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2004/05/21(金)
高遠菜穂子、沈黙破る
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昨日(20日)、高遠が解放後初めて報道各社の代表質問に応じた。 そのなかで、日本政府の対応については「自衛隊を撤退させなかったのは当然だと思う」と述べ、今井や郡山とは明らかにちがう見解を示した。 また、自己責任についても「さまざまな意見が出るのは自然なこと」と謙虚で、トンチンカンな反論しかしなかった2人とは対照的だった。
事件発生直後から彼らを一貫して擁護してきた朝日新聞でさえ、15日の紙面では「自由には必ず責任伴う」という評論を掲載し、ついに批判に転じている。 先に記者会見を開いた今井と郡山が予想以上に反感を買ったため、3人組を支援している弁護団が世論を考慮したのではないか。
しかし、高遠が反省した様子を見せ、拘束中はかなり恐かったと繰り返しても、この誘拐事件が狂言ではないことの証拠にはならない。
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