|
2004/07/04(日)
綾瀬女子高生コンクリート詰め殺人事件
|
|
|
今年5月19日未明、東京足立区の路上。 ある外道(33歳)が、知り合いの男性(27歳)に因縁をつけ、顔面を殴り金属バットで脅して、クルマのトランクに押し込んだ。 その後、外道は男性をスナックに連れてゆき、「オレの女を知っているだろう。どこへやった」などといいながら、4時間にわたり監禁し、殴る蹴るの暴行を加えた。 外道は「逮捕監禁致傷罪」で6月4日に逮捕、25日に起訴された。
ここまでなら、凶悪事件が頻発している今だから、被害者には申し訳ないが、別に驚くような事件じゃない。 問題なのは、この外道の素性だ。
この外道は17歳だった1988年11月、仲間とグルになって女子高生(当時3年)を足立区綾瀬の民家に41日間も監禁。 暴行と虐待の限りを尽くし、翌年1月4日に殺した犯人グループのサブリーダー格だった。 しかも、遺体をコンクリート詰めにして棄てた…『鬼畜』と呼ぶにふさわしいやつ。 この事件が発覚したのは、昭和天皇が崩御した直後だった。 日本経済が世界の頂点を極めたといわれた時代だが、既にこの頃、日本社会の秩序の崩壊が始まっていたとゆう意味において、その象徴的な事件として語られている。 もちろん、日本の犯罪史上でも最悪のリンチ事件といわれている。
が、ぼくは事件の存在すら知らなかった。 最近になって、インターネットのニュースサイトでようやく知った。 しかも、この事件を題材にした『ポルノ映画』の上映の是非をめぐる論戦が起きているとゆう報道で、関連リンクをたどってゆくと、事件の概要を知ることができた。 殴る蹴るの暴行など当たり前。 連日複数の鬼畜に犯され続け、オイルをかけてから皮膚を焼かれ、性器と肛門に異物を挿入されて破壊され、挙げ句の果てに殺された少女の無念さを思うと、やりきれない。 こんなヤツらには、少女が味わったのと同じ苦痛を与えたあと、火あぶりの刑に処すべきだ。
それにしても、5月に起きた事件なのに、今ごろになって報道されるのは不自然だ。 もしかすると、警察からリークされた情報なのかもしれない。 だとすれば、頻発する少年犯罪に胸を痛め、少年法に疑問を感じている警察官がいるとゆうことじゃないか。 正義感を持って使命をまっとうしようとする警察官の存在を信じたい。
しかしながら。 昨日の時点で最初に報道した日本テレビは、この鬼畜について実名報道をしなかった。 過去に少年法で捕まった者だとゆうことで、実名報道に踏みきれなかったらしい。 少年法の犯罪者は、そこまで手厚く保護されるのか? 少年法の拡大解釈もここまでくると、唖然とするばかりだ。
そんなことを考えながら怒っていたら、産経新聞(さすが!)のサイトが実名を公開した。 神作譲、埼玉県八潮市在住。 これは改名後の氏名で、事件当時は小倉譲。 鬼畜はいつまでたっても鬼畜。 更正なんかしない。 少年法なんて悪法は早く撤廃しろ!
◇ ◇ ◇ ◇
今、ハムスターケージで音がした。 なんと、死んだはずのレオが目をあけて動いている! 強靭な生命力で蘇生したんだ。 よかったあ。
|
|
|