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2004/08/21(土)
この値打ちがわからんよーなヤツは読むな!
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今日はちょっとだけ大人の文章で…。
「人マネ」とか「パクリ」とゆう言葉は、普通は良い意味では使われない。 独創性がなく、発展性もなく、ときには下品とゆうニュアンスも含まれる。 しかし、文学にしろ芸術にしろ、まったくコピーじゃないものは存在しない。 「オリジナル」といわれるものも、先人たちのマネの上に「自分」とゆうものを加えてゆくことに過ぎないんじゃないか。 だから、無からの創造なんてありえない話だし、全ての創作活動は模倣の上に成り立つといえる。 そんな気がする今日このごろ。
御意見板に痛烈な書き込みがあった。 「こんなショボいパクリサイトでお山の大将してて気分いいですか?」 こんなうれしい質問をされると、ぼくは「はい!めっちゃ気分いいです☆」と答えるしかない(高笑い)。
人類の文学が蓄積されてゆくほどに、新しい時代にいるぼくらには模倣すべきものが多くなる。 学ぶべきものも膨大な量になる。 いやいや、全てを学ぼうとしても実現不可能な分量だ。 そこで、どこをマネし、どこをパクるかってことが大事になるんだ! ひと口に「パクリサイト」ってゆうけど、パクるのだって大変な作業なんだぞ(笑)!
たとえば、いま書きかけで挫折(?)している『綾瀬コンクリ事件』だけど、鬼畜らが何をしたかとゆう事件の概要については誰も無の状態からは書けない。 裁判記録とか、出版されている本とか、パソコンのサイトとか、そうゆうのを読んで自分なりに書くんだ。 はっきりいって、誰が書いても大差ないかもしれない。 でも、単なるコピペ(コピー&ペースト“貼り付け”の略)だったら、筆者の「自分」とゆうものが感じられないから、読む人の心を打つことはできない。 いいようのない怒りや深い哀しみを文章に込めないと、誰が書いたものかわからない。 ぼくはそうゆう点でこそ創造している。 誰も書けないぼくの価値観を文章で表現しているんだ! そこを理解できないと、エッセイスト(評論家)なんてみんなパクリ屋だ。
と力説しても、ぼくのことを頭から否定したい人の心には届かない。 どーでもいいことだけど、とりあえずこれがぼくの考え方だ。
先日届いた“いたいけな少年”からのメールも素朴でいい。
******** 僕は今度の事件があって、ますますロンメル将軍が好きになりました。 普通とは違う人だなあと思ってましたけど、生い立ちとか分かったし(名前も・・・)。 ロンメルさんが苦しんでいるのに、喜んでるようで・・・すいません。 でもロンメルさん、誰が何と言おうと全部かっこいいです。 誰かに幻滅したとか言われても、気にすることないです! 最後に、一週間の休養でサイトに戻ってこれそうですか? できれば夏休みが終わるまでに復活して欲しいです。 僕の勝手なお願いですけど、同じ様に思ってる人もたくさんいると思います。 信じていていいですよね? ********
ホンモノのガキに励まされてうれしいよ! この程度の文章でよけりゃ、いつでも書いてやる。 自慢をひとつ。 こんな長文の日記を、しかもほぼ毎日更新してるサイトってあるか? わりと有名な作家や評論家が書いてるオッサン向けのサイトしかねーんだぜ。 日本で唯一無二ともいえる「値打ち」がわからんよーなヤツはジャマくせーだけだ。 もういい!読むな!
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