【青春交差点】
 
いつもどんなときも。ぼくはぼくらしく。
 
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2005年6月
前の月 次の月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
最新の絵日記ダイジェスト
2006/05/28 チョー重大なお知らせ
2006/05/27 しまなみ海道5 ―楠の神木―
2006/05/26 しまなみ海道4 ―台海岸―
2006/05/25 しまなみ海道3 ―しあわせの鐘―
2006/05/24 しまなみ海道2 ―多々羅大橋―

直接移動: 20065 4 3 2 1 月  200512 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200412 11 10 9 8 7 6 5 月 

2005/06/26(日) 逆転!勝訴ストリップ ―初めての夫婦ゲンカ―
 
ぼくとさやかの初めての夫婦ゲンカは、新婚旅行から帰ってきた翌日。
彼女に過去の日記を読まれてしまったことが、事件の発端だった。

■「舞姫」前編 ―なぜかミュージック♪アワーなのだっ!―
http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/rommel/?Y=2004&M=11&D=12

■「舞姫」後編 ―ジイちゃん、ぼくは汚れてしまいました―
http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/rommel/?Y=2004&M=11&D=13

読んだことがある人なら知っているだろう。
宅急便の仕事でストリップ劇場へ行ったときの話だ。


 ◇ ◇ ◇ ◇


「これマジ?日記に書くほどうれしかったん?」
彼女の追及が始まった。
「やばっ!いや、それはちょっと・・・・ちがうんや」
予想もしなかった出来事に、ぼくはしどろもどろになってしまった。
「ちゃんと答えて!うれしかったん?」
「そんなんじゃねーってば!仕事でしかたなく行っただけやけん、うれしいはずなんかないやろ」
「ホントに?」
「うん。そんなん当たり前やないか」
これで一件落着、許してもらえるものと思っていた。

が!
しばらくして、彼女が思い出したように聞いてきた。
「ねえ、この人の・・・・見たん?」
「まあそれは、目に入ったとゆうか・・・・そんなカンジ」
ホントは見てないと言えばよかったのかも知れないけど、女心が読めないぼくはかなり正直に答えてしまった。

「そんないやらしいことをゆうやくんが・・・・信じらんな〜い」
純情まっすぐな彼女にとっては、ぼくが他の女性の裸体を見たことがよほど悔しかったのだろう。
大粒の涙をポロポロこぼし、わんわん泣き出してしまった。
「ストリップを見るつもりで行ったわけじゃないんだよ・・・・でも、ゴメンね」
ぼくはそう言いながら彼女を抱きしめようとしたが、思いきり突き飛ばされた。
「不潔〜っ!!さわらんといて!」
そのあとはもう何を言っても許してもらえなかった。
さらに、その後ほとんど丸2日間、まともに話をしてもらえず、さわるなんてとんでもないことだった。

その間、彼女は他にも自分が知らない変なことを書いてないか気になり、入念に日記を読み進めたみたいだ。

そして3日目の朝、出勤前の仕度をしているとき、突然ぼくに話しかけてきた。
「ちょっといい?」
「なに?」
ぼくはドキッとした。
またやばい発見をされたのかと気が気じゃなかった。

「さやかのこと好き?」
「うんっ。大好き♪でも、なんでそんなこと聞くん?」
やれやれ・・・・。
そろそろ仲直りしたいってことか。
「ゆうやくんの日記読んで、さやかのことをちょ〜愛してくれてるのがわかった。それで聞いてみようかなって」
数十本にも及ぶのろけ日記≠ニさやか賛歌≠ちゃんと読んでくれたのだ。
「俺ってすごいやろ?びっくりしたか?」
「うん♪ちょ〜感激した。ゆうやくんのお嫁さんになれてよかった」
「俺も・・・・」
ぼくらは2日間の冷戦を思い出して笑いあった。

とゆうことで、やっと新婚気分に戻れた【逆転!勝訴ストリップ】?
裁判所の前にテレビ局のカメラを呼び、「勝訴」のハチマキをして踊りたい。
やっぱ・・・・必ず最後に愛は勝つ!!
そうゆうことなのだ。
 


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.