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2004/08/28(土)
どうせ一回きりの人生なら、力の限り生きてやれ!
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絶対にあの大学を出て、卒業後はこうゆう職業に就いて、30歳で結婚する。 子どもはひとりだけつくって、35歳頃に高級マンションを購入…。
人生の目標とか生き方を、あまりにもきっちり決めてしまうと、ほんの少しはずれただけで、「あ〜あ、自分はダメな人間だ」と思いこみやすい。 たとえば、第一志望の大学に入学できなかっただけで、自分の将来や可能性を見失ってしまったりする。 こうゆう人にとっては、第一志望の大学こそが大学なんだ。 それ以外は「大学じゃない」と思い込むもんだから、自分の人生そのものまで悲観してしまう。
几帳面な人ほど、自分が歩むべき人生のレールをきっちりと敷いているから、ちょっとつまずいただけで絶望して、くよくよと悩んでしまう。 人生にマニュアルなんてものはないんだから、「正しい道はこれひとつ」と決めつけさえしなければ、もっと自由で流動的に生きられるとゆうのに…。 わざわざ自らの人生を狭め、息苦しく生きてゆくのはやめようよ! 広い視野と素直な心を持ってさえいれば、「人生なんてつらいだけ」と考えるようなことにはならない。
こうゆう傾向はいい子、いい人、正直な人、優しい人…といわれる人たちによく見られる。 悪い子、悪い人、嘘つき、冷たい人…といわれる人たちは、周囲から嫌われながらも案外要領よく世間を渡っている。 だからこそよけい残念だよねー。
で…ぼくはいい人なのか?と考えてみる。 特別いい人じゃないのは確実だけど(笑)、かといって悪い人でもない。 とりあえず、他人の不幸をマジで祈るようなことはないし、他人に迷惑をかけるような生き方だけはしたくないと思っている。 まあ、普通といえば普通のような気もするけど、生い立ちを振り返れば普通じゃないし…。 自叙伝を書いていると(全然はかどらねー)、わが人生に悔いなし!といえるほど立派じゃないってことも思い知らされるし…。 モロ青春時代を描くのに、恋愛とか性とかについて何も書かないわけにはいかないけど、当然恥ずかしいし…。 ああでもない、こうでもないと考えていると、学校も仕事も恋も、けっこう適当に生きてきた自分が見えてきたりする。
いつまでたっても結論なんて出せないけど、こうゆうことかなあ。 【どうせ一回きりの人生なら、力の限り生きてやれ!】 ただし、ご利用は計画的に(?)じゃなくて、テキトーに…ってとこかなあ。 自分が思うように生きるといったって、すべてが思い通りに運ぶことなんてまずはない。 挫折したりジャマが入ったりしたら、都度軌道修正できる柔軟さがほしい。
さて、昨日の日記に書いた「宅急便での大失敗」の件で、支店長と面談をした。 「この前は大声で怒鳴ったりして悪かった」 「いや、ミスしたのはぼくなんで仕方ないです」 「うん、ロンメルくんにあんなミスされたら、調査する我々も相当困るんや。なんでかわかるか?」 「いいえ」 「ロンメルくんがマンションをまちがったり、そんなアホなミスはしないと思いこんどるわけや。もっと高度なミスをしたんじゃないかゆうことで、調査に時間がかかるんや」 「あ、はい…」 「他のドライバーの仕業なら、マンションまちごうたんとちがうかと真っ先に疑うけど、正確なロンメルくんに落ち度はないはずやけん、客のほうになんか問題があるんじゃないかと疑ったんやでえ」 「……」 「わかるか?ロンメルくんは絶対にミスしたらイカンとゆうことや」
そして、ポンポンと頭を優しく叩かれた。 やったねっ!一件落着。 なかなか叱り方がうまい上司だよねー。
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