|
2005/07/05(火)
時間旅行9 〓ルックバック☆青春の旅〓
|
|
|
ぼくにとって永遠不滅の青春映画「がんばっていきまっしょい」のロケ地(松山市西部)を散歩しながら、青春前期を回顧する・・・ルックバック☆青春の旅♪ 3月20日から書き始めたこの【時間旅行シリーズ】も、今回でいよいよ最終回。 なんと!足かけ5ヶ月のロングランだ。 「われながらホントによくやった」 期間だけを見て、ついつい自分で自分を誉めてあげたくなったりもしている・・・今日このごろ。
「なに言ってやがる。ブランクが長すぎるぞ!」 そんなヤジには耳を傾けないのだ。
とゆうことで、ビミョーに淋しげでもある最終回。
◇ ◇ ◇ ◇
ぼくは梅津寺(ばいしんじ)の駅前に立ち、中坊の頃の純粋な気持ちに戻ることができた。
時刻は午後6時。 時間旅行の散歩の終わりにあの景色≠写真に撮っておこう!
ちょうどそのとき、海は金色に輝いていた。 風もなく波ひとつなく・・・穏やかな春の海。 お見事とゆうしかない夕なぎ。
儚いからこそ美しい夢の海で、ヒロイン悦子の後輩たちがボートを漕いでいた。
観る人にノスタルジーとゲンキを与える映画「がんばっていきまっしょい」のシーン#5の景色がこれだっ! いまから28年前の1977年春。 高校入学を間近に控えた悦子は、これと同じ景色を見て、女子ボート部の設立を思い立った。 厳密にゆうと、これが映画の最初のシーンではない。 けれども、物語の起点はここから始まるのだ。
ガキの頃から何度も何度も見てきたこの景色。
いま・・・夕焼けのなか、お互い照れながらも手をつなぎ歩いているのはキミ。 この駅に隣接している公園は、キミと初めてデートらしいデートをした場所なのだ。 ふたりにとって記念の場所ではあるけど、ぼくの少年時代にはキミの想い出がひとつもない。 去年出会ったばかりなんだから、それは仕方がない。
しかし、時間旅行を終えたいま。 すべてはキミのためなんだっ! と、心から言える。
ヤンパパ&ヤンママ☆カップルが勢いで築いた砂の城に生まれたことも・・・ 喘息坊やとして生まれたことも・・・ 運命に翻弄されてグレかけながら、でも道を踏み外す勇気?がなかったことも・・・ かなりの優等生なのに、いつまでたっても大人社会についてゆけないことも・・・ ボロボロに引き裂かれた初恋だったけど、相手の女の子を最後まで愛しぬいたことも・・・
すべてはキミのため。
◇ ◇ ◇ ◇
気がつけば、ぼくはキミの手のなかにいる。
ぼくはキミと出会うために生まれてきた。 いまキミを愛するために過去を生きてきた。 そして、これから先はずっとキミを守るために生きてゆく。
ルックバック☆青春の旅は、キミが見せてくれた白昼夢だったんだね。
◇ ◇ ◇ ◇
きょうの午後10時からは、いよいよドラマ「がんばっていきまっしょい」がスタート! 現代版いきまっしょいガールズ&ボーイズ≠ェどんなふうに描かれてゆくか、楽しみやなあ。
≪完≫
↓第1話から読む!↓ ◆時間旅行1 ―がんばっていきまっしょい― http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/rommel/?Y=2005&M=3&D=20
◇ ◇ ◇ ◇
[イメージ]画像・・・ 金色の海 画面奥の5人組が松山東高女子ボート部と思われます! ケータイは横向きで♪ ↓さーさークリック↓
|
|
|
|