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2004/07/09(金)
あんた、何様のつもりなんだよ!
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昨夜(8日)のニュースだけど。 日本プロ野球選手会の古田(会長)が、合併や球界再編などでの球団側との話し合いについて、「オーナーたちと話をしたいという気持ちはある。その方が開かれた感じがしていいのではないか」と話した。 この発言に対し、巨人の渡辺(オーナー)がキレて咆えまくった。 「無礼なことを言うな」 「分をわきまえないといかん」 「たかが選手が」 「立派な選手もいるけど」 「オーナーと対等に話をする協約上の根拠はひとつもない」 こういって切り捨てた。
野球に限らずスポーツとゆうものは、選手とファンあってのもの。 「たかが社長が」 「立派なジジイなんて一人もいやしねーけど」 「選手とファンにもっと感謝せんかい!」 と、選手会は弱気にならず、ハッキリいってやれ。 とはゆうものの、当事者にしてみれば生活がかかっているわけだし、引退する覚悟がない限りいえたもんじゃない。
これはサラリーマンにも当てはまる。 辞表を胸に忍ばせていなければ、普通は給料を払う者にケンカを売ることはできない。 本来、経営者と労働者は対等な関係であるはずなのに。 理不尽なことだ。
世の中に社長と呼ばれる人間は大勢いる。 そして、たいていの社長が、企業にとって大切なのは「ヒト、モノ、カネ」とゆう。 「わが社では社員のことを、人材ではなく“人財”と呼びます」なんてことを自慢する。 が、そうゆうことを本気で考えている社長は、実際には1割にも満たない。 つまり、ほとんど全ての社長は巨人の渡辺と同じとゆうことだ。
企業にとって一番大切なものは「カネ」だ。 カネさえあれば、人材に困ることはない。 社員のブンザイで社長にたてつくなど百年早い。 こうゆうふうに考えているんだ。
社員とお客を大切にしない会社はいつか滅びる。 同様に、選手とファンを無視し続けるプロ野球も、衰退への坂道を転げ落ちる。
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