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2004/08/31(火)
たまには猿も木から落ちるさ
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台風一過の心地よい晴天。 だが、道路はゴミだらけ、かなり大きな木の枝があちこちに転がってる…。 雨どいが外れちまってる家が相当多いなあ。 クルマのラジオから、台風16号による被害が報道される。 どうやらぼくの町の被害はこれでも小さいほうみたいだ。 ひとまず天に感謝しなければ…。
去りゆく夏を惜しみつつ(?)、今日もぼくは勤労に励む。 ・・・はずだったけど、なんか体がダルい。 昼の弁当を食べたあとで気分が悪くなり、トイレで吐いてしまった。 疲れかなあ? 30分ほど昼寝をしたらちょっと楽になったけど、何だったんだろ? 虚弱なぼくが、この夏の異常な暑さで体力を消耗したのは確実で、今ごろ疲労が出始めたのか? 明日は朝の様子をみて、ダメそうなら臨時休業にするか。
「弘法にも筆の誤り」 「猿も木から落ちる」
ふたつの格言が何を意味するのか、いちいち説明するまでもない。 弘法大師だって、その道の名人だって、たまには失敗することもあるってことだ。 だからこそ、凡人のぼくらが失敗をしても許される。 大げさにゆうと、だからこそ、ぼくらでも何とか生きてゆけるんだ。
絶対に失敗をしない、やることなすこと全て完璧な人間がこの世にいたとしたら、ぼくらは途方に暮れてしまうぞ。 事あるごとに完璧な人間と比較されて、「同じ人間なのに、なんで同じようにできねーの?」と責めたてられたら、どうする? もう逃げ道ねーじゃん。 「悪いか!」って開き直るか、それとも「ゴメンなさい」と続けるか…。
他人の失敗を、まるで鬼の首でも取ったかのように論じたてる者がいる。 そうゆうヤツは、自分が絶対に失敗をしないとでも思っているのか! 何様のつもりだ? そうゆうヤツに限って、人に厳しく自分に甘いんだよ。
賢そうに振る舞ってるヤツは、うわべだけをとりつくろうから、人間的な魅力がない。 ぼくみたいな愚か者を絶望させるようじゃ、世の中の大多数を占める愚か者たちの支持を得られないよ(笑)。 賢者とは自分のことを愚か者だと思っている人。 逆に、愚か者とは自分を賢者だと考えている人なんだ。
ぼくはどっちだろ? もちろん賢者だなんて思ってないし、当然愚か者だとも思ってない! 賢者のときもあれば、愚か者のときもあるってことだよ。 血の通った人間なんだから、それで当たり前だよ。
人に完璧を求めるな! 誰からも愛されなくなっちまうぞ。
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