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2004/07/23(金)
唯一絶対の考え方なんて存在しない
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一生懸命働くことは、もちろん悪いことじゃないけど、一生懸命働くだけでは自分を見失ってしまう。 なんのために一生懸命になっているのか、とゆうことが見えなくなるからだ。 一生懸命になるために、一生懸命になっている。 悲しいことに、そのことに気づかない。
世の中にはいろんな立場の人がいて、それぞれ考え方がちがう。 しかし、会社人間と呼ばれる人たちは目先のことに熱中しすぎて、それ以外のことが見えなくなってしまう。 当然、他人の人生哲学なんて認めようとしない。 哲学とゆう高尚な言葉をむやみに使ってはいけないんだけど…。
会社人間は、自分の意思や判断で行動しているように見えて、実は会社から命じられたまま、与えられたことをマニュアルどおりやらされているにすぎない。 一種のマインドコントロールにかかっているんだ。 だから、一生懸命になればなるほど、他人も自分と同じように一生懸命にならなくてはいけないとゆう行動原理に支配される。
そうゆう意味では、道徳や倫理、ルールや正義を振りかざし、他人を糾弾することだけに熱心な人たちも同類だ。 唯一絶対の考え方なんて存在しないとゆうのに…。
では、「おまえはどうなんだ?」と聞かれると、あんまり自信がない。 こうして幼稚な言論を毎日のように公表してゆくためには、自分自身に対して『とけない魔法』をかけておく必要があるからだ。 「ぼくの考え方は正しい」 「共感してくれる誰かがきっといる」 などなど。
そこで、忘れちゃいけないのが、「世の中にはいろんな立場の人がいて、それぞれ考え方がちがう」ってこと。 極端な例だと、鬼畜としかいいようがない犯罪者に対して、死刑を求める人もいれば、鬼畜権(人権?)を擁護したがる人もいる。 こうゆうのがけっこうやっかいで、だから、ぼくは万人ウケするような文章を書くことは不可能なんだ。
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