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2005/02/12(土)
小泉閣下マンセー!―粘り強く★対話と圧力―
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ゆうべは変な夢を見てしまった。 しあわせの絶頂にいるってゆうのに・・・なんてこった。
しかし思えば、最近のぼくは自称エッセイストにありながら、その本分を忘れ、好きな女の子と恋に夢中で、脳天有頂天な恋愛日記ばかりを書いている。 然るに、これは神さまから発せられた警告なのかも知れない。 もしそうであるならば、神のお告げである昨夜の夢を記録しておかねばなるまい(…笑)
ではでは・・・。
夢の中で、ぼくはテレビを見ている。 テレビの番組名は、たしか【青年の主張Part2】だったような気がする。 ぼくによく似たチビな青年が、部屋に置いてある98インチ液晶モニターに映し出され、声を大にして叫んでいる。 どうやら、日本国首相である小泉閣下の対北朝鮮政策に不満があるようだ。 この青年は下記に引用する記事をネタにして、評論と呼ぶにはかなり幼稚な主張をしていた・・・。
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北への経済制裁、首相「日本が絶対的に優位な場合に」 http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050212i301.htm
小泉首相が10日夜、視察先の札幌市で、地元選出の自民党国会議員らと会食した際、北朝鮮への経済制裁について、悩ましい胸の内を吐露していたことが明らかになった。 出席者によると、首相は北朝鮮の拉致問題などへの対応に強い憤りを見せた。 そのうえで、「制裁の効果があるのは、日本が絶対的に優位な場合に限られる」と語った。 一方で、「やる場合、戦争になってもいいぐらいの覚悟が必要だ」「国際協調の枠組みでやるしかない」などと述べたという。
【読売新聞2/12より】
◇ ◇ ◇ ◇
北朝鮮が6か国協議の無期限中断と核武装を同時に宣言した。 小泉閣下はこれまで対北朝鮮政策について、「粘り強く」と「対話と圧力」しか言わなかったが、この発言を見ると、勇気ある一歩を踏み出したかに見える。
しかし、この発言をもっとわかりやすく意訳≠キると、実はこうゆうことだ。
北朝鮮への経済制裁をすると、すぐに報復のテポドン≠ェ飛んでくるんだぞ! それなのに、いまの日本にはそれを防ぐ手立てがない。 日本が圧倒的に不利なんだから、経済制裁なんてやらねえよ!
経済制裁に踏み切るには、戦争になってもいいぐらいの覚悟が必要なんだぞ! 貴様ら(…国民に向かって)、戦争する覚悟なんてねえだろがっ! だから、俺は経済制裁について慎重な発言を繰り返してんだよ。 わ〜った?
外務省の朝礼では、ラジオ体操第二のあとで・・・。 北朝鮮政策の合い言葉〜ッ!それっ! 「粘り強く!対話と圧力」「粘り強く!対話と圧力」の輪唱♪ なんとこれを日課にしている。
小泉閣下よ、どんなもんだ! 図星だろ!
まあ、大体こんな感じで、小泉閣下の基本的な方針はなんにも変わってない。 それどころか、ますます国民に恐怖感を植え付けようとしている。
首相就任後の3年間、なにやってきたんだよ! あんた!日本が絶対的優位に立つための努力をしてきたのか? 金正男なんて不法入国してきたとき人質にすればよかったものを、みすみすタダで帰すし・・・。 平壌宣言を踏みにじられても、文句のひとつも言えやしねえ・・・。
こんなザマじゃ、拉致被害者を取り戻すことなんか、いつまでたってもできねえぞ。 ちゃんと日本国首相としての仕事をしろよ!
以上が、この青年の主張だった。 もっと強烈なことを叫んでいたようにも思うが、残念なことに、これ以上は思い出せない。
また、この青年はロンメル将軍≠ニ名乗っていた。 大日本ガキ帝国の出身で、日本でかわいい女の子を見つけて付き合い始めたから、そのまま住み着いたとゆう。 すでに日本国籍を取得しているそうだが、大きな口を叩くわりに、最初の入国動機がかなり不純だ。 なお、大日本ガキ帝国は四方八方を日本に囲まれた小国で、バチカン市国より少しだけ面積が大きい。
とゆうことで、今夜、ぼくは夢のチャンネルを切り替えてから寝ることにする。
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