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2005/03/11(金)
歓送迎会 ―ゆう坊☆親衛隊―
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昼間バイトをしている会社で歓送迎会があった。 去年の忘年会のときにイヤな思いをしたから、数日前に誘われたとき、そのことを理由に一度は参加を断わった。 が、幹事のオジサンが熱心に誘ってきた。
今回はぼくの席順にも配慮して、絶対に不愉快な思いをさせない。 予約してあるコース以外の料理を追加注文しても、ぼくからは会費(4千円)しか徴収しない。 往復とも送ることはできないけど、往路は幹事のオジサンがアッシーになり、自宅から会場まで連れて行ってくれる。 出てゆく者2名、やって来る者2名、増員1名・・・計5名を一挙に歓送迎するビッグイベントなので、ぜひどうぞ!!
まあ、こんな感じで、そこまで言ってくれるなら・・・と、しぶしぶながら参加することに決めた。
で・・・。 今夜の歓送迎会は、その通りになった(…笑) 普段から「いい人だ」と感じている人たちが両脇と正面を固めてくれたので、ストレスを感じることなく、楽しく過ごすことができた。 料理を取ってくれたり、グラスのビールを切らさないよう注いでくれたり、王子様気分を満喫かも?
しかし・・・。 取り巻きの人たちは酒が入るにつれ、徐々にエスカレート。 「おれが注いだ酒は一気に飲み干してよ」 と、口々にゆうもんだから、飲みすぎて悪酔いしちゃったじゃねーか!
さらに・・・。 酔っぱらったぼくに、みんなが強引に寿司を食べさせようとする。 「メッタに食うことがないだろうから、ひとりで全部食えばいい」 と、善意のひと言のつもりでも、寿司はあまり好物じゃない。
「いやいやいや〜、そんな好きじゃないんで、ちょこっとでいいです」 ぼくが遠慮すると、誰かが言った。 「もしかして、坊やは食べ方がわからんのじゃないか?しょうがない。アーンしなさい」 ビミョーに素直なぼくは大きく口を開けて、運ばれてきた寿司を次から次へとパクパク・・・。
「おい、ゆう坊に箸を使うとは失礼だぞ!素手で取って差し上げなさ〜い」 また誰かが言ったけど、ご機嫌に酔ってるから、もうどうでもいいってな感じ? メッタに食べたことがない寿司をパクッ・・・モグモグ。 その合間にも、ビールとポン酒を交互に一気飲み。
大いに飲んで食って、それなりに楽しい一夜だったかな。
このときぼくを取り巻いていたのがゆう坊☆親衛隊≠フ4人(…これは☆印以外は正式名称) その内訳は2個年上のお姉さん1名と、あとは40代のオジサン3名(…爆) 部外者のぼくにでも優しくしてくれる人がいることを知り、なかなか有意義な宴会だった。 夏でバイト契約が切れるぼくにとって、歓送迎してあげるべき人のことなんてどうでもよかったから(…って自己中?)
さて、親衛隊のオジサンから二次会に誘われたけど、さすがにこれは断わった。 だって・・・まさかピンサロには行けねーよ! もともとフーゾクには興味ないし、それに隠し事ができないタチだから黙ってられなくて、またまた彼女を泣かせることになっちまう。 危うく腕を引っ張って連れて行かれそうになったけど、「その辺でオシッコしてくる」と言ってオジサンたちの手を振りほどき、サッとタクシーに乗り込んだ。 自慢じゃないけど、マジ清純派≠ニしては当然の行動!
そして、たまたま乗り込んだタクシーのドライバー(55歳)が知的なオジサンで、話が面白かった。 憂国の士であるのは間違いないけど、相当に酔っていたから詳しく覚えてなくて残念っ! ただ、次の会話だけははっきりと覚えている。
「若いのに物知りだよねえ。どこの高校行ってんの?」 チッ!ぼくを見て高坊のガキだと思ってやがる。 「○○○高ですけど〜、7年も前に卒業してます」 ちょっとムッとした感じで答えてみた。
「顔と髪型見て、現役高校生かと思ったよ。ゴメン、ゴメン。でも、よく間違われるんじゃない?」 「はい・・・。でも、せめて大学生と間違えられたいです」 謝り方も屈託がなくてさわやかな人なので、やんわりと反論?(…笑) 「若く見られるほうがいいと思うけどなあ。それはそうと、私も○○○高のOBなんだよ」
わっ、すげえ! 偶然にも大先輩じゃん!
上下関係とか大キライなぼくだけど・・・ 「先輩、いろんな話を聞かせてもらってありがとうございます」 タクシーを降りるとき、そうゆう言葉が自然に出てきた。
◇ ◇ ◇ ◇
【最初で最後・・・失意の忘年会】 読んでない人はココを読んでね。 http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/rommel/?Y=2004&M=12&D=2
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