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2005/01/09(日)
SAKURAJIMA ―決意の涙―
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あったーッ!やっと見つけた。 ついに買ったぞ〜! 長渕剛のDVD「SAKURAJIMA 2004.8.21」
ネットで注文するのをすっかり忘れていて、これじゃいつまでたっても手に入らないわけだ。 アマゾンで買えば2割も安いのに、今日やっとそのことを思い出した(…笑) で、彼女とふたり、距離的にいちばん近くにあるCDショップに行ったら・・・あった!あった! 3度目の正直で、やっと生身の「SAKURAJIMA」を発見!
「うおぉ〜!すっげえ!」 ぼくはもう思わず叫んじまって、ほかの客も店員だっているのに・・・。 みんな相当ビックリしてたっけ。 ちょっと恥ずかしくなって頭をかいてるぼくを、ただひとり優しい眼差しで見つめてくれるのは、やっぱキミで・・・。 小さい子どもを母親が「めっ!」と言って叱るときみたいな、軽いシカメッ面じゃなく。 「この人とは関係ありません」とゆう冷たい表情でもなく。 「一緒にいるのがハズイじゃん」って軽蔑の口元(?)でもなくて。 ただ微笑みながら、ぼくだけのことを見てくれている・・・。
そんなとき、キミの恋人でいられることのしあわせ≠感じる。 キミのことが大好きである自分を、世界中でいちばん幸せ者だと感じることができるんだ。
それにしても4枚組、ハードカバーボックス仕様の圧倒的な重厚感はすごい! 部屋に戻り、パッケージの透明フィルムを取り除き、さっそくDVDプレーヤーに1枚目を挿入。 オープニングの映像が流れている間に、豪華ブックレットを取り出し、演奏曲目にサッと目を通す。 1曲目は『勇気の花』だ。 聴く者すべてにゲンキを与える名曲だから、1曲目に演奏されても全然不思議じゃない。 12月29日、掲示板で励ましてもらった方にお礼のレスを書いたとき、ぼくはこの曲を思い出して「でっかい勇気の花が咲きました」と書いた。 そのときには、もちろんこのDVDの曲目リストはまだ見てなかったわけで、その偶然に驚いたんだ。 「俺もなかなかやるもんだ。先見の明がある?」って。 まあ、どうってことない・・・小さな自己満足かな(笑)
オープニング映像をチラチラ見ながら、このDVDの映像を撮った北村龍平監督のライナーノーツに目を通す。 とても感動的な文章が見つかった!
コンサートが始まってすでに7時間。 剛の疲労度はもう限界に来ていた。 (・・・中略・・・) 身体中に鍼を打たれ、点滴をつけられた衰弱しきった剛。 それでも彼は、まるで死に場所を求めて戦場に戻る武士のように、大観衆の待つステージへと戻っていく。
ぼくにはとてもマネができない光景だ。 身体が小さくて、体力もなく、いまだ喘息坊のぼくは、どうやったって長渕剛にはなれない。
ぼくと彼女は、まさにオールナイトで、約7時間にも及ぶ魂の記録映像を一挙に観た。 歌詞を覚えている曲では、剛と共に拳を挙げ、一緒になって叫び・・・。 バラード系の曲では、情けなかった過去に思いをはせ、しんみりと聞き入り・・・。 彼女はハイになって盛り上がっているぼくと、剛のパフォーマンスを交互に見ながら、恐ろしく退屈だろうに、じっと起きて付き合ってくれる。 (心の中で・・・ゴメンね)
もっとも敬愛する剛の、途方もなくカッコいい姿に胸を打たれ、何度も何度も涙が溢れそうになる。 まさか彼女が見ている前でワンワン泣き出すわけにもゆかず、そこはなんとか仕事のことを考えたりしてガマンする。 けれども、DISC4の3曲目、いちばん大好きな『STAY DREAM』を聴いたとたん、ついにこらえ切れず、ぼくの頬を涙が伝う。 彼女が黙ってハンカチを取り出し、そっと涙を拭いてくれる。
言い訳がましいけど、この涙は悲しい過去を思い出したから流れたんじゃない。 過去との訣別の涙であり・・・。 一緒に歩いてゆけるキミがそばにいるからこそ溢れ出した決意≠ネんだ!
ボリュームがちがうから、普通のDVDに比べて当然高かったけど、買ってよかった。 映像も音もキレイだし、至るところ感動の嵐で、ぼくらファンにとって永久保存版の宝物になることはまちがいない。
長渕剛さま☆あんがとさんです! でっかいでっかい勇気の花を受け取りました。 今年もゲンキ!ゲンキ!に自分が信じる道を進んでゆきます。
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