツに幸せな2004年でした。
ぼくにとっても、彼女にとっても、読者のみんなにとっても・・・来年が幸せな一年になりますようにっ!
 

2004/12/30(木) すべてはキミを愛するため
 
遺伝とかDNAとか・・・生物学はさっぱりだけど、ぼくに『生』を与えてくれたのは父ちゃんと母ちゃんだ。
15歳と9ヶ月のときに途中放棄されたけど、なんとか一人で生きてゆけそうな時点(…半人前?)まで育ててくれたのも、父ちゃんと母ちゃんだ。
一緒に暮らしていたときには愛情を注いでもらったと思っているし、貧しい生活の中でそれなりに努力もしてくれたと思う。
ぼくにとっては、これが『親の恩』とゆうものなのか。

しかし、両親はぼくに『生』を与え、成長させてくれたけど、人間にとって最も悲しいことである『死』も与えたことになる。

世の中にはいろんな考え方の人がいる。
「結婚はしたけれど、子どもはほしくない」
こうゆう人だって大勢いる。
もしかすると、こうゆう人たちは自分たちの子どもに生きる喜びを与えるより、やがて死にゆくことへの悲しみを与えることのほうを避けたいのかも知れない。
中には、ただ子どもが嫌いなだけの人だっているだろう。

もっとも、わが子に『死』を与えたくないからといって、みんなが子どもを産まなくなったら、人類はやがて滅びてしまうわけで、人間とゆう生き物から「種を残そう」とする本能がなくならない限り大丈夫だ。
それに、『死』を与えるからとゆう理由で親が嫌いだと言う子も、たぶんいないだろう。

ぼくだって、結婚したら子どもは“ひとりだけ”ほしいと思っているんだ。
人類の子孫を残すとゆうような大それたことじゃない。
お嫁さんに“ぼくと瓜ふたつの男の子”を産んでもらい、ふたりの愛情をいっぱい注いで、周りのみんなから愛される優しい子に育てたい。
それだけのことだ。

ホントのことをゆうと、これまでのぼくは心の片隅で親を恨んでいた。
特に母ちゃんに暴力を振るっていた父ちゃんのほうを恨んでいた。
両親がわが子に与えるマイナス面(?)は、なにも『死』だけじゃない。
生きる悲しさ、苦しさ、つらさ、悔しさ、そしてやり場のない怒り・・・。
ぼくの両親は、普通の親よりはるかに多くの“生きる苦痛”をわが子に与えた。
ぼくは何度も何度も打ちのめされ、たまには逃げ出したりしたこともある。

けれども・・・
いまこうして生きているとゆうことは、逃げて回り道をしながらも、なんとか乗り越えてきたとゆうことだ。

それはなんのため?
すべてはいま・・・そしてこれからも・・・キミを愛するため!
キミのかわいい笑顔を守るため!
そう考えたら、ささやかなぼくの人生だけど、なんか特別な意味があるように思えてくる。

だから・・・
ぼくは生きることの限りない喜びを与えてくれた両親に感謝しよう。
少しだけヒネくれたところがあるけど、比較的(?)素直な人間に育ててくれた両親に感謝したい。
たとえぼくが、一組の男女にとってほんのハズミで生まれてきた、予定外の子であったにせよ・・・。
あの日、あのとき、あの場所で、ぼくがこの世に生まれていなければ、キミと出会うなんてことは絶対になかったんだ。

いまなら言える。
父ちゃんと母ちゃんに「ありがとう」と。

ぼくがこんなふうに前向きになれたのは、キミがそばにいてくれるから・・・。
いつもそばにキミがいて、ぼくだけのために微笑んでくれるからなんだよ。

ぼくのことを好きになってくれて、ホントにありがとう!
 

2004/12/29(水) 週刊経済誌事件「後編」
 
愛嬌でごまかそう(?)としたけど、通用しない(…焦)
仕方なくホントのことを伝えることにした。
「今日になって棚の下から出てきて・・・それでちょっとでも早く届けようと、ぼくが持ってきたんです」
「なにい?棚の下から出てきただと〜。もし気づかなかったら、ずっとそのままだったのか?」
ダンナの怒りはいよいよ苛烈を極め、言わないほうがよかったかも。
「いや、そんなことはないと思うんですけど」
そんな煮えきらないぼくの態度を見て、ダンナはついに決めゼリフを言った。
「もういい!責任者を呼べ!」

「今日センター長は休みで・・・だから呼べないです」
「年末のいちばん忙しいときに責任者が休んで、部下に仕事させてるのか!」
「いやいやいや・・・ぼくはバイトだから日曜日が休みだけど、社員の人は平日に交代で休まないと休みが取れないんです」
「そうか。じゃあ、センター直通の電話番号をこれに書いてくれ」
ぼくはメモ用紙を渡され、宅急便センターの電話番号を書いた。

それからダンナは、週刊経済誌について延々と語りはじめた。
1913年に創刊された歴史あるものであり、日本に数ある経済誌の中でいちばん売れていること。
毎週日曜日に読んで情報源にしていること。
1年、2年、3年と3つの購読コースがあって、自分は3年契約の優良読者であること。
そして、大切にしている雑誌の配達をおろそかにする運送業者が許せないことも。

ぼくは「プロフの写真」のように、ただ下を向いて聞くばかりだった。
http://pr1.cgiboy.com/S/0280024/
けれども、ダンナの話があまりにもクドくて長いから、ホントのことをゆうと、途中からはどうでもよくなった。
「前髪が伸びたし、そろそろ散髪に行こうかな」
・・・なんてことを考えていたら、前髪が目に入った。
痛いから右手をまぶたのところにやると、それが涙を拭っているように見えたらしい。
「あなた、もうそれぐらいにしてあげて!大丈夫?泣かなくてもいいのよ〜。」
と、奥さんが声を掛けてきた。

相手が勘ちがいしているなら、まあそれでもいいやってことにして・・・(笑)
ぼくはいかにも悲しそうな表情をつくり、無言でうなずいた。
すると、これが効果的だったのか、ダンナの怒りが急速におさまったようだ。
「悪い、悪い。つい興奮しちゃって、ゆうやくんに申し訳ないことをしたねえ」
「そうよ。この子は宅急便の担当で、メールは関係ないんだから」
「おお、そうだったね」
そんなことを言い合いながら、夫婦で笑ってやがんの!

おいおい!
それを知ってるなら、ぼくに文句なんか言うなよ!って感じだよな〜。

「今回はゆうやくんが届けてくれたから、クレームにはしないからね」
とゆうことで、一件落着。
どさくさ紛れに、ぼくは佐渡さんにひとつお願いをしておいた。
マンションの外来者用駐車スペースが狭くて、宅急便のデリバンを停める場所がないときがある。
佐渡さんが乗っているパジェロは、マンションの玄関に近いところから2番目に置いてあって、ずっと前からパジェロの前に停めさせてもらえたらいいなあ・・・と考えていたんだ。
「お願いしますっ」
帽子を取ってお願いしてみたら、いとも簡単!
「いいわよ」
やった〜OK!

「もし出かけるときにぼくのクルマがジャマになっても、5分ぐらい待ってもらったら、たいてい出てきます」
佐渡さんが出かけたいときと配達中がたまたま重なる可能性もあるわけで、こうゆうことも言っておかなくちゃ。
「いいの、いいの。心配しないで。ゆうやくんに会えるなら、5分でも10分でも待ってあげる」
これはちょっとキモいけど・・・。

「じゃあ、よろしくお願いします」
ぼくは佐渡法律事務所をあとにした。
いつものようにセクハラオバンが、いや、佐渡さんの奥さん(…と今回は書いておこう)が手を振ったので、ぼくも笑顔で手を振り返してあげた。

奥さんはこれが相当うれしかったようで、会社のコールセンターにすぐさま感謝の電話を入れてくれたようだ。
事務所に帰ると、ぼくの机の上(…といっても数人が供用している)に本部からファックスが届いていた。

前田ゆうや殿
佐渡さんとゆう女性が、あなたのさわやかで誠実な態度に大変感激し喜んでおられます。
今度お会いした際にはお礼を申し上げておくように。

とまあ、こんな内容だった。
よそ事を考えてたんですけど・・・、心の中じゃ「なんで俺が届けなきゃなんねえの?」って叫んでいたんですけど・・・。
せっかくだから、そんなことは言わねえけど、こんなのもらっていいのかよ?って感じ。

それにしても人間同士のコミュニケーションは、結果オーライとゆうか、十人十色とゆうか。
非常に奥が深いとゆうべきなんだろうね。
 

2004/12/28(火) 週刊経済誌事件「前編」
 
今年はいろんな運送業者で、[メール便]に関する不祥事が数多く明るみに出た。
何万通ものメールが未配達のまま運送業者の敷地内に放置されてあったり、ドライバーやライダーの自宅に隠されていたりもした。

今日は火曜日・・・。
ぼくの担当地区のコンビラック(移動式の棚の呼び名)をデリバンの近くまで移動しようと動かしたとき、1通のメールがその下に落ちていた。
それは、先週土曜日に届けなければならなかった[週刊経済誌]だった。
しかも、宛先は「佐渡(…あのサディステッィクな)法律事務所」になってるっ!
ここのダンナはぼくには優しいけど、それはたまたまの幸運であって、メール便ライダーに対しては果てしなく悲しいほど…厳しい。
今までにも何度か土曜日に届けていないときがあって、そのたびセンター長が呼びつけられて怒られている。
本来は要注意リストに挙げられているお客さんなんだ。

しかし、本来“怒られ役”を果たすべきセンター長が、今日は非番で休み・・・。
メール便の不祥事には会社も過敏になっていて、どんな些細なことでも責任者に報告することが義務付けられている。
そこで、ぼくはセンター長のケータイに電話を入れた。

「あの〜、佐渡法律事務所宛ての週刊誌がコンビの下に落ちてて・・・どうしたらいいでしょう?」
「今晩おまえが持って行ってくれ」
センター長は電話口でそっけなく言った。
「イヤですよ〜。なんで関係ないぼくが文句言われなきゃなんねえの?」
誰だって、散々文句を言われるのがわかっているところへは行きたくない。
「まあそう言うなよ。佐渡さんところで無傷なのはゆうやだけなんだから。イヤだろうけど、なんとか頼むよ〜」
視線を感じて横を見ると、メール便ライダー(21歳のフリーター)と地区担当のドライバー篠森さんが、ぼくに向かって手を合わせている(…苦笑)
「今回だけですよっ」
ぼくは捨てゼリフを言ってから電話を切った。

そして、恐るおそる佐渡法律事務所があるマンションへ・・・。
インターホンを押すと、あのセクハラオバン、いやいや…奥さんが出た。
「はい、佐渡でございます。どちら様でしょうか?」
「宅急便です」
「その声は、もしかしてゆうやくんなの?」
「はい」
「わあうれしい!どうぞどうぞ〜」
奥さんの声がサッと2オクターブほど上がったのが笑えた。

エレベーターに乗り通路を走って部屋の前に行くと、佐渡夫妻が玄関の外で待っていた。
「今日はどこからの荷物?」
「宅急便じゃなくて、メール便です。遅くなってゴメンなさい。はい、これ」
ぼくは週刊経済誌をダンナに手渡し、ペコリとお辞儀をした。
「土曜日に届かないから、年末年始は休みかと思ってたよ。ちゃんと出てたんだな」
「エヘヘヘ・・・すいません。じゃあ、ありがとうございます」
ぼくは笑ってごまかしたかった。

が!
「ちょっと待ちなさい!そんな簡単に謝って済む問題じゃない。こっちは土曜日に必ず届くとゆうから、3年間の定期購読を申し込んでるんだ」
週刊経済誌をなにより楽しみにしているダンナの目には、怒りの炎がメラメラと・・・。
「あなた、ここじゃ寒いから中でお話しましょう。ゆうやくんもいらっしゃい」
奥さんが親切のつもりでそう言ってくれたけど、ぼくは早く切り上げて次に行きたかった。
でも、そんなことが言える状況じゃないから、仕方なく玄関の中に入った。

「これで何回目か知ってるのか!?ここに引っ越してくる前はこんなこと一度もなかったのに、どうしてセンターが変わると度々ミスが起きるんだ?」
はじめて聞くダンナの厳しい口調に圧倒されて、ぼくはホントのことを言うべきかどうか、迷った。
「あっ、はい。それは・・・え〜と・・・土曜日に届けられなくて今日になってしまって・・・ゴメンなさい」
全然答えになってない(…笑)
「だから!どうしてそうゆうことになったかって聞いてんだよ!」
当然のことながら、火に油を注いでしまったみたい。

「後編」に続く。
 

2004/12/27(月) 明日への扉が閉まらない
 
世間じゃ『マツケンサンバ2』が大ヒット中!
この前、長渕剛のDVDを探しまくって結局どこにもなかったとき、この曲の振り付け解説付きのDVDだけは山積みしてあったよなあ(…苦笑)
まあ、それだけハマッちまってる人が多いってことか。
しっかし、これほど大ヒットするとは・・・う〜ん。
いけねえ、これ以上は書くまい。
とりあえず、大ヒットおめでとうございますっ!

ぼくはI WiSHの『明日への扉』にすっかりハマッていて、抜け出せそうもない。
毎日飽きもせず、何回も何回も聞いている。
彼女が大好きな曲で、カラオケで歌ってくれたからだ(…前にも書いたっけ?)

 ◇ ◇ ◇ ◇

ビルの陰が長く伸びて

どこか切ない夕暮れどき

あの日キミが・・・

ぼくのために歌ってくれた曲が

カーステレオから流れ出す

浮かんでくるのはキミの澄んだ瞳

そこには薄汚れたぼくの過去が

映し出されているようで痛すぎる

「大好きだ」と言えば

それだけですべて美しく輝くけれど

ぼくはいつも考えてしまう・・・

キミを幸せにできるだろうか?

守ってあげられるだろうか?

でも、大丈夫

キミがそばで微笑んでくれたなら

ぼくも笑顔になれる

自分でも不思議なほど

強くなれるんだ

 ◇ ◇ ◇ ◇

ぼくの頭の中は、まだ「クリスマスモード」のまんまです(…笑)
ネタが尽きたってわけじゃないけど、どうもダメみたい。
駄作で申し訳ないです。
 

2004/12/26(日) 重大ニュースの予行演習なのだっ?
 
ぼくとしては大作を2本(24日付と25日付)書いたあとで、ちょっと疲れたかな〜って感じ。
今日はヨン様フィーバーについて書いておこうと思ったけど、やめた。
犯罪行為をやったわけでもない芸能人をどんなにうまく批判したところで、しょせんヤッカミに過ぎないから(…笑)

とゆうことで、ジャーン!
今年の「重大ニュース」を振り返ってみよう。

サイトの関連では・・・
@情報サイトの大御所「皆伝!秘密情報」を閉鎖!通算135188ヒット(6月)
A日記サイトに縮小(7月)
Bガキの日記やあらへんで事件など、たびたび荒らし被害に遭う(8月以降)
Cパソコン版日記サイト開設(11月)
Dゆうや@ロンメル将軍の写真☆カッパ頭とアヒル口でついに登場(12月)

プライベートでは・・・
@大雪の中で山村の宅急便に挑戦(1月〜3月)
A引越の下請け仕事で死にそう(3月〜4月)
B昼間ルート配送と夜間宅急便の仕事を掛け持ち(5月以降)
C悪夢のような喘息発作で緊急入院(9月)
D入院した病院で彼女と出会い☆その後順調に恋愛遊戯ちゅうっ!(9月)
E洗濯物を盗まれる被害に遭う(10月)
F親友の章二が結婚!(12月)
G彼女とのFirst Christmasに指輪をプレゼント(12月)

もっといろんなことがあったはずだけど、いまパッと思いつくのは、こんなところかなあ・・・。
12月31日付の日記では、コメントをつけて振り返るからね〜ッ!

それと、年始には「ろんめら流行語大賞」のアンケートもやってみようと思う(^_^)v
で、ノミネートされる(予定の)言葉は・・・
@ゲンキ!ゲンキ!
Aろんめら
B・・・そんな気がする今日このごろ
C荒らし、嵐、for dream♪とゆうことで「荒らし」
Dガキ(帝国)、中坊、高坊
E自称大人
Fカリメロ将軍
Gたぶん!
H熱い戦い
I天使と悪魔

こうして並べて見ると、ホントにろくな言葉がねえよな。
これじゃ成り立たねえぞ(…笑)
まあ、本番(?)までに過去の日記とか掲示板の投稿を全部読み返してみっか。

期待してアクセスしてくれたキミ、手抜きでゴメンね〜!
では、さらば友よ♪惜別の刻。

ゆうや
 

2004/12/25(土) Happy Christmas from Y to S
 
ぼくはクリスマスが好きじゃない。
その理由は・・・昨日の日記に書いた。

と、ここまでは昨日と同じようだけど、ここから先がちがう(…笑)

けれども、キミはクリスマスに純粋な思いを抱き、ちょ〜楽しみにしている。
だから、今年は(来年もずっと?)世間と一緒になって踊らされてみよう。

“ちょっとだけ”村上春樹風に書いてみますか(…盗作じゃねえよ!)

2004年12月24日、時刻は午後11時27分頃。
ぼくは宅急便の仕事からやっと解放され、キミが待つ部屋へと急ぐ。
途中で幾多の交通違反を犯しつつ(ウソだよ)、速攻で部屋に着いたのが11時48分。
滑り込みセーフ!
なんとかイブのうちに、キミの笑顔に会えた。

「ただいま〜♪待たせてゴメン」
そう言うが早いか、ぼくは制服とTシャツ、それにスニーカーソックスを脱ぎ捨てると、新しいTシャツとワイシャツを着てネクタイを締め、アッとゆう間にスーツに着替え終わる。
キミは目を丸くしているけど、仕事のときには、いつ誰が入ってくるかも知れないようなところで毎日着替えをしているから、自分でも驚くほど早くなったんだ(…ひとつの自慢!)

そんなことより、12時から予約してあるレストランに行かねば・・・。
急げ!急げ!
でも到底間に合わないから、途中でケータイから連絡を入れる。
「いま向かってますから、席は確保しておいてくださいね」

日付が変わって午前0時19分。
ぼくらふたりにとっては十分すぎるほどの高級レストランに到着!

すっげえ!ラブラブなカップルでいっぱいだ〜ッ!
少し薄暗い店内にはクリスマス☆キャンドルのほのかな光が揺れ、クラシック風アレンジのクリスマス★ミュージックが優雅な時を奏でる。
まるで何千年の時を越え、異国の地ではじめてキミに出会ったような・・・なんて言えばいいんだろう(…ムズイかも)
シュールなまでに幻想的な雰囲気・・・。
いつもはガキっぽい(失礼…)あどけないキミが、今日はビミョーに大人っぽくてキレイに見えるよ(…マジで!)
どうしてだろう?
気のせいか?
もしかして、これがクリスマスの魔法なのか?
いやいや、気のせいでも魔法でもない。
もともと“かわいいキレイ”な女の子なんだから。
(・・・ってことにしておこう!あっ、ホントのことです・・・すいません)

特別な日に、大好きな女の子と、こうゆう場ちがいなところに身を置いていると、ぼくは借りてきた猫みたいだ。
でも、お気に入りの紺のスーツを着ていることだし、キミの瞳にはたぶんちょっとばかり男らしく映るかも。
お気に入りだとゆうけど、実はスーツは一着しか持ってなくて、章二の結婚式のときにもこれを着てたんだ。
そんなことキミはもちろん知っているだろうけど、あのときのぼくとは中身がちがう!

ぼくらは1時間ほどで食事を終え、レストランからすぐ近くにある、誰も知らない夜景スポットへ向かう。
内ポケットに入れてあるプレゼントは、レストランでは渡さなかった。
たぶんキミが人目をはばからず(?)泣いてしまうから・・・。

そして、時刻は午前1時30分前後。
ぼくらは小高い山の上にある神社の境内から、仲良く並んで市街地の夜景を見下ろしていた。
限りなく満月に近いでっかい月が、優しい光でふたりを照らす。
空気が冷たくて澄んでいるせいか、手を伸ばすと星に届きそうだ。
こうしていると、猛烈なスピードでただ雑然と過ぎてゆく日々の中で、見失っていた「素直な気持ち」を取り戻せるような気がする。

「ちょっとの間だけ目を閉じていてよ。プレゼントがあるんだ」
ぼくはキミの左手を取り、薬指にプラチナリングをはめた。
キミが目を開けると、潤んだ瞳がキレイに輝いている。
「さやかひとりを愛し続けるから、これからもずっとずっと俺のそばにいてほしいっ!」
文章でならなんとでも書けるけど、本来照れ屋のぼくには、こう言うのがやっとだった。

キミの瞳から大粒の涙がいくつもこぼれ落ち、世界中の時が止まった。
「指輪のプレゼント、ちょ〜うれしい!ゆうやくんがいつか手の届かないところへ行ってしまうんじゃないかと、いつも不安で不安で・・・」
キミはぼくの肩に頬をうずめ、うれしさに打ち震えている。
「大丈夫だよ〜。おまえを置いてどこにも行きやしないからさー。俺が頼りないから心配かけてゴメンよ」
ぼくはキミを力いっぱい抱きしめる。
「ううん。さやかのほうこそ、力になれなくてゴメンなさい。ってか・・・ゆうやくん、痛い」
「ゴメン、ゴメン」
力を込めすぎたみたいで、サバ折りになっちまったかも(…笑)

「ねえねえ、俺からのプレゼント、なんだと思った?」
ぼくは、キミが落ち着いたところで聞いてみる。
「こないだサイズを聞かれたから、絶対に指輪かなって思ってたよ」
「なあんだ。じゃあ、しっかりバレてたの?」
ぼくがアヒル口を突き出して少し不機嫌そうに言うと、すかさずキミが言い返してきた。
「そんなこと言ったって、サイズを聞いてきたのはゆうやくんのほうじゃない!」

明らかに分が悪そうだから、ここは逃げの一手で話題を変えよう(…笑)
「指輪を外して内側を見てみろよ」
キミは指輪を落とさないよう慎重に外し、ケータイを開いてその光を指輪の内側に当てる。
すると、刻印された文字が浮かび上がる。
「from Y to S 2004.12.25」
キミの瞳から再びこぼれ落ちる涙・・・。
ぼくは、今夜のキミの涙を一生忘れないよ。

 ◇ ◇ ◇ ◇

イメージ画像は・・・
【噂のレストラン】
ケータイで見てもバッチリだよ〜!

2004/12/24(金) 15の夜 ―ひとりぼっちのHoly Night―
 
ぼくはクリスマスが好きじゃない。
その理由は…
日本中で1ヶ月も前からお祭り騒ぎをしているわけで、なんだかみんな一緒に踊らされているような気がして、好きになれない。
・・・と言ったら、カッコつけすぎか?

ホントのことを言うと、そんなことじゃない。
15のときのイヤな思い出があるからだ。

11月14日に母ちゃんが家を出て行ったあと、最初のうちワーワーと騒いでいた父ちゃんも静かになり、3週間ほどすると帰ってこなくなった。
ぼくはとうとうひとりぼっちになっちまった。

ぼくには当時、中2の頃から付き合っていた同級生の彼女(ただし高校は別々)がいた。
その年のクリスマス☆イブの日はちょうど日曜日。
ぼくの部屋に章二と恭二も呼んで、4人でパーティをする計画を立てていた。
ありがたいことに、みんなでぼくを励まそうとしてくれていた。

けど、世間が狭い田舎では、個人のプライバシーが保証されることはない。
噂はあっとゆう間に広がり、親がふたりともいなくなった事実に加えて、ぼくがすっかりグレちまって「どうやら高校を中退するらしい」とゆう尾ヒレまで付いて、クリスマス直前に彼女の母ちゃんにも伝わった。
それは単なる噂なんだと、彼女が必死になって弁解してくれたから、すぐにでも「別れなさい」とゆうことにはならなかったが、「交際を続けるには好ましくない子」だと常識的な判断をされた。

彼女に課せられた門限が厳しくなり、いったん帰宅してからの外出は禁止になった。
毎日のように会ってはいたけど、下校のときに駅で待ち合わせをして、電車の中で数十分だけのデートだった。
たまには海の近くの駅で途中下車して、寒いのに砂浜を歩いたりもしたっけ・・・。
しかし、危険な週末(?)には家を出してもらえなかった。

イブの前日、ぼくは彼女に言った。
「明日は絶対俺んちに来いよ!」
クリスマスだからきっと特例を認めてくれるはずだ、と甘く考えていた。
「うん。お母さんを必ず説得するから、待ってて」
彼女のほうも同じ気持ちだった。

イブの当日。
約束の時間から1時間が過ぎ、2時間待っても、彼女が来ない!
「まあ、そのうち来るよ」
「テレビゲームでもしようぜ」
そう言いながら、章二と恭二とぼくの3人が、はしゃいでいたのは最初のうちだけだった。
だんだん無口になるぼくに遠慮して、母ちゃんが贈ってきてくれたケーキにも手をつけないまま、親友ふたりは気をきかせて帰っていった。
寂しくやるせない、ひとりぼっちのHoly Night。

ぼくは窓を開け、無数の星できらめく聖夜を見上げた。
隣の家は大盛り上がり大会の様子で、大音響のカラオケの音と住宅地には相応しくない嬌声がこっちにまで届いてきた。
ぼくはなにもかもイヤになり、一瞬、裏のドブ川にケーキを投げ捨ててやろうかと思った。
けど、やめた。
ぼくを置いて出て行ったけど、それでも大好きな母ちゃんからのプレゼントだから、捨てるなんてことはやっぱりできなかった。

ぼくは机の上にケーキを置いた。
銀のスプーンでケーキをすくい、ひと口食ってみた。
そのとたん、涙が溢れ出してきて止まらなくなった。

志望校に進学できて、不仲だけど両親も健在で、一人前に彼女もいて、親友もいて・・・。
ぼくはそれ以上の幸せなんて、なにひとつ望んではいなかった。
それなのに・・・どんどん不幸の坂を転げ落ちてゆく。
15歳のぼくにはどうしていいかわからず、怒りのような哀しみをこらえることができなかった。

ぼくは机の上に伏せて、長い時間泣き続けた。
泣き疲れて顔を上げると、彼女にプレゼントするつもりだったハート型ロケットペンダントの箱が、涙でかすむ目に止まった。
机の上で行き場を失い、寂しげだった。
流行っていたわけじゃないけど、それぞれの写真を入れて交換し合おうとゆう他愛のないものだった。

同じ頃、彼女のほうも、ぼくにプレゼントするはずだったペアのペンダントを胸に抱き、涙にくれていた。
それからぼくらは次のクリスマスを迎えることなく引き裂かれ、互いの初恋に幕を下ろすことになった。
9年前のイブ・・・そんな出来事があった。

 ◇ ◇ ◇ ◇

1秒でも早くキミに会いたいのに、配っても配っても減らない荷物。
ぼくはもうオシッコがチビリそうなほどに焦りまくりながら、こんなことを思い出していたんだ。

 ◇ ◇ ◇ ◇

【イメージ画像】はクリスマスツリー。
ケータイからアクセス中の人も・・・必見ですよっ!

2004/12/23(木) クリスマスイブ☆前夜のセレナーデ?
 
明日はいよいよクリスマス☆イブ!
キミと出会ってからはじめて迎えるクリスマス☆イブ!

でも、ぼくは深夜まで仕事が入っていて、何時に終わるか、わからない。
何時にキミと会えるか、それもわからないんだ。
年間でいちばん忙しい日だから、どうしても休めなくて・・・ゴメンよ。

この前の日曜日、キミへのプレゼントを買っておこうと思ったけど、迷った挙げ句にやめちまった。
かなり優柔不断な男かも・・・。
しかし、今日は買ったぞ。

迷いに迷って、悩み抜いた末に選んだ「極めてなにごともない」ありきたりのプレゼント。
たぶん・・・いや、絶対キミによろんでもらえると思う。
ぼくの気持ちと一緒に受け取ってよ。

ぼくはいつもキミだけを見ている。
ほかのカップルみたいに、恋人らしいことは何ひとつしてあげられないけど。

最近いろんなことがあって、ずっとノーテンキに生きてきたぼくとしては、これでもちょっとは悩んだよ。
けれども、やっぱり夢に向かって歩くことにするよ。
たとえ人間が生まれ変われる生き物だとしても、「前田ゆうや」として生まれてくるのは今この人生が最初で最後。
悔いがないように生きたいと思うから。

キミにお願いがあるんだ。
いつまでもずっとぼくのそばにいてほしい!
そして、ぼくのことだけを見ていてほしい!

それが今のぼくの気持ち。

と、文章で書くのは簡単だけど、彼女に面と向かって伝えるのは勇気がいることだよなあ・・・。
まあ、がんばってみっか〜。
 

2004/12/22(水) 熱い戦い ―自主出勤編―
 
朝礼で浦越所長のゲキが飛んだ。
極端な不成績に喘ぎ続けた今年を締めくくる…魂の叫びを聞けっ!

こんな営業成績じゃ、年が越せません!
わかっとんか!?おまえら!
言うまいと思とったけど、あまりにも不甲斐ないけん、今日は言わせてもらうでー。
明日の天皇誕生日、「休日を返上して出勤します」と申し出るようなヤツは、だあれもおらんのか?
ホントに情けないっ!

ええか!予算の7割程度の売上見込みしか立たん状態で、休んどる場合じゃないで!
ワシは明日、一人だけでも出る。
主要なお客さんには、そのように案内しといてくれや・・・のうっ!
自主出勤できる人は、あとでかまんけん言うてくれ。
以上、がんばっていきましょう。

あれれ?
礼儀正しく、規則を守る・・・それが体育会系のいいところじゃなかったっけ?
サービス出勤を頼むのに、そんな高圧的な言い方はないでしょ?
休日に社員を無理やり出勤させるのは、明らかに反則だよ〜。
それに、得意先もほとんど休みなんだし、あんまり意味ねえじゃん。

あ、わかったぞ。
本社の手前、ポーズだけでも「やる気」を示しておこうって魂胆だな。
自分の保身のために部下を巻き添えにするつもりなんだ・・・ズルイ男!
いやだ、いやだ。
意地でも出てやんねえぞ!
と思っていたら、朝礼終了後、2人の社員が浦越所長のもとへ歩み寄った。

「私は所長に言われなくても出るつもりでした」
これは、来年の合併後にはリストラ候補ナンバーワンと目されているオヤジの言葉。
コイツ、絶対ワザトラマンだ〜ッ!
「ぼくも出ましょうか?」
営業成績トップの中堅社員は、やんわりと申し出た。
あえて質問形の語尾には、好成績を理由に免除してもらえるかも知れないとゆう期待感が込められていたけど・・・。
「おう、そうしてくれ」
浦越所長にそんな繊細な采配なんてできっこねえよ(…笑)

そして、浦越所長がイスから立ち上がった。
「明日出れん者は、次の日曜日に出てくれ。ええな!」
一同、シ〜ン・・・。
この人は最初っから“そのつもり”だったんだ。
祭日と日曜とに振り分けて、全員にサービス出勤をさせるって。

ぼくは部外者だから関係ねえやと思っていたら・・・。
「ゆうやはどうするんや?ヒマなんなら出たらどうや?おまえのバイト代は払ってやるぞ」
と、倉庫で品出しをしているときに聞かれた。
「どっちも予定があって、ちょっと無理です」
午後から宅急便の仕事が入っているのはホントのことだったけど、所長は勘ちがいをしていた。

「彼女と朝から晩まで“乳繰り合う”日か?子どもができんようにせないかんで(…爆)」
ムカ〜ッ!そんなんじゃないわいっ!
それに、乳繰り合う(ちちくりあう)って、一体いつの言葉?
「いやいやいや〜、そんなんじゃないです。ほかの仕事が入ってるんですよ」
ぼくは怒りを抑え、努めてさわやかに答えた。
「そうか。スマン、スマン。宅急便か?」
「はい」
こうして浦越所長は苦笑いを浮かべながら、ぼくの前から立ち去ったのである。

営業所の不成績の責任は私にあります。
日ごろの努力不足をわびる意味で、明日の祭日、私は出勤します。
しかし、ひとりでは配達に出たとき、電話の応対ができません。
そこで、大変心苦しいのですが、できれば皆さんにもご協力願いたいと思います。
いかがでしょうか?

上司からこんなふうに頼まれたら、部下は断わりづらいよ〜。
とゆうか、我も我もと自主出勤してくれるかもねっ!

おしまい。
 

2004/12/21(火) まあ、決意表明でもしておきますか
 
いまこれを書いているのが、2004年12月23日午前11時ごろ。
さっき20日付の日記を書き終えたばかり・・・。
とゆうことは、20日から22日まで3日間も日記を更新していなかったってことだ(…反省の日々?)

読者の人から何通かメールが届いている。
「睡眠時間3〜4時間」とか、「宅急便の仕事がピーク」とか、最近そうゆうことばかりを書いている中で3日間更新がなかったから、「また倒れたの?」とぼくの体を気づかってくれるメールだ。
ぼくにはよほど不健康なイメージがあるんだろうけど、実際に不健康なんだから、これは仕方がない。
だから、クレヨンしんちゃん風に「それほどでも〜」と照れ笑いをしておこう。

冗談じゃなくて、ホントのところはどうなのか?
ゲンキ!ゲンキ!な状態です。
会社でミスをして怒られたり、客先でイヤなことがあったりもするけど、そんなのはいつものこと。
いいことだっていっぱいある!
夜遅く配達に行ってもイヤな顔ひとつせず、「届けてくれてありがとう」と感謝してくれる人がほとんどだ。
特にオバちゃんたちからは、「がんばってね」「気をつけてね」「ちゃんと食べてる?」と、いつも励ましてもらっている。
たまには、彼女とケンカしてショゲたり、将来のことで悩んでみたり、パソコンの前で朝まで眠ってしまって自己嫌悪に陥ったりもするけど、そうゆうのも特別なことじゃないんだ。
基本的にゲンキじゃなけりゃ、朝8時過ぎから夜11時まで仕事なんかできねえよ!

ところで、最近ケータイ版のトップページへのアクセス数が明らかに減ってきた。
http://www.ihot.jp/?rommelhouse

この7ヶ月間、ずっと日記一本でやってきたマンネリぶりに愛想を尽かされたのか?
自己満足度120%の恋愛日記が反感を買ったのか?
更新できない日が増えてきたせいか?
そのどれもが理由だと思うけど、いまのぼくは現状維持が精一杯で、どうすることもできなかった。

しかし、サイトをやってる以上、トップページへのアクセス数は気になる。
いちおう人気のバロメーターだから。

とゆうことで・・・もないけど、ちょっと新しいことをはじめようと思う。
いま使っているケータイ版日記ページの決定的な欠点は、過去の日記を探しづらいとゆうこと。
これを改善するために、新しいページを既に用意してある。
新しいページでは、仕事のこと、人生のこと、恋の話とか、いままで書いた日記を全部ジャンルごとに分ける。
そして、ただジャンル分けしただけじゃ能がないから、あとから読み返したとき、もう一度感動を味わえるように(?)加筆と修正を加えて、できる限り工夫をしてみようと思っている。
あとは見てのお楽しみとゆうことで・・・。
年末年始の休暇中はこれにチャレンジ!
たぶん正月5日ごろから、もう少しマシなサイトに生まれ変わることだろう(…なんか他人事みてえだな?)

ぼくが書いた文章を読んで共感してくれる人がたったひとりでもいる限り、ぼくはなにかを書き続ける!
最後のひとりになってみたいって思わないか?(…なんちゃって!)
 

2004/12/20(月) 男の値打ち☆女の目
 
女子学生は、いまどきの男子学生をどう見ているのか?
毎日新聞WEBニュースに興味深い記事が掲載されていた。

<女子大生に聞く>今時の男子は「幼児的、バカ、無責任」
詳しくは、下のリンクをクリックしてよね。
ただし、パソコン用サイトにつきケータイからはクリックしないように!
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041220-00000055-mai-soci

ケータイからアクセス中の人のために、このニュースの要点を引用しておこう。
大阪国際大学の女子学生12人が、京阪神にある4年制15大学の計300名の女子学生を対象にしたアンケート結果を、「男の値打ち☆女の目」と題した卒業論文にまとめた。
卒論によると、『男子学生5悪』を「幼児的、バカ、無責任、無神経、うそつき」とまとめている。
そのうえで、「大人になりきれていない」とか、「目的を持たず、なんとなく生きている」と分析しているようだ。

ぼくはこの記事を読んで、大学生じゃないけど、とりあえず同年代の(?)男子として自分はどうなのか、と考えさせられてしまった。
幼児的な面があるのは認めるが、バカじゃないし、責任感はあるほうだし、わりと思いやりがあるほうじゃないかと(…自分では)思っている。
また、人からは素直で純粋な人間だと言われている(…これも自画自賛なの?)
したがって、『5悪』に当てはまるとは思っていない。

が、「大人になりきれていない」のは、まさにその通り。
自分のことをガキだと思っているし、できればずっとガキのままでいたいとさえ願っている。
それと、目的を持って毎日一生懸命生きているつもりだけど、他人の目には「人生設計ができないフリーター」に映るのかも知れない。

また、女子学生が、男子学生の言動から思いつく四字熟語は、大言壮語、優柔不断、軽佻浮薄・・・だそうだ。
ぼくの日記を熱心に読んでくれている高坊、中坊諸君のために、これらの言葉の意味を書いておこう(…知ってたらゴメンね!)
大言壮語(たいげんそうご)とは、実力不相応な大きなことを言うこと。
優柔不断(ゆうじゅうふだん)とは、気が弱く決断力に乏しいこと。
軽佻浮薄(けいちょうふはく)とは、気分が浮ついていて、行動が軽々しいこと。

なかなかキツイこと言うじゃん!
ぼく自身がその通りだから、もうなにも言うことはありません(…笑)
だけど、この卒論を書いた女子学生に一言だけ言わせてもらうぞっ!

おまえら!(あっ、おまえ呼ばわりしちゃダメか…)
あなた方は、男からマジに愛されたことがあるのか?
それより、男を愛したことがあるのか?
たぶんないでしょ?

非の打ちどころがない…理想的な男なんて、めったにいるもんじゃねえよ!
まだ20代前半のガキのくせに、「男の値打ち」なんて悟ったようなことを言う女の子はキライだ。
まあ、がんばって「いい男」を探してくださいね(…貧弱ながら結論!)
 

2004/12/19(日) こんな教会で結婚式が・・・♪
 
今夜はキミとふたりで必死になって探したけど、今回もやっぱダメだった〜ッ!
長渕剛の桜島ライブのDVDがどこにもないっ!
CDショップにビデオ屋、10軒近くも回ってみたのに・・・。
13,650円もする高価な買い物だから、地元の景気浮揚に貢献してやろうなんて思ってたけど、もういいや。
悪いけど、東京のネットショップで買うことにするよ。

「気分わりいから、このままドライブでもすっか?」
「うん、先週見に行ったクリスマス☆イルミネーションがもう一回見たいな♪」
とゆうことで、キミのリクエストにお答えして、またまたメリクリ気分を味わってきた。

先週はクルマの中から見ただけだったので、今回は小さな公園の前に軽トラを停めて、ふたり並んで歩いてみた。
少し歩くと、きれいな光で飾られた教会があった。
さすがにキリスト教の施設だけあって、教祖様の生誕時期にはキレイに飾りつけているんだろう。
ぼくらみたいな独身カップルが前を通るときには、商業的なPR効果が期待できるのかも知れない。
そんなことを考えていたら、やっぱり・・・。

「こんな教会で結婚式が・・・」
キミはそう言いかけて、途中でやめた。
結婚とゆう言葉を聞くと、ぼくが暗くなっちまうことを知っているからだ。
「結婚式がどうかしたの?」
珍しくぼくが明るい声で結婚とゆう言葉を口にしたもんだから、キミはびっくりしたみたいだ。
「こんな教会で結婚式を挙げる人って、どんな人なのかなあと思って・・・」
あわてて言い直すところが、キミらしくてかわいいよ。

そんなキミの気配りがうれしくもあり、今日は哀しいような気もした。
ホントは「こんな教会で結婚式ができたらいいな」と、言いたかったはずなのに。
ぼくなんかを選んじまったばっかりに・・・ゴメンよ。

でも、これからは大丈夫。
「自分の短所を他人の長所と比べたりしたら、負けて当然だよ」
この前、キミが教えてくれた魔法の言葉をいま思い出している。
結婚って言葉を聞いて、すぐに逃げ道を探したりはしないよ。

ぼくだって、キミにはずっとそばにいてほしいから、できればキミと結婚したいと思っているんだ。
だけど、それはぼくにとって未来のことであって、いまはまだこのままで・・・恋人同士のほうがいいなって感じ。

それに、ぼくは自分自身が何者で、何を目指して、どう生きてゆくのか・・・そうゆうことが全然わかっていない。
「将来は俺の嫁さんになれ」
と、口で言うのは簡単なことだから、ほんの束の間、キミをよろこばせることができるかも知れない。
でも、結婚するからにはキミを幸せにしなければならない!
その責任を果たす自信がついたら、真剣に考えることにするよ。
だから、ぼくは結婚って言葉をあまり口にしないだけなんだ。
キミのことが大好きな気持ちに変わりはない!
そんな心配すんなって!

 ◇ ◇ ◇ ◇

【イメージ画像】
こんな教会で・・・ドラマティック・ウエディングかも?

2004/12/18(土) 野口英世が泣いた夜
 
困ったときの宅急便ネタ!
昨日と連続で申し訳ないけど・・・。

ぼくは『コレクト便』とゆう名前で呼んでる…代金引換(略して代引=だいびき)の荷物が大キライだ。
もともとキライだったけど、今夜の出来事でいっそうキライ度が増した。

相手は30歳前後の主婦。
時間は夜9時を少し過ぎたところ。

「ずいぶん遅いわねえ!こんな遅くにお金のやり取りしたくないんだけど」
「あ、はい、いま荷物が多い時期なんで・・・すいません」
(心の中じゃ、イヤならさっき電話でアポ取ったときに言えよ!って思ってたけど、それは言えない)
「お釣りある?」
主婦はいかにも不機嫌そうに言うと、ぼくに4万円を手渡した。
「すげえ!全部ピン札だ」
相手の雰囲気を和らげようと言ったつもりだけど、しっかりシカトされちまった(…痛っ)
けれども、ぼくは笑顔で応対する。

商品代金は33,550円だから、6,450円の釣り銭を用意しようとして、ウエストポーチの中に手を突っ込んだ。
そのとき!
「ちょっと待って」
主婦が50円玉を差し出した。
「悪いけど、寒いから玄関のドア閉めてくれる?」
(少しの時間なんだから、ガマンしろよ〜!)
これでぼくの頭脳計算機が狂っちまった。
小銭は50円しかもらっていないのに、なぜか550円もらったつもりになったんだ。
あとで考えると、これは相手が計算してやったのかも知れない・・・とゆうと、ひねくれ過ぎか?

「ひとまず7千円です。確認してくださいね。それと残りの500円です」
「はい、ありがとう」
あれほど不機嫌だった主婦が、なんと笑顔を浮かべていた。
「どーも遅い時間にすいませんでした。ありがとうございます」
ぼくの笑顔も捨てたもんじゃねえぞ・・・そんなふうに自惚れながら、ぼくはその家を出た。

けれども、心の中になにか引っかかるものを感じていた。
釣り銭を渡したときの主婦の豹変ぶり・・・。
デリバンに乗ったとき、イヤな胸騒ぎがしたので、釣り銭準備金を計算してみたら、千円札が1枚足りねえよっ!
そう言えば、さっき7,500円渡したお釣りは、ホントは6,500円でよかったんだ〜ッ!

ぼくは千円札を取り返すべく主婦の家まで駆けて行き、インターホンを押した。
「宅急便です。度々すいません」
「今度はなんの用事?」
「あの、さっきお釣りを渡しすぎたみたいで、返してもらいたいんですけど」
「ちょっと待って。いま玄関を開けるから」
意地悪そうな顔をして、主婦がドアを開けた。
「せっかく千円儲かったって喜んでたのに・・・。なあんだ、気づいたの?」
「はい、ゴメンなさい」
(気づいてたなら、お釣りが多すぎるよって言ってくれよ〜!)

ここまでなら、ぼくはこの主婦を許すことができる。
しかし、ここから先が許せねえ!

「あんた、算数苦手だったでしょ?」
「いや、それほど苦手じゃなかったです」
「引き算もできないクセによく言うわ。ほら、持って行きなさいよ」
主婦はそう言うと、千円札をぼくに向かって投げた。
まるで賽銭箱に投げ込むように・・・。

世の中には、ここまで人をバカにできる女がいるんだ(…感心!)

ぼくは唇をかみしめ、掃除してなくて土ぼこりだらけのタイルの上に落ちた千円札を拾った。
そして、挨拶もせず、その家を出た。
ぼくの手の中で、野口英世が泣いていた。
 

2004/12/17(金) 字は丁寧に書きなさい!
 
いまは宅急便の繁忙期で、肉体的にも精神的にもキツイとき。
だけど、これまでこの日記に登場してきたオールスターキャストの皆さんと、毎日のように会えることが楽しいと言えば楽しいかも。

下着ルックの『不在女王』とは、その後普通に接している(…当たり前か)
まるで何事もなかったかのように、お互いが冷静を装っている雰囲気が、なんとも絶妙な緊張感。
サディスティック法律事務所に行く機会も多くて、ちょっと前にはセレブ系『セクハラオバン』にホッペをツンツンとされちまった。
一瞬のスキを突かれた・・・無念っ!
ジーッとゆう感じでガンミされるし、ぼくの姿が見えなくなるまで見送ってくれるし、危険を感じるよなあ(…笑)

高校時代の恩師『角藤先生』は相変わらず優しくて、食べ物とジュースの差し入れを一度も欠かしたことがないとゆう…もはや伝説の域にまで達している。
昨日行ったときはたまたま不在だったから、裏の物置の中に荷物を入れて、郵便受けにそのことを書いたメモを入れておいた。
念のために書いておくと、これは以前からの取り決めであって、ぼくが勝手にやったわけじゃねえよ!

20分ぐらいたち、先生からケータイに電話がかかってきた。
「荷物はちゃんと受け取ったけど、配達が全部終わったあとでもう一度寄れる?」
きっと差し入れをくれるつもりなんだろう。
先生の家に着くと、やっぱりとゆうか、それ以上のもてなしをしてくれた。

「ご飯の支度してあるから、食べて行きなさいよ」
「はいっ」
これはラッキー!
時刻は既に夜10時を過ぎていたけど、迷わずお言葉に甘えることにした。

「毎晩こんな時間まで大変やねえ。体は大丈夫?」
先生はいつものようにぼくの体調を気づかってくれる。
「こんなに忙しいのはお歳暮とお中元シーズンだけだから、なんとか大丈夫」
こうゆうとき、実は疲れきっていて・・・とはなかなか言えねえよ。
「これからだと帰るのは何時ごろ?」
「残務整理に30分ぐらいかかるから、たぶん11時ごろかなあ」
「それからお風呂入ったり日記を書いてたら、寝る時間がないじゃない?」
「まあ・・・睡眠は3〜4時間ってところです」
「ちゃんと体を休めないかんよ〜!」
先生はぼくの顔をマジマジと見つめながら、ホントに心配そうな表情をしていた。

「ゆうやくんにひとつ小言を言ってもいい?」
「なんですか?」
「字をもっと丁寧に書きなさいよ。なにこれ?」
先生はさっきぼくが書いた不在連絡票を手にしていた。
「エヘヘヘ・・・字を書くのは苦手だし、特に宅急便のときは急いで書くから・・・それにしてもきったねえ字!」
ぼくは自分で書いた字を見て、おかしさがこみ上げてきた。
暗がりで殴り書きしているから、もともとヘタくそなクサビ型文字がブレイクダンスしている♪
「ホントひどい字やねえ(…爆)ほかの人も絶対笑ってるはずやなあ。この人はこんな字を書くんだって・・・」
先生とぼくはツボにハマってしまい、しばらく笑いが止まらなくなった。

「ゆうやくん、笑顔が良くなった。去年の夏、久しぶりに見たときはなんとなく淋しそうやったけど、いまは幸せが溢れてるから、見てるほうまで幸せな気分になるわ」
ぼくの顔をガンミしながら、先生がしみじみとそう言った。
「そうかなあ・・・自分の顔は自分ではわかんないからね」
ぼくは照れ笑いでお礼を返した。

今のぼくはひとりじゃない!
大好きな女の子がいるし、2人だけど親友もいるし、応援してくれるお客さんだっている。
いろんな人に囲まれて生きているんだなあ・・・と、そんな気がする今日このごろ。
 

2004/12/16(木) ミスター★コンプレックス
 
ぼくにはコンプレックスがたくさんある。
もしかして『劣等感の塊』だったのかも知れない。

背が低いこと
痩せていて力がないこと
童顔であること

「チビ!」「虚弱児」「ガキ帝国」・・・子どもの頃からバカにされ続けてきたせいで、心の中に劣等感が染み付いていた。
(…と、とりあえず過去形にしておこう!)
体格のことなんて、自分ではどうしようもないことだけに、バカにされると余計に腹が立つ。
(…これはいまでも!)
ぼくの身長が162pしかないのに、親友の章二や恭二は180p近くもあって、「おまえホントに小さいよなあ」なんてことを言われた日にゃ、相当に傷ついたもんだ。
もちろん、彼らに悪気がないことはわかっているけど(…苦笑)

童顔であることは、実際の年令より若く見られるとゆうことだから、トクをする場面も多い。
が、イヤ〜な思いをすることもある!

たとえば・・・
宅急便のデリバンに乗り狭い路地道を走っていて、離合できないとわかっているのに、対向車が突っ込んできたとき。
「下がってもらえませんか?」
相手からそうゆうふうに言われたら気持ちよくバックするのに、ぼくの顔を見てナメてかかる人がほとんどだ。
「下がらんかい!ボケ〜」
できれば、こんな罵声は浴びたくねえよ。

そういえば、ドスのきいた顔(どんな顔なん?)が自慢の先輩は、ヤクザ風な人から「下がれ」と言われたことに激怒。
逆に「おまえが下がれ!」と大魔神の怒りの形相で威嚇して、相手を200mほどもバックさせたらしい。
それだけじゃない。
イヤイヤながら後退してゆく相手のクルマをさらに追い立てるように、ずっと至近距離を保ったまま前進していったとゆうから、それはちょっとやり過ぎだって!
後日、その事件を会社に“通報”され、始末書を書かされてたっけ(…笑)
“なんちゃってヤクザ”にきっちり落とし前をつけられたってわけだ。

先週のある日・・・。
「俺はチビの上にガキッ面だから、人からバカにされるんだ。さやかはどう思う?」
ぼくはコンプレックスについて、ひと通り話し終えてから、彼女がどう思っているか聞いてみた。
「狭い道で離合するときの話は、たしかにそうかも知れない。けど、ゆうやクンが短所だと考えていることを、ほかの人は羨ましいと思っているかも知れないよ」
彼女は実にあっけらかんとして、そう言った。
「そうかなあ」
「そうだよ〜。ゆうやクンは全部そのままでいいの!」
「うん・・・」
全部そのままでいいと言われても、ぼくとしては積年の悔しさ(?)みたいなものがあって、そう簡単に切り替えることができない。

弱気の虫が騒ぎ出し、ウジウジしているぼくを見て、彼女がこう言った。
「自分の短所と他の人の長所を比べたりしたら、負けて当然だよ」
ぼくにとって、これは【魔法の言葉】だった!
「そうだ・・・俺は俺なんだし、人と比べちゃいけねえんだ。さやかもタマにはいいこと言うじゃん」
ぼくは目からウロコの言葉をかけてくれた彼女に心から感謝した。
(…つもりなんだけど、“タマには”が余計だったなあ、と反省!)
「だって、ゆうやクンって、どうにもならないことばっかし気にしてるんだから」
「あんがと!目が覚めたよ」

コンプレックスを克服したいなら、自分の短所を他人の長所と比べるなっ!
つまりは「考え方を変える」しかないんだ!

体や顔のことだけじゃなく、ぼくにはもっと深刻なコンプレックスがあった。
高1のときに家庭が崩壊し、以後ずっと親がいない状態にあることだ。
それはもう深刻で、せっかく彼女ができても、「将来結婚できたらいいね・・・」とかの話が出てくると、ぼくのほうから遠ざかっていった。

そんな家の子はダメだと、どうせ相手の親から反対されるに決まってる。
まあ、今回は縁がなかったとゆうことにして・・・。
自分には結婚する資格がないんだ。
普通の家の子に生まれたかったなあ。
…と、こんなふうに思い込んでいたほどだ。

考えてみると、昨日までのぼくは傷つくことが怖くて、逃げ道ばかりを探していた。
その結果、相手を平気で傷つけていたとも知らず・・・。
卑屈だった自分を思い出すと、申し訳ないし、恥ずかしい。

自分と他人を比べるのは、実に愚かなこと。
比較対照となった人のほうが、その点については“たまたま”優れているとゆうだけのことだ。
そんなことを確認したところで、自分ではどうにもできないんだから。

ぼくは短所ばっかりのダメ人間じゃない。
人より優れている点もあるんだ!と胸を張って生きてゆきたい。

これを書いている今、たぶんぼくは自信と希望に満ちている。
けど、基本的に弱い人間だから、つい人のことが羨ましく思えてくることもあるだろう。
そんなときには、心の扉を開いてこの言葉を思い出そう。
自分の短所を他人の長所と比べるなっ!
 

2004/12/15(水) 長渕剛☆桜島ライブDVD発売日
 
宅急便の「お歳暮配り」は今がピークだ。
ぼくの荷物はどんどん増えて、今夜はついに100個を越えた。
もはや物理的に不可能・・・そんなに行けるわけないでしょ?

「ゆうやくん、お願いです。助けてください!」
「今度とんかつパフェ(…知ってる?)をおごってやるから、なんとかがんばってくれ〜」
ペアを組んでる正社員が悲痛な叫びを紙に書いて、ぼくの荷物がぎっしり詰まった棚に貼り付けてある・・・。
ヘタクソな殴り書きの文字がなんとも痛々しい。

そんなこと言わなくたって、連日ぼくなりに限界までがんばっているんだ。
けれども、入荷してくる荷物の数が配達完了の荷物の数を上回るから、どうしようもない。
届けに行ったけど先方が不在で渡せなかった荷物、時間がなくて届けに行くことさえできなかった荷物が、どんどん底だまりしてゆく・・・。
「俺なんてどうせバイトなんだから・・・」と責任を感じないようにしているけど、このままじゃヤバイ!

宅急便の配達時間は夜9時までと決まっているけど、9時で終えていたら膨大な荷物をさばき切れない。
「いま何時だと思ってんだっ!」
「忙しいのはわかるけど、遅すぎる!」
なんて言われるのはもう覚悟の上で、10時までは平気でインターホンを押す。
10時を過ぎるとさすがに気が引けて、行く前にまず電話を入れて了解を得る。
それでも完全には回れないから、あとは「配達に来なかった」とゆうクレームが発生しないことを願うばかり・・・。

年末まであと2週間、もう少しの辛抱だ。

さて、今日は長渕剛の『桜島オールナイトコンサートライブ』DVDの発売日。
『金色のライオン』は発売日に手にすることができなかったから、今度こそ発売日に買うぞ〜ッ!
・・・と決意も固く、仕事帰りに近所のレンタルビデオ店に立ち寄った。
ドキドキしながら新譜コーナーを探したけど、どこにもないっ!
それもそのはずで、よーく見ると、「こちらの商品は現在品切れ中です」の札が・・・。

「しょうがねえな」と思いつつ、少し離れた場所にあるCDショップまで足を伸ばした。
ところが、ここでも店員に「売りきれました」と言われちまった。
「そんなに売れてるんですか?」と聞くと、「1組しか仕入れてなかったんですー。すいません」だって!
田舎はこれだから困るよなあ(…苦笑)
「次回入荷分を予約しておきますか?」と聞かれたので、「いいえ」と言って店を出た。

あ〜あ、こんなんなら、最初っからネットショップに注文しとけばよかったなあ(…痛恨!)
まあ、どうせ平日に買って見ようと思っても、すぐに寝ちまうわけだし、次の日曜日にでも改めて買いに行こうっと。
今度は手に入れるまで諦めないぞ〜。

ところで、クリスマスはどうやって過ごそうか?
キミになにをプレゼントしてあげようか?
全然考えてない・・・。
だから、これも次の日曜日の宿題ってことにしておこう。

 ◇ ◇ ◇ ◇

イメージ画像は…
これが噂の『とんかつパフェ』なのだ〜ッ!

2004/12/14(火) ぼくは「ぼく」であって、もっと「俺」でありますように?
 
今日は書くネタがないから(マジっす…笑?)、読者の人からの質問に答えよう。

まず、ある高坊からの質問。

ぼくはロンメル将軍のファンで、毎日アクセスしてます。
ロンメルさんは、日記で自分のことを『ぼく』と呼んでますが、たま〜に『俺』と言ったりするのはなぜですか?
あと、普段は自分のことを『ぼく』と呼んでいるのですか、『俺』と呼んでるのですか?
教えて欲しいです。

この質問に対する答え。

「両方とも」ってことになるなあ。
たとえば、彼女と会話するときには、「俺はおまえのことが大好きだ」とゆうふうに『俺』を使う。
ところが、そこに彼女の母ちゃんがいたとしたら、「ぼくはさやかさんのことが大好きです」となり、一人称は『ぼく』に変わる。
どうゆうシチュエーションなのか?
それは意味不明(…笑)
単なるたとえなんだから、突っ込まないの!

ぼくらShiKoKu Kidsは『俺』の謙譲語、つまり、へりくだった表現をすることにより相対的に相手や話中の人に対して敬意を表すため、一人称に『ぼく』を使うんだよ。
会社の上司や先輩と話をするときも、ぼくは『ぼく』になる。
このように『ぼく』と『俺』を使い分ける人は、四国だけじゃなくて、近畿・中国・九州など西日本の広い範囲に分布しているはずだっ!

つまり、日記では読者のみんなに“いちおう”へりくだっているってこと!
書きまちがいじゃなくて、ちゃんと意味があるんだよ(…すげえ思慮深い話でしょ?)

ところで、東日本の若者は、会社で上司と話するとき、『わたし』とか『わたくし』って言うの?
誰か教えてよ!

もうひとつ、ある若者(年齢不詳)からの質問。

ボクは?の♂です。
日記いつも楽しく拝見させていただいてます。
11月28日の日記でニートについて話していましたが、ボクも社会的に見たらニートになるのでしょうか?
ボクは自律神経失調症です。
働きたくても働けないのです。
世間から見たらどう見えるのか、と心配になってメールしてしまいました。
よければ、教えていただけないでしょうか?
お願いします。

この質問に対する答え。

たぶんキミは『ニート』だと思う。
「たぶん・・・と思う」なんて無責任な書き方だけど、ぼくがなんでも完璧に知っているわけじゃないから、どうかお許しを・・・。

もう一度おさらいしておくと、『ニート』の定義は「就業、就学、職業訓練のいずれもしていない若者(15〜34歳)」ってこと。
そこには、病気のために・・・ってゆう要素は含まれていないと思うんだ。
だから、キミが学校を卒業したあと求職活動をしてないなら、やっぱ『ニート』だってことになるでしょ?

ただし、「働く意欲を完全になくして孤立化し、社会から排除されたようなニートが日本中に・・・」と書いたのは、キミのように働きたくても働けない若者を指して言ったわけじゃないからね。
その点はわかっておいてほしいな。

ところで、このふたりには直メールで返事を出したけど、リバウンドして戻ってきた。
せっかく返事を書いたってのに、けっこうショックなことなんだぞ〜ッ!
原因はドメイン指定受信に登録していないか、または登録アドレス以外受信拒否設定をしているからだ。

ドメイン指定受信をしているキミは・・・
「activemail.jp」このドメインを指定リストに加えておいてよ!

登録アドレス以外受信拒否設定をしているキミは・・・
「mvc@activemail.jp」のアドレスで、「ゆうや」と登録しておいてねっ!

ぼくからの返事が遅くなっても怒らない、焦らない(…笑)
必ず返事すっからさ。
しかし、72時間以内に返事が届かなかった場合、キミの側に上記のような問題ありっ!
そのときは、ちゃんと反省して設定変更しろよ!

まあ、そうゆうことで、今宵は寝ます。
またね〜!

ゆうや
 

2004/12/13(月) 自分の人生を生きよう!
 
子どもの頃には・・・
人様の役に立つ立派な人になりなさい。
他人の気持ちを思いやれる優しい人になりなさい。
・・・と、親や先生は教えてくれた。

社会人になると・・・
会社のために役に立つ人材になりなさい。
所属する組織に忠誠を誓い、奉仕の心を持って働く人材になりなさい。
・・・と、会社や上司は教えてくれた。

要するに・・・
自分のことなんて考えず、他人の犠牲になれ。
決して他人に嫌われぬよう、他人の顔色ばかりを見ながら生きてゆきなさい。
・・・と、そうゆうことなのか?

どこか変だぞ。
だって、ぼくは自分自身の人生を生きてるんだ!
それなのに、まるでぼくが主人公になってはいけないみたいじゃないか!
これじゃあ、なんのために生まれてきたのか、わからないよ。

いま、ぼくは絶望的に時間がないとゆうのに、猛烈に疲れているとゆうのに、それでも日記を書いている。
なぜだろう?
読んでくれるみんなをちょっとでも励ましたいからなのか?
確かにそうゆう気持ちは“志”として持っている。

だけど、それだけじゃない。
分不相応かもしれないけど、「将来作家になりたい」とゆう自分自身の夢を叶えるため、文章表現の修行をしているのだ。
そして、ちょっとばかり目立ってみたい・・・とも思っている。

自分のことを考えたりして、動機が不純だから、悪いことなのか?
見返りを求めているから、価値のないことなのか?

いや、絶対にそんなことはない!
ぼくは他人の人生の端役として生きているわけじゃなく、自分の人生の主役として生きているんだ。
自分自身の存在価値を見つけ出すために生きているんだ。

他人から見れば、バカなヤツだ、自己満足なヤツだと笑われるだろう。
「そんなの気にしねえよ」と言いながら、胸の奥でそっと傷ついたりもする(…笑)

ぼくは強い人間じゃないから、何回でも挫折するけど、そのたびに立ち上がる。
そして・・・自分の人生を生きよう!と思うんだ。

 ◇ ◇ ◇ ◇

今日はいつもとちがう雰囲気で書いてみた。
題して『魔法の言葉』シリーズなのだっ!どーよ?
 

2004/12/12(日) 金色のライオン♪
 
今月1日発売の長渕剛の新曲『金色のライオン』をやっと手に入れたぞ〜ッ!
このところ絶望的に忙しくなってきて、配達の途中でCDショップに立ち寄ることさえ忘れていた。
先週の日曜日は章二の結婚式で、それどころじゃなかったし・・・。
そんなわけで、彼女と付き合いだしてから初めて買った記念すべきCDは、敬愛する教祖様の新曲ってことになった。
と、張り切って言うほどのもんじゃねえか・・・。
まあ、人から見れば単なるこじ付けだけど、ぼくらにとって記念は記念なんだ!

それにしても、すげえカッコいい曲!
このところ剛のシングルは、『静かなるアフガン』『しあわせになろうよ』とバラード系が続いていたから、よけいゲンキ!ゲンキ!に聴こえるぞ。

SHALALALALALA♪SHALALALALALA♪金色のライオン
SHALALALALALA♪SHALALALALALA♪荒野を駆け抜ける

疲れ果てた地上に立ち♪空に牙を剥く
吠えても吠えてもただ風が♪たて髪を揺さぶるだけかい!!

若き魂を震わせて♪立ち向かう勇気を呼べ!
高鳴る鼓動を叩いたら♪情熱の尻尾に火をつけろ!!

撃ち抜かれた悔しさで♪死んだはずの俺
明日、お前も露骨なSAMURAIになって這い上がれ!!

ぎらぎら灼熱の太陽を♪この手でひきずり出して
俺たちの明日が上るまで♪今すぐ希望へ駆け上がれ!!

いまの日本じゃ、こうゆう男らしい詞を書く人が少なくて、そんな点でも剛はやっぱ偉大なアーティストだよなあ。
先々週(?)のことだったか、剛が東京FMの番組にゲストで出ていて、話を聴いているうちに鳥肌が立った。

要約すると・・・
20代や30代なんて、まだまだションベンくせえガキだよ。
40代、50代になって、はじめて大人になれるんだ。
だから、若いうちは小さくまとまろうとせず、夢に向かってまっすぐ走っていればいいんだよ。
・・・たしか、そんなふうなことを言ってたように覚えている。

それと・・・
結局は等身大の自分自身しか表現できない!
痩せ細ったひ弱なヤツには、心の底から力強い歌なんて歌えねえよ!
だから、肉体改造に取り組んでマッチョなボディになったんだ。
・・・と、こんなことも言ってたなあ。

ぼくは変に素直なところがあって、すぐに影響されやすい。
剛の言葉を聴いて、突如「等身大の自分を表現していきたい」と言い出し、ほとんど頭しか写っていない写真を公開して、ひ弱そうな自分をさらけ出したんだ・・・。
こんな頭(?)で『ロンメル将軍』とは、全然ショボすぎるよなあ(…トホホ)
でも、「夢に向かってまっすぐ・・・」とゆう言葉には励まされたぞ!
剛、あんがとさんです!


しかし、「よーし、ガンバ!」と思っていた矢先、イヤなニュースが目に入ってきた。
自民党の武部幹事長が、フリーターの急増など若者の教育問題に関連して、次のように講演した。

一度自衛隊にでも入って、イラク南部のサマワみたいなところに行って、本当に緊張感を持って地元の皆さん方から感謝されて活動してみると、3ヶ月ぐらいで瞬く間に変わるのではないかと思う。

武部幹事長様

ぼくはフリーターのひとりですが、ホントに緊張感を持って、地元の皆さんからも上司の人からも“それなりに”感謝されながら、配達の仕事をしています。
朝は8時半から、夜は11時近くまで!
そりゃあ、たまにはミスをして怒られたりもするけど、配達とゆうのは社会のインフラとも言うべき仕事です。
ファーストフード店やガソリンスタンドの店員だって、コンビニのレジ打ちだって、そうゆう役目を果たす人がいなければ困るとゆう点では同じです。
あなたは何様のつもりなのか知りませんが、自民党の幹事長なんて、いなくなっても誰も困らないでしょう(…笑)
ついでに言うと、会社の上司もいりません。
必死になって働いているのは、ぼくら若者だけじゃないですか!
組織の上のほうであぐらをかいている政治家や、管理職とは名ばかりのオッサンたちこそ、サマワで緊張感を味わってきてください。
3ヶ月と言わず、3日ぐらいで瞬く間に変わるのではないかと思います(…爆)


今夜、クリスマス☆イルミネーションで彩られた街を彼女と見に行った。
「うわあ、きれい。こんな家に住みたいね〜」
無邪気にはしゃぐキミを見て、ぼくもうれしかったよ。
この幸せが来年も再来年も・・・ずっとずっと続きますように・・・。
 

2004/12/11(土) めざせ!ノーベル平和賞
 
やっぱり!
北朝鮮の金ブタが『横田めぐみ』さんのものとして日本側に提供した遺骨は、予想どおり別人のものだった。
これには拉致被害者の家族はもちろんのこと、大多数の国民が怒り心頭に達している。

日本人をバカにするのもいい加減にしろ!!

いますぐ経済制裁に踏み切れ!

ところが・・・
みんなが相当大きな声で叫んでいるのに、肝心の小泉首相には届かない。
「対話と圧力、両方を考えないといけない」と言ってるクセに、二言めには「交渉を続けていかなければならない」と、経済制裁を避けたい意向がミエミエだ。

ブラジルに行き日本人移民の前で涙するほど情にもろい人なのに、なぜもっと怒りをあらわにしないのか?
あれってパフォーマンスだったの?
3年前だったかなあ・・・ケガを押して優勝した貴乃花の表彰式で、「痛みに耐えてよくやった!感動したっ!」と土俵で叫んで称賛されてたけど、もしかしてあれもポイント稼ぎの演技か?
偽善なんてもういらない。
「北朝鮮の不誠実な態度をこれ以上許すことはできない」
…と、せめてそれぐらいのことは言ってくれよ。
コメントしている姿をテレビで見たけど、よくあんな冷静でいられるもんだ。
心底冷たいヤツ・・・まるでよその国の出来事について感想を述べているようだった。
これじゃあ、とてもじゃないけど、被害者家族はやり切れない。

小泉首相が金ブタに対してこれほどまでに弱腰なのは、一体なぜなのか?

北朝鮮を訪問したとき、まさか美女による手厚い接待の様子を撮影されていて、それをネタに脅されてるんじゃねえか?
ゲスの勘ぐりに過ぎないかもしれないけど、この手は中国なんかも使っているから、案外当たっているかもな。
でも、北朝鮮との国交回復後、小泉家に莫大な利権が約束されているのは、たぶんまちがいない。
かつての金丸信のように・・・。
金丸の利権はいまも息子に引き継がれているそうだ。
小泉首相が批判に耐えながら、それでも平気でいられるとゆうことは、つまり金ブタから“それなりの見返り”がちゃんと用意されていると見るべきだろう。
そうでなきゃ、いや、どっちにしろ、人の仮面をかぶった鬼畜か・・・。

また、小泉首相には『ノーベル平和賞』を狙っているとゆう噂もある!
韓国の金大中前大統領でさえ受賞できたのだから、同じく北朝鮮に甘い『太陽政策』を貫けばもらえるはずだと、マジで信じているのかもしれない。
お金だけでは飽き足らず、名誉までもほしがるとは、なんとも貪欲なヤツだ。
こんな売国宰相が平和賞を受賞するようなら、ノーベル賞なんてやめちまえ!

しかし、ごく最近の世論調査では、内閣支持率が30%台に急降下。
ざまあ見やがれ!国民はバカじゃねえんだ。
それを見てあわてて経済制裁へと方向転換したいようだけど、みんなに本性を見抜かれたあとでご機嫌とりをしても、なにを今さらって感じだよな。
 

2004/12/10(金) 笑顔が地球を救えなかった日
 
魔の12月10日・・・。
多くの民間企業でボーナスが支給されるこの日を境にして、宅急便の仕事はいよいよホンモノの繁忙期を迎える。
ある程度覚悟はしていたけど、今夜はやっぱり恐ろしいことになっていた。
ゆうべ40個だった夜間配達(18時〜21時)の荷物が、一挙に70個だ!

「うわっ!!すっげえ!こんなに配れるわけねえじゃん」
と、自分の棚の前で、思わず呆然自失するしかない。
去年何度も経験したはずなのに、荷物の数に圧倒されそうになる。

大都会には夜配だけで100個以上配るドライバーがいくらでもいるから、そうゆう人にしてみれば、70個なんて全然大した数じゃないだろう。
が、ここは田舎。
ぼくが担当しているのは高級住宅街ではあるけど、東京や大阪や名古屋なんかと比べたら月とスッポンなんだ。
ひとつのビルだけを担当して、毎月100万円以上の給料を手にするような正社員がゴロゴロいる場所とはちがう。

ぼくの場合・・・
18時前に出勤して準備に1時間ほどかかるから、センターを出発してお客さんのところへ向かうのが19時ごろになる。
地方の住宅地だと、1時間で配達完了できる荷物は20個が限界ギリギリの線。
宅急便はいちおう21時で終了(…とゆう建て前?)だから、19時スタートだとたったの2時間しかない。
途中で不在連絡票を殴り書きしたり、発送する荷物の夜間集荷が入ったりするから(…これに時間がかかる!)、1時間20個のペースをずっと保つことはほとんど不可能だ。
だから、40個以上の荷物を“ただのバイト”のぼくに託すのは、会社としてまちがっている(…と強く主張したいっ!)

しかしながら、ぼくはセンター内では夜配の記録保持者!
体は小さいけど(関係ねえか…)これでもエースなんだっ!
去年の12月に叩き出した夜配記録『74個』は、人類が滅亡するまで破られないだろうと言われている。
大げさだけど、たぶんセンターのみんなはぼくを持ち上げるために、そう言ってる。
荷物を抱えて走り回る・・・ハムスター並みの俊敏な動きは、宇宙人の生まれ変わりでなければできない・・・と。

話がちょっと変わるけど・・・
こうゆうのも自画自賛で、読む人の何割かはハズいと思うのか?
でも、日記なんてしょせん自己満足な書き物で、自分を褒めてあげるために書くもんなんだよ。
今日会ったあの人が、ぼくにこんなことを言ってくれた。
うれしいから、日記に書き留めておこう・・・そんな感じで。
そうでなきゃ、他人の日記で、しかも自己嫌悪と反省だらけで、希望のカケラもない文章を読むほうがよっぽど苦痛だ。
少なくとも、ぼくはそう思うけどなあ。
まあどうでもいいや。

さてと、宅急便の仕事に携わって1年半、今夜はサイテーにイヤな出来事があった。
クール便の中に『14時〜16時』指定の荷物が入っていて、16時までに届けていなかったのは正社員(昼間のドライバー)の責任で、本来ぼくが責められるようなことじゃない。
ぼくにできる最善の行動は、 “いわくつきの荷物”を出発後まず一番に届けることだった・・・。

19時2分、ぼくはよく冷えた荷物を抱え小走りで、イルミネーションが光り輝く豪邸の前に立ち、インターホンのスイッチを押す。

「はい、どなた〜?」
「こんばんは、宅急便っす」
「ど〜ぞ」
「オジャマしま〜す」

あ〜あ、どうぞと言いながら、声がもう不機嫌そのものなんだから。
いつものように笑顔でゴマかすとするか。

「指定時間に遅れてゴメンなさいっ!」
「そんな軽く言わんといてやね。5分や10分の遅れやないでしょ?どうしてこんなことになるん?」
「あ、すいません。ぼくは夜間配達のバイトなんですけど、いまの時期は荷物が多くてかなり混乱していて、昼間の担当の人が忘れていたみたいで・・・でもそれは言い訳にならなくて・・・ゴメンなさい」
「何が言いたいん?自分のせいじゃないみたいに。ゴメンなさいじゃ済まんよ!今晩のオカズの材料やったんやけんね。損害賠償してほしいわ」
「いやいやいやいや〜」

オバサンはマジで怒っちまって、ぼくはもうヘラヘラと愛想笑いをするしかない・・・。
周りの時間が止まり、気まずい空気が漂う。

「あなた、バイトなん?笑い事じゃないよ!不マジメな子や。腹立ってくるわ。で、どうするつもり?」
「どうするかと言われても、ぼくにはちょっと・・・。ホントにすいませんでした」
「こらアカン。おとうさ〜ん、ちょっとこっち来て、宅急便に文句言うたってよ!」

ヒエ〜!奥から人相の悪いオヤジがノッシノッシと出てきた〜ッ!
わっ、カバみてえだ(…と、心の中で笑ってる場合じゃねえってば)
まさか取って食われることもないだろうし、ここはひたすらガマン!ガマン!
そして、注目の一言。

「その兄ちゃんも反省してるみたいやし、もうええやないか」
「荷物遅れたせいで、冷蔵庫の残りもん出さないかんなったのに・・・ウチ気ィ悪いわ。ええ加減な態度も許せん」
「あ、すいません。悪気はないんですけど・・・」
「この子の謝り方、なんか誠意がないねえ」
「最近の若い子に誠意なんか期待したらいかんって。特に宅急便の運転手なんか、どうせ配達しかできんのや」
「お父さん、そんなこと言うて・・・黙って許すつもり?」
「おまえもええ加減にせえ!兄ちゃん、もう行きや〜」
「はい、ありがとうございます」

悔しい〜ッ!
これほどハッキリとバカにされたのは初めてだ。
指定時間を守れなかったほうが悪いけど、あんたらが上等な人間だなんて、ちっとも思っちゃいねえからなっ!
 

2004/12/09(木) 体育会系学生たちよ・・・清く正しく美しく!
 
今月1日、国士舘大学サッカー部員15人が、7時間にわたり女子高生(15歳)を代わる代わる強姦したとして、逮捕された。
リーダー格が送信した「女子高生とエッチしたいヤツは来い」とゆうメール1本で、20人ほどのエロ学生がヨダレを垂らして集合したようだ。
とゆうことは、5人は見ていただけだから「おとがめなし」ってことか?
どうせ共犯なんだから、その場にいた全員を逮捕しろ!

さらに7日には、亜細亜大学野球部員5人が、JR中央線の電車内で20歳の女性に集団チカンをしたとして、あえなくお縄になった。
「いい女がいるから行くぞ」と犯行に臨む決意も固く、実行役、見張り役、取り囲み役を決めてやったらしい。
こりゃ余罪が相当出てきそうだ。

全員がそうだとは言わないけど(…と、あえて前置きする!)
礼儀正しく、規律正しいのが体育会系の取り柄じゃねえの?
女の子をみんなで回したり、触ったりするときだけは、礼儀も規律も辞書になくなるのかよ?
あと、団体競技やってるヤツって、ひん曲がった欲望を満たすときも団体なのか?
先輩に強要されたら、なにがなんでも断われないのか?
仲間ひとりが突撃したら、見境なくみんなで突撃〜ってか?
こんなことにチームプレーなんていらねえって。
同年代の人間としてホントに情けない!

こんなことを書いたら、ぼくの品性を疑われるんだけど・・・書かねばなるまい(…痛恨の思い!)
彼女がいなくて淋しいのなら、“ひとりでガンバ!”しかないでしょ?
または、親から仕送りしてもらったお金で“フーゾク通い”でもしますか?
ろくなもんじゃねえヤツらは、全員ギロチンの刑だ!
大事な部分をマスカットしてやれば、少しは反省するだろう。

それにしても、なんでぼくまでがトバッチリを食っちまうの?
全然関係ねえのに・・・ただ若者だって理由で、上司から説教されちまったじゃねえか!

「バイトといえども当社の制服を着て仕事しているんだから、このようなハレンチ行為が見つかったときには、組織のみんなに迷惑がかかる」
「はい」
(…と、口ではいいながら、そんなことわかってるって!)
「誰にでも性欲はあるし、特に若いときにはこうゆうことをやってみたいと思うもんなんだ」
「・・・・・・」
(思ったことなんか一度もねえよ!エロ学生と一緒にすんなっ!)

だからさー、こうゆう事件が起きたとき、どこにでもいる普通の若者が・・・って言うなよ!
普通の若者なら、強姦やチカンなんて大それたこと、マジでは考えねえよ。
それを実行にまで移すんだから、よっぽど頭がイカれたヤツなんだよ〜。
こんなヤツらを普通の若者なんだけど・・・って今さら弁護してやる必要なんてあるの?

さては、自分自身が考えてんだ・・・このエロオヤジめっ!
共謀罪ができたら訴えてやるからな。
覚悟しとけよ!
 

2004/12/08(水) 大東亜戦争開戦記念日
 
今日は大東亜戦争開戦記念日!
戦争オタクのぼくにとって、12月8日とゆう日付は血沸き肉躍る(…こりゃ戦時中の表現か?)特別な意味を持っている。
63年前の今日、1941年12月8日未明、大日本帝国連合艦隊の航空母艦6隻(赤城・加賀・蒼龍・飛龍・翔鶴・瑞鶴)から、計350機の空襲部隊がハワイ真珠湾軍港を目指して飛び立った。
ちなみに、ぼくは空母[赤城]と[飛龍]が大好きでプラモも持ってるぞ(…さりげなく自慢!)
日本軍はこの奇襲作戦の成功により、アメリカ太平洋艦隊の主力戦艦8隻中4隻を撃沈!
残る4隻も大破あるいは中破し、たまたま出航していた空母部隊を除く全艦隊を壊滅状態へと追いこんだ。
「チョー気持ちいい」とは、まさにこのことだ(…危ない性格なのかも)

このハワイ海戦(=日本側呼称、アメリカ側では真珠湾攻撃と呼ぶ)では、第2撃を加えなかったこと、燃料備蓄タンクを破壊しなかったこと、そして敵空母を撃ち漏らしたことなど作戦上の失敗も多い。
これは山本五十六(連合艦隊司令長官)と南雲忠一(第一航空艦隊司令長官)がダメ提督だったせいで、山口多聞(ロンメル将軍と並び尊敬している軍人!)に指揮を任せておけば、痛恨のミスはなかったはず。
が、それにしても、わが日本軍が大東亜戦争の緒戦を華々しく飾ったことに変わりはないし、空前絶後の大奇襲作戦として世界の海戦史上にさん然と輝いている!

なお、ぼくはゲームソフト『提督の決断』シリーズで、アメリカ軍をもっとこっぴどく叩きのめしてやっている。
アメリカ軍を全滅させ、ハワイを占領したことも度々ある。
2人用モードを1人で戦えば、相手は何もしないから簡単なんだ(…まあ当然か)
みんなもストレス解消にぜひどうぞ(…笑)

さて、アメリカはハワイ海戦のことを「だまし討ち」だと言っている。
これは、日本の外務省の職務怠慢により、アメリカへの宣戦布告が空襲のあとになったためだ。
開戦前夜にもかかわらず職員の歓送迎会で夜更かしをして、大事な朝に寝坊したとゆうのだから、なんとも締まらない。
まあ、外務省の腐った体質は今も昔も変わらないってことか・・・。

ところで、ロバート・B・スティネットの著書『Day of Deceit』(邦題『真珠湾の真実―ルーズベルト欺瞞の日々―』)によると、アメリカのフランクリン・ルーズベルト大統領(当時)は日本軍の動きを完全にキャッチしていて、なんと太平洋艦隊をオトリに使ったと決めつけている!
「リメンバー・パールハーバー(真珠湾を忘れるな!)」の声を全米に広め、日独伊3国に宣戦布告をするためだ。

現在のブッシュ以上に戦争大好きだったルーズベルトは、前年(1940年)秋の大統領選で、ナチスドイツが引き起こしたヨーロッパの戦争には決して巻き込まれないと公約して、やっと再選を果たしたありさま。
堂々と戦争を始める口実が、ノドから手が出るほどほしかったんだ。
そこで、日本に『ハルノート』と呼ばれる無理難題を突きつけ、対米開戦を決意させた。
さらに、太平洋艦隊には日本軍の動きを伝えず、オトリとして日本軍の攻撃を受けさせた。
こんなことがまかり通っているのに、自称「自由と正義の国」なんだから・・・アメリカはホントにおめでたい国だ。

ハワイ海戦から55年が経過し、やっと公開された当時の公文書の中から、ついに日本を開戦に追い込むためのシナリオを描いた証拠書類が発見された。
それをもとに書かれたものがスティネットの著書であり、もはやルーズベルト陰謀説の真偽について議論の余地はない。
日本はまんまとハメられたってことだ!

それなのに、アメリカが日本に謝罪することはない。
なぜなら、自由と正義の国だから。
この国では、相手国を謀略で戦争に引きずりこむのも自由だし、ウソも貫き通せば正義となる。

ついでに書いておくと、2001年に公開された『パールハーバー』とゆう映画で、日本のゼロ戦が病院を機銃掃射するシーンが出てくる。
が、日本軍はそんな卑怯なことは一切していない。
日本の都市を無差別に空襲して民間人を殺傷するだけでは飽き足らず、広島と長崎には原爆を投下したヤツらが、よくもこんなウソッパチを描けたもんだ。
いいか!こんなくだらねえ映画で感動なんかするなよっ。
「ウソと謀略の国」アメリカなんか絶対に信用するな!
せいぜいアメリカ人の音楽を聴くだけにしておきなさい(…笑)
 

2004/12/07(火) 記憶の中の母ちゃん
 
ゆうべは悪い夢にうなされた。

人生最悪の日・・・1995年11月14日・・・たしか火曜日だったと思う。
ぼくは学校から帰って来て、自分の部屋でヘッドフォンをしてCDを聴いていた。
当時一番の愛聴盤はスピッツのアルバム『ハチミツ』で、このCDを聴いているとき、不意に母ちゃんが部屋に入ってきた。
母ちゃんがノックもせずに部屋に入ってくるのはしょっちゅうのことで慣れっこだったけど、それでも、慌ててヘッドフォンを外した。

「え?」
「ゆうクンに大事な話があるんだよ。音楽消して聞いてくれる?」
「うん」

部屋に入るなり正座した母ちゃんの深刻そうな表情が気になり、急いでCDラジカセの演奏を止め、母ちゃんの前で正座した。
母ちゃんは前の月に32歳になったばかり。
きれいだったけど、いま思えば相当に疲れ果て、やつれた顔だったような気がする。

「学校の成績はどう?」
「イマイチって感じだけど、こんなもんかなあ。でも、たぶん国立大学に行けるから、安心しなよ」
「クラスでイジメられたりはしてない?」
「イジメッ子なんていねえよ」
「彼女とは仲良くしてるの?」
「学校がちがうけど、一緒の電車で帰ったりしてるよ」
「じゃあ、だいたいゆうクンの思い通りにいってるんだね〜」
「うん、まあまあ」

さっきから母ちゃんは、ぼくの顔を痛いぐらいにジッと見つめていた。
悪いことをして怒られているわけじゃないのに、とても目を合わせられなかった。
母ちゃんの顔をもっとよく見ておけばよかったのに・・・。

「ゆうクンの顔、わたしに似てるよね?」
「ああ、たいてい母ちゃん似だって言われる」
「イヤじゃない?」
「どうして?母ちゃんってきれいだから、そう言われるとうれしいよ」
「ホント?」
「うん・・・」

そのとき、突然、母ちゃんがぼくをギュッと抱きしめた。

「一体どうしたんだよ?」
「ゆうクンはわたしの分身・・・」
「ホントにどうしたんだよー?」
「ゴメンね・・・ゆうクン。母ちゃんはもう・・・」

母ちゃんはもう・・・そこから先は言わなくてもわかっていた。
父ちゃんと一緒にいることに、もう耐えきれなくなっていたんだ。
隣の部屋で毎日のように繰り返される夫婦ゲンカを聞きたくなくて、いつしかぼくはヘッドフォンで耳を塞ぐようにして音楽を聴くようになっていた。

「母ちゃん、もう家にいられないの?」
「ゴメンね・・・」

母ちゃんは抱きしめていたぼくの体を離した。
瞳からは大粒の涙がいくつもこぼれ落ちていた。

「ぼくを置いて出てゆくつもりなの?」
「ゆうクン・・・ゴメンね・・・母ちゃんは・・・」
「ぼくは母ちゃんがいないと、生きてゆけないよーッ!」
「・・・・・・」

母ちゃんは嗚咽するばかりで、なにも答えてはくれなかった。
そして、長い長い沈黙のあと、母ちゃんはぼくの手を取ると、やっとのことで重い口を開いた。

「ゆうクン、よ〜く聞いて。たった今から母ちゃんは家を出る」
「勝手なこと言うなよ」
「離婚の話が決まったら、必ず迎えに来てあげる。今はお願いだから許して」
「それってホントなの?」
「ホントだよ。かわいいわが子を手放したりはしない・・・」
「やっぱイヤだっ!母ちゃんと離れて暮らすなんて、そんな生活考えられねえよ」
「いい子だから困らせないで」
「悪い子でもなんでもいいからさー、このまま家にいてくれよっ!」

ぼくは高校生になっても、まだ母ちゃんに朝シャンをしてもらい、ドライヤーで髪を乾かしてもらうほどの甘えん坊だった。
恥ずかしいことに、ひとりではなんにもできなかった。
だから、とりあえずは母ちゃんを引き止めようと、精一杯の努力をした。

が、心の中には、もうひとりのぼくがいた。
自分のせいで母ちゃんを不幸にしてはいけないと、もうひとりのぼくは心の中でそう叫んだ。

結局・・・ぼくは母ちゃんを“家出させる”ことに決めた。
父ちゃんには、学校から帰ってきたとき、既に母ちゃんはいなかったとゆうことにしよう・・・。

母ちゃんにしてもらった最後のひざまくら。
母ちゃんはぼくの頭をずっとなでてくれた。

玄関で見送るとき、母ちゃんはぼくのホッペに両手を当て、顔を近づけて覗きこんだ。
そして、ぼくのホッペを伝い落ちる涙をその手で拭いてくれた。

「しばらく会えないから、よ〜く顔を見せてちょうだいね」
「・・・・・・」
「父ちゃんと仲良くするんだよ。父ちゃんはゆうクンを可愛がってるから大丈夫だと思うけど」
「うん」

母ちゃんが玄関から表に出ると、タクシーが待っていた。

「じゃあ、行くよ」
「母ちゃん、絶対ぼくを迎えに来てよ」
「うん、落ち着いたら電話するから、心配しないでね」
「絶対だよ!」

タクシーが走り出した。

「かあちゃん〜ッ!!」
「ゆうクン、ゲンキでねー!」
「かあちゃん〜ッ!!」

母ちゃんを乗せたタクシーが、とうとう見えなくなった。

「かあちゃん〜ッ!!」


自分の寝言で目を覚ますと、そこにはキミの心配そうな顔が・・・。

「ゆうやクン、大丈夫?お母さんの夢を見たの?」
「うん、びっくりさせてゴメン」

あの日の母ちゃんの淋しそうな顔が、今も忘れられない。
 

2004/12/06(月) 更新できず・・・ゴメンなさい
 
仕事で疲れて・・・とても起きてられません。

せっかくアクセスしてもらったのに、申し訳ないです。

明日は更新できるかなあ?

たぶん無理みたいです。

このところ、仕事がすげえキツくて・・・。

あまり期待しないほうがいいかも・・・です。

掲示板に書き込んでくれた皆さん、いつもあんがとさんですっ!

プロフに写真を載せたことで、直メールもいっぱいもらっていて、ホントにありがとうございます。

あんな写真でよろこんでもらえて、うれしいです。

が、いまは特にあの写真の雰囲気なのかもしれません(…苦笑)

なんとゆうか、やっぱ現実は厳しいですね〜。

でも、この苦しさは一時的なものだと思うので、なるべく早くゲンキを取り戻します。

では、おやすみなさい。

ゆうや
 

2004/12/05(日) 乾杯!章二と美穂ちゃん、結婚おめでとう!
 
とある小さな教会の中、牧師の声が響き渡る・・・。
章二は凛々しく、美穂ちゃんはかわいく、ふたり並んで牧師の前に立っている。

「章二、あなたは美穂を妻として健やかなるときも病めるときも、いたわり、尽くし、生涯を共にすることを誓いますか?」
「誓います!」
章二は野太い声ではっきりと答える。

「美穂、あなたは章二を夫として健やかなるときも病めるときも、いたわり、尽くし、生涯を共にすることを誓いますか?」
「誓います!」
同じく美穂ちゃんも、一点の曇りも感じさせない明るい声で、章二への永遠の愛を誓う。

そして、牧師は手にしていた聖書を閉じながら、新郎新婦に向かって優しく微笑みかける。
「では、新郎から新婦へ愛のくちづけを・・・」

高3のガキの頃から7年間も付き合ってきたふたりが、今ようやく夫婦になった!
記念すべき感動の一瞬だっ!

実をゆうと、このときぼくは章二の口元に注目してた。
章二のヤツ、きっとタコみてえな口をしてチュウするにちがいねえぞって・・・。
結果は予想に反し、なんとも平然とした口元だった。

急に不安になった・・・あれがぼくだったらどうなるんだろう?
ぼくは人と話すときなんかには、すぐアヒル口になっちまう。
緊張のあまり、普段よりひどいアヒル口になったら・・・見てる人はたぶん心の中でバカ笑いするんだろうな(…含笑)

続いて、幸せなふたりは指輪の交換をする。
婚約指輪と結婚指輪の両方で、なんと50万円もしたそうだ。
ジミ婚とは言っても、やっぱ結婚にはお金がかかるんだ〜。
ぼくの貯金で足りるかなあ?

もちろん、そんなことばっかりを考えてたわけじゃない。
輝けるふたりの未来をちゃんと祈ってたんだ(…これはマジ!)
「章二と美穂ちゃん、おめでとう!幸せになれよ」

結婚式を無事終えた一行は、すぐ近くのレストランへ移動し、食事会がはじまる。
総勢21名が飲んで食べて、そして歓談して・・・雰囲気が盛り上がってきたところで、やって来ましたカラオケ☆タイム!
ぼくはふたりのリクエストに答えて、トップバッターで『乾杯』を歌う。
ゆうべ書いたお祝いメッセージは、イントロが流れ始めたとき、「歌ってるときに読んで」と章二に渡す。

かたい絆に想いをよせて♪語り尽くせぬ青春の日々♪
時には傷つき♪時には喜び♪肩を叩きあった・・・あの日♪

あれからどれくらいたったのだろう♪沈む夕日をいくつ数えただろう♪
故郷の友は・・・今でもキミの心の中にいますか♪

乾杯!いまキミは人生の♪大きな大きな舞台に立ち♪
はるか長い道のりを歩き始めた♪キミに幸せあれ〜♪

キャンドルライトの中のふたりを♪今こうして目を細めてる♪
大きな喜びと少しのさみしさを・・・涙の言葉で歌いたい♪

明日の光を身体に浴びて♪振り返らずにそのままゆけばよい♪
風に吹かれても♪雨に打たれても♪信じた愛に背を向けるな♪

乾杯!いまキミは人生の♪大きな大きな舞台に立ち♪
はるか長い道のりを歩き始めた♪キミに幸せあれ〜♪

(長渕剛『乾杯』より)

ふと章二のほうを見ると、ぼくが書いたメッセージをじっと見つめたまま、目をウルウルさせているのがわかる。
ぼくが歌い終えたあと、照れくさそうに「ゆうや、あんがとっ」だって!
どうやら喜んでもらえたみたいで、書いてよかった〜。

これで気をよくして図に乗ったぼくは、立て続けに福山の『虹』を歌う。
次に誰がなにを歌うのか、決まってなかったから、しっかり“つなぎ”をしておかなきゃね(…と自己弁護!)
そうして、しばらくの間は彼女と仲良く話をしながら、じっとおとなしくしておく。
「そろそろお開き」の気配を感じ取ったとき、大トリでKinKiの『もう君以外愛せない』を繰り出す。

キミが一瞬でもいなくなると♪ぼくは不安になるのさ♪
キミを一瞬でも離さない・・・離したくない♪

もうキミ以外愛せない♪ほかにどんな人が現れても♪
もうキミ以外愛せない♪今ここにキミと約束するよ♪

たとえこの世が滅びても♪ふたり誓った愛は永遠だから♪
きっとふたりは幸せさ♪ずっとね・・・ずっとね♪

(KinKi Kids『もう君以外愛せない』より)

これで決まり・・・もう満腹!

あったかい雰囲気で、ホントにいい結婚式だったなあ。
章二たちふたりを見てると、ぼくも結婚したくなってきたりするから不思議だ。
けど、結婚はゴールじゃなくてスタート。
いまのぼくは、まず生活の基盤をしっかりさせないと・・・スタートラインに立つことができない。
だから、もうちょっと待ってよね。
キミの手をひいて歩むべき道を見つけたら、必ず迎えに行くよ。
 

2004/12/04(土) 友人代表お祝いの言葉だっ!
 
明日結婚する章二に捧げます。

章二くん、美穂ちゃん、ご結婚おめでとう!
ふたりのご両親も、親族の方も、会社の方も、友だちも・・・大勢の皆さん、ホントにおめでとうございます!
ぼくは章二くんとは保育園時代からの親友で、前田ゆうやと言います。
今日は章二くんの友人を代表して、一言お祝いの言葉を述べさせていただきます。

ぼくにとって章二くんは、小さい頃からずっと・・・親には言えないようなことでもなんでも相談できる友だちで、兄貴のような存在の人です。
でも、ついさっきから基本的には(意味不明かも?)美穂ちゃんだけのモノになってしまったわけで、それがショックで、いまはかなり嫉妬に狂っていて、祝福したい気持ちでいっぱいなんだけど、マジでちょっとだけ淋しいです。
とゆうことで、美穂ちゃんには申し訳ないことに、まだ気持ちの整理がつきません(…笑)

席に戻って泣きたい気分ですが、せっかくの友人代表なので、なんとか気を取り直して、お祝いの言葉を言います。

まず、ありきたりの言葉だけど、章二くんは好青年です!
同時に、見てのとおり健康優良児でもあります。
が、決して章二くんが太っているとか、ウドの大木だなんてことを言いたいのではありません。
ぼくなんかと比べるといかにも頑丈そうで、頼りがいのあるところに美穂ちゃんも惹かれたんじゃないかなと思っているだけです。

それと、章二くんの人柄については、短いスピーチの時間で語り尽くすことはできないので、ひとつだけ、ぼくが一生忘れることができない出来事を紹介します。

中3の1学期のある日、ぼくは同級生の不良たちに殴られ蹴られ、ボコボコにされました。
そのことを聞いた章二くんと恭二くんが飛んできてくれたとき、既にぼくは校庭の隅っこで大の字になってノビていました。
あっ、恭二くんとゆうのは、いま章二くんにビールを注いでいる人で、悪人面だけど根っからの善人なので、美穂ちゃんの友だちの方で物好きな人がいましたら、ぜひよろしくお願いします(…笑顔)
あと、ぼくには彼女がいるから絶対にダメです・・・半径20m以内には近づかないでください(…笑顔)

えーっと、すいません・・・話を元に戻します。

ふたりはその場にいた不良数人をすぐに追い帰してくれました。
そして、章二くんはぼくを抱き起こし、「俺がいたらこんな目に遭わずに済んだのに、ゴメンな」と言って、ぼくのために泣いてくれました。
あのときはホントにありがとう!
その事件のショックで、ぼくが学校を1ヶ月休んだときも、毎日励ましに来てくれて・・・。
なんとお礼を言っていいのか、わからないほどです。
ぼくが立ち直れたのは、すべて章二くんのおかげです!
ぼくにとってはつらい出来事だったけど、一生の思い出になると思っています。

それから中学を卒業するまで、章二くんは、もうキモいぐらいぼくのそばにいてくれました。
別々の高校に進んでからも、それぞれのデートの日以外はずっと一緒に遊んでいました。
同級生の多くは、そんなぼくらを見て「変な仲」だと疑ったにちがいありません。
しかし、今日こうして章二くんが美穂ちゃんと結婚してくれたことで、ぼくらの疑いは晴れました(…笑顔)

章二くんと美穂ちゃんは高3のときから恋人同士で、それから今日まで7年間ほど付き合ってきました。
好きだとゆう気持ちだけで、こんなに長く交際が続くとは思えません。
その間にはケンカをしたことや意見の食いちがいなんかもあったはずで、お互いの努力で乗り越えてきたからこそ、今日こうして結婚できたんだと思います。
それと同じように、ふたりが送る結婚生活は楽しいことばかりじゃなくて、時にはつらいことや悲しいことがあるかもしれません。
もしかすると、相手のことがうざったいと感じる日がやって来るかもしれません。

そんなときは、どうか今日の気持ちを思い出してください。
はじめて出会ったときのこと、はじめて好きだと打ち明けた日のトキメキをもう一度思い出してほしいです。
お互いの悪い面を正直に話し合って、少しずつでも直してゆけば、絶対に大丈夫!
ふたりなら、どんなに苦しいことも乗り越えてゆけます。
大好きだとゆう気持ちを持ち続けるのはもちろんのこと、心から信じあい尊敬しあって、明るく楽しい家庭を築いていってほしいな…と願っています。

最後に・・・
章二は美穂ちゃんを必ず幸せにしますっ!
ぼくの太鼓判でよければ、いくつでも押して見せます。
だから、美穂ちゃんも章二を絶対に幸せにすると約束してください。
よろしくお願いします。

ぼくのお祝いの言葉は以上です。


さてと・・・
MCが長くなりましたが、新郎新婦のために『乾杯』の唄をプレゼントしたいと思います。
では、心を込めて一生懸命歌います。

ここでイントロが流れ、会場のライトが消える・・・。

乾杯!いまキミは人生の♪大きな大きな舞台に立ち♪
はるか長い道のりを歩き始めた♪キミに幸せあれ〜♪
(長渕剛『乾杯』より)

こうゆう演出だと感動的だよなあ。

実際には章二は披露宴をやらないんだけど、とりあえず結婚披露宴用の祝辞として書いてみた。
プリントアウトしておいて、明日章二に手渡してみよう。
 

2004/12/03(金) なにかとビミョーな立場
 
『失意の忘年会』から一夜が明け、今朝は抜けるような青空!
さっそくベランダに出て、海を見ながら朝一番の冷たい空気を吸う。
今日もゲンキ!ゲンキ!さあ、ガンバ!と思いたいところだけど、どうしてもゆうべのことを思い出してしまう。
あーあ、春になったら99.9%の確率でクビか……。
ちょっと落ち込んでいる…と理由をつけて仕事を休みたい気分だけど、それじゃあ世間様に許してはもらえない。
とりあえず、気を取り直して出勤すっか。

ところが、愛車の軽トラは会社の駐車場に置いたまんま。
そこで、今朝は久しぶりに通学電車…じゃないや…通勤電車に乗った。
すっげー!田舎暮らしのぼくにとって、『電車男』になるのはほとんど4年ぶりの快挙なのだ。
チカンはいねえか?
いねえよな……こんなガラガラの車両じゃ、チカンもスリも出没するわけがない。

平穏無事な雰囲気とゆうか、みんなゲンキがないよ(…それはぼくも同じか)
きっと、天下泰平のリーマンだってみんな悩みを抱えてんだ。
おっ、高坊諸君が数人いるじゃん。
オヤジとオバサンの中に入ると、やっぱまぶしいっ!
高校生に戻りたいっ!
けど、戻れない……青春と呼ばれた日々に♪(…長渕剛『勇次』より)
別に戻らなくても青春のまん中にいるんだけど、今日はそんな気分じゃねえんだ。

会社に着くと、みんな普段どおりで、まるで何事もなかったかのようだ。
春になれば、クビにはならないまでも、デキの悪い社員は遠隔地に飛ばされたり、配送に格下げされたりするヤツだっているのに。
たぶん、最悪でも収入の道を絶たれる怖れがないから、わりとノーテンキでいられるんだろうな。
あー、憂うつ〜ッ!

さらに……
朝礼で、ぼくと同級生の正社員が5月に結婚することを発表した。
披露宴には営業所員全員が出席してほしいそうだ。
こうゆうとき、バイトって立場はビミョーだ。
仕事仲間としては仲良くやってるし、気分のいいヤツだから、招待状が届いたら出席してやりたいとは思う。
だけど、ぼくは所員のひとりとして認知されているのか?
出席してほしいのか、アテにしてないのか、頭数として来る者は拒まずって感じなのか、さっぱりわかんねえぞ。

まあ、そんな心配いらねえか。
どうせぼくは、5月の時点ではこの会社に存在しない。
招待客のリストに入ることもねえんだし、他人の結婚披露宴の心配までしてる場合じゃないって!

そういえば、あさっての日曜日には章二の結婚式がある。
男の24〜25歳って、やっぱ適齢期なんだって感じるなあ。
ぼくもたまにはキミとなら…と思う。
でも、物心ついてからずっと両親の不仲ぶりを散々見てきたし、挙げ句の果てに離婚してしまったから、「結婚=幸せ」だとは思えないんだ。
キミのことは大好きだけど、いまはまだ結婚とか考えたくなくて、恋人同士でいたい。
最近いろんなことで頭の中がいっぱいで…ゴメン。
 

2004/12/02(木) 最初で最後・・・失意の忘年会
 
ぼくが配達を担当している街にも、昨日からクリスマス☆イルミネーションが点灯した。
去年の今ごろは、まばゆいばかりの光の芸術(…褒めすぎか?)を見ても、「金持ちの道楽」とか「電力の浪費」としか思えなかった。
が、今年は素直にきれいだと思える!
絶望的な忙しさの中、クルマを停めてほんの束の間だけど、見とれてしまうから不思議だ。
そのとき目に浮かんでくるのはやっぱりキミの笑顔で、これもきっと恋の魔法なんだろう。
クリスマス本番まで、毎晩幸せな気分に浸れそうな気がした(…過去形)

そして、今夜はバイト先の忘年会に出席した。
社員の中に部外者が交じると、どうしても肩身の狭い思いをするから、これまで誘われた飲み会は全部断ってきたし、今回も一度は断わった。
けれども、浦越所長から「大事な話もあるから」と強引に頼みこまれ、しぶしぶながらも参加してみることにした。

まずは、幹事が開会の挨拶をする。
「これより今年の忘年会を始めたいと思います。では、乾杯の音頭の前に、矢張部長から一言お願いします」
手短に済ませるからと前置きしたクセに、大事な話を含んでいたせいか、やたら長かった。
大事な部分だけを要約すると・・・
来年の春ごろ、ぼくがバイトしているA社は、同じグループ企業のB社と合併する。
それと同時に大異動が敢行されるから、このメンバーでの忘年会はもう二度とない。
さらに・・・
「特に前田君にとっては、当社での忘年会はこれが最初で最後になると思う」
ガーン!!
大事な話って、このことだったんだ。

ぼくはあと数ヶ月たてば、そこで用済み!
せっかく一生懸命働いてるとゆうのに、なんてこった。
「はあ〜」と、思わず大きなため息が漏れる(…ミジメ!)
春になったら、新しいバイト先を探さなきゃいけねえぞ。
それにしても、バイトの身分だから真っ先に追い出されるのは仕方ないけど、こんなときにわざわざ言うかよ?
配慮のカケラもないヤツ!

そして今夜、ぼくは2年間続けてきた禁酒を破った。
これぐらいのことで飲まずにいられないとは、なんとも情けない。
したたかに飲んで、酔っぱらって、二次会のカラオケではこれでもかとゆうほど歌いまくった。
けど、爽快感なんて感じるはずもなく、あとに残るのは空しさだけ・・・。
三次会にも誘われたけど、さすがにそれは断わった。
明日からまたハードな仕事が待っているし、これ以上ピエロでいたくねえよ!

タクシーで部屋に戻ってきたけど、そこにキミはいない。
ひとりぼっちの寒い部屋で、ぼくは失意の底に深く沈む。

フリーターをしながら作家を目指すと言ったって、将来の保証なんてどこにもない。
こんなぼくがキミを幸せにできるんだろうか?
辛抱してリーマンやってたほうが良かったかなあ・・・。
ダメだ・・・「将来」の二文字が重くのしかかる。
大人の社会は厳しい・・・。
 

2004/12/01(水) ろんめら流行語大賞でもやってみっか
 
今日の良き日に、ユーキャン流行語大賞が発表されたっ!
いきなりびっくりマーク【!】を付けたけど、年に一度のお楽しみにしてるってわけじゃねえよ(…至って冷静)
いまはまだ趣味の域を越えないまでも、日々「自己中な叫び」を書き綴り、曲がりなりにも文筆に携わる者(…こう書くと格調高い!)のひとりとして・・・かなり気にしてたんだ。

☆大賞
【チョー気持ちいい】
アテネ五輪金メダリストの北島選手が、男子競泳100m平泳ぎで優勝した直後に述べた感想だ。
ぼくの場合「気持ちいい」って言葉はほとんど使わないけど、「ちょ〜」はひらがなで書いて多用している。
これは彼女がメールで「ちょ〜大好き」とか、「ちょ〜幸せ」などと使っているから(…すいません…それだけです)

☆トップテン賞
【気合だーっ!】
・・・ぼくは精神的に弱い人間で、気合って言葉自体が大嫌いなんだ(…笑)

【サプライズ】
・・・そう言えば、ぼくは驚きを表現するとき、「うわっ!」とか「わっ!」を使ってるなあ。

【自己責任】
・・・イラクの中心(ヨルダンかもね?)で3バカが繰り広げた春の人質祭りで大流行したけど、個人的には「自業自得」のほうが好きだ。

【新規参入】
・・・ライブドアのおかげで脚光を浴びた言葉。でも、普通の人はほとんど使わねえよ。楽天を皮肉った「後出しジャンケン」のほうが絶対使えるって!

【セカチュー】
・・・「四国の中心で、ゆうやクンがダーイスキ!」と言ってくれ〜なんて、ずいぶんハズいことを書いたよなあ。これも若気の至りか?それにしても、愛が痛いっ!

【中二階】
・・・中途半端な立場にある人のことを言い得て妙なんて絶賛されてるけど、どこが?実にくだらねえ。

【って言うじゃない…、○○斬り!、…残念っっ!!】
・・・ギター侍はけっこう好きで、テレビで見たときには必ず笑ってる(…これが感想かよ?)最近の日記のタイトルで「ああ、ぼくはこんなに愛されてるんだ〜残念っ!?」と使ったぞ。

【負け犬】
・・・くだらねえを通り越して陳腐だ。おまえ何様だよ〜って感じ。「勝ち組」「負け組」って言葉を喜んで使う評論家たちも大嫌い!

【冬ソナ】
・・・ヨン様フィーバーらしいけど、意味わかんねえや。日本人なんだからさー、純愛はやっぱセカチューでしょ?

ぼくの日記とか、掲示板でよく使われてる言葉をピックアップして、今度「ろんめら流行語大賞」でもやってみっか。
みんなに投票してもらったりすると、案外おもしろいかもな。
 


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