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2004/07/02(金)
商品を売り込む前に、自分自身を売り込め
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猛暑!最高気温が34度を突破。 今日1日で何リットルの汗をかいたことだろう。 500mlの缶に入って「今だけ100円」のコーラがありがたい。 清涼飲料水の飲みすぎには要注意だが、やめられない。
6月27日付の日記に書いた茨城の『女子高生草むら放置殺人事件』の犯人は、まだ捕まっていない。 また迷宮入りか。 茨城県警、今度は気合い入れてがんばれよ。
さてと・・・ 「商品を売り込む前に、自分自身を売り込め」 これは今朝の朝礼で、営業所の責任者がいった訓示だ。 我々が販売している商品は既に成熟商品(広く行き渡っているとゆう意味)となって久しい。 どのメーカーであっても品質に差がない。 さすれば、営業マンが自分自身を売り込んで、自社のシェア拡大をめざせ。 だいたいこんなふうな訓示だった。
深く考えずに聞き流せば、「なるほどねえ」と思ってしまいそうだけど、実は訓辞にもアドバイスにもなっていない。 営業所の業績の責任を負う者としては、なんとも無責任な発言だ。 「自分自身を売り込む」ことができるほどのキャラを持つ社員、あるいは得意先の人心掌握ができる優秀な社員なんてめったにいない。 そんな芸当ができるなら、上司からいわれなくてもやるはずだし、慢性的な売上低迷に悩むことはないんだ。 「人気者になれ」といわれたら、誰でも気が重くなってしまう。 水商売とルートセールスの仕事を一緒にするな!
一番大切なのは… 「こいつは特別扱いをしてくれていると、得意先に感じてもらうこと」 これに尽きる。 そのための施策としては、毎日必ず営業訪問するとか、納品するときの優先順位を上位にするとか、特別価格の条件を提示するとか、いろんな作戦がある。
無能な上司の下で働かされる部下は、こんな簡単なことも教えてもらえない。 ぼくには関係ないことだけど、傍から見ていてつくづく哀れに感じる。
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