|
2005/01/19(水)
ささやかな人生
|
|
|
【母子家庭122万世帯 03年、離婚増で過去最多に】
厚生労働省の調査によると・・・ 離婚や未婚女性の出産が増加していて、2003年の時点で母子家庭の数が過去最多の約122万5000世帯になったそうだ。 パートや臨時雇いの割合が5年前と比べると大幅に増えたせいで、平均年収は約212万円にダウン・・・。
以上、共同通信ニュースより。
子どもを抱えていてこの年収じゃ、やっぱ少ないんだろうね。 とりあえずまだ独身でいるぼくと比べても、相当少ない! 子どもが小さいうちなら、なんとかやっていけるかも知れないけど、大きくなってきたら大変だ。 しかも、この数字はあくまでも平均だから、これ未満の人だって大勢いるんだ。
女子社員は結婚したら辞めなければならないとか、子どもができた時点で・・・とか、そうゆうのが暗黙の了解になっている会社ってかなり多そうな気がする。 女子のバイトを募集するにしても、若い独身の女の子とシングルマザーが同時に応募してきたら、独身の子が優先されるんじゃないか? 偏見がすぎると言われそうだけど、こうゆう会社や人事担当者が多いのは事実だと思う。 で・・・ダンナと離婚したくてたまんないけど、離婚後の職探しが難しくて生計が成り立ちそうもないとゆうことで、泣く泣く踏み止まっている主婦が多いんだ!
その点、ぼくのかあちゃんはしたたか≠ニゆうか何とゆうか、離婚する前に次なる伴侶を見つけていた。 そんなこと、ぼくは夢にも思わなかった。 かあちゃんとふたり、心穏やかに暮らせるなら、貧乏のドン底を味わっても構わないと思っていた。 最悪の場合には高校を中退して、ぼく自身が働いて、かあちゃんを楽にしてやりたいとまで考えていた。 それなのに・・・見事に裏切られちまった(…笑)
でも、親が毎晩ケンカばっかやっていて、かあちゃんの泣きはらした顔なんか見たくもなかったから、「早くとうちゃんと別れさせてあげたい」とマジで思っていた。 そして、母子で幸せな家庭を築くとゆう大きな目的≠ヘ果たせなかったけど、ぼくが犠牲になることによって、かあちゃんをとうちゃんから解放≠オてあげるとゆうひとつの目標≠ヘ達成することができたんだ。 いまだからこそ言えるんだろうけど、わざと強がって・・・そうゆうふうに思いたい。
この記事を読んで、ぼくが感じたことはふたつ。 まず、他人の人生をとやかく言えるほど立派な人間じゃないけど、子どもの立場からすれば、たとえどんなに貧しくても、母親の愛情をすぐそばに感じて生きていられるだけ幸せなんじゃないか?とゆうこと。 親のほうの苦労は大変なもんだろうけど、それはいまのぼくにはまだわからない…とゆうことにして逃げておく(…笑)
もうひとつは・・・ 信じた愛を一生貫き通すぞ〜ッ!ってこと。 将来結婚するときには、固い決意を覚悟で包み(?)お嫁さんひとりをずっと愛し続けてゆきたい! 子どもができたら、1000%の愛情を注いで育ててみたい。 家族3人、貧しくとも美しく、互いに支えあい、ささやかに暮らしてゆけたら、それ以上の夢はない!
|
|
|