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2005/01/07(金)
退職前の有休消化
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某社、某営業所でのお話。
8年勤めた女子社員がいて、去年のクリスマスの日から無断欠勤が続いていた。 このお局≠ニ所長は元々折り合いが悪く、どうしても必要なこと以外に、ふたりが会話することはなかった。
が、たまたまクリスマスの日 「おまえはお客さんに対しても、同僚に対しても、口のきき方が全然なってないやないか!」 と、所長が厳しくお局を注意した。 「あの女をきちんと教育せんかい!気分悪いけん、取引停止や!」 そんなクレームが、いちばん大切なお客さんから入ったからだ。
お局のほうだって負けてはいない。 「所長、知ってます?私に文句をつけてきたお客さんから、電話で何回も言われたんですけど・・・あの所長は全然仕事してないって!」 逆ギレしてヒステリックに叫んだもんだから、ふたりの口ゲンカは、ついに行き着くところまで行き着いた。 「あんたみたいな上司がいる会社、辞めてやる」 「おお、そうしろ!清々するわ」 その翌日から、お局は無断で欠勤し続けた。
そして昨日、年末年始の休暇を挟み、久しぶりに会社に姿を現したお局が、所長に辞表を叩きつけた。 「2月末付で退職します。ただし、今日以降はすべて有休扱いでお願いします!」 これには所長もあわてふためいた。 「おいおい、後釜の社員と引き継ぎぐらいはしてくれよ」 だが、お局がそんな願いを聞き入れるはずがない。 無言のまま所長に背中を向けると、そのまま帰ってしまった。
そうゆうことがあったもんだから、今日の朝礼では所長が吠えた・・・。
皆さんに言うときます。 会社を辞めてもええけど、お局みたいな辞め方だけは絶対にするな! 引き継ぎもせんと、有休の残りだけはきっちり全部使うと言う・・・。 あんな人間にだけはなるな! 会社や仲間に世話になっといて、感謝の気持ちなんか全然ないとゆうことや。 みんな、ええな! 辞めてもええけど、最後に有休消化だけはするな!
さてと・・・。 フリーターのぼくには有休がないっ!(…寂) けど、退職を前提とした『有休消化』について調べてみた。
会社側がこれを阻止する方法が、ひとつだけある。 それは『休職命令』を出して、休職手当を支給すること。 休職手当は平均賃金の6割以上・・・労働基準法でそう決められている。 ただし、就業規則で休職命令に関する規定が定められていない会社は、もちろんこの限りではない。 まあ、どっちにしろ、タダで阻止することはできないとゆうことだ。
結論! 膨大な有休残日数の消化は、長年勤めた社員の権利なんだから、堂々と休んだらいい。 会社は法律上、これを阻止することはできない。
この所長と全く同じ言い草をする上司は多い。 これぐらいのことは調べてから言ってもらいたい。 けど、アホな上司の脅しを真に受けて、せっかく寝ながらにして得られる大金(給料)をドブに捨てている社員も多い。 どうせ辞めちまう会社なら、どう思われたっていいと思うんだけど・・・。 日本人って、ホントにお人好しが多いんだよね。
以上、今日は退職前の有休消化について、ちょっと真剣に考えてみたぞ。 じゃあ、バイバイ!
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