【青春交差点】
 
いつもどんなときも。ぼくはぼくらしく。
 
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2004/07/31(土) パンツまでびっしょり
 
午前1時、ぼくは7月30日付の日記を書こうとして、ノートパソコンに向かった。
半分以上書いたところまでは覚えているけど、そこから先のことを覚えていない。
すっかり眠りこんでしまったようで、目覚めると午前6時前だった。
大急ぎで続きを書いて、やっとの思いで更新をした。
28日に『流れる水は腐らない』とゆうタイトルで、「日記は毎日書くから続く」なんて偉そうなことを書いたもんだから、ちょっと焦ったなあ。
わずか2日後に「水がよどんでしまいました」とはいいにくいもんね。

実は、ぼくが日記を書きながらウトウトするのは毎日のことで、珍しくもなんともない。
たいてい10分〜15分で目が覚めるから、今までは大事に至らなかった(?)だけのこと。
19日以降運送の仕事を1日も休んでない(ゲンキ!ゲンキ!)から、やっぱり疲れが溜まっていたんだろう。
明日は15時までオフだから、たっぷり寝るとするか。

今日は、台風10号の接近で27日ぶりの雨。
それなりに風は強く、時おり激しい雨も降ったけど、予想していたほどじゃなかったから、ひと安心って感じ。

悔しいことがひとつあった。
雨のなか、宅急便の荷物を小脇に抱えて走っていたら、すぐ近くをクルマ2台が続けて走り去り、道路に溜まっていた雨水をたっぷりと跳ねかけられた。
どうにも逃げようがなかった。
マトモに食らったから、もうパンツまでびっしょり。
きったねーっ。
そのあと、そいつらはっきりとスピードを上げて走り去ったから、ぼくに水をぶっかけたことに気づいていたみたいだ。
夏だからまだよかったけど、やり場のない怒りとはこうゆうことか…。

毎日いろんなことがあって、タマには嫌なことにも遭遇するけど、最近あまりストレスを感じることがない。
今の仕事が性に合っているんだろう。

今日も132ヒットで新記録更新!
旧『皆伝!秘密情報』時代とは比べようもないが、だんだんアクセスが増えてきたぞ。
 

2004/07/30(金) こんな成績で休むつもりか?
 
今日、若手営業マンW(24歳)が所長に休暇届を提出した。
理由は「代休取得のため」と記入していたようだ。
が、受け取った所長は即座に書き直しを命じた。
休暇を取る理由を「休養のためにしてくれ」とゆう。
教育的指導のつもりなんだろう。

が、この所長が、自分より上位者の評価や顔色を最大の関心事にしているのはミエミエだ。
営業所の業績が思わしくないときに、代休の権利を堂々と主張するような部下がいたら、自分自身が困るんだ。
なぜなら、そうゆう部下がいると、中間管理職としての自分の評価がマイナスになると信じているからだ。

1週間ほど前、この所長は、若手営業マンN(26歳)が代休を取ろうとしたら、「こんな成績で休むつもりなのか」とイヤミをいった。
さらには、「今のおまえはやる気を示すことが大事」とか、「一生懸命やっている姿勢をアピールしなきゃ」などとワケのわからぬ理屈を並べ立て、結局代休を与えなかった。

ちなみに、Wはずっと売上好調で今月も既に予算を達成している。
Nのほうはずっと売上低迷中。
成績が悪い者は休むべからず、とゆうことか?

そもそも代休とは、休日出勤や残業代を支払ってもらえない代わりの休日だ。
会社のほうから「休んでください」といっているんだ。
それなのに、なんとゆう不当労働行為!
こんなんじゃ、勤続年数の長さも空しさに変わることだろう。

そして、本社から所長に連絡が入った。
社長から直々に。
前期の業績評価順位で、全国186事業所中最下位が確定したとゆう知らせだ。
しかも、来月行なわれる全国事業所長会議の席上で、その原因と今後の対策を発表せよと命じられたようだ。

なるほどねえ。
でも、まさかそこまでとは…。
 

2004/07/29(木) 悪い子じゃないんやけど…
 
宅急便の夜配で普通の家を訪れた。
玄関のドアが開きっ放しだし、奥の部屋からテレビの音が聞こえてくるから、在宅中なんだろうけど、チャイムを押しても返事がない。
「○○さ〜ん、宅急便ですーっ」と叫んでも応答なし。
こうゆうときぼくは、すぐ電話を入れる。
「はい、もしもし」といって老婆が出てくれた。
「宅急便です。いま玄関におるけん荷物を受け取ってください」

80歳ぐらいだろうか、腰の曲がった老婆が出てきた。
「ごめんねえ。テレビの音で全然聞こえんかったんよ」
「いいえ」
「ウチ手が不自由じゃけん、兄ちゃんのほうでサインしといて」
「あ、はい」
ぼくは野菜が詰まった重い荷物を上がり口に置き、ホントは禁止されていることだけど、老婆の代わりに伝票にサインをしようとした。

そのとき、とび職の格好をしたヤンキー兄ちゃんが仕事から帰ってきた。
金髪だし眉毛は麻呂状態(剃っていること)だし、なかなか立派な悪党ヅラで、絶対にお友だちになりたくないタイプだ。
「こんばんは」と挨拶をすれど、返事なし。
まあ、予想どおりか。
ところが、そのヤンキーが狭い玄関で乱暴に靴を脱ぐもんだから、靴が飛んできてぼくの向こうズネにマトモに当たった。
正直痛かったから、はっきり「あ痛っ」といってしまった。
「ごめん」とか「悪い」とか謝ればいいものを、ヤンキーとびは全く無視したうえ、ワザと乱暴な態度で作業服を脱ぎ飛ばしながら部屋に入っていった。

すると、老婆が恐縮し、デキの悪い孫(?)になり代わってぼくに謝ってくる。
「ホントにねえ。ごめんよ。悪い子じゃないんやけど」
「気にしてないよ」と笑顔を見せつつ、ぼくはその家を出た。

人に痛い思いをさせておいて謝ることができない者が、悪い子じゃない?
とゆうことは(普通または)良い子なのか?
おばあさんには申し訳ないけど、十分悪い子だぞ。
身内とか恋人にだけ優しければ、それで良い子なのか?
ちがうよ!
他人を思いやることができるのが良い子だ。
まして虚弱なぼくを威嚇するとは最低だ。

この一件のせいで、なんだか後味の悪い一日になっちまったよ。
あっ、いけねー。
乱暴な言葉は慎まなければ。
健全青少年が読んでるんだから。
 

2004/07/28(水) 流れる水は腐らない
 
日記は毎日書くから続く。
逆にゆうと、毎日書かなければ、日記を書き続けるのは難しい。
何日か分をまとめて書こうとしても、それが可能なのはほんの1〜2回のことで、3回目あたりで挫折してしまう。
非公開の日記を書いている人で、特に書くことがなければ、「今日も暑かった」とか「バカ上司、ウザってー」とか、その程度のことでいいはず。

たかが日記じゃねーか。
そう思えば、たいして難しくもないのに。

が、やはり文章を書くとなると、非公開でも自分的にはいちおう記録として残るわけで、何日か書かないでいるうち心に空洞ができてしまう。
日記帳の日付を見て、なんだか置いてけぼりを食ったような気になる。
こうなると、投げ出す寸前だ。

『流れる水は腐らない』とわかっていながら、本人の意志が弱かったり、めんどくさがり屋だったりして、流れは止まりがちになる。

頭も体も使えば使うほど活性化される。
それなのに、みんな楽なほうへ甘いほうへと流れ、そこに安住しようとする。
自分は不精者だから…と決めつけてしまったら、もうそれ以上輝くことはできない。

ぼくはこうやって日記を公開している。
たかが日記サイトなのに、愛読者が約100人もいるんだから、ありがたいことだ。
眠たいとかしんどいとか、泣き言をいわず、毎日ちゃんと書かないといけないよね。
 

2004/07/27(火) めざせ春夏連覇!がんばれ済美高
 
夏の高校野球選手権大会の地区予選が佳境を迎え、全国各地で代表校が決定している。
ぼくの故郷愛媛では、春のセンバツ優勝校、済美が春夏連続の出場を決めた。
が、地元の反応は…
「済美には外人選手がようけおるけん、好かんのう」
なんてことを口走り、福井投手と西田捕手が県外中学出身者であることが気に入らず、素直に喜べない人たちもいる。

高校野球界では『野球留学』とゆう現象が大流行中で、高知の名門、明徳義塾などはベンチ入り選手のほとんど全員が県外出身者であることは有名だ。
また、ほんの数年前まで野球後進県だった青森を一躍強豪県へと押し上げた光星学院や青森山田も、外人選手の比率が高かったと聞く。
地元の反応は…
「優勝したのに地元じゃ全然盛り上がんねーよ」
「県勢3年連続ベスト8以上ってゆうけど…」
と、冷ややかだったとゆう。
もちろん全員がそうだってわけじゃなく、素直に喜んでいる人たちも多いはずだ。
しかし、野球留学に否定的な意見を持つ人たちのほうが多数派じゃないか。

そもそも「留学」とは「他国に在留して学ぶこと」とゆう意味で、たとえば「アメリカ留学」とか、主に外国に留まって学ぶ場合に用いられる。
どうでもいいけど、本当は『野球国内留学』とゆうほうが正しい。
さらに、野球留学者が数多くいるチームを『外人部隊』と呼んで侮辱する人たちも多い。
これらの言葉でわかるのは、他の都道府県から入学してくる生徒たちを『よそ者』として扱っていることだ。

日本人は世界的に見ても排他的な人種だから、実に日本人らしい考え方だといえなくもない。
そして、高校野球の人気が、そうゆう排他的な郷土愛に根ざしたものであることは否定できない。
「よそ者ばかりだから、応援なんてしたくねーよ」
「やっぱ地元の子じゃないとイマイチだよね」
そういいたくなる気持ちは理解できるような気がする。

けれども、ぼくは東京と東北で一時仕事をした経験があるから、親元を離れて暮らすことの大変さを知っている。
しかも、野球留学生は、まだ15歳の時点で親元を離れるわけだ。
慣れない土地に来て、見知らぬ人たちに囲まれ、わけのわからぬ方言や訛りに戸惑う日々…。
子ども自身も親も、相当の決意がないとできないことだぞ。

ぼくは野球留学生を応援したい。
試合があるときだけやって来る助っ人なら非難されても仕方ないだろうけど、彼らは新天地で最低3年間は生活をするんだ。
「あいつは外人選手だ」なんて差別するのはやめて、地元の子と同じに考えてやろうじゃないか!

とゆうことで結論。
がんばれ済美高!
めざせ春夏連覇!
純粋まっすぐに応援するぞ。
 

2004/07/26(月) 自分の人生は自分が主役
 
昨日書けなかったことを追記しておこう。

大企業が軒並み過去最高の利益を叩きだし、景気は完全に回復!
こんなニュースの裏側で、中小・零細企業は過去最高の赤字を叩きだしている。

ひと昔前、企業がリストラする人材といえば、40〜50代のオヤジだけだった。
社歴が長く扶養家族を抱えているオヤジらは、人件費が高い割に働きが悪いからだ。
より多くの利益を出すことが企業存続の目的なら、金食い虫を先に処分することは理にかなっている。
もちろん、これは企業側の論理だ。
ぼくがオヤジらのリストラに諸手を挙げて賛成しているわけじゃない。

今日は、ひとまずそのことは横に置いといて…。
今は、20代の若者がまっ先にリストラされることもあるとゆう。
オヤジたちが大幅減給の条件を呑んででも、会社に居続ける道を選ぶからだ。

企業としては、人件費が変わらないなら、知識と経験が豊富なベテランのほうがいい。
家族を抱えているから、無責任な行動をする確率が低く、安定感がある。
オヤジのクビを切ると再就職が困難で、その後借金苦を理由に自殺してしまう人も多い。
遺書に恨みつらみを書きたてられても困る。

それと比べれば、20代の独身者を切っても後腐れがない。
フリーターをやる若者が増え続けている事実の裏には、こうゆう背景もあるんだ。

つまり、精一杯『会社人間』になっても、報われない時代になってしまったとゆうこと。
いざとゆうときに会社が守ってくれないんだから…。

そこで、ぼくたちはどうすればいいんだろう?
「自分の人生は自分が主役だ」と考えることが大事なんじゃないか。
会社のためじゃなく、自分自身のために生きるんだ。
とはゆうものの、実行するのは難しい。
出世したければ会社人間になるのが近道だし、いい加減な仕事ぶりだとクビが危ない。
若者だからこそ恋もしたいし、人並みに遊びもしたいから、仕事とのバランスに悩む。

ぼくなんかが普遍的な結論を導きだすことはできないよなあ。
あまりにも責任が重すぎる。
自分の生き方を他人に押しつけられるほど立派でもないし…。

今日も猛暑、明日も猛暑。
マジな評論を書き始めたから、この日記を書くのもだんだん大変になってきた。
ネタに困るとゆうことじゃなくて、睡魔との戦いが。
 

2004/07/25(日) 中卒、高卒、大卒の順に「7、5、3」
 
青年の主張Part2のサイトで、綾瀬コンクリ事件に関する評論を開始した。
少年法の撤廃を叫ぶ者として、この事件に触れないわけにはいかないと考えたからだ。
マスコミではほとんど報道されないけど、インターネットの世界では語り尽くされた事件で、概要を詳しく知っている人も多い。
目新しいことは何もないかもしれないけど、ぼくとしては初チャレンジとゆうことで、興味のある人にはぜひ読んでほしい。

さて、若者の離職率が毎年増え続け、深刻な問題となっている。
厚生労働省の集計によると、2000年度高卒者(2001年4月)の就職後3年間での離職率が、はじめて5割を突破したそうだ。
同様に2000年度中卒者の離職率は73%、大卒者が36%で、いずれも過去最高の比率。
ちなみに、離職率は中卒、高卒、大卒の順で、俗に「7、5、3」といわれている。
せっかく新卒採用で就職しながら、なぜ若者たちは簡単に会社を辞めてしまうんだろう。

仕事内容、労働時間、社内規定などの労働条件が過酷。
もともと希望した職種ではない。
上司や先輩に幻滅。
職場での人間関係のあつれき。
恋する若者(?)だけに、社内恋愛の果てに失恋し、いづらくなったとゆうような例もあるはず。

が、いちばん大きな理由は、今やフリーターが“ひとつの職種”として定着し、会社を辞めることへの抵抗感がなくなってきたことだろう。
組織に従属しなくても、独身者がささやかに生活する程度の稼ぎならフリーターでも得られる。
さらに、厳しい就業規則がなく、しょせんは部外者だから責任の重い仕事は回ってこないし、上司や同僚との人間関係に悩むこともない。

ぼくはいちおう自営業者登録をしているけど、2ヶ所でバイトを掛け持ちしているフリーターと変わらない。
明らかにちがう点といえば、請求書を出して先方からの入金を待つとゆうことだ。
毎日タイムカードを押していれば、バイト代として自動的に振り込まれるわけじゃない。
ひとつの下請け業者とゆうか、社員は自分ひとりだけの小さな人材派遣会社といったほうがわかりやすいかもしれない。
まあ、ぼくのことはどうでもいいけど。

「そろそろ会社を辞めてフリーターでもやるか」と考えている人も多いことだろう。
そのとき、自分にとって都合のよいことだけをお気楽に考えて決断すると、あとで「こんなはずじゃなかったのに」ってことになりやすい。
「本来社員がすべき仕事を委託されているんだ」
「だから、与えられた仕事はきっちりとやる」
こうゆうふうに思うことができれば、きっとうまくゆく。
 

2004/07/24(土) ロンメル将軍と残存地雷
 
ホンモノのロンメル将軍について調べていたら、たまたま興味深い記録を発見した。
地中に埋められたままになっている『残存地雷』に関する記録だ。

現在、全世界で1億個を超える地雷が埋められたままになっている。
残存地雷が最も多い地域はカンボジアかと思ったら、意外なことにエジプトだ。
すべて第2次大戦中にイギリス軍がばらまいたものだ。
その数なんと2300万個!
世界の残存地雷の5分の1以上を占めている。

そして、この原因はロンメル将軍にある。
1942年6月、イギリス軍がエル・アラメインでロンメル軍団を迎え撃つとき、怖くてたまらないからばらまいたんだ。
不謹慎かもしれないけど、こんなところでロンメル将軍の偉大さを知るとは…驚きだ。

それはよしとして、問題なのは、エジプトにそのときの地雷がそっくりそのまま放置されていることだ。
戦後イギリスは、この件でエジプトに謝罪なんかしてないし、エジプトも謝罪を求めたりしていない。
それと比べて、中国・北朝鮮・韓国の態度はどうだ?
いつまで日本から金をせびり取るつもりなんだ!
もっとも、これら反日三国に圧力をかけられると、すぐに謝罪してしまう日本政府の弱腰ぶりも問題だけどね。

さて、ガラッと話題を変えよう。

今日は土曜日とゆうことで、社員の半分が有休消化のために休んでいた。
たいして忙しくもないけど、頭数が少ないから一人当たりの仕事量は増える。
そんななか、52歳のオッサン(営業マン)が有休を返上し出勤してきた。
聞くところによると、トラックにタイヤをいっぱい積み込み、キャラバン方式で売り歩くとゆう。
成果のほうは、残念ながら10本だけ…。
「やる気だけでも示さんかったら、ワシの席がなくなるけんねえ」

ぼくはロートル・サラリーマンの悲哀を感じ、思わず積み降ろしの作業を手伝ってしまった。
それなのに、元甲子園球児の責任者は、ほとんど一日中テレビの前にかじり付き、高校野球の県予選に夢中になっていた。
ダメだ、こりゃ。

さらに、ぼくをガッカリさせる出来事が起きた。
やる気を見せたはずのオッサンが、ほかの営業マンと架空売上の相談をして、せっせと空伝票を発行していたんだ。
責任者が伝票のチェックをしない(できない?)から、無法地帯になっている。
姑息なヤツの手伝いなんてするんじゃなかった。

世の中広い。
こんなにお気楽な会社がまだあるんだよね。
ぼくが社員なら、とっくにブチ切れてただろう。
 

2004/07/23(金) 唯一絶対の考え方なんて存在しない
 
一生懸命働くことは、もちろん悪いことじゃないけど、一生懸命働くだけでは自分を見失ってしまう。
なんのために一生懸命になっているのか、とゆうことが見えなくなるからだ。
一生懸命になるために、一生懸命になっている。
悲しいことに、そのことに気づかない。

世の中にはいろんな立場の人がいて、それぞれ考え方がちがう。
しかし、会社人間と呼ばれる人たちは目先のことに熱中しすぎて、それ以外のことが見えなくなってしまう。
当然、他人の人生哲学なんて認めようとしない。
哲学とゆう高尚な言葉をむやみに使ってはいけないんだけど…。

会社人間は、自分の意思や判断で行動しているように見えて、実は会社から命じられたまま、与えられたことをマニュアルどおりやらされているにすぎない。
一種のマインドコントロールにかかっているんだ。
だから、一生懸命になればなるほど、他人も自分と同じように一生懸命にならなくてはいけないとゆう行動原理に支配される。

そうゆう意味では、道徳や倫理、ルールや正義を振りかざし、他人を糾弾することだけに熱心な人たちも同類だ。
唯一絶対の考え方なんて存在しないとゆうのに…。

では、「おまえはどうなんだ?」と聞かれると、あんまり自信がない。
こうして幼稚な言論を毎日のように公表してゆくためには、自分自身に対して『とけない魔法』をかけておく必要があるからだ。
「ぼくの考え方は正しい」
「共感してくれる誰かがきっといる」
などなど。

そこで、忘れちゃいけないのが、「世の中にはいろんな立場の人がいて、それぞれ考え方がちがう」ってこと。
極端な例だと、鬼畜としかいいようがない犯罪者に対して、死刑を求める人もいれば、鬼畜権(人権?)を擁護したがる人もいる。
こうゆうのがけっこうやっかいで、だから、ぼくは万人ウケするような文章を書くことは不可能なんだ。
 

2004/07/22(木) 観測史上最高の差し入れ
 
ぼくは2月9日生まれのみずがめ座。
以前はけっこう気にしていた星座占いだけど、このごろ全然気にしなくなっていた。
今朝たまたま「めざましテレビ」を見ていたら、今日のみずがめ座の運勢がワーストじゃないか!
「いつもより慎重に行動してみるか」なんてことを考えながら、部屋を出た。

7月に入ってからはタイヤの配送も忙しくなってきたし、連日の猛暑のせいもあって、夜の宅急便のために体力を温存することができないでいる。
おまけに、今日は荷物の個数が異常に多くて、さすがに焦りまくった。
が、星座占いのことを思い出して、とにかく慎重な行動を心がけた。

そして、たった3時間のうちに配完52個をやり遂げるとゆう自己満足記録!
「いままで生きてきたなかで一番幸せ」とゆうと、自分自身が引いてしまう…。
「自分で自分をホメてあげたい」とゆうべきか。

そういえば、今夜は「差し入れ」の数も記録的だった。
コーラ、野菜ジュース、みかんジュース、焼きトウキビキャラメル「熊出没注意」、味付ピーナッツ、それとスイカひときれ。
これはもう、観測史上最高なのはまちがいない。
「あんがと!おばちゃんたち」
この御恩は一生、いや、3日間は忘れないよ。
 

2004/07/21(水) バスルームから愛をこめて
 
大学生の部屋は不在が多い…とくれば、昨日の続きかと思うだろう。
でも、今宵はちょこっとちがうお話を、再現風に。

ぼくは20キロもありそうな重い荷物を肩に担ぎ、階段を5階までのぼり、お目当ての部屋の前に立つ。
故郷の実家から女子大生の娘宛てに送られてきた荷物だ。
のぞき穴の向こうに光が見えるから、どうやら在宅中のようで、ホッとする瞬間だ。

ピンポーン!
「……」
返事がない。
ピンポーン!!
「……」
やっぱりダメだ。

コン、コン、コン!
「○○さん、宅急便です」
ノックをしても応答がない。

せっかく重たい荷物を担いであがってきたのに、なんともやるせない。
もういちどだけのつもりで、ピンポーン!
「はい」
ラッキー、返事があった。
「あっ、宅急便●●運輸のロンメルです。□□さんからお荷物です」
これにて一件落着のはずが…。
「申し訳ないのですが、明日の午前中にきていただけませんか?」
「えっー?」
ぼくは思わず不満の声を発してしまう。

すると、女子大生は恥ずかしそうに、自らがおかれた状況をたったひと言で説明する。
「あのぅ、いま入浴中なんですぅ」
とゆうことは生まれたままの姿、スッポンポン、一糸まとわぬ…。
うわあ。
純情まっすぐなぼくはドギマギしてしまう。

「あっ、はい、ゴメンなさい」
「荷物はドアの前に置いて帰りますから、お風呂からあがったら確認してください」
と、気を取り直して用件を告げる。
「そんなことできるんですか?」
「はい、お客さんがご希望するなら」
「じゃあ、そうしてください」
「はい、ありがとうございます」

ぼくは胸がドキドキして、階段を踏みはずしそうになるが、大事には至らず。
その後、その女の子とは毎週顔を合わせている。
実家からの荷物が週1ペースで届くからだ。
それだけのこと…。
 

2004/07/20(火) 不幸のヒーロー症候群
 
ちょっと昔、「学生さんはお金がない」とゆうCMがあった。
男子学生がクルマの天上に腹ばいになり、シャンプーしながら自動洗車機に入ってゆき、スッキリと全身を洗って出てくる。
そんなCMだった。

せっかく国立大学に入学して何年か通ったのに、父親が会社からリストラされて学費が払えなくなり、それが原因で中退してしまう大学生が増え続けているらしい。
本人にとっては不本意な挫折だろうし、大学側にとっても大きな収入減で痛手となっているとゆう。
そんな新聞記事を読んだことがある。

大学に入学してから卒業するまでに何百万とゆう大金がかかることを知ってはいるけど、高卒のぼくは現実問題として直面したことがない。
ただし、高校の学費とか交通費は、すべてバイトで稼ぎ出したお金でまかなった。
新聞配達、豪華フェリーの乗船案内と切符とり、製本工場、家壊し、CDショップなど、いろんなバイトをやったもんだ。
県立高校でもともと学費が安かったから、大学とはケタちがいで、単純比較はできない。

が!
15歳のいたいけな少年が、ある日突然家庭を失い、“ある程度”一人で生きてゆくのはつらかった。
だから、宅急便の配達で学生用アパートにゆくたび、当時のことを思い出す。
「不幸のヒーロー」症候群になりそうだ。

ところで、学生さんの部屋は不在率が非常に高い。
お金がないから深夜までバイトをして大変なんだろう。
決して飲み歩いたりしているわけじゃないと信じている。
そんなことはどっちでもいいが、せめて不在連絡票を見たら再配依頼の電話をしてほしい。
「明日の21時ごろお願いします」とか。
そうしてもらえれば2回の訪問ですむが、連絡がないと何回でも行かなければならない。

まあ、ぼくの場合は伝票に書いてあるケータイに電話をして、22時をすぎても強引に押しかけるからいいけど。
それをしないドライバーだと、学生さんの荷物がどんどん底だまりしてしまうんだ。

学生さんたち、お金がなくて大変なのは認めるから、不在連絡票をもっと有効に使おうよ。
 

2004/07/19(月) 希望とはカレンダーの日付にあり
 
希望がある人とは、明日を信じることができる人のことだろう。
たとえ今は苦しくても、いつかこの苦しみから抜け出すことができる日がくると思えば、その日を指折り数えることができる。
だから、カレンダーの日付のなかに希望を読みとれる人は、それだけで幸せだってことじゃないかなあ。

では、ぼく自身がカレンダーを見て希望を感じるのは、どんなときか。
「あと何日で休み?」
「あと何日で集金日(サラリーマンじゃないから給料日とはいわない)?

これが希望といえるのか…?
けれども、欲をいえばキリがないし、たいしたことをやってないんだから、これ以上の希望を読みとることは不可能だ。

さて、そんなぼくの希望の現実とは?
次の休日まで、なんと28日!
悲しいことに、8月16日まで完全休養日はない。
次の集金日は4日後!
2社で仕事をしているから、毎月25日と月末の2回あるんだけど、今月は25日が日曜日で銀行が休みだから、23日の金曜日になる。
こいつはありがたい。
まちがいなく希望の光だ。

ぼくは今の自分に満足しているわけじゃない。
だけど、不満を感じているわけでもない。
かといって、惰性で生きているつもりもない。
たぶんマジで、日々新しい発見を求め、感性を研ぎすましているんだ。
と、自分にいい聞かせている今日このごろ。
 

2004/07/18(日) 肩書きがなければ生きにくいのか?

世の中には、定年後の何年か嘱託社員として残ったり、役職定年でヒラ社員として残ったりするオヤジも多い。
彼らは、「こまっちゃうよ」「部長でなくなると、人にも会いにくいしな」と、しきりにボヤいている。
つまり、部長とゆう肩書きがなくなって、人と会うときにも肩身が狭くなると嘆いているんだ。
それが極端になると、「恥ずかしくて人にも会えない」となる。
情けないことだ。
将来落ちぶれても、卑屈なオヤジにはなりたくない。
が、こうゆう傾向にある人たちがけっこう多いのは事実。

確かに、肩書きが仕事をすることもある。
部下が重大なミスをして、ある得意先から取引停止を宣告されたけど、部長が行って頭を下げると、先方は手のひらを返したように満足して、「まあまあ部長さん、今回のことは…」と許してもらえるもんだ。
それだけ『事大主義者』が多いってことだ。
ちなみに事大主義者とは、「自分の信念をもたず、支配的な勢力や風潮に迎合して自己保身を図ろうとする態度や考え方をする者のこと」をゆう。

2年前まで、ぼくは大企業の看板を背負って、いや、そこまでゆうとおこがましい。
人と会うときには、上場企業の名刺を持っていた。
大きな組織に所属していることが、自分の社会的地位(?)が高いことの証明であるとカン違いをしていた。
当時、ぼくは会社のホープであり、ある種スター扱いされていて、親より年上のオヤジからでもチヤホヤされたもんだ。
でも、会社を辞め、たった一人自営で生活しようとしたとき、名刺とゆう「印ろう」がまぶしい後光となっていたことに気づいた。

一匹狼で波乱万丈の人生を送る人の話は物語になりやすく、多くの人たちがあこがれを抱く。
けれども、それはあくまでドラマの観客としてのことであって、自分自身が荒波に向けてこぎ出せるかとゆうと、そうではない。
多くの人たちが組織に従属して平穏に生きたいと願い、現実にはそうゆう人生を送っている。
どっちがいいとか悪いとか、決め付けることはできない。
まさに「人生いろいろ」じゃないか。

だから、ぼくとしては、どんな結末が待っているかわからないが、とりあえず一人で行けるところまで行ってみるか…。
その程度の認識しか持たないことにしている。
まあ、今でさえ十分に落ちぶれているわけで、これ以上落ちようがない。
ぼくの場合はそうゆう気楽さがあるから、こんなに無責任なエッセイを大量生産できるんだ。
う〜ん、ちょっと自虐的すぎるか…。

さて、ただ今15時15分。
今日は、これから宅急便の仕事へ、いざ出陣!
肩書きのない“宅急便もどき”でも、受け取る人たちを喜ばせることができる。
そのことを再確認してみようと思う。
 

2004/07/17(土) 体育会系管理職の悲劇
 
某社某営業所でのお話。

N所長(43歳)は元甲子園球児で、見るからに体育会系のオッサン。
上下関係や挨拶にはやたらうるさい。
ナンバー2のS(45歳)は、他の営業所で所長をしていたこともあるが、業績不振と自らの不正行為が発覚したため、格下と同時に飛ばされてきた。
NとSは同郷で、しかも同じ高校の出身者同士。
NとSの間に直接の交友関係はないが、奇遇なことに、Nの野球部の“先輩の親友”がSだ。

Sの不マジメな仕事ぶりと不正行為は、明らかに度を越している。
営業をしてくるといって出かけはするものの、ほとんど毎日、自宅で昼寝。
在庫を勝手に持ち出し、会社からの請求とは別請求扱いにして現金で販売。
正規のルールに基づき代金引換で販売する場合にも、売価を過少報告し、その差額をピンハネ。
これはもう完全な背任行為、業務上横領だぞ。

さらに、このSは同僚がどんなに忙しくても絶対に手伝わない。
そうかといって、自分の仕事だけはきっちりやっているとゆうことでもない。
用事があってケータイに電話をしても、たいてい「パケット通信中…」だ。
どうやら、出会い系サイトで知り合った女性との不倫メールに夢中らしい。
飲み会のとき、そうゆう内容のことをポロッと漏らしていたようだ。

Sのような者はすぐに解雇すべきだけど、N所長はずっと放置し続けている。
なんと、それがNのポリシーだ。
そして、その根拠は「野球部の先輩の親友だから…」だとゆう。

Nは相当にガタイが大きい。
身長185センチ、体重も100キロはありそうだ。
若い頃、会社の同僚と酔って街を歩いているとき、からんできたヤクザ2人とケンカをして逃げ帰らせたとゆう武勇伝の持ち主だ。
しかし、先輩の親友には文句がいえないことを部下たちに公言している。
これを聞いた部下たちがどんなに失望するか、まったく考えてない。

Sはズル賢い。
直属の上司であり、親友の後輩であるNの徹底した体育会系ぶりを見抜き、今日もしたい放題のことをやってすごしたようだ。
財閥グループの「親方日の丸」的企業っていいよな。
こうゆうところに就職すりゃ、ゆうゆうと快適な青春時代が送れること、まちがいなしだ。
 

2004/07/16(金) がんばっていきまっしょい!
 
今朝、裏山にレオの墓をつくり、「ありがとう」といって土に帰してやった。
レオは読者のみんなが冥福を祈ってくれていることを知り、きっと喜んでいるにちがいない。

狭いケージに文句をつけることもなく。
粗末なエサでもうまそうに頬張り。
貧しい飼い主に当たってしまった不幸を嘆くこともなく。
彼女がほしいとダダをこねたりせず。
唯一の救いといえば、ぼくの愛情を一身に受けてゲンキに生き抜いたことか。

言葉を話さないペットだから当たり前。
そういえば元も子もない。

それでも、「ささやかに生きる」とゆうことの意味を教えてくれたレオ。
残念ながら死んでしまったけど、ぼくの心のなかでレオは永遠に生き続ける。
いつまでもクヨクヨせず、早くゲンキを取り戻さなければ…。

がんばっていきまっしょい!

ちょっと古い(1998年)作品だけど、田中麗奈主演の映画『がんばっていきまっしょい』はよかった。
素直で飾り気がなく、ストーリーは割と単純な青春スポコン物語なのに、全然押し付けがましくなく、観たあとで爽やかな余韻を残してくれた。
観る人によっては「何だこれ?つまんねー」と感じるかもしれないが、心が洗われるとゆうか、とにかく近来まれに見る純粋な映画だ。
この週末、特に予定がない人はレンタルビデオかDVDでどうぞ。

話は飛びまくるが、今ぼくは新作の評論を書いている。
すでに第1話は書き終えたから、すぐにでも発表は可能だけど、ある程度連載にしたほうがいいと思うから、もう少し待っててほしい。
なぜ評論かとゆうと、現在の『皆伝!!秘密情報』は評論編しか復刻していないからだ。
が、それはうわべだけのいい訳。
書きたいから書くだけのことなんだ。
 

2004/07/15(木) さらばレオくん、惜別のとき
 
ハムスターの『レオ』がついに永眠した。
一度死にかけ蘇生してから12日間、よくがんばって生きてくれたが、やっぱり限界だったのか。
それにしても、昨日の日記で、ぼくが「まだ生きている」と書いたばかりなので、このことがレオの死期を早めたような気がしている。
ゴメン、書くんじゃなかった…。

明日の朝、早起きをしてマンションの裏山に小さな墓を掘って、埋めてやろう。

「レオ、おいで」と声をかけると、うれしそうに駆けよってきた姿が忘れられない。
大好物のリンゴに思いきりかじり付く仕草も。
思い出すたびに涙、なみだ。
ぼくにとってレオは、「たかがペット」じゃなくて、友だちだったんだ。

今夜は何も書く気がしない。

けれども、ひと言だけ書いておこう。
掲示板に「なんかこのサイトつまらなくなってきたね」とゆう書きこみがあった。
活動停止中で、新情報の追加がないからか?
日記の内容がマジメすぎてつまらないのか?
旧作はおもしろかったのか?

まあ、どうでもいいや。
腹を抱えて笑えるようなサイトを探したらいいよ。

関係ないけど、部屋に置いている「ハム太郎」と「リボンちゃん」の縫いぐるみを見るのもつらいなあ。
 

2004/07/14(水) スーパースターのお出ましだ
 
夕方、宅急便センターに出勤したとき、「お疲れ様です」といって事務所に入るなり、センター長から「おっ、スーパースターのお出ましだ」とおだてられた。
「マジでゆうわけねーよな。何か魂胆があるぞ」と思っていたら案の定。
ホームに行くと、55個もの荷物がぼくのために置かれてあった。
「やっぱり…」と思ったが、これだけの荷物を配るとなると、ガッカリしているヒマはない。

いつもより気合を入れて、3時間ちょっとで仕事を終えた。
フラフラになってホームに帰ると、センター長が待っていて、「さすが〜モノがちがうねえ」と今度はベタ褒めだ。
今日は特別大げさだったが、よく考えてみると、おだてられるのは珍しいことじゃない。
「なんかええことでもあったんですか?」と聞くと、「ロンメルくんが毎晩出勤してくれることがありがたくて…」とゆうことらしい。

「ふーん、そんなもんか」と思っていると、センター長がベテランドライバーを怒鳴っている。
「そんなに残してどうするんや」とか、「もっと気合入れて配らんかい」とか…。
嵐が去ったあと、怒鳴られたベテランがぼくのところへ近づいてきてこういった。
「おまえはエエなあ、大事にされて」

ホントにそうか?
このベテランだって、若い頃は「ホープ」とか、「エース」とか、「スーパースター」とか、おだてられたはずだ。
少なくとも、上司が勝手にアゴで使うことができた期間は。
上司の能力や、組織の矛盾なんかを批判する力が備わるにつれて、そうゆう人は煙たがられる。
つまり、自分とゆうものを持っていて、それを主張するようになった人は敬遠されるんだ。

もっとはっきり書くと、組織の上に立つ者にとっては、賃金の安いイエスマンこそが欲しいとゆうこと。
組織の活性化のための若手登用とよくいわれるけれども、半分はホントで、半分はウソっぱちだ。

ぼくの場合は社員じゃないから、ちょっと事情が異なる。
一般論は当てはまらない。
が、時間を切り売りするバイトなので、忙しいときもヒマなときも“それなりの賃金”ですむ。
3勤1休の社員とちがって出勤回数が多いし、文句もいわない。
要するに、便利な存在だってことなんだ。

ぼくは気楽なバイト稼業で、実はこうゆうことをあまり真剣に考えていない。
サラリーマンの人たちは、絶対気にとめておいたほうがいいよね。

さてと、当分レオのことを書かなかったけど、ちゃんと生きている。
体はますます小さくなり、動きも鈍くなりながら、それでも呼吸をして、エサを食べて、回し車に乗って走る。
ぼくはそれを見ているだけで心がなごむ。
この世の中でたったひとりじゃないことを実感し、幸せな気分になれる。
「生きる」とはこうゆうことじゃないかなあ。
 

2004/07/13(火) 気分はすっかりロコローション?
 
待ちに待った梅雨明け。
ぼくの町でも最高気温が35℃に迫り、いよいよ夏本番!
気分はすっかりロコローション。
海に山に、レジャーシーズン到来だ。

といいたいところだけれども、急にアウトドア派に変われるはずもない。
春夏秋冬、常にぼくはヒッキーなんだ。

ところで、小泉(首相)がまた迷言を残した。
選挙の大勢が判明した12日未明、「逆風のなか、それなりに善戦したんじゃないか」といったそうだ。
年金問題や多国籍軍問題など、自分自身が逆風を起こしておきながら、よくいえたもんだ。
「人生いろいろ、会社もいろいろ、社員もいろいろ…」にも笑ってしまったが、こんな無責任なことを平気でいえるんだから、総理大臣って職業は気楽でいいよなあ。
まあ、ぼくも好んでお気楽な人生を送っているわけだから、小泉ばかりを批判はできないけど、立場が全然ちがう。
こんなヤツ、自民党議員が寄ってタカって早く引きずり降ろせよ!

民主党の比例区選出議員の顔ぶれもずいぶんひどい。
共産党に入ったほうがよさそうなサヨク活動家がウヨウヨいる。
おお、沖縄のヤクチュウ歌手も…。
それにしても、候補者選びの段階でよほど困っていたのか?
たぶん、こいつらの名前を見て、民主党への投票をためらった人たちも多いぞ。

とゆうことで、政治ネタはおしまい。
明日からまた、運転しながら役に立たない人生訓でも考えるとするか。

それはそうと、最近、連れ子が虐待される事件が多すぎる。
実の子を虐待する鬼畜親も多いけど。
子どもがかわいくないなら産むな!
子どもを守ってやれないなら再婚なんてするなよ!
 

2004/07/12(月) 2004参院選を斬る
 
本日未明、『皆伝!!秘密情報』復活!
といっても、かつての評論系作品だけを集めて、『青年の主張Part2』とゆうサイトを立ち上げただけにすぎず、まだまだ完全復活への道のりは長い。
土曜日の深夜から今日の未明まで、途中に仮眠と食事を挟む程度でサイトづくりに励んだから、今日は猛烈に眠かった。
何度もできることじゃないよなあ。
次のチャンスとすれば、来週の「海の日」あたりか。

さてと、今回の参院選挙、小泉(首相)は自らの責任ラインを51議席と決めて臨んだはずだった。
結果は49議席しか獲得できず、敗北の責任をとって辞任とはいかないまでも、何らかの反省の弁が聞かれるものと思っていたら…。

「自公両党を合わせると、全ての委員会で過半数を確保できた」
「国民の支援に感謝する」
「改革の芽を大きな木にするため、与党結束していきたい」
ときたもんだ。
議席数でも得票総数でも民主党に負けたことなんて、これぽっちも気にしちゃいない。

国を売ってでも権力の座にしがみ付きたい人間は、さすがにゆうことがちがう!
何でも自分にとって都合よく解釈ができる頭脳を持っている。
投票日直前に曽我さん一家の再会を快諾(?)してくれた金ブタと、集票マシンの役割を果たした創価学会(公明党)には、さぞや感謝していることだろう。
この援護射撃がなかったら、とんでもない惨敗を喫したはず。

一方、大躍進を遂げた民主党だけど、結果的には共産党をイジメただけ…といえなくもない。
自民党の議席を大幅減に追い込んだわけじゃないから、今回は残念ながら、小泉政権の息の根を止めるには至らずといったところ。
それでも、次回総選挙に向けて弾みをつけたといいたいところだが、この勢いが3年後まで続くとは思えない。
結局、小泉は運がいいってことか。

それにしても、共産党は壊滅的な敗北だ。
共産主義者たちがこの春イラクで醜態をさらしたり、今なお北朝鮮を賛美したりしているようじゃ、当然の結果か。
いい加減で共産主義を諦めて、「庶民党」とか「貧民党」と名乗って出直すべきだ。
天才的な頭脳の持ち主が多くて、一番いい政策を掲げてるのに、もったいない。
 

2004/07/11(日) 仕事のおもしろさ
 
営業系の仕事をしている人は、売上とか利益とか、自分の仕事の数値目標を設定することが簡単だ。
でも、配達とゆう単純労働に従事しているぼくにとって、数値目標はあまり意味がないことのように思える。
肝心な仕事量自体、日によって大きなバラツキがあって、どうしても「その日暮らし」になりやすい。

そこで、ぼくはルートの仕事に関しては、配達本数と1日の走行距離を目標にしている。
ただし、日額取引なので、配達本数が増えたり、走行距離が長かったりしても、運賃売上が大きくなることはない。
だから、目標とゆうよりは「励み」とゆうべきだろう。
それでも、ただ漠然とハンドルを握るよりはずいぶんマシで、「今日は忙しかった」あるいは「ヒマだった」と語るひとつの根拠にもなる。

宅急便の場合も同様で、こちらは時給契約だから、配達個数と運賃売上はまったく関係がない。
それでも、30個配ることができれば一流といわれる「夜配」で、常時40個以上配ることができれば「神の申し子」であるかのように感謝、礼賛される。
だから、ぼくは最低40個の配完(配達完了の略)をいつも目標にしている。
このところ50個以上の配完をあげる日も多くて、大いなる自己満足に浸れる…。
そして、目標達成のささやかな喜びが、さらなる工夫につながる。

こうゆうことをより普遍的に書くとどうなるか。

仕事のおもしろさは、その仕事に熟練するにしたがって大きくなる。
はじめは興味や関心がなかったことでも、それにかかわったり、携わったりしているうちに、思わぬ発見があったり、ちょっとした工夫が成功につながったりする。

おもしろさはそうゆうところから生まれてくる。
「食わず嫌い」とゆう言葉があるが、食べたこともないクセに嫌いだなんていわずに、どんなことにもチャレンジしてみる気持ちが人生を大きくする。

人間の好みや興味の対象は、生まれ育った環境の中から生まれる。
本人は周囲の環境や雰囲気とは無関係だと思うだろうが、自分の味覚は家庭の食事や親の味覚と無関係じゃない。
好奇心は、どんな友だちや先輩を持つかによって変わる。

現在のところ、興味が持てないでいる対象は、自分にとって未知なものだったり、なじみがなかったものであることが多い。
はじめはイヤイヤだったのに、今はおもしろくて仕方がないとゆう仕事も趣味もある。
未知への不安もあるだろうけど、はじめから尻ごみしないことだ。

これから何かをはじめたいとゆう人は、今興味があることに取り組もうとするより、どんなことでもやっているうちに興味がわいてくるだろう、と気楽に考えたほうがいい。
少なくとも、ぼくはそう思う。
 

2004/07/10(土) 「NO KOIZUMI」鉄鎚を振りおろせ!
 
昨夜、曽我ひとみさんと家族との再会シーンを見て、純粋な気持ちで涙した日本人が多かったと思う。
ぼくもその一人だ。
しかし、別の意味で喜びを感じていたヤツらがいたのも事実。

こちらも大勢いる売国奴たちは…
「曽我さん一家の再会実現により、日朝国交正常化交渉への障害はなくなった」
と、マヌケなことをいってはしゃいでいる。
サヨクマスコミの論調もそうだし、細田(存在感のない官房長官)もそうゆう談話を発表した。

横田めぐみさんはじめ、安否不明者10人の調査結果はどうなった?
何百人、いや千人以上もいるといわれている他の拉致被害者は?
「障害はなくなった」のなら、切り捨ててしまうつもりなのか?

こんなことじゃ、金ブタの思うツボだぞ!
曽我さん一家の再会は何も“特別なこと”ではない。
金ブタが約束をひとつ果たしただけにすぎない。
偏向報道にダマされるな!

さて、明日(11日)は参院選挙の投票日。
日本に本当の意味での主権回復をもたらす可能性のある政党は…?
残念ながら、ない!
けれども、「NO KOIZUMI」の意思表示をしたい。
重い1票で、怒りの鉄鎚を振りおろしてやる。
 

2004/07/09(金) あんた、何様のつもりなんだよ!
 
昨夜(8日)のニュースだけど。
日本プロ野球選手会の古田(会長)が、合併や球界再編などでの球団側との話し合いについて、「オーナーたちと話をしたいという気持ちはある。その方が開かれた感じがしていいのではないか」と話した。
この発言に対し、巨人の渡辺(オーナー)がキレて咆えまくった。
「無礼なことを言うな」
「分をわきまえないといかん」
「たかが選手が」
「立派な選手もいるけど」
「オーナーと対等に話をする協約上の根拠はひとつもない」
こういって切り捨てた。

野球に限らずスポーツとゆうものは、選手とファンあってのもの。
「たかが社長が」
「立派なジジイなんて一人もいやしねーけど」
「選手とファンにもっと感謝せんかい!」
と、選手会は弱気にならず、ハッキリいってやれ。
とはゆうものの、当事者にしてみれば生活がかかっているわけだし、引退する覚悟がない限りいえたもんじゃない。

これはサラリーマンにも当てはまる。
辞表を胸に忍ばせていなければ、普通は給料を払う者にケンカを売ることはできない。
本来、経営者と労働者は対等な関係であるはずなのに。
理不尽なことだ。

世の中に社長と呼ばれる人間は大勢いる。
そして、たいていの社長が、企業にとって大切なのは「ヒト、モノ、カネ」とゆう。
「わが社では社員のことを、人材ではなく“人財”と呼びます」なんてことを自慢する。
が、そうゆうことを本気で考えている社長は、実際には1割にも満たない。
つまり、ほとんど全ての社長は巨人の渡辺と同じとゆうことだ。

企業にとって一番大切なものは「カネ」だ。
カネさえあれば、人材に困ることはない。
社員のブンザイで社長にたてつくなど百年早い。
こうゆうふうに考えているんだ。

社員とお客を大切にしない会社はいつか滅びる。
同様に、選手とファンを無視し続けるプロ野球も、衰退への坂道を転げ落ちる。
 

2004/07/08(木) 宅急便でのワンシーン
 
23時45分帰宅。
宅急便の忙しさは絶望的な状況…。

汗だくになってタイヤの配送を終え、18時前に宅急便センターへ到着。
大急ぎで着替えてタイムカードを押す。
金庫から釣り銭準備金の入ったウエストポーチを取り出し、『PP』と呼ばれるバーコード読み取り機と超小型プリンターをセット。

倉庫へ行き、自分の担当コースの荷物を台車に載せ、運行車に積み込みながら、荷物に貼り付けられている配達票を引き抜く。
荷物を積みこむときには、できる限り番地ごとに分けておく。
配達効率がグンと上がるからだ。

配達票に印字されているバーコードをPPで読みとり、荷物の持ち出し登録をする。
そして、PPに蓄積したデータを事務所のパソコンに転送。
インターネットでの配達状況問い合わせサービスと連動しているから、丁寧にやらなければいけない。

そして、配達票に記載されている受取人の住所と氏名、それに地図を見ながら、配達順を決定。
当然ながら、配達票は配達順に並べておく。

これら出発前の一連の作業を手抜きせず、しかも最速でやらなければ、満足のゆく仕事はできないんだ。

ぼくの場合、担当コースが2つあり、たいてい1日おきに交互に回っている。
一方のコースについては完全に記憶しているから、地図なんか不要だけど、もう一方のコースはまだ不慣れで、地図がなければお手上げだ。
しかし、このところ予定が狂いっぱなしだ。
いつも得意なコースを走っている。
それはそれで歓迎すべきことだけど、夕方の時点で傭車(下請け業者)のドライバーが仕事を半分も終えていないから、コースを知り尽くしているぼくが救援して、何とか立て直さなければいけない。

いかに得意なコースでも、無制限に時間があるわけじゃないから、限界を超えるとどうにもならない。
文章で書くほど甘くはないんだ。

◇ ◇ ◇ ◇

今週号の『週刊文春』に、綾瀬女子高生コンクリート詰め殺人事件の犯人で、今回また捕まった神作譲(小倉譲)の17歳当時の顔写真が載っている。
さすが文春。
サヨクの非難なんて気にせず、もっと糾弾してやれ。
それにしても…
見ろよ、世の中を舐めきったような鬼畜面!
この鬼畜にも更正する可能性があるといって、わざわざ軽い刑に処した司法は、反省のコメントぐらい出さんかい!
 

2004/07/07(水) 朱に交われば赤くなる
 
「朱に交われば赤くなる」とゆう諺で、赤くなるのは体じゃない。
そんなことになったら、キモいどころの騒ぎじゃなくなる。
人間の心や魂の部分が赤くなるんだ。
ここにこそ、この諺の意味がある。

要するに、「人間は環境や教育によってつくられてゆく」とゆうことだ。
誰と付き合うか、どんな考え方、モノの見方を身に着けるか、どんな生き方をするかなどによって、気品とか器量、志の高さ(低さ)、言動なんかが決まってくる。

ぼくは仕事柄、いろんな会社に配達に行く。
『社風』とゆうものは目に見えないが、その会社に勤めている社員の心や魂にあらわれる。
わかりやすい例が挨拶で、工場で働く若手社員がキチンと挨拶をしてくれる会社は、事務所の雰囲気も明るく親しみやすい。
逆に、こちらがゲンキよく「まいど」と挨拶しても、見向きもしない若手社員がいる会社は、事務所の空気も暗くよどんでいる。
仕入先、しかも配送を請け負う下請け業者になど挨拶する必要はない、とゆう考え方が末端にまで行き届いているんだろう。
長い年月を経て、朱に交わって赤くなった社員ばかりになったとゆうことで、これが社風なんだ。

体の汚染に比べると、心が受ける汚染を判定することは難しい。
それは、時代背景とか場所(会社や学校など)とかによって、人間の考え方がちがっているからだ。
けれども、「心の汚染」とは何かとゆうことが考えられる人間は、瞳がキラキラしているし、いい顔つきをしているのは確かだと思う。

そして、ぼくはそうゆう人間でありたい。
ただし、正確にはどこの団体にも所属してないんだけど…。

◇ ◇ ◇ ◇

昨日から、ぼくが通っている宅急便センターに、待望の傭車が3台入ってきた。
が、初日と2日目の働きは期待ハズレもいいとこで、ぼくは彼らの尻拭いでテンテコ舞いの状態だ。
コースに慣れないうちは責められないが、それにしても、彼らが丸1日(14時間)かけて配る個数と、ぼくが3時間で配る個数がほぼ同じ。
これじゃ、ついグチが出てしまいそう。
でも、いないよりはいてくれたほうが絶対マシで、お盆までは辛抱の期間が続く。
ぼくの体が続けば…の話だけど。

昨日、今日でもうクタクタだ。
何もかも投げ出して休みたーい!

◇ ◇ ◇ ◇

ところで、朱に交わって赤くなるのは自己責任。
周囲のせいにはしないでおこう。
朱に交わっても自分らしさを失わない強い意志を持ち続けたいよね。
 

2004/07/06(火) 小泉の★正体見たり★売国奴
 
曽我ひとみさん一家がインドネシアのジャカルタで、7月9日再会することが決まった。
参院選投票日の2日前とゆうタイミングだ。
ここにきて支持率急降下で窮地に立たされた小泉が一発逆転を狙い、「なんとしても投票日までに再会させろ」と外務省に命じたことが報じられている。
すかさず金ブタが応じたところをみると、小泉がよほど「おいしい見返り」を用意したにちがいない。
情けないことに、小泉はブッシュばかりか、金ブタにも利用されっ放しだ。

権力の座を守るためなら平気で国を売り、犯罪国家のために人生の半分を犠牲にした拉致被害者さえも利用する。
『売国奴』とは、まさしくこうゆう者のことを指して使う言葉だ。

もちろん、ぼくは曽我さんが家族と再会できることを喜んでいる。
が、あと数日待てば、膨大な金品を費やすことなく実現できるとゆうのに、小泉は自らの権力を乱用し、わざわざ前倒しをしたんだ。
国家の私物化じゃないか!
こんな卑劣なヤツに日本の舵取りなんかは任せておけない。

小泉だけを斬ったら、ちょっと不公平か?
じゃあ、返す刀で民主党の岡田も斬りすてておこう。

「日韓で同じ歴史教科書を使おう」
岡田はこんなマヌケなことをマジで提唱している。
あんた、日本人じゃないのか?
なんで日本のことを第一に考えないんだ!
日本を代表する政治家が、いとも簡単に「韓流ブーム」に流されてどうする?
あるいは、もともと反日なのか?
それだとよけいにタチが悪い。
突っこむ気にもならない。
こんなザマじゃ、政権なんて取れないな。

国家と国民のことを真剣に考える政治家はいないのか。
 

2004/07/05(月) ズル休み
 
今日は“全日制”の仕事も“定時制”の仕事もお休み!
特に体調が優れないとゆうことじゃない。
先週土曜日に「どーしても平日じゃないとできない用事がある」とお願いして、ちゃんと了解をもらっているんだ。
が、ぼくには特別な用事なんてない。
これもいちおう『ズル休み』とゆうことになるんかなあ?
仮病をつかってないし、事前に連絡もしているから、まあヨシとしよう。

ところで、今日一日何をしたかとゆうと、昨日の日記に書いた「綾瀬女子高生コンクリート詰め殺人事件」に関するエッセイを途中まで書いた。
とゆうか、途中までしか書けなかった。
裁判記録を調べてみると、あまりにもエグい虐待内容で、激しい怒りと悲しみで頭がおかしくなりそうだったから…。
今度の日曜日には、またがんばって書き進めようと思っている。

しかし、そういえば、現在のぼくには長文のエッセイを掲載すべきサイトがない。
そこで、急きょ『青年の主張Part2』の名称を復活させて、新サイトを用意した。
今のところは「ヒミツの大作戦」だけど、今月20日頃までに、みんなを驚かせるような急展開があるかもしれない。
もちろん、早くも皆伝の完全復活なんて離れ業は、とてもぼくにはできないから、そうゆう大それた期待はしないでほしい。
これ以上書くとヒミツにならないから、この件についてはこのあたりで…。

そんなこんなで、せっかく連休をとったのに、“寝溜め”ができなかった。
明日から、また、ぼくは現実に引き戻される。
普段より一日だけ短いけど、それでも十分長い一週間の始まり。
なんの変哲もない平凡な一日でありますように。
 

2004/07/04(日) 綾瀬女子高生コンクリート詰め殺人事件
 
今年5月19日未明、東京足立区の路上。
ある外道(33歳)が、知り合いの男性(27歳)に因縁をつけ、顔面を殴り金属バットで脅して、クルマのトランクに押し込んだ。
その後、外道は男性をスナックに連れてゆき、「オレの女を知っているだろう。どこへやった」などといいながら、4時間にわたり監禁し、殴る蹴るの暴行を加えた。
外道は「逮捕監禁致傷罪」で6月4日に逮捕、25日に起訴された。

ここまでなら、凶悪事件が頻発している今だから、被害者には申し訳ないが、別に驚くような事件じゃない。
問題なのは、この外道の素性だ。

この外道は17歳だった1988年11月、仲間とグルになって女子高生(当時3年)を足立区綾瀬の民家に41日間も監禁。
暴行と虐待の限りを尽くし、翌年1月4日に殺した犯人グループのサブリーダー格だった。
しかも、遺体をコンクリート詰めにして棄てた…『鬼畜』と呼ぶにふさわしいやつ。
この事件が発覚したのは、昭和天皇が崩御した直後だった。
日本経済が世界の頂点を極めたといわれた時代だが、既にこの頃、日本社会の秩序の崩壊が始まっていたとゆう意味において、その象徴的な事件として語られている。
もちろん、日本の犯罪史上でも最悪のリンチ事件といわれている。

が、ぼくは事件の存在すら知らなかった。
最近になって、インターネットのニュースサイトでようやく知った。
しかも、この事件を題材にした『ポルノ映画』の上映の是非をめぐる論戦が起きているとゆう報道で、関連リンクをたどってゆくと、事件の概要を知ることができた。
殴る蹴るの暴行など当たり前。
連日複数の鬼畜に犯され続け、オイルをかけてから皮膚を焼かれ、性器と肛門に異物を挿入されて破壊され、挙げ句の果てに殺された少女の無念さを思うと、やりきれない。
こんなヤツらには、少女が味わったのと同じ苦痛を与えたあと、火あぶりの刑に処すべきだ。

それにしても、5月に起きた事件なのに、今ごろになって報道されるのは不自然だ。
もしかすると、警察からリークされた情報なのかもしれない。
だとすれば、頻発する少年犯罪に胸を痛め、少年法に疑問を感じている警察官がいるとゆうことじゃないか。
正義感を持って使命をまっとうしようとする警察官の存在を信じたい。

しかしながら。
昨日の時点で最初に報道した日本テレビは、この鬼畜について実名報道をしなかった。
過去に少年法で捕まった者だとゆうことで、実名報道に踏みきれなかったらしい。
少年法の犯罪者は、そこまで手厚く保護されるのか?
少年法の拡大解釈もここまでくると、唖然とするばかりだ。

そんなことを考えながら怒っていたら、産経新聞(さすが!)のサイトが実名を公開した。
神作譲、埼玉県八潮市在住。
これは改名後の氏名で、事件当時は小倉譲。
鬼畜はいつまでたっても鬼畜。
更正なんかしない。
少年法なんて悪法は早く撤廃しろ!

◇ ◇ ◇ ◇

今、ハムスターケージで音がした。
なんと、死んだはずのレオが目をあけて動いている!
強靭な生命力で蘇生したんだ。
よかったあ。
 

2004/07/03(土) 生きとし生けるハムスターへ
 
いつもそうだけど、今日も大それたタイトルを付けてしまった。
「生きとし生ける全てのものへ」と万物に語りかけるなんてことは、ぼくにはできそうもなく、かといって、他人様に説教をするほど利口でもない。
夢を追いかけながら、ひとり静かに生きてゆきましょう。
ぼくはそうゆうことがいいたいだけなんだ。

連日の暑さと仕事の忙しさで、今週はドッと疲れた。
長い長い一週間がやっと終わったとゆう感じだ。
仕事はバッチリうまくいっているから、それなりに満足感もあるけど、ちょっと体力を消耗しすぎたようだ。
ぼくには「小児(?)ぜんそく」の持病があるから、人並み以上に気をつけなければならない。

健康ブームの昨今、日課としてジョギングをしている人も多い。
が、途中で心臓発作を起こし、そのまま帰らぬ人となってしまう人がいる。
こういう事件には犯罪性がないから、ほとんど報道されない。
熱心に取り組むのはいいことだが、結果的に逆の現象を招いてしまうなんて、「人生の皮肉」としかいいようがない。
【何事もほどほどがベスト】
とゆうことだろうか。

でも、簡単に「ほどほど」とゆうが、こんなに難しいことはない。
人間は欲深い生き物で、体が健康で仕事に自信ができれば、地位、財産、名誉を求める。
「調子に乗りすぎてはいけない」と、自らを戒める人なんて、まずいない。
「順調だ」と思うからこそ、どんどんピッチを上げる。
働きすぎこそが己の能力の高さを示すものだと信じこみ、もっと大きな成果を上げようと努力してしまう。
「過労死」とゆう言葉を知っていても、それは己より能力の低い者たちが引き起こす悲劇であるにちがいない。
こういうふうな思い上がりが過労死を招く元凶だと、ぼくは思っている。

今夜、仕事から帰ってみると、ハムスターの『レオ』の様子がおかしい。
目をあけることができず、動きが相当鈍くなっている。
昨日まではゲンキだったのに、異常な暑さにマイッたのか?
回し車で遊ぶこともなく、エサの食べ方にもいつもの元気が感じられない。
まだ2歳2ヶ月じゃないか。
平均寿命(3歳)をまっとうすることなく、天に召されてゆくつもりか。
がんばれ!レオ。
今夜から明日にかけては、ずっとそばにいるから。
もう一度かわいい仕草を見せてくれよ。

ついにレオが動かなくなった。
熟睡しているようにも見えるが、息をしていない。
2年間一緒に暮らした友を突然失った悲しみがこみ上げ、久しぶりにぼくの頬を涙がつたう。
レオよ、安らかなれ。
ぼくはキミを忘れない。
 

2004/07/02(金) 商品を売り込む前に、自分自身を売り込め
 
猛暑!最高気温が34度を突破。
今日1日で何リットルの汗をかいたことだろう。
500mlの缶に入って「今だけ100円」のコーラがありがたい。
清涼飲料水の飲みすぎには要注意だが、やめられない。

6月27日付の日記に書いた茨城の『女子高生草むら放置殺人事件』の犯人は、まだ捕まっていない。
また迷宮入りか。
茨城県警、今度は気合い入れてがんばれよ。

さてと・・・
「商品を売り込む前に、自分自身を売り込め」
これは今朝の朝礼で、営業所の責任者がいった訓示だ。
我々が販売している商品は既に成熟商品(広く行き渡っているとゆう意味)となって久しい。
どのメーカーであっても品質に差がない。
さすれば、営業マンが自分自身を売り込んで、自社のシェア拡大をめざせ。
だいたいこんなふうな訓示だった。

深く考えずに聞き流せば、「なるほどねえ」と思ってしまいそうだけど、実は訓辞にもアドバイスにもなっていない。
営業所の業績の責任を負う者としては、なんとも無責任な発言だ。
「自分自身を売り込む」ことができるほどのキャラを持つ社員、あるいは得意先の人心掌握ができる優秀な社員なんてめったにいない。
そんな芸当ができるなら、上司からいわれなくてもやるはずだし、慢性的な売上低迷に悩むことはないんだ。
「人気者になれ」といわれたら、誰でも気が重くなってしまう。
水商売とルートセールスの仕事を一緒にするな!

一番大切なのは…
「こいつは特別扱いをしてくれていると、得意先に感じてもらうこと」
これに尽きる。
そのための施策としては、毎日必ず営業訪問するとか、納品するときの優先順位を上位にするとか、特別価格の条件を提示するとか、いろんな作戦がある。

無能な上司の下で働かされる部下は、こんな簡単なことも教えてもらえない。
ぼくには関係ないことだけど、傍から見ていてつくづく哀れに感じる。
 

2004/07/01(木) 自衛隊50周年!さあ日本軍復活へ
 
マイケル・ムーア監督の映画「華氏911」が6月25日から全米公開され、1週目の興行収入の新記録を打ち立てた。
ご存知のとおりブッシュ(大統領)親子を痛烈に皮肉ったドキュメンタリー映画で、相当おもしろおかしい快作のようだ。
日本で公開されたら観てみたい。

でも、こんなにヒットしてしまったら、多くのアメリカ人が「ブッシュはバカだ」とゆうことに気づいてしまう。
これはマズイぞ。
そうでなくても支持率低下が著しいブッシュなのに、秋の大統領選挙で再選ができそうもない。
ぼくは半分マジでそんな心配をしている。

なぜかというと、ブッシュほど日本にとって都合がいい大統領は歴史上いないからだ。
北朝鮮、イラン、イラクの3国を『悪の枢軸』と決めつけ、対テロ戦争とゆう強硬路線を打ち出し、少なくとも金ブタがこれにビビッたのはまちがいない。
だとすると、金ブタ一味に拉致された被害者がほんの少しでも帰還できたのは、“ある程度”ブッシュのおかげだといえるんじゃないか。
もちろん、「家族会」や「救う会」、それに「拉致議連」の長年にわたる活動の成果であるのは事実で、それを否定するわけじゃない。
ブッシュが金ブタをビビらせたことの効果も忘れてはいけないとゆう意味だ。

さて、今日は自衛隊創設50周年記念日。
わが日本は、自国民を拉致した犯罪国家に対して媚を売るだけで、経済制裁さえ発動できないでいる。
政府がヘナチョコだから、1対1の交渉では、拉致被害者を取り戻すこともできない。
自分たちの国の主権は、自分たちの力で守る。
これが独立国家のあるべき姿じゃないか。
今こそ憲法を改正し、自衛隊を『日本軍』に昇格すべきだ。

ついでに。
北朝鮮、中国、韓国のシンパは日本から出てゆけ!
既に破綻した共産主義の妄想に浸るのは勝手だが、日本人を卑下して朝鮮人と中国人を持ち上げる態度を許すな。
日本人であることがそんなに恥ずかしいなら、日本人でなくなればいい。
何も遠慮することはないぞ。

もう一つ。
拉致被害者のことはそっちのけで、イラクやアフガンのことばかりを心配している者たちは、なぜ同胞に起きている不幸には目を向けないのか?
地球市民としての活動を語る前に、まずは日本人を思いやることから始めるべきだ。
それが日本人として当然の姿じゃないか!

ちょっと説明不足で誤解を招くだろうけど、今日はこれぐらいでやめておこう。
 


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