【青春交差点】
 
いつもどんなときも。ぼくはぼくらしく。
 
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2005/05/22(日) しあわせになれる♪―結婚の日―
 
2005年5月22日、ゆうやくん&さやかちゃんは結婚しましたあ〜〜〜っ!!!
午前零時、ついにぼくらは婚姻届を提出してしまった(ウレシすぎて・・・どうしましょ♪)

八百年もの歴史を持つ由緒正しい大日本ガキ帝国憲法≠フもと、晴れて『夫婦』として認められたわけだ。
すっげえ!すんばらしい〜っ!ちょ〜カンドーの瞬間♪
いまからぼくら、一心不乱にわき目も振らず、つまり一生懸命なまでに一心同体なんだぜ(…エヘヘヘ!)

もうひとつ・・・。
今日はさやかちゃんの22回目の誕生日なのだっ!!!
さて、ぼくからのプレゼントはなんでしょうねえ???
もちろん、頭がイカれるぐらいにイカしたプレゼント。

それは、ゆうやくんの妻の座(…なんちって!大上段にふり構えた大冗談♪)
それは、永久に変わらぬ愛です!
マジにマジにマジに誓う・・・永遠の愛!
これ以上の贈り物は、もはやいまや地上にないと思われるぞ。

さーさー、みんなで書類に不備がないことを願いましょ!
ウォッス・モンゴメリィ帝国フビナイ☆ハーンの復活祭(…合掌や!合唱!)
BECAUSE・・・愛>EYE<逢・・・I LOVE YOU♪
でなきゃ、5月22日がぼくらの結婚記念日であり、さやかちゃんの誕生日でもあり・・・とゆう勝利の三角関数≠ェ崩壊してしまうから。


 ◇ ◇ ◇ ◇


〓今日の予定〓

午前11時から教会で結婚式!
正午からは結婚披露宴をやります。
二次会は・・・たぶんやらないと思われます(まあ、流れに任せて・・・かな?)

それから、ぼくとさやかちゃんは新居へ・・・。
結婚式の感動の余韻に浸りつつ、今宵は外食でもします。
御両家の母ちゃんもいっしょに!(…チョー楽しみですねえ)

そして・・・そして・・・

やがて夜が来て♪
ふたりベッド飛びこんで♪
あー!キミとずっと眠りたい♪
≪小沢健二ドアをノックするのは誰だ?≠謔閨

ベイベ、男ってヤツを教えてやるぜ!
・・・てなキャラでもないから、「よろぴくねっ」とペコリなのかなあ。
そうゆうことはあまり得意じゃないから、かなり不安かも?

純情一直線愛媛のマジメなポンジュース%Iなぼくとしては、アホなことを書いてしまいました。
健康な男の子としては当然の楽しみであると思われますが、いちおう・・・すいません。


 ◇ ◇ ◇ ◇


即席で詞を書いてみましたので、読んでやってください!

タイトルは・・・
『しあわせになれる』


ひとりで生きてゆこう
ぼくはずっと思っていた

ひとりでも生きてゆける
ぼくはそう信じていた

キミと出会うまでは・・・

好きな子が現れても
「傷つけたくない」なんて言いながら

ホントは自分自身傷つくのが怖くて
逃げ道ばかりを探していた臆病者

でも、ぼくは変わった!

キミのあどけない笑顔で見つめられたときから
キミの真っ白な心に触れたときから

ちょっとだけ強くなれたような気がするんだ

いま、ぼくの願いはひとつ

優しく、強く、清らかにキミを愛し続けたい
ピュアな気持ちのまま、キミに愛され続けたい


今日、キミとの約束が叶う

もうひとりじゃない
これからはいつもふたり

喜びも悲しみも苦しみも全部分けあおう
どんな試練も手を取りあって乗り越えてゆこう

笑顔の向こうに待っているのは
両手をいっぱいに広げた愛情

愛する力がお互いを守れる強さになる

だから、ぼくらふたりなら大丈夫

きっと、きっと・・・
しあわせになれるよっ♪♪


 ◇ ◇ ◇ ◇


さて、しばらくの間『ゆうやの日記』はお休みします。

さやかは結婚後も看護士の仕事を続け、ぼくも当分は今まで通り働きまくります。
看護士には夜勤の日があります。
とゆうことは、数日ごとにすれ違いの日々がやってくるのです(…涙)

だから、ふたりの新生活のリズムがつかめるまで、日記は書かないつもりです。
いまのところ復活の時期については、全く考えていません。
でも、なるべく早く復活したいと思っていますので、そのときはどうぞヨロシクお願いします。

ではでは、さらば友よ♪いま惜別の刻♪
新たなる旅路についたぼくは、大きくなって帰ってきます。
約束です・・・必ずここに戻ってきます。

バイバイ!!
 

2005/05/19(木) 平家伝説☆浪漫飛行6 〓八百年ロマンス〓
 
吾川村のシンボルは、桜地区の空にそびえ立つ・・・高知県指定の天然記念物『ひょうたん桜』である。

花の見ごろは3月下旬から4月上旬にかけてであり、ぼくらが訪れた5月3日の時点で、空に浮かぶ花の雲≠拝めるはずもない。
だが、せっかく桜までやって来たのだから、この樹を間近で見ておきたい。

ぼくと彼女は公園の駐車場に軽トラを停め、誰も見ていないから照れることなく手をつなぎ、桜の樹の下まで歩く。
「ゆう坊、ジイちゃんが生まれた村にはなあ、有名なひょうたん桜の樹があるんじゃ」
ジイちゃんが自慢していたことを思い出す。
残念ながら、ひょうたん桜は黄緑色の美しい葉桜になっていたが、それでも急な斜面で圧倒的な存在感を示している。

樹の下に立てられている案内板を見ると・・・。
桜地区の始祖、大崎玄蕃が植えたとされる彼岸桜で、樹齢は優に500年を超えていて、樹高は30メートル、周囲6メートルもある。
堂々たる巨木だ。
花びらがあまり開かない性質で、花の形がひょうたん形であることから、特に『ひょうたん桜』と呼ばれるようになったそうだ。

村名を冠し『吾川のひょうたん桜』と呼ばれることもあるが、この案内板には地区名を冠した『桜のひょうたん桜』の名称で記されている。
桜出身者の孫としては、このことが非常に嬉しかったりするのだ。

なお、この地は元々「大薮」とゆう地名だったのだが、昭和の時代に『ひょうたん桜』にちなんで「桜」と改められたそうだ。

ぼくは桜の樹を見下ろす位置にあるベンチに座り、彼女も隣に腰掛けた。
二人してぼんやりと、巨大な葉桜とその向こう側に見える桜の集落を眺める。

ジイちゃんはこの桜に生まれ、育ち、幼なじみの女の子(バアちゃん)と恋をして、結婚をして、家族を残して戦争に行き、復員すると家族を連れて桜を出ていった。
ひょうたん桜は、若き日のジイちゃんの後ろ姿をいつも見守ってくれていたのだろう。
霧深い朝も、星降る夜も、無言で励ましてくれていたに違いない。

もしジイちゃんが桜でキコリを続けていたら、ジイちゃんの末娘の母ちゃんが、父ちゃんと出会うことはない。
ぼくがジイちゃんの孫として、この世に生まれてくることもなかっただろう。
別の場所、別の家に生まれたぼくは、これほど愛しい彼女と出会えぬまま、他の女の子と結婚するのだろうか。
そんなことは・・・とても考えられない。

ぼくと彼女が出会い、あっとゆう間に恋に落ちたのは単なる偶然なんかじゃない。
ぼくらが生まれるずっとずっと前から、よくゆう「赤い糸」で結ばれていたんじゃないか。
運命なんてずっと信じてなかったけど、いまはそんな気がする。

 ◇ ◇ ◇ ◇

ねえねえ、この前『五色浜伝説』と『桜伝説』の話をしたでしょ?
八百年前、俺とさやかがここで結婚したって話・・・。
ここでこうしてるとさー、なんか時の流れが止まってるみたいで、ホントにそうだったような気がしてくるよなあ。

うん、さやかも!
ゆうやくんってロマンチストだから、嬉しいな。

エヘヘヘ・・・そうかあ?
つーか、俺、照れ屋だから、新しい伝説をテキトーに、いや、マジで作って、おまえを喜ばせようと思ったんだ。

ありがとう。
さやかをずうっと大事にしてねっ♪

うん!!
800年も探してやっと巡り会えたさやかだから、そりゃあもう・・・大事にしまくってやるよ。

もうすぐだね、結婚式。
まだ夢見たい。

俺もだよ。

 ◇ ◇ ◇ ◇

ジイちゃんの山≠あとにしたぼくらは、西に傾く太陽を追いかけ、今度はジイちゃんの海≠ヨと向かう。

そこには、いつもと同じでっかい勇気の花≠ェ咲いていた。

おまえを愛してやろう。
必ず愛し続けてやろう。

島影に沈んでも絶対に燃え尽きることのない・・・あの夕陽のように。

日帰りだったけど、いい旅だった。


≪完≫

 ◇ ◇ ◇ ◇

【関連記事】

平家伝説☆浪漫飛行

第1話◆五色浜伝説
http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/rommel/?Y=2005&M=5&D=3
第2話◆桜伝説
http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/rommel/?Y=2005&M=5&D=4
第3話◆軍艦岩
http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/rommel/?Y=2005&M=5&D=10
第4話◆山の思い出
http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/rommel/?Y=2005&M=5&D=11
第5話◆桜坂
http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/rommel/?Y=2005&M=5&D=17

 ◇ ◇ ◇ ◇

[イメージ画像]は
ひょうたん桜の案内板
ケータイ横向きで・・・
▼さーさークリック▼

2005/05/18(水) やる気まんまん♪婚礼写真の前撮りなのだっ!
 
しあわせな新生活へのカウントダウンは、あと3日!
明日(19日)は午後から、結婚式の写真の前撮りをします。

サイズ合わせの試着のとき、ちょっとだけ見た彼女のウエディングドレス姿をもう一度見ることができるのです(…ハート☆ドキドキ!)
たぶん眩しすぎて、ぼくは彼女の瞳を直視することができず、下を向いてモジモジくんでいることでしょう。

頼りなさげなぼくも、見まちがうような白のスーツを着れば、少しは男らしくなれるでしょうか?
普段は絶対にGパンしか穿かないし、仕事でネクタイをすることはあっても、スーツを着ることなんか数年ぶりのことだからチョ〜心配です。

あと、チョ〜心配ってほどでもないんだけど、どうでもよさそうで、しかし、どうでもよくないこともあります。
「新郎は白のブリーフを穿いてきてください」
式場の人に言われたから、そのようにするけど、白のズボンを穿いたとき、パンツの柄がそんなに透けるものなのか?
スタイリストのおねえさんは、やっぱり女なのか?(…笑)
着替えのときは一人にしてくれるのか?

ああ、くだらねー!!
でも、心配です。

ついでに、結婚式と披露宴の簡単な予行演習もやることになってます。
少人数だし、招待してるのは親しい人ばかりなので、少々間違えても、「愛嬌!愛嬌!」ってことで大目に見てくれることでしょう。

さて、披露宴で流す曲も決まってます。

「明日への扉」 I WiSH
「もう君以外愛せない」 KinKi Kids
「花」 ORANGE RANGE

何の変哲もない選曲ですが、彼女が喜んでくれたなら、ぼくはそれで満足なのです。

最後に大事な発表!
ぼくの母ちゃんが結婚式に来てくれることになりました〜〜っ!!
「皆さんに合わせる顔がない」と言っていたのを、彼女の母ちゃんが説得してくれました。

すっげえ♪すっげえ♪うれしいです!
チョー☆スーパー☆ウルトラソウルなヘビー級チャンピオンになったぐらい・・・しあわせです!

いま、これを書きながら泣いてます。
写真撮影があるのに・・・どうしましょ???
腫れぼったい目で写ってたら、修正してくれるんでしょうかねえ?

ではでは、そろそろ・・・ねむねむたいむな時間になりました(…エヘヘヘ♪)
 

2005/05/17(火) 平家伝説☆浪漫飛行5 〓桜坂〓
 
ぼくらは大渡ダムをあとにして、R33を今度は北東へ向かう。
道路は右に左に緩やかな曲線を描き、アップダウンを繰り返す。
いちおう幹線国道なのに、対向車とすれ違うことがほとんどない。

後方から3台のバイクがぼくらの軽トラに近づいてきて、道路が直線になったところでゆっくりと追い越してゆく。
彼らは背中にディーバッグを背負い、バイクの後部にも大きな荷物を積み込んでいる。
ナンバープレートを見ると、四国ではめったに見ることのない「川崎ナンバー」だ。
気の合うライダー仲間で、楽しい旅をしているのだろう。

綿菓子のような真っ白い雲が、水色の絵の具を塗ったような空を東へ東へと泳いでゆく。
窓を全開に開けると、さわやかな高原の風がいっぱいに吹き込んできて、ぼくらの心を洗ってくれる。
視界はすべて緑の山々。
どこまでも続く山道。
民家もなければ、人影もない。

つい大声で歌ってしまうのは、やはりあの曲!

ぼくらの自由は♪
ぼくらの青春は♪
大げさにゆうのならば♪
きっとそうゆうことなんだろう♪
≪奥田民生イージュー☆ライダー≠謔閨

それにしても、あと15キロが遠い。
間違えるはずのない道を間違えたんじゃないか?
そう思い始めた頃、やっと川口交差点が見えてきた。
この交差点の東側にある吾川村役場を越えると、すぐに『ひょうたん桜』の案内標識がある。
桜集落への入口はここだ。

案内標識に従い国道を左折し、ホッとする間もなく右にハンドルを切ると、道路にでっかい『桜』の文字を発見!
福山雅治に教えてあげたい・・・これがホントの桜坂!

ぼくは、こんなにもくだらない発見が嬉しくてたまらず、すぐさまクルマを停めて、デジカメのシャッターを切ろうとした。
彼女はそんなぼくを、ビミョーに呆れ気味の笑顔で見ていた。
が、身構えたぼくの横をたまたま他のクルマが通りがかり、ぼくが慌ててデジカメを背中の後ろに隠したのを見て、「がはは」と大笑いをした。

「そんな笑うなよ!」
「だって、ゆうやくんの仕草がおかしくて・・・」
「あんなとこ写真撮ってると思われたら、チョ〜恥ずいでしょ」
「バレバレだよ。あのオジさん、変な顔してジロジロ見てたから」

「やっぱりなあ。で・・・おまえは恥ずかったのか?」
「ちょっとだけ」
「はっきりゆうなよ」
「エヘヘ・・・ゴメンなさい」

 ◇ ◇ ◇ ◇

ぼくらは桜坂をどんどん登ってゆく。
が、彼女の顔からも笑顔がどんどん消えてゆく。
浪漫溢れる桜坂などと、優雅なことを言っている場合じゃなくなったのだ。

道は極端に狭く、対向車がやってきても離合なんかできっこない。
電動アシスト付きの自転車でも、果たして登るのだろうかと心配になるほどの急勾配だ。
しかも、ところどころガードレールがなくて、林があるから少しは気が紛れるが、ナビゲーターシートの左はまっ逆さまに谷底なのだ。
相当怖いのだろう・・・彼女がぼくの左手にしがみ付いてきた。
ギヤチェンジのジャマにはなるけど、かわいくてうれしくて、そのままゆっくりゆっくりと進む。

5〜6キロも登っただろうか。
急に視界が開け、桜集落が小さく見えてきた。

「やっと着いたぞ!」
「ホントに?」
「うんっ!ほら、ジイちゃんが生まれたとこだ」
「すご〜い!こんな山奥にちっちゃな村があるんだね〜♪」

ぼくの祖先は何百年もの間、この場所で密やかに生きてきた。
でも、ささやかなしあわせを求めて、したたかに生き続けてきたんだ。

≪続く≫

▼続きはココ
第6話◆八百年ロマンス
http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/rommel/?Y=2005&M=5&D=19

 ◇ ◇ ◇ ◇

【関連記事】

平家伝説☆浪漫飛行

第1話◆五色浜伝説
http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/rommel/?Y=2005&M=5&D=3
第2話◆桜伝説
http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/rommel/?Y=2005&M=5&D=4
第3話◆軍艦岩
http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/rommel/?Y=2005&M=5&D=10
第4話◆山の思い出
http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/rommel/?Y=2005&M=5&D=11

 ◇ ◇ ◇ ◇

[イメージ画像]は
福山雅治『桜坂♪』
ケータイ横向きで・・・
▼さーさークリック▼

2005/05/16(月) 微熱の文神2 ―母ちゃんといっしょ―
 
15日付日記からの続きのお話です!
第1話を読んでないキミは、そっちを先に読んでね♪

▼第1話▼
微熱の文神1 ―脱水症状との熱い戦い―
http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/rommel/?Y=2005&M=5&D=15

 ◇ ◇ ◇ ◇

ぼくらは母ちゃんのマイカー☆ムーヴに乗り込んだ。
勝気な母ちゃんは、ローリング☆ストーンズ『40リックス』をBGMにして、春の夜をバリバリかっ飛ばす。
20分ほどで、一番近くの救急病院に到着した。

受付を済ませると、たまたま空いていたので、すぐに診察の順番が回ってきた。
驚いたことに、母ちゃんは診察室の中まで一緒に入ってきた(…さすがにこれは恥ずかしかったかも?)

高木ブーによく似たお医者さんの診断結果は、「腹痛と下痢はウイルス性胃腸炎が原因です」とゆうことだった。
さらに、「高熱と下痢で脱水症状が起きているので、すぐに点滴をしないと危険な状態です」と、ぼくらにとってはかなりショックな言葉が告げられた。
「毎日ちゃんと水分補給して、大事な身体が干乾びないようにするんだよ」
何度も注意してくれた愛しい彼女の顔が浮かぶ(…全然守ってなくて、ゴメンね!)

日付は既に月曜日になっていて、朝になれば母ちゃんは仕事に出なければいけない。
点滴が終わるまでには2時間以上もかかるから、母ちゃんを待たせておくのは気の毒だ。
「点滴終わったらタクシーで帰るけん、母ちゃんは先に帰っときや」
ぼくは母ちゃんに先に帰るよう促した。
が、母ちゃんは頑として聞き入れようとしない。
「とんでもない!ゆうやくん一人にはでけんわ。そばについとってあげる」
とゆうことで、ぼくと母ちゃんはそれから約2時間、ベッドが8つもある広い処置室の中で過ごすことになった。

男性看護士が注射針をセットし、薬液が落ちるスピードを定め、点滴治療が始まった。

母ちゃんは、ぼくの胸のあたりを手のひらでそっと叩きながら、「ねむねむ」のリズムを刻む。
「寝てもいい?」
「うん。ええよ」
しかし、目を閉じてみるものの、母ちゃんの存在が気になって、なかなか眠れない。

「やっぱ寝れんなあ。なんでもええけん、本取ってきて」
「あいよ」
ぼくは『新潮』とかの週刊誌を期待していたけど・・・。
「男の子向けの本ゆうたら、こんなんしかなかった〜」
と、持ってきてくれたのは、なんと『きかんしゃトーマス』と『五星戦隊ダイレンジャー』の絵本だった。

これにはぶっ飛んだけど、「なんでもいい」とお願いしたのだから、仕方がない(…トホホ!)
お目付け役がいる不自由な空間の中では、週刊誌のグラビアページの水着ギャルを凝視したりすることなど、絶対に許されるはずもないんだから。

そこで、ぼくは母ちゃんと一緒に、絵本に書いてあるクイズにチャレンジして遊んだ♪
でも、母ちゃんにはわからない問題が、番組を見ていたぼくにはすんなり解けるのが悔しかったようだ。
「それならば・・・」と言って、ボロボロになった『セーラームーン』の絵本を探し出してきた執念には、正直参った(…笑)

 ◇ ◇ ◇ ◇

しばし童心に帰り、愛しい母ちゃんと過ごす・・・懐かしいひととき。
ぼくは健康であることのしあわせ、家族の愛に包まれて生きていられることの喜びを感じる。

「さやかを頼むね。なんにもできない子だけど、ホントによろしく頼むね」
帰り道のクルマの中、母ちゃんがポツリと言った。
「はいっ!!」
母ちゃんが大切に大切に育てた娘さんの笑顔を・・・ぼくは強く優しく守り抜こう!

結婚まで1週間。
決意を新たにするぼくであった!
 

2005/05/15(日) 微熱の文神1 ―脱水症状との熱い戦い―
 
午後からぼくの身体に文神≠ェ降りてきて、長文日記2編(12日&13日付)を短時間で書き上げることができた。
話し言葉に近い文体で、その日あった出来事や会話の内容を列記してゆく作業は、ぼくにとって難しい作業じゃない。

いま行き詰まっているのは、純文学風日記だ。
少ない語い≠フ中から言葉を選びつつ、油断をするとすぐ幼稚な方向へと乱れる文体を気にしながら書き進めてゆく作業は、なかなかに根気が必要なのだ。

そこで、文神が宿っているいまこそ、行き詰まっている話を書いておこう。
そう決意したぼくは、とりあえず一眠りしておくことにした(…準備なのだ!)
強く西日が差し込む部屋で、たっぷりと寝汗をかきながら・・・。

 ◇ ◇ ◇ ◇

1時間半後・・・。
「さあ、今日こそは、あの話を完結させるぞっ♪」
ぼくは布団から飛び起き、パソコンの前に座る。

ところが、これまで経験したことがないほどの強烈な腹痛に見舞われ、とても座っていられない。
ぼくはたまらず、トイレに駆け込む。
見たくはないけど便器の中を覗くと、見事に・・・ビチビチやねん♪(映画火垂るの墓≠謔閨j

ぼくは正露丸を飲み、大人しく布団に寝転がる。
10分ほど横たわっていると、すうっと痛みが治まり、再びパソコンに向かう。
そして、5分もしないうちに、またお腹が痛くなり、トイレに駆け込む。
病院に行きたくないばっかりに、ぼくはこれを何時間も繰り返した。
「そのうち痛みも治まるだろう・・・」と考えながら。

しかし、23時近くになっても、痛みは治まらなかった。
「とんでもない病気かも知れない」
ぼくは急に怖くなり、彼女の家に電話をして、母ちゃんに助けを求めた。
彼女が日曜夜勤当番でいないのはわかっていたから、ここは母ちゃん以外に頼る人はいない。

母ちゃんはすぐにクルマで駆けつけてくれた。
ぼくの腹や背中をさすったり、タオルで汗を拭き取ってくれたり・・・。
クリスチャンではないけど、これが『新聖母マリアさまの献身的看病のあり方』なのか(…大感激♪)
痛い思いをしながらも、ぼくは飢えていた母性愛にどっぷりと浸れる至福のときを満喫していたのだ。

「たまには病気もいいよなあ」
ぼくはノーテンキなことを考え、必要以上にダラダラして、甘えられる時間を引き延ばそうと努力した(…姑息?)
そのことを母ちゃんはわかっていたに違いない。
「しょうがない子やねえ」
グチリながらも、なんとなく嬉しそうな顔に見えたりするのが不思議だった(…勝手な思い込みか?)
「すぐ病院に行くから、早く仕度しなさいっ!」
母ちゃんはそう言って、依然トロトロしているぼくを着替えさせてもくれた(…ラッキー!)


≪続く≫

 ◇ ◇ ◇ ◇

▼続きはココ▼
微熱の文神2 ―母ちゃんといっしょ―
http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/rommel/?Y=2005&M=5&D=16
 

2005/05/13(金) あんた、接客悪いで!
 
今日夕方、ある家に荷物を届けに行ったときのこと。
18時30分前後、まだまだ明るい時間の出来事だ。

目的の家に着くと、ちょうど老婆が庭木に水をやっているところだった。

「こんちわあ♪宅急便です」
荷物を持ちクルマから降りたぼくは、にこやかな笑顔で挨拶をした。
普通ならここで、「こんにちは」とか「ご苦労さん」とか、そうゆう類いの挨拶が返ってくるところだ。

ところが、この老婆は違っていた。
明らかに・・・見ているほうが憂うつになるほど・・・迷惑そうな顔をした。

「誰宛ての荷物?」
「小泉鈍一郎さんになってますよ」
「息子はさっき出ていったけん、わからん」
「そうですかあ・・・」

まあ、代金引換の荷物の場合には、タマにあることだけど、この荷物は代引じゃない。
老婆は受け取るだけ≠ナいいのだ。
プロたる者、こんなことぐらいで引き下がってはいけない。

「おばちゃん、この荷物はねー、お金と引き換えじゃないから、受け取ってもらうだけでいいんですよ」
ぼくは、しわくちゃの老婆をおばちゃん≠ニ呼び、わかりやすく説明をした。
老婆は「じゃあ、受け取ってあげようか」となった。

そのとき、家の2階から、声を限りの絶叫が聞こえてきた。
「あんた!ちょっと待ちイ!」
そうゆうが早いか、激しく音を立てて階段を下りてきたのは、ぼくより何歳か年上の女、たぶん受取人の妻だった。

2階からスケバン気取りのヤンキー女≠ェ発した絶叫は、老婆に対し「荷物を受け取ってはいけない」と注意したのだとばかり思っていた。

そこで、ぼくは改めて女に「こんちわ。宅急便です」と、さわやかに挨拶をしてしまった。
すると、この成人版★積木くずし≠ヘ、鋭くガンを飛ばしてきた。
そして、ぼくのつま先から帽子にかけて、舐め上げるように見る仕草をしながら、こう言った。
「そんなん、見たらわかるんじゃい!」
「???」
お客さんにこんなケンカ腰の言い方をされたのは初めてで、ぼくは返す言葉を見つけられずにいた。

昔のスケバンは、そんなぼくの態度を見て安心したのだろう。
近所迷惑などそっちのけの大音量で吠えまくった。

「あんた、接客悪いでえ!」
「え?」
「おバアがなー、本人がおらんけん荷物はいらん≠ニゆうとったやろ!」
「でも、受け取るだけですから・・・」
「いらんゆうたら、いらんのやーっ!!あんた、ドタマ悪いんとちゃうか?」
「・・・・・・」

「会社に連絡したる」
「・・・・・・」
「あんた、名前は?」
「連絡票渡しますから、それ見てください」
「なんなん?その態度。生意気な!」
「・・・・・・」

女はさらに吠えていたが、ぼくはわざと聞こえないフリをした。
そして、不在連絡票を書き、「ご本人が帰ってきたら、再配依頼の連絡をしてください」と言って手渡した。

「夜8時に来いや。ほしたら許したる」
女は勝ち誇ったような顔で言った。

こいつ何様のつもりなんやろ?
8時になんか、意地でも持ってきてやるもんか!
そう思ったぼくは、「今日は荷物が多いから、8時は無理です」と言ってやった。

すると・・・
「ゼッタイ会社にチクッてやる。クビになっても知らんで」
ヤンキー女はすごい形相でにらんできた。
ぼくはそれには答えず、「オジャマしました」とだけ言い残し、その家をあとにした。

 ◇ ◇ ◇ ◇

30分後、センター長から電話が入ってきた。
「小泉さんゆう人からクレームが出されたんやけど、どうしたんや?」
ぼくはクルマを停め、事の経緯を全て説明した。

「そうやったんか。ゆうやがクレーム受けたんは初めてなんで、相当ビックリしたで〜」
「はい。あんなヤツにバカにされて・・・悔しいです」
「まあ、いろんな人がおるとゆうことや」
「はい・・・」
「それでなー、再配依頼が入ったんやけど、俺が代わりに行ったるわ。いまどの辺におる?」

センター長はすぐにやって来た。
そして、クルマに乗り込んできて、ぼくの頭をポンポンと軽く叩いた。

「タチの悪いヤツに当たってしもたなあ。かわいそうに」
「センター長に迷惑かけて・・・すいません」
「よしよし。わかった。もう気にせんでええよ。荷物と伝票はどれや?」
「これです」

 ◇ ◇ ◇ ◇

センター長が行ったときには、なにも言われなかったそうだ。
それどころか、本人が出てきて「何回も来てもろて、ありがとうございます」とゆう姿勢で、恐縮していたらしい。

とゆうことは、ダンナのほうはマトモな人間なのか?
夫婦ゲンカをしたあとで、ヤンキー妻の機嫌が特別に悪かったとゆうことなのか?
その答えは、今度行ったときにわかるだろう。

担当エリア内のことではあるが、不特定多数のお客さんを選ぶことなく相手にするのは難しいことだなあ。
 

2005/05/12(木) 床屋の風景 ―鏡の中のぼく―
 
結婚式まであと10日・・・。

「そろそろ散髪しとこうか」ってことで、きょう夕方、行きつけの床屋さんに行ってきた。
ホントは次の日曜日に予約してあったけど、なんとなく休みの時間がもったいないような気がして、急きょ変更してもらったのだ。

そういえば、ぼくは自分の髪型について深く考えたことがない。
髪が短くて立つうちは、かなり爆発していて、伸びてきたら自然にカッパ頭になって・・・。
中学生の頃からそんな繰り返しだ。

極端に寝相が悪いぼくは、起きたときについている髪の寝グセも素晴らしい。
朝シャンしないと、とても人に見せられるようなザマじゃないんだ・・・これが。

まだ母ちゃんがいた頃には、母ちゃんがシャンプーしてくれて、乾かしてくれて、髪形を整えてくれていた。
「大きくなったのに手間がかかる子や」とか、「困ったちゃんやね」とか言いながら、それでもホントはうれしそうに・・・。

そんな・・・ちょ〜甘えん坊のぼくが、いよいよ10日後には結婚!
まだ信じられない。

 ◇ ◇ ◇ ◇

「よっ!いらっしゃい」
「こんにちは」
理容師さんに促され、ぼくは大きな鏡の前のイスに腰掛ける。

「いつも通りでエエんか?」
「あ、はい。でも、なるべくなら、いつもよりカッコよく見えるようにしてもらいたいです」
まあ、これがマジな希望ってやつだ。

「おお〜っ、さては・・・なにか特別なことがあるんやな?」
同じ中学の先輩(5歳上)でもあるこの理容師は、去年結婚したばかりのまだ新婚さんだ。

「先輩には言ってなかったんですけど・・・。22日、ぼくの結婚式なんですよ。だから・・・」
ぼくが照れながらそうゆうと、
「ホントか?!おめでとう!!なあ、ゆうやの嫁さん、かわいいの?今度来るとき、連れてこいよ」
先輩の声が弾んでいるから、きっと心から喜んでくれているのだろう。

隣の席でほかの人の髪をカットしていた先輩の奥さんも、鏡の中での会話に加わる。
「エーッ!ゆうやくん、結婚するの?おめでとお!でも、ありえないカンジ」
左斜め45度の角度から、ジッとぼくの顔を見つめる。
「どうしてですか?」
照れ屋のぼくに奥さんの視線は眩しくて、いきなり目をそらす。

「だって、ウチの目には、ゆうやくんが高校生ぐらいにしか見えんのよね〜」
もう25歳にもなるんだから高校生≠カゃなく、せめて学生≠ニ言ってくれたらなあ(…希望的要求?)
「またそれをゆう・・・。これでも立派な大人こども≠ナすよ!」
ぼくはアヒル口をとがらせ、ビミョーに不満な意思表示をする(…笑)
「あはは・・・。なにそれ?要するに、まだ子どものつもりなんやろ?」
先輩の奥さんがゆうことは、外れてなくもない。

「はい・・・まあ・・・。でも、大人と子どもの中間みたいな人種ですよ」
「ふ〜ん、そうゆう言い方もあるんやね・・・」
奥さんに正確な意味が伝わったかどうか、それは自信がないけど(…笑)

 ◇ ◇ ◇ ◇

先輩はぼくにカットクロスを掛け、両手にそれぞれハサミとクシを持って身構える。
昔はズッコケ珍走団、いまは茶髪メッシュでカリスマじゃない普通の理容師が、戦闘体制を整えたようだ。

「さあ、切るで!」
「はい」
「今回は責任重大やなあ」
「ゼッタイ男前にしてくださいよ〜っ」
「よっしゃ!俺に任せとけ!!」

で、安心して任せた結果がどうだったのか・・・。

鏡の中のぼくは、いつもより凛々しく見える。
爆風にさらされたような乱れ髪セットのせいか、キリッとなった眉毛のせいなのか。
外見の変化は、その大きな要因なのだろう。

けれども、きっとそれだけじゃない。

妻をめとる者の覚悟!決意!
そして、溢れるほどに勇敢な愛情!
それらがスクランブル交差点方式に行き交い、責任感とゆう雰囲気をかもし出しているんだ。

まあ、床屋での考察はこれぐらいにしておこう。

世界中の女の子から「なにそれ?」と言われても、たったひとりの女の子から「カッコいい」と言ってもらえたら、ぼくはそれでいいんだから。
 

2005/05/11(水) 平家伝説☆浪漫飛行4 〓山の思い出〓
 
軍艦岩が間近に見えるドライブインで食事を済ませたぼくらは、R33をさらに南へと進んだ。
いつしか軽トラは美川地区を過ぎ、高知県境に接する柳谷(やなだに)地区へ入る。

夢の銀幕で見た平家伝説に吸い寄せられるように、ぼくらは一路、吾川(あがわ)村へ。

それにしても、久万高原町はでっかい!
行けども行けども岩手県(…ん?)・・・ってなカンジで、でかすぎる!
2004年8月、上浮穴(かみうけな)郡の旧4町村(久万町・美川村・面河村・柳谷村)が合併して誕生した町だけのことはある(…さすがっ!)

ぼくは去年の1月から3月まで、宅急便の仕事で上浮穴郡内を隅々まで走り回った。
そのときに経験した出来事や、親切にしてくれた人たちのことを彼女に聞かせた。

 ◇ ◇ ◇ ◇

膝下まで積もった大雪の中、チェーンを巻いて走っていて、それでも軽トラの腹がつかえて動けなくなったとき、農家のジイちゃんがミニショベルカーを出してきて助けてくれた。

大雪が降り積もった月夜の晩、恐るおそる木立の中を走って山の頂に出たとき、あまりにも美しい一面の銀世界に心を奪われたぼくはクルマを降り、寒さを忘れてその場にジッと立ち尽くした。

軽四でも通れないケモノ道を重さ20キロのお米を担ぎ、500メートルもある坂道を歩いて届けたときには、オシッコ漏れそうで泣きたくなった。

そして、そこのバアちゃんから「ご苦労さん」と缶ジュースをもらったはいいが、すっかり飲み干してしまってから、缶の底がボロボロに錆びついていることに気づき、目の前が真っ白になった。

1万6千円ほどの代金引換の荷物を持っていったら、1万円札を2枚差し出して、「お釣りはボク(=坊や)にあげるけん、小遣いにしーや」と言い、見知らぬぼくにお年玉をくれた肝っ玉バアちゃんがいた。

ぼくが間違って配達した荷物を、わざわざ正しい受取人のところまで届けてくれたオジさんもいた。

庭先に見慣れない物体が何個も転がっていて、「なんだろう?」と思い近づいてみると、それがイノシシの頭だとわかり、思わず卒倒してしまいそうになった。

ずっと人を疑うことを知らなかったバアちゃんが「おれおれ詐欺」の被害に遭い、かわいそうなことに、バアちゃんはそれから人が信じられなくなってしまった。

まだ1年前のことなのに、こんなにも懐かしい。

山の人はみんないい人≠ホかりだった。

 ◇ ◇ ◇ ◇

仁淀川(によどがわ)にかかる美しいダム湖を右手に見ながら、しばらく上り坂を走り続けると、やっと県境を越え、高知県に入る。
そして、いきなりそこが吾川村!
ジイちゃんの故郷・・・今回のドライブの目的地だ。

ちなみに、さっき見た軍艦岩のところで、久万川と面河川が合流してできたのが仁淀川である。

ぼくは、人口湖の中でもひと際大きな大渡(おおど)ダムの湖畔にクルマを停める。
地図を開き、吾川村桜地区の場所を確認するためだ。
すぐ近くかと思ったら、まだ15キロ近くもありそう・・・。
この時点で、自宅からの走行距離は既に75キロ。
ぼくは軽トラの狭い空間に慣れているからいいけど、彼女はさぞ疲れたんじゃないかと、ふと気になったりもする。

「やっぱ遠いよなあ・・・。疲れたか?」
「ううん。ゆうやくんが話してる横顔見てるだけで嬉しくて・・・全然平気だよ」
「マジっすか?」
「マジっすよ!」
彼女がぼくの口ぐせをマネしやがる(…笑)
「じゃあ、行くか!」
「うんっ♪」

さあ、ぼくらを乗せた軽トラは再び走り始める。


≪続く≫

▼続きはココ
第5話◆桜坂
http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/rommel/?Y=2005&M=5&D=17

 ◇ ◇ ◇ ◇

【関連記事】

平家伝説☆浪漫飛行

第1話◆五色浜伝説
http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/rommel/?Y=2005&M=5&D=3
第2話◆桜伝説
http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/rommel/?Y=2005&M=5&D=4
第3話◆軍艦岩
http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/rommel/?Y=2005&M=5&D=10

 ◇ ◇ ◇ ◇

[イメージ画像]は
大渡(おおど)ダム!
ケータイ横向きで・・・
▼さーさークリック▼

2005/05/10(火) 平家伝説☆浪漫飛行3 〓軍艦岩〓
 
それは奇しくも憲法記念日・・・5月3日のことだった。
昼過ぎから、ぼくと彼女は平家落人村のひとつと言われる高知県吾川村へと向かった。

憲法とは思いっきり関係ねーや!(…笑)

どうゆうことでこうなったのか、わからない人はコチラを先に読んでやってくださいねっ!

第1話◆五色浜伝説
http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/rommel/?Y=2005&M=5&D=3
第2話◆桜伝説
http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/rommel/?Y=2005&M=5&D=4

 ◇ ◇ ◇ ◇

まず、ぼくらは松山と高知を結ぶR33に乗り、ひたすら南下。
南下とゆうと下り坂みたいに感じるけど、とんでもない!
渋滞の松山市を走り抜け、ホッとしていると、すぐにR33最大の難所「三坂峠」が立ちはだかる。
この峠を登りきるまでは、アクセルをいっぱいに踏み込まないと、絶対に登れない急な坂道が10キロ近くも続く。
しかも、相当ひねくれた急コーナーの連続で、ギヤチェンジがちょ〜忙しい。
少し油断していると、後続のクルマに思いっきり露骨に煽られる。

ああ、これがライト★フォー★ドライバー(…日本語で書くと軽四運転手!)の悲しさ。
だけど、自動車税、自動車重量税が安い身分なのだから、まあ仕方ない。
自らにそう言い聞かせ、ここはひたすらガマンなのだ。

ぼくらを目的地にまでエスコートしてくれるのは、普段仕事で使っている軽トラ。
彼女のワゴンRにしようかな・・・と迷ったけど、運転するぼくが乗り慣れているし、坂道にはパワーが必要!
で、我ながら正解なことに、軽トラを選んだのだ。

この日のBGMはもちろん・・・春のドライブに最適なSPITZ♪
軽快でさわやかなリズムが、どこまでも青い空と澄みわたる空気に溶け込み、結婚直前マンモス☆ハッピーなぼくらの胸に心地よく響き渡る。

三坂峠を越えて久万高原町に入ると、一転して長い下り坂になり、やがて緩やかなカーブが連続する平坦な道になる。
そうして、しばらく快適なドライブが続き、美川(みかわ)大橋にさしかかると、左手に巨大な岩を発見!

久万(くま)川と面河(おもご)川が出合う地点にそびえ立つこの石灰岩は、御三戸嶽(みみどだけ)と名付けられ、この辺の観光名所のひとつになっている。
また、その形が軍艦の艦首そのもので、通称「軍艦岩」とも呼ばれている。

「わっ、あれが軍艦岩だよ。あそこのドライブインで昼飯にすっか?」
「うんっ!」

時刻は2時少し前。
ぼくらは橋を渡ったところにある小さなドライブインで、遅めの昼食をとることにした。
彼女が注文したのはマニアックな「期間限定◇春の山菜そば」で、麺類が苦手なぼくは迷った挙げ句、外食の王道「カツ丼」を頼んだ。

「迷ったときはカツ丼にするのが一番」
口を尖らせ自分に言い聞かせるぼくを見て、彼女がクスッと笑った。


≪続く≫

▼続きはココ
第4話◆山の思い出
http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/rommel/?Y=2005&M=5&D=11

 ◇ ◇ ◇ ◇

[イメージ]画像は、
巨大軍艦岩!!
ケータイ横向きでね。
▼さーさークリック▼

2005/05/09(月) SPITZ『春の歌』めっちゃエエなあ♪
 
最近、配達のクルマの中で、いろんな曲を聴きあさっています。
ぼくが生まれてから現在に至るまでの25年間に発売された曲の中で、いちばん好きな曲はどれか?
そんな名誉な曲を決めるためです。
まあ、精神的にヒマってことですかねえ(…笑)
仕事は忙しいし、いまは特に私生活も忙しい部類だけど、精神的に・・・。

とりあえず「25年間ベスト10」の記事を、結婚式の日までに発表しようと思ってるから、どうぞお楽しみに。
でも、思ってるだけで実現できない場合も多いから、そのときは晴れて結婚してからってことでご勘弁ください。

さて、ぼくがいまハマってる曲はSPITZの『春の歌』です。
今日一日で80回近くも聴きました。
我ながら、なんと見上げた根性なのでしょう。
曲に飽きはしませんでしたが、自らの一途さにほとほと呆れました。

SPITZの曲では『ロビンソン』『空も飛べるはず』『チェリー』などが200万枚級のメガヒットとして有名で、当然ぼくも大好きです。
で、『春の歌』がそれほどの大ヒットをするかとゆうと、答えはノーです。
オリコン登場2週目で早くもベストテンから外れてしまった(…残念っ!)
アルバム『スーベニア』からのシングル☆カットとゆうハンディもあるけど、それにしてもファンとしては寂しい限り。

しかし、売れたからいい曲、1位を獲得したから名曲とは限りません。
世間では大ヒットにならずとも、それぞれの人の心のベストテン第1位≠チて曲もあるはずです。

ぼくにとって『春の歌』は、まさにそんな曲です。
ふわふわポップなSPITZとしては、かなり頑丈な曲(?)で、『渚』タイプの曲かなと感じてます。
が、曲が持つスケール感は『春の歌』のほうがはるかに大きくて、とても比較になりません。

ぼくはいま、つらいことのほうが多かった人生の第1幕を終え、夢と希望としあわせに満ちた第2幕を開けようとしています。
そんな時期だからこそ、スィート☆センチメンタルだけど、フシギ☆ポジティブな歌詞に共感してしまうのかも知れません。

では、1番の歌詞をどーぞ!

 ◇ ◇ ◇ ◇

重い足でぬかるむ道を来た♪
トゲのある薮をかき分けて来た♪
食べられそうな全てを食べた♪

長いトンネルをくぐり抜けたとき♪
見慣れない色に包まれていった♪
実はまだ始まったとこだった♪

「どうでもいい」とか♪
そんな言葉で汚れた♪
心いま放て!

春の歌♪
愛と希望より前に響く♪
聞こえるか?
遠い空に映るキミにも♪

≪SPITZ春の歌≠謔閨

 ◇ ◇ ◇ ◇

いまから10年後、ぼくはどんな思いで『春の歌』を聴くのでしょうか?

結婚した当時に流行っていた曲だったなあ。
それとも・・・
あれから10年、ずっと励まし続けてくれた曲だよなあ。

たぶん間違いなく後者のほうになると思います。

さあ、みんなで『春の歌』を聴きましょう♪
きっと優しい気持ちになれるし、静かな勇気がわいてくることだと思います。

ちなみに、SPITZの曲の中で、ぼくがいちばん好きなのは『空も飛べるはず』です。
立て続けに不幸に見舞われた15歳の終わり頃から25歳になった今まで、9年間ずっとぼくを励まし続けてくれた曲だからです。
 

2005/05/08(日) 童話を書いてみたぞっ♪
 
結婚式の日まで、あと2週間になった。
新居に入る用意もバッチリで、引っ越しの前準備も怠りない。

それなのに・・・
式のことを考えたらドキドキはするけど、自分が結婚するとゆう実感が全然わいてこない。
時間が解決してくれるのかなあ(…笑)

式が終わり、彼女と一緒に暮らし始めても、しばらくの間は夢見心地でいるような気がする。
ぼくとしては、その期間が長ければ長いほどいいような・・・。
できれば一生続いてほしいようなカンジ♪

ああ、結婚♪
なんてしあわせな響きなんだ。
ダンナ、亭主、夫、世帯主・・・。
彼女から「あなた!」なんて呼ばれたらどうしよう?
やっぱ「ゆうやくん」と今まで通りに呼んでもらおっ!
そのほうが甘えやすいような気がするから・・・。

またまたくっだらねーことを書いちまったなあ(…軽いノリのざんげ♪)


 ◇ ◇ ◇ ◇


今日はデートも用事もなく、パソコンの前に座ったり、眠たくなったら寝たり。
でも、5月3日に行ったジイちゃんの故郷について書いてみたりして、実に有意義な一日だった。
たっぷり時間をかけたから、良いお話が書けた(…マジ満足!)

しかも、ぼくとしては初めての童話風作品に仕上がったぞお!
これは絶対に読まなきゃ損だよ。
「桜伝説」のページには平家村の写真もあるからね♪


平家伝説☆浪漫飛行シリーズ

第1話(5/3付)
〓五色浜伝説〓
http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/rommel/?Y=2005&M=5&D=3

第2話(5/4付)
〓桜伝説〓
http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/rommel/?Y=2005&M=5&D=4
 

2005/05/07(土) 母の日に♪感謝の気持ち♪ありがとう
 
タイトルはデパートのギフト売り場のキャッチ☆コピーなんかやあらへんで!

たまには気取らず、方言まる出し&ひとり言形式の日記を書いてみよっかなー。
まあ、いつも気取っとるワケやないけどね〜。
では、前口上は短めに(…笑)

 ◇ ◇ ◇ ◇

ゆうべは宅急便のバイトをしとる間じゅう大雨やった。
重箱の隅をつついたような大雨?・・・ちがう!
蜂の巣をつついたような大雨?・・・ちがうって!
泣きっ面にションベン・・・まあ、そんなカンジ♪

ぼくらは外で仕事をしよる関係上、かなりズブ濡れになっても平気なんや。
けど、ゆうべはとにかく、宅急便のクルマから降りようとするとき、何回も「こらアカンわ」と思た。
なんでかゆうたら、ゆうべの荷物は平均めっちゃ大きいし、ゼッタイ両手で持たなイカン。
縦長のキレイなダンボールに入っとって重量は軽いけん、簡単に小脇に抱えられるけど、横にしたりしたらゼッタイにダメな商品なんや。
そんで、傘を差すことがでけへん。

でけるもんなら、明日にしてほしいっ(…これ切なる願い♪)
けど、お客さんは待っとる!
ぼくが荷物を届けるのを楽しみに待っとる!
こんな日に限って、魔の指定日配達ばっか(…トホホのヘ!)

さて、お客さんがなにを待っとったか・・・みんなにわかる?

それはねー。
母の日ギフトの花≠竄ェな!花♪

 ◇ ◇ ◇ ◇

東京の大学に通わしたばっかりに、そのまま東京の会社に就職したのはええけど、なんと最初の赴任地が工場のある福島の中通りよりまだ西やったとゆう息子。

母ちゃん、初めての冬やけん、ぼく慣れてないけん寒いわい。
でもな、数十センチも積もった雪を初めて見て、雪明りがなー、こんな明るいもんなんやと感動した。
と言って、写メールを何回も送ってきてくれた・・・純情可憐な息子。

4年間のうちに5回は蜃気楼を見るんやと言って、富山の大学に行かしたお陰で、そこで知り合った大阪の男の子を好きになり、今は西宮でダンナの実家のたこ焼き屋を手伝うとる娘。

何年も四国に帰ってこんけど、ゲンキでやっとんのかなあ?
タマには電話ぐらいしてこいや!
そう思とったら電話があって、どうも妊娠したらしい。
母ちゃん、もうすぐ生まれるさかいなー、子ども生まれたらすぐ祝い持って大阪まで来なアカンで・・・とズケズケゆうチャッカリ娘。

 ◇ ◇ ◇ ◇

遠く離ればなれになって暮らしとる息子、娘が年に一度、四国の母ちゃんに「ありがとう」の気持ちを贈る母の日。

母ちゃん、母の日の花を宅急便で送っといたけんな。
5月6日の金曜日夜の配達指定にしといたで。
荷物が混んどるらしいけど、夕方から晩9時までの間には届くと思う。

「そんなんせんでエエのに・・・」と言いながら、母ちゃんは一粒こぼれそうになった涙をエプロンの端で拭う。

 ◇ ◇ ◇ ◇

ぼくはゆうべ、母の日ギフト専門で配達をした。
ひと晩で40人以上の四国の母ちゃんに、全国から寄せられた「ありがとう」の気持ちを届けた。

母ちゃん全員の笑顔が輝いとった。
みんな、そらキレイやったで!
時間指定より1時間遅れたぐらいで(…ってか、ゴメンなさい♪)、さすがに怒るような人はおらんかったなあ。
子どもからの荷物が待ち遠しいけん、当然在宅率もチョー抜群!

日本語でいちばん美しい言葉・・・それは「ありがとう」なんや!
「ありがとう」の気持ちが、みんなをしあわせにする。
届けるぼくらまでしあわせな気持ちになれるんや。

大雨に打たれるし、マジしんどかった。
けど、こんなにまでしあわせな荷物を届けられる。
同級生からは「そんな仕事」とバカにされとるけど、宅急便ドライバーをやっとってよかったあ〜っ!

九州におるぼくの母ちゃんにも、8日には届く。
瀬戸内海を越えて、ぼくの「ありがとう」が届くんや。
ビックリして寿命が3日縮まったらイカンなあ。
いちおうメールでもしとこか(…笑)

そうや・・・これ書き忘れたら、質問責めにあうとこやったな。
彼女の母ちゃん(新聖母)には、直接手渡してあげるけんね。
心配せんでも、ちゃんと考えとるよ。

ぼく、誰に向かってゆうとんかなあ?
ちょこっと年上のオカンなお姉さま方、そして年下の妹くんたち・・・
兄ちゃん、そして弟くん・・・
赤頭巾ちゃん、金太郎くん、御用心には及ばんどおっ!!ってなカンジ♪
 

2005/05/06(金) 【占い】ハンドルネーム!・・・マジでサイコー♪
 
FC2Nの仲間、ノボッコくんが教えてくれたハンドルネーム占いのサイトで遊んでみたぞ!

〓ねた元〓
ハンドルネーム!
URL : http://hname.net/

ハンドルネーム占いだけじゃなくて・・・
「よいハンドルネームのつけ方」とか、参考になる情報も掲載してます。

「有名人の誕生日検索」がすばらしーっ!
マイナーな誕生日と思っていた2月9日だけど、出るわ出るわ・・・ドドンと86人も!!
その中にはぼくの師匠、夏目漱石先生(1867年生、当年138歳)が
なんといらっしゃるではありませんかっ!
113歳ちがいで惜しくも面識がないとは言え、
師匠と同じ誕生日だったとは、初めて知りました。
かなりうかつなうつけ者でした(…ヘソのゴマ分だけ切腹っ!首の皮一枚だけ斬首っ!)

大日本アヒル口連盟の大御所、鈴木亜美ちゃん(23歳)も同じ誕生日。
これは平成の常識と言われてます。
ぼく自身も人から宇宙時代の御大と言われるほどのアヒル口ですが、
2月9日生まれとゆうのは、ざっと見渡す限り、
この手の清楚かつシュール☆軍国主義的な御口の方がほとんどのようです!!

 ◇ ◇ ◇ ◇

では、占い結果いきます。

!貴方のハンドルネームの運勢は!

お似合いですよ、そのハンドル!
使い続ければ良い事がきっと訪れます。

ゆうや

恋愛運:A 健康運:A 成功運:C 金運:A
【中吉】・・・良しといたしやしょーか!

(大吉>中吉>小吉>吉>末吉>凶>大凶)

 ◇ ◇ ◇ ◇

>>役にたたない改名案<<

これがなんか面白い!

その1.モーニング娘。の様に。≠付けると。

ゆうや。

恋愛運:B 健康運:B 成功運:C 金運:C
【凶】・・・モー息子にはなれないみたい。


その2.ちょっと洒落た洋風に。
ペペロンチーノゆうや

恋愛運:A 健康運:B 成功運:C 金運:B
【吉】


その3.軍人系で呼んでみましょう。

ゆうや軍曹

恋愛運:A 健康運:C 成功運:C 金運:C
【凶】・・・元帥とか、せめて将軍と言ってほしいですなあ。

*ちなみに・・・

ゆうや@ロンメル将軍
ロンメル星でのぼくの本名ですが、これで占ってみると。

恋愛運:A 健康運:C 成功運:B 金運:B
【吉】・・・マジピンクにビミョー。
可もなく不可もない様です。それなりのハンドルですね。
・・・と失礼なこと言われちゃった!


その4.番号付けで呼んでみると・・・。

ゆうや3号

恋愛運:B 健康運:C 成功運:B 金運:B
【末吉】・・・くじら13号みたいです???


その5.崇高な名前を付けてみましょう。

聖者ゆうや

恋愛運:C 健康運:B 成功運:A 金運:A
【小吉】・・・天使とか教祖とかって付けてよ!


その6.なにか凄そうな名前を付けると・・・

凄腕ゆうや

恋愛運:C 健康運:C 成功運:C 金運:C
【大凶】・・・おっとっと。絶滅の危機ですねえ。


その7.親しみやすい呼び方を付けてみよう。

かわいいゆうや

恋愛運:C 健康運:A 成功運:A 金運:C
【吉】・・・お気に入りだけど?こうゆうHNに変えたら情熱の嵐的に支持されますかねえ?
たぶんヒンシュクの荒らしですよねえ。


その8.ちょっとディスカウントショップ風に。

ゆうや激安中

恋愛運:C 健康運:B 成功運:A 金運:A
【小吉】・・・激安もなにも売約済み≠ナ〜す。


その9.ちょと古風に・・・

ゆうや之助

恋愛運:C 健康運:A 成功運:B 金運:C
【末吉】・・・祐之輔とか祐乃慎とかのほうがいいなあ。


その10.”つのだ★ひろ”みたいに・・・

ゆうや★やす

恋愛運:B 健康運:C 成功運:C 金運:A
【末吉】・・・ゆうや★ぱっくんちょ!が食べてみたい???
ビター☆スウィート☆センチメンタルなお味で、おいしゅーございます♪


その11.思い切って、フェイスマークなんかどう?

ゆうや(-_-x)

恋愛運:C 健康運:B 成功運:C 金運:A
【末吉】・・・最近トレードマークにしてる、ゆうや(*^-^)エヘヘヘのほうがいいかなあ。


記事にするのに相当時間がかかったなあ(…疲!)


 ◇ ◇ ◇ ◇


明日からまた俗世間でお仕事です。
が、寝付けません・・・ただいま午前4時を軽く過ぎてます(…危険!)
しかし、せめて朝まで布団の中で冥想はするつもりです。
誰か、ぼくに勇敢な子守唄を・・・歌ってあげましょ♪

なんだかんだ能書き言っといて、おやすみなさい。
 

2005/05/05(木) 【大人こどもの日】も作っておくれよ♪
 
まずは、タイトルに意味はありません(…ゴメンなさい!)
20代の大人こども時代を満喫しているぼくとしては、堂々とそうゆう日があればいいなあ、と真剣に願っているだけのことです。

今朝はSPITZのアルバム「スーベニア」を聴きながら・・・。
ひっさびさ押入れに眠っていた武者人形≠飾ってみました(…何年ぶりでしょ?)

25年前ジイちゃんが大枚をハタいて買ってくれたとゆう、由緒正しき武者人形くん!!
ジッと見つめていると、せつなさに胸がキュッとなりそうです♪

ゼッタイに源義経です!徳川家康公じゃありません。
あと、戦国武将では真田雪村が大好きです。

それにしても、たぶん平家の末裔であるジイちゃんが、なぜ義経の人形を???

日本の皆さん、武者人形に武将名が書いてなかったら、
それは義経、幼き日の牛若丸なのですよ。
おそらくジイちゃんは、そのことを知らなかったと思われます。

まあ、源平合戦など800年以上も前のロマン。
ぼくらは良き時代に生まれ、平和を享受できる幸運にもっともっともっと・・・感謝しなければいけませんっ!

ジイちゃん!
22日の朝、目覚めるまではジイちゃんの孫でいさせてくださいっ!(…ん?)
お嫁さんを迎えるほうだから、こんなお願いをしないでもいいんだ。

でも、その日は、女の子の孫がひとり増えるぞお。
ぼくが独り占めできなくなるのか。
・・・やや複雑怪奇にハートせつなく。


 ◇ ◇ ◇ ◇


ではでは、大人子どもの日★スペシャル付録♪
本日の[イメージ]画像はゆうやくんのお部屋なのだっ!

同棲中はキレイだったのですが、現在はビミョーに荒れてます。

自慢ですが、布団はいつも敷きっぱですo(^-^)o

ケータイの画面じゃ見にくいか?
とりあえず、ケータイ画面を横にしてから見てねっ!

壁に貼ってあるポスターで、「水曜どうでしょう」のファンであることが、しっかりバレちゃいますねえ(^-^;v
フジテレビで買ったバボちゃん人形≠烽「ます。
彼女が狙っているから、結婚後に国際紛争の火薬庫にならなければよいのですが・・・。

あと、テレビとパソコンは反対側の壁際にあります(…念のため)

25回目の大人こどもの日は、だいたいこんなカンジですかねえ。

▼さーさークリック▼

2005/05/04(水) 平家伝説☆浪漫飛行2 〓桜伝説〓
 
平家伝説☆浪漫飛行2 〓桜伝説〓

『五色浜伝説』のお話の続きです。

まだ読んでない人は、
▼ココからどーぞ▼
http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/rommel/?Y=2005&M=5&D=3


 ◇ ◇ ◇ ◇


一方、一人の姫と一人の坊は、同じ家に引き取られていた。
子宝に恵まれなかった老夫婦に、まるで我が子のように可愛がられた。
だが、この夫婦は、しあわせが一時のものであり、いつかは源氏の追手が迫ってくることを予見していた。
そこで、五人の少女が海に身投げをするわずか5日前、家屋敷を引き払い、険しい四国山脈の秘境、現在の高知県吾川村へと移り住んで行ったのだった。

人里離れた山奥の小屋で、家族4人は山菜を摘み、イノシシを狩り、そんな自給自足の生活をしながら、平凡なしあわせに包まれて暮らした。
やがて、16歳になった坊と姫は恋を知り、老夫婦に自分たちが幼い頃からのいいなずけ≠ナあり、その約束通り結婚したいと申し出た。

これを聞いた老夫婦は、互いに手を取り合って喜んだ。
「将来この子らが結婚してくれたら、どんなにいいだろう」
口に出してゆうことはなかったが、二人はそう考えていたのだ。

何年か後、姫は玉のような男の子を産んだ。
どこまでも青い空、深い緑に囲まれた大自然の中。
男の子は両親と祖父母の愛情を一身に受け、心優しい子に育った。

家族のしあわせぶりは、狩りに訪れた猟師によって山裾の集落に伝えられ、何組かの家族が移り住み、小さな集落が形成されたとゆう。
ぼくのジイちゃんの故郷、高知県吾川郡吾川村桜の歴史は、こうして始まった。

この集落の存在は、明治維新の頃まで村外の者に知られることはほとんどなかった。
けれども・・・平家は滅びぬ!
四国の大秘境で、平家の人たちはひっそりと生きてきたのだ。


 ◇ ◇ ◇ ◇


ぼくと彼女は夢見ごこちのまま、27世紀型タイムマシーンデロリアンパンマン号≠降りた。

彼女がぼくに聞いてきた。
「あの坊やと姫の名前だけど、なんだったと思う?」
「ゆう坊とさや姫だったらいいのになあ」
ぼくは思ったままを口にした。
「じゃあ、さやかはゆうやくんと800年前にも結婚してるの?」
「うん。初めてさやかを見たとき、ずうっと前に会ったことがあるような・・・そんな気がしたんだ」
「うれしい!絶対そうだといいね」

こうしてぼくらは5月3日の文化の日、平家村を訪ねてみようとゆうことになった。


≪続く≫


▼続きはココ
第3話◆軍艦岩
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 ◇ ◇ ◇ ◇


[イメージ]画像は・・・
桜集落です!

ケータイは横向きで
▼さーさークリック▼

2005/05/03(火) 平家伝説☆浪漫飛行 〓五色浜伝説〓
 
最初にお断わりをしておきますが、この話は創作童話です!
いちおう歴史的背景に基づいて書いてはいるけど、多少デタラメ気味なので、その点はご理解くださいねっ♪
いつものように、エヘヘヘ・・・とゴマかそっ!
でも、どうかマジメに読んでやってください(…笑)


 ◇ ◇ ◇ ◇


愛媛県伊予市には「五色浜(ごしきはま)」と呼ばれる海岸がある。
そこには、普通の石ころに混じり、五色に染められた小石が無数に散りばめられている。
かわいい五色の石は、なぜこの浜にだけ現われたのだろうか?

うっすら白く霞みがかかった春の夢の銀幕で、ぼくは彼女と一緒にタイムマシーンに乗った。


 ◇ ◇ ◇ ◇


時は1184年2月。
平家は一の谷の合戦で、断崖絶壁を馬で駆け下りるとゆう、源氏の奇襲戦法の前に破れた。
神戸を追われた平家は、四国高松の屋島へと本拠を移し、捲土重来を期す。
しかし、源氏方へと大きく傾いた時代のすう勢を押し戻すまでには至らず。
翌1185年2月。
源平両軍が激闘の末、屋島での戦いにも敗れた平家は、壇ノ浦(山口県)へと逃げ延びることになる。

源氏にとっては、憎き平家一門を滅ぼす絶好の機会。
瀬戸内海での平家追撃戦は一層し烈を極めた。

平家軍の船団の中には、六人の幼い姫と一人の男の子を乗せた船があった。
双方入り乱れて戦ううち、姫たちを乗せた船は味方の船と衝突し、不運にも中破してしまう。
すぐにも船が沈む心配はなかったが、操舵することができなくなったのは大きな痛手だった。
見る見るうちに、平家の本体から引き離されてゆく。

源氏の追撃は容赦なく、これといって戦いの装備を備えていない姫たちの船も例外ではなかった。
船が漂流を始めた翌朝、1隻の源氏の軍船が近づいてきた。

「将来のある姫様、坊までも皆殺しに殺されてしまう!」
そう感じた老指揮官とわずかに生き残った3人の兵士は、機転を利かし、姫と坊を船倉にある大きな米びつに隠した。

「船がこのまま流されてゆけば、一昼夜のうちに伊予の国あたりに流れ着くはずです」
「ジイや、助かるかも知れぬのか?」
「このジイが必ずお助けしてみせます」
「本当なのか?」
「はい。それゆえ、船が陸地に乗り上げたことがわかるまで、ここから絶対に出てはいけませぬぞ」

7人の子どもたちは、無邪気にはしゃぎ回り喜んだ。
彼らは、源氏の追手がすぐそこまで来ていることなど知らない。
老指揮官が胸に秘めた決意など、そのときには知る由もなかった。

子どもたちの姿を脳裏に焼き付けた老指揮官は、傷ついた3人の兵士を引き連れ、平家一族の誇りを一身に背負い甲板に立つ。
「源氏の者ども、よく聴け!我こそは平春義!平家一門の心意気、とくとご覧あれ!」
名乗りを上げたジイは右手に日本刀の柄を持ち、刃を自らの首の後ろに当てる。
そして、左手には刃先をしっかりと握り、甲板にひざまずく。

「平家は滅びぬ!」
ジイは短い言葉を叫び、前のめりに勢いよく甲板に倒れこむ。
とたんに鮮血が噴き出し、ジイの首が甲板に転がった。

指揮官の壮烈な最期を見届けた兵士3名も、それぞれ刀で喉を掻き切り、心の臓を突き刺し、あるいは腹を深くえぐり、勇敢に最後を遂げた。
敵ながら彼らの潔さに敬服した源氏軍は、あえて船内の捜索をしなかった。
彼らの遺体を自分たちの船に運び入れ、帰路の際、小豆島に立ち寄り手厚く葬ったとゆう。
ジイらの命がけの自害が功を奏し、姫と坊は助かったのだ。

子どもたちを乗せた船はジイの言葉どおり、翌日の夕刻、伊予市の海岸に漂着した。
みんなで励ましあいながら空腹に耐え、約束を守りきった子どもたちは、日が沈むのを待ち甲板に出た。
しかし、優しかったジイと兵士の姿がどこにもない!
彼らは事情が飲み込めなかったが、戦乱の世に育った彼らのことだ。
間もなくジイらが死んだことを悟り、涙が涸れるまで嘆き悲しんだ。

翌朝早く、地元の漁師が浜に乗り上げた船を発見した。
大きな軍船が流れ着いたとゆうことで、当初人々は恐れおののいた。
が、船に乗っているのがまだ幼い少年少女ばかりだとわかると、たちまち大勢の人が船のところにやってきて、子どもたちを助け出し、陸に上げた。
子どもたちは親切な人のもとへと引き取られ、ひっそりと・・・しあわせに暮らすことになる。


 ◇ ◇ ◇ ◇


だが、このしあわせが長く続くことはなかった。
その1年後、平家の姫と坊が伊予で生き延びているとゆう噂が源氏方にまで伝わると、付近一帯の捜索が開始された。
このことを察知した五人の少女は、1年前みんなが流れ着いた浜辺に集まった。

「わたしたちを匿っていることがバレたら、里親になってくれた人たちも一緒に殺されてしまうんじゃないかなあ・・・」
「親切な人たちに迷惑を掛けてはいけない」
「無理やり源氏の人のお嫁さんにされるのはイヤだ・・・」

少女らは世をはかなんだ。
生きてゆくことに絶望し、平家の姫として生まれてきた運命を悲しんだ。
そして、みんなで手を取り合い、夕陽で金色に染まる海へ身を投げたのだった。


 ◇ ◇ ◇ ◇


その後、5人の姫の魂はかわいらしい五色の小石と化し、この浜辺に現われた。
「どうか姫様たちが生き返ってくださいますように」
地元の人々は五色の小石を胸に抱き、海に向かって毎夕祈りを捧げた。

すると!
ある日、水平線の彼方からまばゆい光に包まれて、五人の姫がよみがえってきたとゆう。
普通の子として生まれ変わった姫たちは、地元の人々に優しく見守られながら、ささやかでしあわせな人生を送ったそうだ。

「この浜に来て五色の石を集め、願いごとをすれば叶えられる」
そうゆう言い伝えが現在もなお伝承されている。
これが【五色浜伝説】なのだ。


≪続く≫


▼続き▼
桜伝説♪
http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/rommel/?Y=2005&M=5&D=4
 

2005/05/02(月) パンツがないっ!!
 
今日は高貴に好奇なパンツのお話(…笑)
パンツと言えば、もちろん他人に見られたら恥ずい。
そんな下着くん(…ちゃんの場合はなし?)の話。
ぼくはズボンのことをパンツとは、間違っても言えないシャイな田舎ボーイなのだ。

さてと、本題。

彼女の家でお風呂に入るとき、ぼくは汚れたパンツをそのまま脱衣かごに置いて帰る。
放置しておけば、彼女または彼女の母ちゃんがキレイに洗濯してくれるからだ。
そして、前回オジャマ時に置いて帰った洗濯済みパンツを穿くことになる。
しかし、彼女も母ちゃんも仕事をしているし、天気が悪い日だってあるから、連続でオジャマしたときには洗濯済みでない場合もある。

ゆえに、予備のパンツを最低1枚、彼女の部屋に置いておかねばならぬ・・・とゆうことになる。

さらに、ぼくは自分の部屋であまり(…ほとんど)洗濯をしなくなった。
いつも持ち歩いているディーバッグの中に汚れ物を入れておいて、彼女の家に行ったときに「お願いっ!」と渡すようになってしまった。
シャイなはずの少年が、いつの間にか、ずいぶん横着になったもんだ(…笑)
身も心も彼女にすっかり甘えきり、ぼくは堕落した(…ざんげ!)

やがて、ぼくのパンツは彼女の部屋で、どんどん増えていった。

そして・・・
今夜、自分の部屋でお風呂に入り、しばらくスッポンポンのまんま扇風機の前で涼んだあと、「そろそろ穿くか」と衣装ケースの中を覗いた。

あれれ?
パンツがないい〜〜っ!
1枚もないっ!

しかたない・・・ミジメだけど、さっき脱ぎ捨てたパンツを穿くしかない。

ぼくはこの緊急事態に際し、とっさに「またやられちまった」と思った。
哀しい過去を思い出したからだ。

 ◇ ◇ ◇ ◇

それは去年の秋のこと。

同棲を始めてから迎えた最初の日曜日。
彼女が一週間分たまった洗濯物を洗い、ベランダに干してくれた。
その翌日、彼女が洗濯物を取りこもうとしたら、パンツが全部なくなっていた。
彼女のパンツは1枚も盗られてないのに、ぼくのだけが!(…なんで?なんで?なんでだあ〜っ???)

しかも、さらにショッキングなことが・・・。
ベランダに置いてある洗濯機の中に入れてあった、要するに汚れたまんまのやつも無くなっていた!

ぼくの部屋はこの辺じゃ超高層マンション最上階、エレベーター横の部屋なので、ベランダが切れ目に当たっている。
屋上へ出られる鉄製の避難梯子が取り付けられていて、屋上への出口のフタには鍵なんかは付いてない。
誰でもその気さえあれば、少しドキドキしながらぼくの部屋のベランダに忍び込めるってことだ!

すでに解決済みのことで、これ以上は書かないけど、こんな出来事があった。

 ◇ ◇ ◇ ◇

ぼくは彼女にメールを送った。
「またやられたあ(-_-#)」
「何を???」
「パンツがないんだよおおおっ!」
彼女に伝えたところでどうにもならないけど、とりあえず聞いてほしかった。

「男の子に人気なんだね〜(*^o^*)」
「ノーテンキなこと言ってんじゃねーよ!」
あ〜あ、相談するだけ無駄だったか・・・。

数分後、彼女からメールが届いた。
「こっちにいっぱいありますけどお(^-^;)」
「そうか。忘れてた。心配かけてゴメン(;^_^A)」

とゆうことで、一件落着!めでたし、めでたし。
 

2005/05/01(日) ひな祭りは終わらない
 
この日記を書き始めたのが去年の5月1日からなので、今日でちょうど1周年です!
1年を振り返ると、決して平穏無事ではなくて、しょぼいサイトとか、ガキっぽいとか、いろいろ批判もされました。
去年の8月から11月末頃までは掲示板を思いっきり荒らされ、やめてしまおうかと思い悩んだものです。
また、9月には喘息で入院したりもしました。

ところが!
その入院先の病院で、間もなくぼくのお嫁さんになる人と出会ったりして、人生とは案外面白いもんだなあと思っています。
それまでの9年間、自分としてはチョー恵まれない日々を送ったせいでしょうか。
たったひとりの平凡な女の子との出会いによって、ずっとホワイトグレーだった心の空が急に青色に変わったのには驚きました。
こんなに晴れ晴れとしたさわやかな気持ちになれるものか・・・と。

あっ、これ以上書くと、いつもののろ気話になるのでこの辺でストップです(…笑

そして!
今日いちばん書きたかったこと。
それは、読者の皆さん、あなたに・・・キミに・・・マジでマジでマジでお礼が言いたかったのです。
1年間応援してもらって、どうもありがとうございますっ♪
感謝の気持ちはいつも現在進行形です!

恋に仕事に忙しい中、みんなのお陰でなんとか日記を書き続けることができました。
もう一度、ぼくらしく・・・あんがとさんですっ♪

 ◇ ◇ ◇ ◇

ところで、彼女の部屋にいつまでも飾られている雛人形。
ずっと前から気になっていたのですが、今日彼女にその理由を聞いてみました。

「この雛人形だけどさー、もう5月が来たってのに、どうしてしまわないの?」
「お母さんがねー、さやかをお嫁に送り出してからしまうってゆうの」
「・・・・・・」

ぼくは言葉に詰まってしまった。
彼女の母ちゃんは、せめて嫁入りの日まで自分の子ども≠ナいてほしいのでしょう。
雛人形をずっと片付けることができないでいるのは、その気持ちの表われなのだと思います。

若くして父ちゃんに先立たれ、女手ひとつで娘を育ててきた母ちゃん。
苦労しながら娘を高校へやり、看護専門学校を卒業したと思ったら、すぐその年(去年)にぼくと出会い、あっとゆう間に翌年(今年)お嫁に出すことになりました。

とゆうことは、母ちゃんの気が休まったのは、たった1年。
その1年も、娘にぼくみたいな頼りない恋人ができたりして、ハラハラ☆ドキドキの日々だったことでしょう。

それを思うと、なんか母ちゃんに申し訳ない気持ちでいっぱいになります。

だけど・・・
母ちゃん、ぼくのことは男の子がひとり増えたと思ってくれたらいいのですよ。
さやかをお嫁に出すのは確かだけど、その代わりに、息子がひとり増えるんだ・・・と。
そう思ってもらえるなら、ぼくにとってこんな嬉しいことはないんだから。
 


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