【青春交差点】
 
いつもどんなときも。ぼくはぼくらしく。
 
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2004年9月
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2004/09/06(月) 世界の片隅で、テキトーにガンバ!
 
昨日の続きを書こうかなって考えてたけど、や〜めた!
しばらく高尚な考察を続けたから、なんか頭が疲れちゃって・・・。
だから、続きはまた今度。
今日は怠け者で行こう!

「朝礼始めま〜す」
8時30分になると、緊張感のカケラもない無気力な号令がかかる。
心のなかで「だるーっ」とつぶやきながら、それでもぼくはさわやかな動き(?)で席を立ち、中間管理職2人(部長と営業所長)のほうへ体を向ける。
平社員とぼくら下請け業者(部外者)は横一列に並んだりはしない。
自分の席で立ち上がり、とりあえず上司のほうへと体を向けるだけ。
旅行会社の添乗員と客みてーだ(笑)。

「おはようございます」
朝礼当番の挨拶に続き、ほかの者たちが一斉に挨拶をするけど、見事なまでに酒鬼薔らあ。
「まず、本社からの連絡事項です」
これが長い!日によっては10分近くにも及ぶことがある。
部外者だから仕方ないけど、ぼくには関係ないことばかりでかったるい。

次に、平社員と部外者の全員がひと言ずつ発表する。
もちろんぼくにも順番が回ってくる。
「台風が近づいていますので、安全運転を心がけ…」
「雨降りだから、安全走行を…」
「迅速でまちがいのない納品を…」
「効率アップを考えた配達コースで…」
これらが定型文。
たまには、「北オセチアで起きた学校占拠テロに憤りを感じます」とかっていいたいけど、部外者なんで遠慮する。
持ち時間10秒だから(たぶん)、そうゆう雰囲気じゃない。

そして、営業所長の訓示。
「社外秘の事項をお客さんに漏らすな。前田くんも!(はあ?)」
「ルートセールスの仕事はお客さんに好かれてナンボ(のもんじゃい…とはいわねーよ)」
「電話では明るい対応を!声のトーンを上げて、語尾も上げて!」
この会社の男子社員がファルセットすれすれのキモい声で電話するのは、週に1度は必ず聞かされるこの訓示のせいだ。

大トリは部長の登場!
前にも書いたけど、「やっぱり」「っぱり」「あのぅ」「そのぅ」が大好きな方だ。
最近では、新たに「逆に…」がお気に入りとして加わり、5分の演説の間に10回ぐらいは使ってらっしゃる。
真剣に聞いてれば絶対目が回るはずなのに、倒れる人が全然いないところをみると、みんな聞き流しているんだろう。
あるいは平衡感覚をつかさどる「三半規管」がよほど丈夫なのかも?

で、開始20分を経過し、毎日寝不足のぼくが貧血でめまいを起こしそうになった頃(笑)、朝の儀式はようやく終焉を迎える。
「ほかに伝達事項はありませんか?」
「なければ終わります。ありがとうございましたっす」

念のためにいっとくが、ぼくは批判してるんじゃない。
仕事以外のことで自己実現してゆくには、これぞ最適の会社だってことを知ってもらいたいんだ。
社会の底辺でウロついてる身分だけど、こうゆうところでのんびりと仕事ができるぼくって、つくづく幸せ者だよな〜。
世界の片隅で、「テキトーにガンバ!」って叫びたい感じ。
 


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