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2004/07/03(土)
生きとし生けるハムスターへ
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いつもそうだけど、今日も大それたタイトルを付けてしまった。 「生きとし生ける全てのものへ」と万物に語りかけるなんてことは、ぼくにはできそうもなく、かといって、他人様に説教をするほど利口でもない。 夢を追いかけながら、ひとり静かに生きてゆきましょう。 ぼくはそうゆうことがいいたいだけなんだ。
連日の暑さと仕事の忙しさで、今週はドッと疲れた。 長い長い一週間がやっと終わったとゆう感じだ。 仕事はバッチリうまくいっているから、それなりに満足感もあるけど、ちょっと体力を消耗しすぎたようだ。 ぼくには「小児(?)ぜんそく」の持病があるから、人並み以上に気をつけなければならない。
健康ブームの昨今、日課としてジョギングをしている人も多い。 が、途中で心臓発作を起こし、そのまま帰らぬ人となってしまう人がいる。 こういう事件には犯罪性がないから、ほとんど報道されない。 熱心に取り組むのはいいことだが、結果的に逆の現象を招いてしまうなんて、「人生の皮肉」としかいいようがない。 【何事もほどほどがベスト】 とゆうことだろうか。
でも、簡単に「ほどほど」とゆうが、こんなに難しいことはない。 人間は欲深い生き物で、体が健康で仕事に自信ができれば、地位、財産、名誉を求める。 「調子に乗りすぎてはいけない」と、自らを戒める人なんて、まずいない。 「順調だ」と思うからこそ、どんどんピッチを上げる。 働きすぎこそが己の能力の高さを示すものだと信じこみ、もっと大きな成果を上げようと努力してしまう。 「過労死」とゆう言葉を知っていても、それは己より能力の低い者たちが引き起こす悲劇であるにちがいない。 こういうふうな思い上がりが過労死を招く元凶だと、ぼくは思っている。
今夜、仕事から帰ってみると、ハムスターの『レオ』の様子がおかしい。 目をあけることができず、動きが相当鈍くなっている。 昨日まではゲンキだったのに、異常な暑さにマイッたのか? 回し車で遊ぶこともなく、エサの食べ方にもいつもの元気が感じられない。 まだ2歳2ヶ月じゃないか。 平均寿命(3歳)をまっとうすることなく、天に召されてゆくつもりか。 がんばれ!レオ。 今夜から明日にかけては、ずっとそばにいるから。 もう一度かわいい仕草を見せてくれよ。
ついにレオが動かなくなった。 熟睡しているようにも見えるが、息をしていない。 2年間一緒に暮らした友を突然失った悲しみがこみ上げ、久しぶりにぼくの頬を涙がつたう。 レオよ、安らかなれ。 ぼくはキミを忘れない。
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