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2004/06/06(日)
人間は弱い生き物
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今日の日曜日、一歩も外へ出なかった。 相変わらずヒッキーな休日だった。 ところで、ぼくはなぜヒッキーになったのか。
ぼくは人と付き合うとき、相手を100%信用することから始めていた。 友だち付き合い、ビジネス、恋愛など、いずれの場合もそうだった。 その結果、ほとんどの人たちに裏切られた。
20万円近くもの金を貸したのに、返してくれなかったり。 気のおけない友人だと思っていたヤツが、実はぼくが敵対していた相手のスパイだったり。 こちらはお祝い事があるたび祝い金を贈っていたのに、相手からは何一つお返しがなく、それどころか「あの人(ぼくのこと)には何一つしてもらったことがない」と陰でいわれていたり。 高校時代からの貴重な親友から「金を貸してくれ」と頼まれ、断わったら音信不通になってしまったり。 ちなみに、そいつが大学生(こっちは社会人)当時のことで、今は小学校の教師をしている。
【ぼくはこんなにいい人なのに、周囲の人たちに恵まれていない】 そういうふうに自分を美化して考えることができたら、気分的に楽だろうと思う。 が、とても聖人君子にはなれないとわかっているから、自分を納得させてしまうには無理がある。 ぼく自身が他人の悪口を絶対にいわないかというと、そうではない。 たまには、ぼくを裏切ったヤツらの不幸を望んでいたりもする。 中途半端な言論活動をしているけど、ぼくも弱い人間なんだ。 ただ、他人を陥れるような行為をしたことがないのは救いかもしれない。
ということで、ぼくが仕事以外の用事では外出しない「半ヒッキー状態」になったのは、人間不信が原因なのだ。
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