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2005/07/14(木)
結婚してからクセになったこと
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いま現在、ぼくがやっている仕事は朝から晩まで宅急便一本だ。 これは読者のみんなも知っているとおり。 改めて書くほどのことでもないけど、ここから先が大事。
ぼくは仕事中、滑り止め付きの手袋をしている。 イボ付き軍手より薄くて、ドライバー手袋(布製)よりは厚いやつで、柔らかいゴムの滑り止めが手のひらと指先までビッシリと付いている。 荷物を持ち上げるときや胸や腰に抱えて走るとき、素手で持つより摩擦抵抗が大きくて荷物の重量が軽く感じられるから、このほうが楽チンだ。
しかし、ずっと手袋をしたままかとゆうと、そうでもない。 実はひんぱんに外したりもする。 お客さんに代金引換とか運賃着払いの荷物を渡すときだ。
受け取ったお金を数えるときや、ウエストポーチからお釣りを出すときは、やっぱ素手に限る! 手袋をしたままだと、硬貨それぞれが持っているビミョーな感触≠ェ指先まで伝わってこない。 お札を数えるのにも不安を感じてしまう。
いろんな手袋を発明した人間の英知もすばらしいけど、その人間が生まれながらにして授かっている手とゆうものは、ホントによくできているなあ。
ぼくはそのよくできた手に愛の誓い・・・銀の結婚指輪をしている。 そして、気がつけば、左手の親指で左手薬指の付け根をさわっている!
気になってしかたがないんだよなあ、これが。 運転しているときも、お昼に弁当を食べているときも・・・。
もしかして、手袋を外すとき、いっしょに外れてしまったんじゃないか?と。 そんな簡単に抜けちまうはずはないってのに・・・。
体じゅうに染み付いた貧乏性のせいなのか? それとも、いちいち愛情を確認するためなのかなあ?
どっちなのか、自分ではよくわからないけど、これが結婚してからクセになったことだ。
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