【青春交差点】
 
いつもどんなときも。ぼくはぼくらしく。
 
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2004/07/11(日) 仕事のおもしろさ
 
営業系の仕事をしている人は、売上とか利益とか、自分の仕事の数値目標を設定することが簡単だ。
でも、配達とゆう単純労働に従事しているぼくにとって、数値目標はあまり意味がないことのように思える。
肝心な仕事量自体、日によって大きなバラツキがあって、どうしても「その日暮らし」になりやすい。

そこで、ぼくはルートの仕事に関しては、配達本数と1日の走行距離を目標にしている。
ただし、日額取引なので、配達本数が増えたり、走行距離が長かったりしても、運賃売上が大きくなることはない。
だから、目標とゆうよりは「励み」とゆうべきだろう。
それでも、ただ漠然とハンドルを握るよりはずいぶんマシで、「今日は忙しかった」あるいは「ヒマだった」と語るひとつの根拠にもなる。

宅急便の場合も同様で、こちらは時給契約だから、配達個数と運賃売上はまったく関係がない。
それでも、30個配ることができれば一流といわれる「夜配」で、常時40個以上配ることができれば「神の申し子」であるかのように感謝、礼賛される。
だから、ぼくは最低40個の配完(配達完了の略)をいつも目標にしている。
このところ50個以上の配完をあげる日も多くて、大いなる自己満足に浸れる…。
そして、目標達成のささやかな喜びが、さらなる工夫につながる。

こうゆうことをより普遍的に書くとどうなるか。

仕事のおもしろさは、その仕事に熟練するにしたがって大きくなる。
はじめは興味や関心がなかったことでも、それにかかわったり、携わったりしているうちに、思わぬ発見があったり、ちょっとした工夫が成功につながったりする。

おもしろさはそうゆうところから生まれてくる。
「食わず嫌い」とゆう言葉があるが、食べたこともないクセに嫌いだなんていわずに、どんなことにもチャレンジしてみる気持ちが人生を大きくする。

人間の好みや興味の対象は、生まれ育った環境の中から生まれる。
本人は周囲の環境や雰囲気とは無関係だと思うだろうが、自分の味覚は家庭の食事や親の味覚と無関係じゃない。
好奇心は、どんな友だちや先輩を持つかによって変わる。

現在のところ、興味が持てないでいる対象は、自分にとって未知なものだったり、なじみがなかったものであることが多い。
はじめはイヤイヤだったのに、今はおもしろくて仕方がないとゆう仕事も趣味もある。
未知への不安もあるだろうけど、はじめから尻ごみしないことだ。

これから何かをはじめたいとゆう人は、今興味があることに取り組もうとするより、どんなことでもやっているうちに興味がわいてくるだろう、と気楽に考えたほうがいい。
少なくとも、ぼくはそう思う。
 


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