|
2004/07/24(土)
ロンメル将軍と残存地雷
|
|
|
ホンモノのロンメル将軍について調べていたら、たまたま興味深い記録を発見した。 地中に埋められたままになっている『残存地雷』に関する記録だ。
現在、全世界で1億個を超える地雷が埋められたままになっている。 残存地雷が最も多い地域はカンボジアかと思ったら、意外なことにエジプトだ。 すべて第2次大戦中にイギリス軍がばらまいたものだ。 その数なんと2300万個! 世界の残存地雷の5分の1以上を占めている。
そして、この原因はロンメル将軍にある。 1942年6月、イギリス軍がエル・アラメインでロンメル軍団を迎え撃つとき、怖くてたまらないからばらまいたんだ。 不謹慎かもしれないけど、こんなところでロンメル将軍の偉大さを知るとは…驚きだ。
それはよしとして、問題なのは、エジプトにそのときの地雷がそっくりそのまま放置されていることだ。 戦後イギリスは、この件でエジプトに謝罪なんかしてないし、エジプトも謝罪を求めたりしていない。 それと比べて、中国・北朝鮮・韓国の態度はどうだ? いつまで日本から金をせびり取るつもりなんだ! もっとも、これら反日三国に圧力をかけられると、すぐに謝罪してしまう日本政府の弱腰ぶりも問題だけどね。
さて、ガラッと話題を変えよう。
今日は土曜日とゆうことで、社員の半分が有休消化のために休んでいた。 たいして忙しくもないけど、頭数が少ないから一人当たりの仕事量は増える。 そんななか、52歳のオッサン(営業マン)が有休を返上し出勤してきた。 聞くところによると、トラックにタイヤをいっぱい積み込み、キャラバン方式で売り歩くとゆう。 成果のほうは、残念ながら10本だけ…。 「やる気だけでも示さんかったら、ワシの席がなくなるけんねえ」
ぼくはロートル・サラリーマンの悲哀を感じ、思わず積み降ろしの作業を手伝ってしまった。 それなのに、元甲子園球児の責任者は、ほとんど一日中テレビの前にかじり付き、高校野球の県予選に夢中になっていた。 ダメだ、こりゃ。
さらに、ぼくをガッカリさせる出来事が起きた。 やる気を見せたはずのオッサンが、ほかの営業マンと架空売上の相談をして、せっせと空伝票を発行していたんだ。 責任者が伝票のチェックをしない(できない?)から、無法地帯になっている。 姑息なヤツの手伝いなんてするんじゃなかった。
世の中広い。 こんなにお気楽な会社がまだあるんだよね。 ぼくが社員なら、とっくにブチ切れてただろう。
|
|
|