【青春交差点】
 
いつもどんなときも。ぼくはぼくらしく。
 
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2005/08/31(水) ドラマ「がんばっていきまっしょい」第八艇
 
今回は修学旅行先で起きた悦ネェの初恋物語がメイン。
そこにオノケンコーチが引退をかけて臨んだ、シングルスカル日本代表枠レースの話が同時進行してましたね。
しょいガールズがボートをこぐシーンはなかったけど、なかなか興味深いストーリーだったと思います。

校内随一の人気者、中田三郎に恋をしてしまった悦ネェ。
誰にも気づかれていないつもりだったが、ほかのメンバーはちゃんとお見通しだった。
それなのに、三郎への恋心を打ち明けようとしない悦ネェに、ダッコが鋭く迫る!
「同じボートこいどるんよ。隠しごとはなし!」
いちばん現代っ子のはずのダッコなのに、見事なまでの体育会系理論じゃねーか。

こんな説得で打ち明け話を始めてしまう悦ネェもチョー単純だな。
でも、悦ネェらしくてかわいいとこでもありますね。
「中田三郎とわたしじゃ、お寿司でいえば、イクラとカッパ巻きぐらい差があるもん」
この悦ネェのたとえがわかりづらくて、思わずイモッチに聞き返されてた(笑)
「イクラと・・・カッパ巻きぃ?」って。

続くヒメの発言も全然フォローになってない。
「ほんなことない!そんなに差ぁない。イクラとアナゴぐらいよ!」
さらに深い迷路に置き去りにされちまうじゃねーかよ!(笑)
「ほうよアナゴよ!わたしアナゴめっちゃ好き〜!」
スルーかと思われたマジメなリーまでが悪乗りしてたな。
かわいいから許すけど(…エコヒイキだ♪ウッヒッヒ)

しかし、結局はダッコのひと言に全機撃墜。
「そのたとえ・・・ようわからん」
ダッコのゆうとおり。
もっとほかになかったのか?
マグロとか、卵焼きとか、ホタテとか・・・(よけいわかりませんね!笑)


さて、今回は修学旅行で訪れた大阪で、三郎の昔の恋模様が白日の下にさらされました。
いまだ小百合にゾッコンの三郎の態度に、悦ネェは大きなショックを受ける。
見かねたダッコが先頭に立ち、悦ネェら仲間全員を引き連れ三郎のところへ・・・。
「中田三郎!聞かせてや。話の続き」
「誰なん?」
とまあ、こんな調子で責めまくった。
おいおい、いくらなんでもやりすぎだろが!
三郎も「え?なんで?」ってカンジでちょっとぐらい疑えよ!

で、三郎は魔女の条件カップルだったことをペラペラしゃべりだした。
はにかみ屋さんのガキでいてくださいよ。
学園のアイドルの名が廃るぞ!(笑)


さてさて、今回は少し記憶が飛びかけてるから、はしょっていきまっしょい♪
ありえねえシーンの数々について書いておこうと思います。

これはもう・・・リーが悦ネェを連れて小百合のアパートを訪れたシーンで決まり!
ふたりとも以前その辺に住んでたわけじゃなく、地図も持たず、途中で誰かに道を訊ねた形跡もなく。
それでいて、あんなにバッチリ到着って、ありえねーっ♪
宅急便のプロでさえ、初めて行く家は地図で確かめるんだから。
しかも、三郎が捨てた住所のメモをわざわざゴミ箱のなかから拾うとゆうリーの行動・・・ありえねぇ〜!!
思い込んだら怖いタイプかも知んねーな、リーちゃんって♪(笑)

悦ネェと三郎が再び小百合のアパートを訪れるって行動自体も、かなりマユツバもんですね。
三郎に小百合の真実の姿を見せて、安心させてやりたかったのか?
で・・・???
悦ネェの意図するところが、ぼくには全くわかりません。
大好きな三郎の笑顔がみたいから?
陰で自分ひとり泣いたとしても?
これって古いタイプの大和撫子なんですか?
ホントわかんねーな。
しかも、小百合デカすぎだし!(笑)

さらに、三郎は小百合と話をしたあと、悦ネェを誘って大阪の夜景を見ながら、こう言った。
「一番や。この学校入って、俺の中の一番はおまえに会えたことや。ありがと!」
プライベートを含めると、悦ネェが一番じゃないんですよね!
この場面、いたいけな少女にとってはかなり残酷だったな。


では、感動のシーンについても書いておきましょうかねー。

まず、三郎に失恋した悦ネェがプールサイドでウォウ★ウォウ★ウォウな場面。
いつものようにタイミングよくブーがやってきて、青いジャージを投げつける。
「これ海のにおいするね」
悦ネェはそう言いながら、ブーのジャージに顔をうずめ泣いた。
ブーはそっと立ち去るとき、一度悦ネェを振り返り、また静かに歩き始める・・・。
不器用なんだけど、ホント心の優しい男の子ですね!ブーは。

でも、最終日のグループ行動は散々でした。
「みんな行ったらゼッタイ喜ぶとこ見つけたからな。俺についてこい!」
珍しく張り切るブーについていったみんなが見たものは・・・なんともトホホな公園の池。
「ブー!!!」
みんなから責められ、タジタジになったブーのお決まりのセリフ(笑)
「ブーって言うなよ」
感動したわけじゃないけど、ブーの話題が出たついでにってことで・・・ご勘弁♪


とゆうことで、最後にマジで感動した場面!

オノケンが出場するシングルスカル日本代表枠選考レースの応援に行きたいけれど、とても心配で応援に行く気になれない仁美。
しかし、友子(悦ネェの母ちゃん)に励まされ、愛車ポルテで試合会場のダム湖へ・・・。
試合はすでに始まっていた。
抜きつ抜かれつのデッドヒートから、ビミョーにオノケンが遅れてゆく。
仁美はボートに並んで走りながら、精一杯でかい声で夫にエールを送る。
「がんばってーっ!いきまっしょいっ!」
「しょい!!」
妻の掛け声にオノケンが答える。
このシーンはチョー最高!!
涙する感動じゃなくて、鳥肌もんの感動ってのはこのことですね。
すんばらしー♪♪

そして、これがラストスパートの力となって接戦を制し、歓喜の表情で拳を天に突きあげるオノケン!
ここにきて夫婦仲もすっかりよろしいようで・・・めでたし、めでたし。

じゃあ、今回はこのへんで。


 ◇ ◇ ◇ ◇


【関連記事】
◆第七艇
http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/rommel/?Y=2005&M=8&D=25

 

2005/08/28(日) お知らせ
皆さん、ゲンキ♪ゲンキ♪してますか??
ぼくはとっても不健康な生活を送ってます。
バリしんどい仕事を引き受けたばっかりに、過労でほぼ死にかけてます(…笑)

あと何日か日記を休むと思いますが、ゆうやのことを忘れないでくださいねっ!

では、おやすみなさい(-.-)zzZ

 

2005/08/25(木) ドラマ「がんばっていきまっしょい」第七艇
 
第七艇もしょいガールズ≠ェ感動させてくれましたね。
今回は宿敵新海との対抗戦のシーンがクライマックス!
ブーに失恋してしまったリーをストーリーの中心に据えて進行したのは、ぼくらリーファンへの配慮でしょう(…勝手に決めつけるけど!笑)
あのまんまじゃ、治安の悪い国なら暴動が起きかねないもんね(…そこまでゆうか?)

冗談はさておき、揺れまくるリーに悦ネェら仲間はもちろんのこと、三郎や仁美、それにリーを振った憎たらしいブーまでが複雑に絡んできて、チョー楽しめました。

では、今回のクライマックス、対抗戦の試合開始直前のありえねぇ<Vーンをちょっと振り返ってみましょう!

強風に備えシートのネジを締めたいけど、肝心の工具が見つからず、焦りまくる悦ネェ。
イモッチがたまらず叫ぶ。
「もうレース始まってしまうよぉ。急いで!」
クルマに積んであるかも知れないと考えた悦ネェは、工具箱をひっくり返して探したけど見つからない。
そこへヒメとイモッチが心配してやってきた。
最初っから探すの手伝ってやればいいのにね(…プチイヤミです!)

「ダメや。見つからん。どうしよう・・・」
もしやレースの最中にネジが緩んだりしたら・・・。
しょいガールズの脳裏を絶望と不安がよぎる。

と、そのとき!
悦ネェの目の前にほしかった工具が差し出された。
まさに救世主!
ぼくらの天使リーちゃん!(いちおうぼくら≠チてことにしておこう♪…笑)

「部屋にな・・・予備の買っといて置いてあったの思い出して・・・もしかしたら思うて持ってきた」
「まだ間に合うやろか?」
「こんな中途半端したあとで、まだボート乗せてもらえるやろか?」
一気にたたみかけるリーの三段重ねのセリフ、非常に効果的でした。

しっかし、ありえねぇ〜〜っ!!
リーが置かれていた立場で、普通ここまで気配りできるか?
名誉挽回?捲土重来?乾坤(けんこん)の一滴?
うーん、リーだから許そう(…強引か?笑)

ここで仁美が登場。
「準備しなさい!お説教はあと。リー、早くリギングしい。あんたのボートやろ」
この瞬間、しょいガールズの笑顔が輝く。
両目ウインクで(ってゆうのかなぁ?)うなずきあう悦ネェとリーの表情が、すっげぇかわい〜〜〜っ!!!
ところで、「リギング」ってのは、オールを通している金具をセットすること??

さて、肝心のレース。
しょいガールズはスタートダッシュに失敗したものの諦めず、新海クルーを激しく追い上げた。
そして、ほぼ同着でゴールしたが、審判の判定は「新海!」だった。

マジでがっかりしたぼくは、ホント単純バカだよなあ(…笑)
スポーツの世界、引き分けの場合はチャンピオンの勝ちなんですよね!
ドラマの今後の展開としても、ここで勝ってしまってはいけないでしょ。
まあ、次のレースに期待です。

で、レース後のシーンにもチョー感動しました。

ヘトヘトになっている悦ネェのところへリーが近づいた。
「苦しいけどうれしい。つらいけど楽しい。途中ああもうダメやって思ったけど、でも、わたし今またみんなとこげてるんやて、そう思たら楽しくなって。そしたら、力でた」
悦ネェの胸にも思いがこみ上げる。
「私も途中苦しくて。頭まっ白になって心臓爆発しそうになったけど、こいどるとき目の端にオール見えたんよ。あっ、これリーのやって思って。わたし、またリーと一緒にこいどるんやて。それだけで・・・それだけで嬉しかった」
そして、号泣する悦ネェとリー。
ホントいい場面でしたね(…ぼくも恥ずいほど泣きました!エヘヘ)

「ありがとうな。戻ってきてくれて。ありがとう」
「悦ネェ、そんな泣かんでええよ」
しゃくり上げるふたりを見て、ダッコとヒメとイモッチも泣き始めた。
「みんなでまたこうやって泣けるの、うれしいな」
そう言いながら抱き合って泣きじゃくる5人を見て、仁美ももらい泣きでした。

てゆうか、仁美は完全に人格が変わったようです。
神社の鳥居のところで、しょいガールズに「コーチに戻ってください」と土下座されてからか?(…まいっか!笑)
冷酷だったのは、オノケンコーチと不仲だったからだな・・・たぶん(…断定!)

それにしても、仁美のナレーションがかっこいい!

そのあと、みんなでゆうてたのは、もし、リーが途中で抜けることなかったら、絶対に新海に勝ってたって。
届かなかった距離は、リーがいなかった分。
だから、負けた。
リーが抜けたから負けた。
その結果が全て。
紛れもない、あの子たちの全て。

さすが上手だね(…変わり身が早い?笑)

最後に、今回いちばん笑えたのは、ブーがオノケンコーチに恋愛相談する場面!
リーにコクられたことを友だちの話だと偽って相談したブーだったけど・・・。
「その友達なあ・・・好きなのか?その子のこと」
と、コーチに聞かれてしどろもどろでした。
「いやっ、たぶん・・・普通ってゆうか嫌いやない・・・。好きなんですけど、他のみんなと同じくらい・・・」
コーチがニヤッとしたところを見ると、すべてバレバレでしたね(…笑)

そんで、オノケンコーチから返ってきた答えがこれ。
「そやったら、好いてくれてありがとうゆう気持ちで優しすぎもせず、冷たすぎもせず。ほどほどの気持ちで接したらええ。言うときや、その友だちに」
これじゃ、ブーの心が晴れるわけないでしょ!
それと、ブーはカウンセラーの人選を根本的に間違えてる!
ちょっと前まで夫婦存続の危機だった人なのに!(笑)

でも、ブーのつぶやきはよかった。
「ほどほどって・・・難しいなあ」
純情なブーに拍手!!

じゃあ、今回はこんなところで。
まったねー♪


 ◇ ◇ ◇ ◇


【関連記事】
◆第六艇
http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/rommel/?Y=2005&M=8&D=18

 

2005/08/24(水) 前略かあちゃん ―母性の時計は止まらない―
 
【作詞 ゆうや】


前略かあちゃん

お元気してますか?
泣き虫ぼくは良い子です

最近ずっと喘息発作も休憩ちゅう
大丈夫!そんな心配ないから

ひとつ気がかりなのは・・・
彼女のかあちゃんが
ぼくらがつきあうことに突然難色なんです

ぼくが学校やめると町じゅうの噂
面白おかしく伝わって

ふたりは真剣だから
まあ、なんとかなるでしょ

じゃあね、また連絡するから待ってて♪



前略かあちゃん

誕生日おめでとう♪
全力ぼくは勤労少年

CDショップのバイトにもだいぶ慣れたし
プレゼントの赤いサイフ・・・気に入った?

でも危険な兆候
彼女の門限がバリヤバなんだ
夕方5時!デートもできやしない

ぼくが学校やめたと過去形のニュース
いい加減にしろ!って感じ

彼女が店に来てくれる
学校帰り手紙を持って

ほかの子にわき目もふらず・・・ぼく一途



前略かあちゃん

ぼくだけのかあちゃん♪
離れてたって親子だよね?

新聞配達のバイトも始めたよ
切れた定期じゃこわいから・・・やっぱり

学校も休まず行ってる
先生の声お経に聞こえる
急降下順位の傾向と対策だって

あのさ・・・男といるって聞いたけどホント?
ウソだよね?ちがうよね?

ぼくをひとりにしないで
身体ギリギリ気持ち限界

必ずぼくを迎えにくるって言ったじゃん!



前略かあちゃん

仲良くしてますか?
ぼくの知らないあの人と

父ちゃんに大事にされなかったぶんも
今度こそゼッタイ笑顔でいるんだよ

こちらゲキヤバ★マジブルー
彼女の父ちゃんに呼び出し食って
無理やり別れろと言われちまったよ

そうゆう家庭の子はダメだと殴られて
絶望たぶん消えたいかも

ぼくはちっともグレてない
もうこれ以上がんばれない・・・

チキショー!全部あんたのせいだからな!



前略かあちゃん

しあわせそうですね?
ぼくはトンデモ不しあわせ

ほかのみんながすっげー羨ましいです
なんでぼくだけ?チョー進学校なのに

勇敢に疲れました
ぼくはもっと強いはず!乗り越えるさ!
誓うほどにボロキレみたいなぼくがいる

将来のことなんていま思考停止ちゅう
どうでもいいよテキトーで

さっぱり人が信じられない
マジメに生きているのにね

苦しいからもう二度と電話しないで!



こんな時代もあったよなあ
ひとりで生きたほうがマシ
ゲキカラまんじゅうかじりすぎたよ

でも人間ひとりじゃ生きられないね
いろんな人に支えられ励まされ
母性の時計の祈りはやまず

ざんげのハートでこの詩うたうよ♪
振り向いて聴いてよ!かあちゃん
正直ゆうと会いたいです!!

かあちゃん・・・お願い
かあちゃん聞いてよ!
以心伝心きずな信じて



やったぞ♪かあちゃん

ひっさびさ☆かあちゃん!
満面の泣き笑いだね

旅立ちの日に来てくれて感謝です
涙くん乾杯・・・舞台は正夢??

あのときはゴメンなさい
なんてゆうか・・心のなかではずっと・・
晴れ姿おそろしいほど似合うでしょ?

人がいっぱい見てるから
頭なでなで恥ずいけど・・・
もっと♪もっと♪もっと♪

この子がぼくの天使なんだよ
全身全霊お嫁ちゃん

これからも見守っていてくださいね



いまぼくはしあわせです
愛し愛される心
尽きない魂に触れたから

ぼくにこの命を授けてくれた人
それはかあちゃん
ありがとう!ありがとう!
ほかの言葉は必要ないね

命の御礼にこの詩うたうよ♪
神話のミコトも踊りだす
でっかい声で・・・ありがとう!!



拝啓かあちゃん
PSかあちゃん
離れていても親子だよ♪



ハロー♪かあちゃん
ひとまずバイバイ
同じ空の下しあわせになろうね♪


 ◇ ◇ ◇ ◇


【解説】

少年が物心ついたときから、少年の両親はずっと不仲でした。
少年が15歳の秋、「必ず迎えにくるからね」と言い残し、母親は家を出てゆきます。
ほどなく父親も新しい恋人≠フもとへ。

少年は、父親とその恋人が住む家で生活を始めます。
しかし、少年は新しい母親に馴染めず、実の母親との思い出が残されているあばら家に戻ります。
「戻ってこい」とゆう父親の勧告を無視した少年は、父親に公共料金を払ってもらえなくなり、自立する決意をします。

バイト先を見つけ、ぼろアパートに引っ越し、一生懸命生きている少年。
ところが、中学時代からつきあっている彼女の両親が態度を変えはじめ、悲恋の末に幼い約束≠した彼女と引き裂かれてしまいます。
そして、実は母親にも新しい恋人≠ェいたことを知ります。

大人の都合で翻弄され、疲れ果ててゆく少年。
母と子の絆はどうなるのでしょう?
少年がたどり着いた先で見た光とは、一体なんだったのか・・・?

こんなふうなことを頭の片隅に入れて読んでいただくと、この詩の世界がわかりやすいと思います。

あと、ラップ調で読んでくださいねっ♪

 

2005/08/23(火) 「十三の冥府」大和朝廷に滅ぼされた幻の王国?
 
ずっと睡眠不足で、今夜はちょ〜眠いです。
体もあちこち痛いし。

まさか老化?
・・・んなワケないでしょ?
まだ少年なんだから!

でも、いくら若いといっても、先月からちょっと働きすぎですかねえ??

とゆうことで、最近ぼちぼちと内田康夫の「十三の冥府」を読んでます。
ホントにぼちぼちです。
寝る前に読もうとするけど、せいぜい数ページめくると寝てしまうから。
睡魔に変身して襲ってくるのは疲れです。
決して!読んでいて「つまんねー」ってことじゃないよ。
内田さんの作品は、推理小説として面白いのはもちろんだけど、普通の小説として読んでも十分に面白いのだ。

蛇足ながら、だいたいぼくは内田さんのファンで、単行本を20冊ぐらいは持ってるもんね。
全然自慢できる数じゃないけど(…笑)
それに古本屋さん、いつもあんがとさんです(…復笑♪)

さて、「十三の冥府」の舞台は、青森県の津軽地方。
近年脚光を浴びた「都賀留十三郡史」とゆうトンデモ古文書の跡を訪ね、名探偵浅見光彦が「まゆつば」と感じながらも奔走する。
まゆつばなトンデモ古文書「都賀留十三郡史」とは、どんな内容なのか・・・。
大和朝廷の成立以前、東北には津軽半島西海岸を中心とした一大勢力があった。
その祖先は長髄彦(ながすねひこ)、「記紀」では悪の権化として描かれているあの長髄彦≠ナある。
神武天皇の東征に故郷近畿を追われ、津軽にやってきた長髄彦は荒覇吐(あらはばき)王国を築き、大和朝廷と真っ向から対峙したとゆう。

ぼくらが教わった歴史には、全く登場してこなかった荒覇吐王国。
そんな王国が本州最北端に近い寒冷地に、はたして本当に存在していたのだろうか?
現在の青森県地方には、三内丸山遺跡に見られるように、縄文時代から高度な社会や文化が存在していたことは事実だ。
大和朝廷が全国統一を成し遂げた際、この地の先住民を征服あるいは追い出したのかも知れない。
もし仮に、荒覇吐王国の存在自体はでっちあげだったとしても、大和朝廷に抹殺された歴史もあったはずなのだ。
こうゆう発想に立てば、「都賀留十三郡史」を史実とする考え方があって当然だといえる。

歴史好き、特に古代史にロマンを感じる人にとっては、わくわくするような1冊になることでしょう。
大日本帝国時代と戦国時代が大好きなぼくでも、十分に楽しめつつあります。
(・・・メッタヤタラに関係ねえ〜♪しかも、現在進行形かよ?笑)

そういえば、内田さんの作品には歴史にまつわるものがたくさんあります。
「後鳥羽伝説殺人事件」とか「祟徳伝説殺人事件」とか、いまや伝説となった天皇の話もあるし、「箸墓幻想」では女王卑弥呼の邪馬台国論争を取り上げています。
また、「平家伝説殺人事件」とゆう作品もあったりして、全国の平家村出身者がどんなに喜んだことでしょう。
どうでもいいことですが、ぼくはこの「平家伝説…」に登場してくる美少女、佐和ちゃんのファンです。
この話だけにしか登場してこないのは残念だけど。
内田康夫ファンの間でも、浅見光彦のお嫁さん候補ナンバーワンといわれてます。

ドウデモついでに。
毎回モテモテながら急進純情派の浅見光彦が、チョーかっこいい!!
永遠の32歳(33歳説もある?)にして20代前半に見られるとゆうから、この人を置いてほかにかっこかわいい系≠フ教祖はいないような気がする。
架空の人物だけど。
礼儀正しく、知性にあふれ、人に対する思いやりもある。
是非こうゆう大人になりたいと思っています。
・・・とまあ、ぼくはけっこうミーハーなのですよ。

あっ!!
肝心の事件については、全く触れてないぞ!
推理小説の書評を書いたはずなのに、どうしよう?(…笑)

まいっか・・・。
そんなものは本を買って読めばわかることだから!
うーん、この一言には書評の存在とゆうものを根底から覆しそうな勢いがありますね。

それにしても、ぼくが手にしているこの本・・・
2004年1月25日初版第1冊だ。
買ってから1年半以上もそのままだったのか(…遺憾の意ですな!)
もっと早く読めばよかった。

一句詠んでおきましょうか。
睡魔きて♪好きな本より♪抱きまくら

お粗末・・・トホホ・・・


 ◇ ◇ ◇ ◇


[イメージ]画像
十三の冥府の表紙♪
↓さーさークリック↓

2005/08/22(月) 100点満点の詩
 
こんにちわ♪さまよえる蒼きちわわちゃん♪
こんにちわを逆さにゆうと・・・なんと!
わにち○こ???

知ってましたか?
ぼくにはとても書けませんね(*^-^*)エヘヘヘ

きのう夏の高校野球も終わりました。
南北海道代表の駒大苫小牧高校が昨年に続き連覇!
57年ぶりの快挙達成だそうで、これはもう日本じゅうが素直に祝福ですね。
この春、ぼくが北海道を訪れた際、同校を訪れ叱咤激励した甲斐がありました(…謎メク笑♪)

さて、自信を失い落ちこんでいる人、このところ夏バテで疲れている人。
恋に悩んでいる人、将来に不安を感じている人、この夏悔しい思いをした人。
みんなまとめて励まそうと思い、詩を書いてみました。
すでに元気な人は、さらにゲンキ♪ゲンキ♪になりましょう!!


 ◇ ◇ ◇ ◇


〓100点満点の詩〓

作詞:ゆうや


大地を踏みしめ歩んできた道を
悔いの言葉で振り返るのはやめよう

未来は「いま」の連続だから
この一瞬をやがてまぶしい
輝きに変えたい

汗と涙をふりしぼり越えてきた壁は
誰にも見えないキミだけの誇り
力いっぱい生きてきた証しなんだよ

だからもっと自分をほめてあげよう
いままでのキミは百点満点!
こんなにがんばってきたんだ
65点じゃ可哀想すぎる



激しい風に吹かれて動けない日々を
冷たい色で塗りつぶすのはやめよう

未来は「いま」の向こうにあるから
この一瞬の間に吸い込んで
笑い飛ばせばいい

傷まみれ震える足で駆けぬけた闇は
誰にも言えないキミだけの悲しみ
前向きに生きてゆく勇気に変わる

だからいつも自分の味方でいよう
これからもキミは百点満点!
がんばれる強さがあるから
90点じゃまだ足りないよ



人は優しさがすべて
つまずく仲間にそっと差しのべる友情も
永遠こそが理想として
愛する者へつらぬく純情も
人はすべて優しさなんだよ

だけど自分さえも愛せぬ者は
人を愛することなんてできない

だからこそ・・・
いつまでもキミは百点満点!
いまも明日も百点満点!


 ◇ ◇ ◇ ◇


これが10個めの詩です。
もっと格調高い詩を書くつもりだったけど、できあがって読み返すと・・・。
いつもと同じようなカンジでしたね。

めざせ100万枚♪これからもがんばります!
読む人の心を打つ言葉を綴れるようになりたいです。


[イメージ]画像は、
きれいな空と海の写真♪
とりあえずケータイは横向きでねっ!
↓クリック↓

2005/08/21(日) ゲンキ♪ゲンキ♪の語源は挨拶なのだ
 
ゆうやが最もよく使う言葉。
これはいちいち書くまでもないかな。
ゲンキ♪ゲンキ♪・・・当然これだよね!

音符マークじゃなく、びっくりマーク(感嘆符)を使って「ゲンキ!ゲンキ!」と書くときのほうが多いけど。
まあ、どっちでも元気な気持ちに変わりはないのだ。

では、ゆうやが「ゲンキ♪ゲンキ♪」と書くようになったのは、どんな理由からなんだろ?

街を歩いていると、チョー久しぶりに同級生と出くわしたりしますよね。
そんなときには、たいていこうゆう会話になります。

「あれ?ゆうやじゃん!元気い〜?」
「うんっ!ゲンキ♪ゲンキ♪」

こんなカンジで、ゆうやは「元気?」と聞かれると、必ず元気を2回繰り返して答えるクセがあります。

そこで、文章を書くときにも、弾むような元気さを伝えるためには、2回繰り返したほうがいいんじゃないか。
また、漢字よりもカタカナ表記のほうが不思議にポップにハジけた雰囲気が伝わって、ゆうやのキャライメージに合ってるぞ。
そんな気がしたわけです。

ゲンキ♪ゲンキ♪
ゲンキ!ゲンキ!

いい言葉だなあ。
もうねー、マジでマジでマジで気に入ってます。

みんなも友だちとメールするときとか、どんどん使ってやってくださいねっ!
口に出してゆうのは、さすがにちょっと気恥ずかしいと思うけど、メールならいいでしょ。

まんなかに顔文字を入れると、さらにかわいさアップです。
ゲンキ♪o(^-^)oゲンキ♪とか・・・。

じゃあ、よろぴくね♪
短いけど、きょうは以上です。

 

2005/08/20(土) 憶短歌式写真眼 ―ドラマ「しょい」ロケ地◇小さな駅の物語―
 
こんばんびい(^З^)

タイトルを見て、「しょい」ってなんだ?
そう思った人が少なからずいると思います。
答えは、現在放映中のフジテレビ系のドラマ「がんばっていきまっしょい」のことです。
これを縮めて「がんば」ではなく、「しょい」となるところが華麗に風流なのだ(…笑)

さてと、このドラマのロケ地のひとつ、伊予鉄道高浜線の終点「高浜駅」に行ってきました。
この駅の風景は全然目立たない使われ方をしているので、眼をさらっとではなく、皿のようにして観ていないと、残像としては残らない。
ぼくが大まかに数えたデータによると、信頼できる数字で、すでに4回ぐらいは登場しているはず。
もしかしたら、ぼくが撮った写真を見て「おおっ!あそこだ」と、逆アルツハイマー的に記憶アドレナリンを逆噴射させる人がいるかも知れませんね。
くれぐれも、ぶっ倒れたりしないように・・・。
液晶画面じゃない方、ご用心召されよ!

が!!
ドラマの視聴率は約12%しかありません。
とゆうことは、88%の人は「なあんだ」どころか、「関係ねーじゃん」ってことになります。
これはぼくたちニッカーにとっては、非常につらいところです。
ちなみに「ニッカー」とは「日記を書く人」とゆう意味の新語です。
ブログの場合はブロガーですが、日記なので「ニッカー」です。
正確には「ニッキャー」と発音すべきだけど、そうすると猫の発情期音頭みたいなイメージが拡散しすぎるので、ニッカーに決めたのだっ!

ガラにもなく熱く語ってしまってすいません。
鉄道関係の写真の話題なのに、脱線してはいけません。
で・す・よ・ね??(…笑いどころ♪)

さあ、そこで写真に付加価値を付けてお届けすることにします。
題して「憶短歌式写真眼」とでもしておきます。
今日のタイトルに使ったこれも新語(登録商標出願中?)です。
「憶短歌」とは記憶に残る短歌の意味で、ハイオクガソリン風味な響きが香ばしいです。
なんの特徴もない平凡な短歌ですが、歌人やまのうえのゆうや≠ェ詠むと「憶短歌」となります。
「写真眼」は視力2.0を誇るぼくの眼ですね。
マシンガンの親戚みたいな音読みが、早撃ちマックもどきなカッコよさを演出してくれてます。

さてと、そろそろ本題にいきまっしょい♪

高浜(たかはま)駅はドラマ「しょい」のなかで、ボート部の艇庫にいちばん近い駅として登場してきます。
悦ネェ、リー、ダッコ、イモッチ、ヒメはこの駅で電車を降り、ここから先は自転車に乗って艇庫へ行く。
そんな設定になっているようです。

 ◇ ◇ ◇ ◇

帰り道ふたつ並んだ影法師
つかず離れず淡い初恋


ストレートすぎて説明の必要がありません。
横に並んで歩いてはいるけれど、手をつなぐのは恥ずい・・・。
学校帰り、初々しいカップルに西日が射している光景が目に浮かびます。
ロケ地には田んぼのあぜ道がいいですね。

 ◇ ◇ ◇ ◇

風の朝恋の始発に飛び乗って
ふたりの旅がいま走り出す


JRのキャンペーンにでも使ってもらえそうな清涼感です(…?笑)
高校最後の夏休み、青春18きっぷで思い出づくりに出かけるカップル。
打算などカケラもない純粋な気持ちで「好き」と言い合える少年と少女。
思わず応援してあげたくなりますよね!

 ◇ ◇ ◇ ◇

待ち合わせ近所の人に見つけられ
思わず離す手と手そぞろに


最初の歌のカップルがちょっとだけ進展して、手をつなぎ駅舎を出ます。
ところが、運悪く近所のおばちゃんに見つかってしまう。
つないだ手をあわてて離すふたり・・・まさに手持ち無沙汰。
おばちゃんは微笑ましいカップルに優しく会釈し、見て見ぬフリをする。

 ◇ ◇ ◇ ◇

キミ乗せた列車見送り立つホーム
不意の涼風涙をさそう


楽しかったデートの日も終わり、日暮れが近づいてきました。
少女の家は門限が厳しくて、もう帰らなければいけません。
すぐにまた会えるとゆうのに、会えば別れがつらいふたり。
彼女を乗せ発車した電車をいつまでも見送る少年。
涼風が彼のほっぺをなで、夏の終わりを感じさせます。
流れ落ちた一筋の涙は、きっと愛する決意の涙なんでしょう。


 ◇ ◇ ◇ ◇


では、今宵はこれにて・・・。
みなさん純愛の夢を見ながら、おやすみなさい(-.-)zzZ

ケータイサイトをご覧の皆さんには、1枚の写真しかお見せできません。
ゴメンね〜。
[イメージ]は高浜駅の改札口です。
ケータイ画面は横向きで見てねっ♪
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2005/08/19(金) 大日本ガキ帝国って?
 
今日から何回かに分けて、ゆうやが普段よく使っている言葉の意味を説明してゆこうと思います。
「ゆうや辞書」みたいなものかな。
かなりお気楽ですが、長い説明書きが特徴の辞書です。

第1回めの今日は、由緒正しきその名も《大日本ガキ帝国》でいきまっしょい♪

大日本ガキ帝国ってなんだ・・・?意味わからん!
ゆうやの野郎、しょっちゅう書きやがってうざってえ!
などと思っている人が多いかも知れませんね(…笑)

プロフページの住所欄にも書いているし、日記本文に何度も登場してくる。
さて、本当の意味ってなんなんでしょうね〜?
だんだん、ゆうや自身もわからなくなりつつあります。
最近とくに。
こりゃあ、自分のためにも整理しておかねば・・・そんな気がしてます。

まず、この言葉の骨格?を成しているのは「大日本帝国」です。
そんなこと、見りゃわかるよね?
明治時代から1945(昭和20)年の敗戦の日まで、われらが祖国「日本国」が名乗っていた国号です。
日清戦争で当時「眠れる獅子」と恐れられていた清国を破り・・・。
日露戦争では世界最強の大国ロシアを下し・・・。
第1次世界大戦では戦勝国グループの片隅にいたおかげで、思わぬ大儲けをした・・・。
そんなカンジのすばしっこい国でした。
日本がいちばん日本らしかった時代、いちばんゲンキだった時代、それが大日本帝国なのだ!!

次に、大日本と帝国の間に挟まっている「ガキ」ってなんだ?ってことになります。
漢字で書くと餓鬼。
この意味については、わざわざ辞書など調べてみました。
それなりに大マジなところを見せつけておきたいからです(…笑)
【餓鬼―がき―】
@生前の悪行のために餓鬼道に落ち、いつも飢えと渇きに苦しむ亡者。
A《食物をがつがつ食うところから》子供を卑しんでゆう語。
  ―大辞泉より―

ご存知のように・・・といっても、知らねーか?
知ってるよね?
やっぱ・・・最近読者になってくれた人は知らないのか?(…残念っ♪)

まあいいけど(…笑)
今も昔もゆうやはかなり幼い系の顔をしていて、中学生になっても余裕シャクシャク小学生に見られました。
で、幼い系少年大好き少女らが、「かわいい」とか「ステキ」とかゆうわけです。
(…悪ノリだからマジで受け止めないでね!)
でも、それをやっかむ同級生の男どもが、陰でゆうやのことを「けっ!くそガキが・・・」とゆう。
逆に、ヤンキー大好き少女には軽蔑されたんだけどな・・・思いっきり。

さらに、ゆうやはそこそこ成績が良くて、中学時代3年間のテストでは現在のB’zやミスチルほどじゃないにしろ、何度か1位を獲ったりもしましたよ。
県知事(クラス委員長ともゆう?)とか、貴族院議員(誤植?生徒会役員?)の常連でもあったわけです。

そんなある日、同級生がレンタルビデオ屋で若き日の島田紳助が主演した映画「ガキ帝国」ってのを見つけてきた。
とんでもないヤンキー路線の内容はともかくとして、タイトルがゆうやにピッタリだとゆうことになった。
瀬戸二中(実在しない夢の学園だよ!)に帝国を築いている、とんでもないガキッ面野郎だってことで(…爆)

めちゃんこくだらんついでに、くだらねーこと書いてもいい?
長渕剛「しゃぼん玉」の一節。
泣きっ面にションベン♪引っかけられた夜♪ってのがある。
ここを少し変えて、「ガキッ面にションベン♪」とおちょくって歌われたものです。
で、マジメなゆうやは次のように考えた。
なんで、オネショしたことがバレたんだろ?
そういえば、母ちゃんがフトンを干すとき、地図を外に向けてるからか?って(…猛爆!)
・・・どうしよ?・・・。
【ウソ★PYON】だからね!!

あっ、イヤなことを思い出した。
何度も盗られました・・・ゆうやの洗濯物。
平屋の一軒家に住んでたし、母ちゃんも無防備だったし。
近所にショタコンがいたのかも知れないね(…今さらながら寒い!)

そんなこんなで、ゆうやは「ガキ帝国」といわれるようになり、今日にまで至ります(…さりげなく後略?)

これでわかったよね?
《大日本ガキ帝国》ってのは、《大日本帝国》と《ガキ帝国》が合体した世にもビミョーな帝国なのです。
その領土は、はっきりいって四国の一部です。
ゆうやが自転車で行動できる範囲、まあ北西四国の海岸沿いってところかな。
でも、ゆうやが生まれた四国山脈平家村も、かなりの飛び地として領土に組み込んでたりもします。
念のために書いておくけど、ゆうやは日本の国籍も保有しているから、行き来に支障をきたすことはありません。

せっかく最後まで我慢して読んでくれた方のために、たいして重大でもないヒミツを教えましょう。
実は・・・実は・・・。
ゆうやは大日本ガキ帝国の明太子(めんたいこ)殿下をやってます。
なんか、どことなく皇太子殿下と似てますね〜(笑)
じゃあ、ゆうやのお嫁さんは、いわゆる「お姫さま」ってことになりますね(…ああアホらし!笑)

以上♪
おもしろかった??

 

2005/08/18(木) ドラマ「がんばっていきまっしょい」第六艇
 
今回はちょっと焦りました・・・ギリギリ最後まで。
こりゃあ6話のなかで今回が一番つまんねーな。
そんな疑念が頭をよぎりかけ、終了間際、「まいっか」と次回予告に希望をつなごうとしたとき・・・。

おおおっ!!!!
ついにリー(利絵ちゃん)がやっちまったぜ。
ブー(浩之)にコクリ(…トホホ♪)
ありえねえ〜っ!
や、やめろーっっ!!
テレビ画面に向かって思わず叫びそうになっちまったじゃねーか(怒)

つらいことだが、ここに至る経緯をリー中心に書いてみよう。

悦ネェが貧血で倒れたあと、コーチの仁美はリーをキャプテン代理に指名した。
もともとしっかり者のリーのこと、めちゃんこ張り切りまくる。
過去の日誌を読み返し、自分たちに欠けていたものはなにか必死に模索したのだ。
そして、男子部のオノケンコーチに頼みこみ、日本代表メンバーの強化練習の見学を実現した。
女子部員たちの瞳に輝きが戻り、男子部員からは「篠村(悦ネェ)よりよっぽどキャプテンらしいなあ」と、リーを持ち上げる賛辞が寄せられた。
さらに、ブーからも「本物はすごい。ありがとうな」とねぎらいの言葉をかけられ、いざ舞い上がり、ガッツポーズで有頂天のリー。
か、かわいい〜っ!!
で☆す☆よ☆ねっ♪♪

その後いろいろありました(…要するに中略です)
お好み焼き屋の根本さんから「ローアウト精神」とゆう言葉を教えられ、その習得に向け、リーは過酷な道をゆこうとする。
しかし、無謀すぎる20q耐久練習にチャレンジしている最中、ダイエット中のイモッチ(真由美)の様子がおかしくなる。
リーは全く気づかなかったが、砂浜で見ていた悦ネェ(視力2.0だろうな…たぶん)はそれを見抜き、強引にストップさせる。
「戻ってえっ!オールメン・・・バック!」
胸まで水に浸かりながら、必死で叫ぶ悦ネェ。
ぼくとしてはここでかなりグッときて、小粒の涙がキラリ☆かな?

悦ネェに促されて、ようやく「しんどい」と漏らしたイモッチ。
思うようにダイエットできないイモッチは、実はずっとご飯を食べていなかったのだ。
「ありがとう。悦ネェ」
涙をぬぐうイモッチとそれを優しく見つめる悦ネェ。
ここもよかったっす(…うるうる)

リーは部員の気持ちが読めず、暴走しまくりだった自分に気づき、すっかり自信を喪失してしまった。
そして、艇庫の2階にある部室でひとり、人間失格?いやいや、キャプテン失格に悩む。
そんなリーをたまたま艇庫にいたブーが見つけて励ました。
「おまえ、ようやっとった」
ブーの優しい言葉にグラッときたリーは、胸の鼓動にまかせて思いをコクる。
「好きなんよ。関野くんのことが好き・・・」
しかし、ブーは虚ろな表情を浮かべたままうつむいてしまう・・・。

こらっ!ブー!
おまえ、なにやってんだよ(怒!)
もうちょっと優しくしてやれよ。
俺らまだ高校生やけん・・・?とかさー(笑)
待望の女っ気がせっかく集まったきたってのに、もったいねーじゃん。

こんなこと書くと、「ブーゆうな!」と怒鳴り返されそうだな(怖!)

それにつけても、悦ネェとブーの会話。
「ブー!」
「ブーゆうな」
毎回これか、せいぜいこれの三段活用ぐらい?
まあ、なんだかんだモメても、相変わらず仲がよろしいようで・・・(汗)

そういえば、あのシーンもよかったな。
倒れた悦ネェをブーがおんぶして走るシーン♪
でもこれ、いかに幼なじみ、ブーの片想い相手とはいえ、普通なら先生がするでしょ?
やりたくてもほぼ絶望的に実現しない企画ですよ。

あとは、三郎くん。
すっかりイメージ変わりましたね、彼は!
1〜2週間でマジメになったもんです。
見舞いに訪れた悦ネェの部屋でのセリフは泣かせますなあ。

責任あるけん。
俺みたいな帰宅部のプーが倒れるんならともかく、お前は倒れたらいかん。
ボート部の大黒柱じゃけん。
まぶしいなって思とった。
いつもおまえ、楽しそうにボート漕いで、いつもニコニコ。
あの顔がないんじゃ、ボート部困るやろ。
早よ体治してニコニコしてくれや(…美形な笑顔のつもりかよ!)

けっっ!!なんてことは言いません。
でも、これって完璧コクリでしょ?ねっ!
コロッといかない悦ネェはホント意志の強い子です。
やっぱ・・・絶対にブーのことが好きなんでしょう。

あ、忘れるとこだった。
冒頭でのいきなり空気が読めない悦ネェもかわいかった。
ほかの仲間は悪夢の予選敗退3連敗に打ちひしがれ、深刻にミーティングをしているとゆうのに、なぜか悦ネェだけは別行動?
のん気なことに、海に浮かんでいた豚のぬいぐるみを拾って帰り、いきなりこう言った。

豚神様、見てこれ!!
さっき海で拾ったんよ。
なんでわたしら勝てんのやろと歩いてたら、浮いとったんよ。
だからこれ、勝利の神様として置いとかん?
豚神様・・・。

これには一同、ねんでやねん♪♪モード全開でしたね。
これほど重症じゃないけど、空気が読めないぼくとしては、「明日は我が身かな」と胸が熱くなる出来事でありました(汗)

さてと、次回予告も深刻でした。
リーがボート部をやめてしまうらしい・・・。
でも、仁美の説得で戻ってきそうなことをほのめかす映像も流れて、なんとかひと安心ってとこかな。

なんか・・・今回は荒れ模様になっちまった(…苦笑いろっぽい?)
次回までには弱い精神面を鍛えなおし、ゆうやらしく落ち着いて書こうと思います!


 ◇ ◇ ◇ ◇


【関連記事】
◆第五艇
http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/rommel/?Y=2005&M=8&D=15

 

2005/08/17(水) 人の姿を見て、自分の心を磨きなさい!
 
よく「人は鏡」といわれます。
ぼくら人間は、自分の心を直接見ることはできません。
そこで、人様の姿を見ることによって、自分自身の心を知ることになります。
「こいつ、好かんヤツやなあ」と感じる態度や言葉で接してくる人やシカトしてくる人は、自分がまさにそうゆう心でその相手やほかの誰かに接していることを映し出した「鏡」だとゆうことです。
とゆうことは、自分の醜い心を指摘してくれる「反面教師」のようなものなのでしょうか。

日々多くの人と接していると、誰だって「はぁ・・・」と感じるときだってあります。
そんなときはとりあえず、タイトルの「人の姿を見て、自分の心を磨きなさい」とゆう言葉を思い起こします。
すると、多少は気が紛れたりもします。
あくまで、多少・・・ですよ。

たしかに、こんなふうに悟りきることができたら、素晴らしいことだと思います。
人生の小道で出会う人たちをすべて大切に思い、もし自分が映し出された鏡が曇っていたなら、拭き清めて自分自身を磨いてゆく。
できる限りそうゆう自分でありたいと願っています。
けれども、これがなかなか・・・。
思うようにはいかないものです。

この2年ほど不特定多数のお客さんを相手にする仕事をやってきて、痛切に感じています。
人間と人間とのふれあいは、常に「1対1」なんだなあと。
ぼくにとってお客さんは、多数のなかの1人です。
でも、お客さんにとってのぼくはたった1人≠ナす。
たとえば、10人中9人のお客さんに高く評価してもらっても、だからといって、残り1人にその評価が通用するかとゆうと、答えは「××」です。
相手から下される評価は多数決なんかじゃなくて、個別の判断による個別のものだから。
もちろん、人それぞれに基準も異なります。

人間関係ってホントに難しいですよね。
特にお金が絡んでくる職場内での人間関係とか、お客さんとの関係とか。
その職場で仕事をしている間は、逃げたくても逃げられないし・・・。
場合によっては、たった1軒のお客さんにソッポを向かれただけで、職場の仲間から「すべてダメなヤツ」とゆうレッテルを貼られたりもします。

ぼくは意思が弱くて、あるひとつの鏡が曇ってしまったとき、それが自分の至らなさだけによるものだと自覚することができません。
自分だけで全部背負い込めるほど、強くはないのです。
だから、鏡が曇ってゆく過程においては、交通事故の示談じゃないけど、割合はともかく双方に過失があるんじゃないかと考えてしまいます。
まして理不尽なことをゆう相手なら、「一方的に向こうが悪い」とさえ思えてきます。

あまり難しく考えないようにしていますが、たまにいやなことがあると、こんなつまらないことを考えてしまいます。
でも、無理をして「もっと強くなりたい」なんてことは思いません。
そんなことを考えると、もっと大きな重圧に耐えなければいけないから。

飾らない心で支えてくれる彼女や友だち、そして職場の仲間に感謝しながら、毎日を自分らしく笑顔で生きてゆきたいものですよね。
たとえ気に食わないヤツが1人や2人いたって、ひび割れた鏡は見ないでおく(…逃げの一手か?)
なんの解決にもならないけど(…笑)

まあ、そんなこんなで、「人の姿を見て、自分の心を磨きなさい!」とゆう教えの意味は頭ではわかるけど、心では納得することができないぼくです。

人と人とのつながりのなかで生きてゆくのは難しいなあ。
なんかほかに心の支えになる言葉はないのかなあ・・・。
そんな気がする今日このごろです。

華麗に人生訓など久しぶりに書いてみようかと思ったら、ビミョーなのが書けました。
よいよいじゃ♪(…笑)

 

2005/08/16(火) 青春☆交差点【歌詞】
 
でっかいリュックに詰め込んだ
思い出いっぱい背負い込んで

先が見えない霧のなか
信じた道を歩いてく

あの苦しみも絶望も
破り捨てたい悲しみも

連れてゆこうよつらいけど
いつか必ず力に変わる


未来の青春交差点
迷ったときはまっすぐゆこう!

東の谷なら易しいけれど
ぼくのゴールはそこじゃない

西の山なら緩やかだけど
目指す世界はそこにない

ただまっすぐにこのままに
それがぼくの生き方なんだ!

不器用なヤツ・・・笑われていい
それがぼくのポリシーだから



眠れぬ夜を越えたとき
いろんな迷いが走り出す

いくつの空を飛べたなら
ぼくらは大人になるのかな?

この喜びもしあわせも
忘れたくない痛みさえ

抱きしめようよいつまでも
誰かを守る強さに変わる


過去の青春迷い道
自分を失くしてひと休み

南の水は甘く酸っぱく
虚構の夢か消せぬ罪

北の夜風は惰性の響き
下弦の月もひび割れる

でもぼくらしくまっすぐに
偽りのない瞳のままで

誰がどんなに言おうとも
そう・・・ぼくはぼくであり続けたい!



いま青春の交差点
ホントの愛情知らぬまま

出会ったキミと右手をつなぎ
地の果てまでも虹までも

小さくうなずく泣き虫なキミ
守ってあげるよ心まで

ただまっすぐにまっすぐに
ぼくの命はキミしかないんだ

いまの気持ちをつらぬき通すよ
ぼくの勇気はキミなんだから



ふたりの軌跡どこまでも
すべてやさしい笑顔を乗せて

自分を盾に愛すべきもの
いつでもそれはキミだけなんだ

  

2005/08/15(月) ドラマ「がんばっていきまっしょい」第五艇
 
第五艇の見どころは3シーン!
ドラマの見方なんてのは人それぞれだと思うから、あくまでもゆうやくん的には・・・≠チてことですよ。
決して押し付けたりはしません(…笑)

とゆうことで、本題。

今回のストーリーは悦子と関野のバトルで幕を開けた。
で、ここがいきなりの見せ場!

先輩たちから悦子との仲をはやし立てられた浩之が、とっさに昔のケンカのことを口走った。
「ジャングルジムのてっぺんから突き飛ばしたんです。あいつのこと」
さあ、これを悦子が聞いてしまったもんだから、大騒ぎ!
ブチキレた悦子は、なんと浩之を突き飛ばして馬乗りになり、胸ぐらをつかんで啖呵を切った。
「あんたらのボートなんて、絶対に使わん!」

ぼくはこの場面で、かなり思いっきり笑ってしまった。
年頃だとゆうのに、あまりにもガキっぽい二人を見て、「バカバカしい。ありえねー」と思う人がいるかも知れないけど。
でも、良く言えば純真、悪く言えば幼稚な(…愛情を込めて!)生徒が多い学校であるのは事実なのだ。
大日本ガキ帝国の皇太子殿下として、敗戦記念日に喜んだりはしない(…意味わからん?)
ひるがえって、ぼくは当然のことながら、この点について支持を表明する(…笑)

さて、次は・・・。
毎回ほんわかと暖かい言葉を聞かせてくれる根本さん(お好み焼き屋さんの店主)が、今回もやってくれました♪

勝利の2文字だけにこだわり、トゲトゲしている男子部員たちに向かって優しくつぶやいた。
「勝つことだけがボートやないんやけどのぅ」
続けて、根本はお好み焼き【メルボルン】店内で盛り上がっているOB、OGを指さして言った。

見てみぃや。
たった3年やぞ。
何十年ある人生の中でたった3年。
約千日間、一緒におっただけのメンバーや。
でも、あんだけ話すことあるんじゃ。
初めて会うた日、オール揃えた日、負けて泣いてしもうた日、勝って大騒ぎした日・・・。
おまえらからしたら、いまは平凡な毎日かもわからんけど、それが過去になったら、輝いとるんじゃ。
宝箱みたいにな。
みんな今、あげて楽しんどる。
ボートゆうんは、こんな時間くれるんや。
ほんだけど、将来おまえらの代だけ、あんな風に集まれんかったら、寂しいな・・・寂しいぞ。

瀬戸内海の波のように穏やかで静かな根本の言葉だったけど、いきまっしょいボーイズ≠スちの心に強く響いたのだった。
この場面、マジでマジでよかった〜っ!!!
高校時代、こうゆう言葉を聞かせてくれる大人がいてほしかったなあ。
ぼくもそうだけど、みんなも宝箱みたいな青春の輝き・・・大事にしたいねっ♪

見どころの最後・・・。
これはもう、誰もがそうだと思うけど、新海女子高のヒール役、ちえみに対する浩之(関野ブー)の大演説!

いきまっしょいガールズ≠ヘ新海女子高のボートに酸素魚雷となって体当たりし、中破(…意味わかる?)させてしまった。
修理代を払えない悦子たちは、新海チームの僕(シモベ)となってコキ使われる。
だが、幸いなことにボート部OB衆がカンパをしてくれて、修理代が払えることになった。
代償を払うとゆうよりイジメに近いような状態から、やっと解放されるときが来たのだ。

しかし!悪魔の落とし子ちえみは、いつもどこまでも・・・甘くはなかった。
第一高チームを散々バカにした挙げ句、頭を下げろと迫ったのだ。
ボートをぶつけたのは悦子たち。
悔しいけれど、謝らねばなるまい。
「代表して、謝ります。いろいろ、すみませんでした。本当に申し訳ありませんでした」
と言って、悦子が頭を下げようとした。

その時・・・。
「もうええ、やめろ!」
疾風のごとく浩之が現われ、ざんげの行為を制止した。

お前らふざけんなよ。
みんなあるんじゃ、やる意味はちゃんと。
オール持つ意味、漕がなならん理由・・・みんな持っとんじゃ!
こいつらと違うて?自分らの方が上?
ふざけんな!!!
お前らに何がわかる?
こいつらの何知っとんじゃ!
なかったんやで、女子ボート部。
なくて、それでもやりたいって、メンバーひとりひとり集めて。
ひとりひとり集まって、それがどんだけボート好きゆうことかわかるか?
ホント下手やったんや、こいつら。
全然漕げんとひっくり返ってばっかで。
なのに、今はよう漕いどる。
信じられん。
本物じゃ。
こいつらがボート好きいう気持ちは、ホントにホントの本物じゃ。
重いんや、こいつらだって。
こいつらの漕ぐオールは、もうパンパンに重いんじゃ!

浩之の力のこもった言葉に、ちえみは一瞬たじろいだかに見えた・・・。
その隙に、大人しそうな男子部員たちも、傍らから援護射撃をする。

そうや。こいつら真剣ぞ。
あんだけ汚かった艇庫、よう綺麗にしてくれた。
練習だってこいつらなりによう頑張ってる。

そして、トドメを差したかに思えた浩之の言葉が続く。
「バカにしたら、許さん!許さんぞ!!」
浩之かっけえーっっ!
ゼッタイ役得やなあ。
伊予弁もほぼ完璧だった(…たまには男子アイドルも褒めておこう!)

しかし、ちえみはひるまなかった(…徹底的に強いのだ!)
「じゃあ、次の試合で私らに勝ってみせて」
なんとゆう悪女?性悪女?性格ブス?
ASS三重苦や!
実は、ぼくの親友である章二は、それでも?関めぐみちゃん(ちえみ役)のファンなのだ(…笑)
まあ、そんなことはどうでもいいか。

ここで浩之には、ぜひ一発ブチかましてほしかった。
「おう!ゼッタイ勝ったる!」
そして、後ろにいる悦子たちを振り返ってこうゆう。
「なあ、おまえら。負けるなよ!」
これが言えれば、もう完璧だった。

利絵ちゃんのハートもさらにバッチリ★ガッチリ?
すでにチャッカリつかんどるやん(…悲しい筋書き)
今回、その話題には触れないでおこう。

【結論】
なんだかんだ言って、毎回感動させてもらってるんだよねっ♪
あんがとさんです!


 ◇ ◇ ◇ ◇


〓関連記事〓
◆特別艇
http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/rommel/?Y=2005&M=8&D=3
 

2005/08/14(日) 続・4階のないマンション
 
非の打ちどころのない人間なんて、この世にはいない。
完璧そうに思える人だって、必ずどこかに欠点を持っているものなのだ。

蔵本健、27歳。
いま現在、同じ仕事場にいる先輩だ。
腰が低くて礼儀正しく、誰にでも明るい笑顔で接し、どんなにキツイ仕事でも弱音を吐かずやり通す。
当然お客さんの評判もよく、年下の者からも慕われている。
まだまだ短いぼくの人生だけど、現実社会で出会った人たちのなかでは『太陽にいちばん近い男』である。
太陽に近いからといって、ガングロに日焼けしているとゆう意味じゃない。
周囲に光と暖を与える存在だとゆう意味だ。
くどいようだが、いちおう説明しておくことにする(…笑)

しかし、蔵本先輩をライバル視する立場にいる者たちは、口をそろえて彼を批判する。
「軟弱なやつ」とか、「客にヘコヘコしすぎ」とか。
容姿の欠点を醜い言葉で指摘する者もいる。
蔵本先輩はそのことを知っているけど、自分の陰口を叩いている者にさえも明るく接してしまう・・・。
とにかく、お人好しなのだ。

そして先日、蔵本ダイキライ派を狂喜乱舞させる事件が起きた。
正確な仕事を誇る蔵本先輩が、まるで呪われたとしか思えないような事件。
それは、あの「4階のないマンション」で起きた。

以下、臨場感を発揮するために敬称略。


 ◇ ◇ ◇ ◇


その日の朝、古井マンション307号室にクール便で精肉が届いた。
配達コースを変わったばかりの蔵本にとって、初めて経験する古井マンションだった。
ぼくは一言だけアドバイスをした。
「あそこ4階がないけん、注意してくださいね」
「よっしゃ!わかった」

宅急便経験が長い蔵本のことだ。
いちいち心配することはないだろう。
それに配達先は3階だから、4階がなくても関係ないはず。
ぼくはそう思っていた。

午前9時すぎ、蔵本は古井マンションを訪れたが、そのときはあいにく受取人が不在だった。
午後9時近くになり、ようやく再配達依頼の電話がかかってきた。
体育会系の蔵本は体力に自信があるから、エレベーターなど使わず、階段を一気に駆け上る。
そして、307号室の前に立ち、インターホンを押した。
が、応答なし。
部屋は真っ暗で、ドアをノックしてみたが、なかに人がいる気配はなかった。

「さっき電話してきたばっかりやのに・・・。急用でもできたんかなあ」
諦めかけた蔵本は、ドアノブにビニール袋が掛けられていることに気づいた。
スーパーやコンビニで買い物をしたときにくれる白いビニール袋だ。
「そうか。これに荷物を入れといてくれとゆうことやな」
そう考えた蔵本は荷物を袋に入れ、「ここに置かせてもらいます」と書いたメモを残しておいた。

だが、このとき蔵本は重大なミスを2つ犯していた。
まず、玄関先放置は受取人または差出人の指示がない限り、絶対にやってはいけないとゆうこと。
しかも、クール便の生ものだから、言い訳のしようがない。
そして、もうひとつ。
再配達すべき部屋を間違えていたのだ!
勢いよく階段を駆け上った蔵本は、3階を通り越して4階にまで上っていたことに全く気づかなかった。
彼が肉を置いたのは、長らく空家になっている507号室だったのだ。

507号室は、このマンションが4階をなくすまでは407号室だった。
旧407号室、ここだけには部屋番号の表示がない。
誰も住まわせない・・・見捨てられた部屋。

そうだ!
世をはかなんだ住人が自殺したのは、実はこの部屋だったのだ!

悲劇の精肉は1時間後、307号室の受取人本人に発見された。
待てど暮らせど届かない荷物にシビレを切らした受取人は、間違った部屋に不在連絡票が差し込まれていないか、巡回したのだとゆう。
「祟りのある部屋に吊るされた肉なんか、いらんわい!」
すぐさま猛烈な抗議の電話が入ったことは、説明するまでもない。

誰もが認める善人の蔵本。
だが、これまで一度も蔵本と会ったことがない受取人には分からない。
近来稀に見る好青年だとゆうことなど、理解できるはずもない。
哀れ蔵本は天下の極悪人のように罵られ、すっかり落ち込んでしまった。

それにしても、謎が多い事件だ。
ミスター宅急便をして、階数を誤認させた階段。
空き部屋に掛けられていた白いナイロン袋。
蔵本はなにか見えない力に誘導されたのだろうか?

「なんでこんなバカなことやったんですか?」
ぼくは自分のことのように悔しくて、蔵本に質問をしてみた。
「なんでと聞かれても、思い込みでやったことやけんなあ。でもな、マジな話、そんときのことあんまし覚えてないんや」
これが、霊感の鈍そうな蔵本の答えだった。


 ◇ ◇ ◇ ◇


お客さんにはホントに申し訳ないと思うけど、こんなことぐらいで蔵本先輩の人間としての価値は揺るがない。
確かに仕事の面では、会社の信用を落としたかも知れないけど。
それでも、仕事ばっかりが人間じゃない!
ぼくは一人の人間として、蔵本先輩を尊敬している。


 ◇ ◇ ◇ ◇


【関連記事】

4階のないマンション ―前編―
http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/rommel/?Y=2005&M=8&D=7

4階のないマンション ―後編―
http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/rommel/?Y=2005&M=8&D=8
 

2005/08/13(土) 俳句甲子園・・・がんばるぞ♪
 
みんみん・・・じゃんじゃん・・・セミのやつらがうるさいのなんの!
配達先でインターホン押しても、家の人の返事が全然聴こえない。
耳をダンボにして、スピーカーにキモイほど近づけても、まったく聴こえない。

留守かと思って不在連絡票を書いていたら、後ろから急に声かけられてビックリ仰天したり・・・。
マンションだと、いきなりドアが開いて、ボールペンと用紙を落っことしたり・・・。
とにかく、あんまりカッコよくはない。

最近の日記はテーマが見つからず、ただ漫然と書いていることが多い。
これはもしかして・・・新婚ボケってか?

違うって!!

言っとくけどなー!
一体誰に対して言っとくんだろね?
たぶん下品なあいつら、仕事仲間だな。

新婚ボケって言われるほど、毎晩何発もやってねえんだよ!!
彼女だって仕事してるし、夜勤の日もあるんだから、毎晩一緒ってわけじゃねえの!
わかったか!!

そりゃ、せっかく結婚してることだし、できればあの・・・その・・・いつだってやりたいけど(…笑)

ってか、俺って純情派なんだから、こんなこと書かせるな!

あーあ、欲求不満がたまってるのかなあ?
少年少女の清らかな期待を裏切ってゴメンなさい(…反省してます♪)


さてと・・・(笑)
気を取り直して、きょうは俳句と短歌など載せておこうと思う。


 ◇ ◇ ◇ ◇


まず一句。

抱きしめて
  はかなき痛み
    セミしぐれ

耳をつんざくセミしぐれを浴びながら、キミをぎゅうっと抱きしめて、愛の痛みを感じたい!
とまあ、そんなカンジの俳句です。


 ◇ ◇ ◇ ◇


2区め。

セミしぐれ
  アイラブユーが
    聴こえない

分かりやすい句だから、説明の必要なし。


 ◇ ◇ ◇ ◇


3句めは格調高く!

生命(いのち)より
  明日よりキミと
    蜃気楼

キミと過ごす瞬間は、ぼくにとって何物にも替え難い大切なものだ。
この命より、明日とゆう未来よりも。
ぼくらはたとえどんなに望んでも、永遠を手にすることはできない。
さすれば、いまひと時のぼくらの姿を映し出す蜃気楼を見つめていたい。
いたい♪痛い♪痛いっ♪
このように感じるのである。


 ◇ ◇ ◇ ◇


4句めはやや物悲し系?

初盆の
  香りさやかに
    ゆりの花

逝ってしまった大切な人の初盆・・・人間の命なんてはかないものだ。
縁側から吹き抜けてくる風もどこか寂しげな色をしている。
その風がときおり運んでくれる、爽やかに清かな・・・まるでさやかちゃんのような?ゆりの香り。
ああ、その香りが、天に昇ったあなたの分までもがんばって生きようと励ましてくれるのでR。


 ◇ ◇ ◇ ◇


最後は短歌です。

愛しくて
  夢まどろみに
    名を呼べば
キミ微笑んで
  陽炎と燃ゆ

好きでたまらないのに、いつまでたってもキミは気づいてはくれない。
ある夜、キミが夢の舗道の向こう側に現われた。
声を限りに名を呼ぶと、いつもは素っ気ないキミが振り向き微笑んでくれた!
陽炎に立つキミのなんと美しいことか。
前よりもっともっと、キミのことが大好きになったよ!
まさに純情可憐、片想いの少年の恋ごころってとこかな。


 ◇ ◇ ◇ ◇


とゆうことで、松山が舞台の映画「恋は五七五」の世界をちょこっとだけお届けしました。
これにて俳句・短歌甲子園、無難に終了です。
 

2005/08/12(金) ソウルカラー占い
 
FC2Nのお友だちすずたん≠ェやっていて面白そう&当たってる!
そこで、ぼくもやってみました。

愛のおまじない【ソウルカラー占い】です。
日本語に訳すと「魂の色占い」だって!すっげえーっ♪

〓ねた元(PC)〓
http://www.walkerplus.com/uranai/soul-uranai/


 ◇ ◇ ◇ ◇


(1)あなたのシンキングカラーは『ターコイズ』です。

あなたの周囲に対する接し方は、基本的に親切で開放的です。
環境に対する適応力に優れており、その場の雰囲気を盛り上げるのが得意。
周囲からは活発で生き生きした印象を持たれているでしょう。
また、他人を圧倒したり、でしゃばることがあまりないので、あなたのそばにいるとなごめると感じる人も多いはず。
いつも無邪気に楽しんでいる態度で、平凡さよりも面白さを優先させています。
子供のような心を持った可愛いガキ大将というイメージも魅力の一つ。
楽観主義者であるあなたは、集団の画一性よりも個人の自由を重んじた考え方を前面に出す人。
世の中の動きにも敏感で、いつも話題が豊富、好奇心や知的欲求も強いでしょう。
気分転換がうまく、ラフでナチュラルな姿勢をキープするのが得意です。


こんなに褒められると、なんとゆうか・・・照れますなあ(▼-▼;
全体的にやや幼い系≠チて意味ですかねえ??


 ◇ ◇ ◇ ◇


(2)あなたのスリーピングカラーは『バイオレット』です。

あなたは、つかみどころのない不思議さを秘めた人。
一見したところではそれとはわからないかもしれません。
しかし奥には鋭敏に研ぎすまされた感性を持っており、非常に清らかで汚れのない部分を隠し持っているでしょう。
そのためか、時として神秘的なものに惹かれてしまうこともありそうです。
また、天性ともいうべきインスピレーションを持っているあなたは、日常生活にはそれほど表れませんが、重要な場面では物事に対する直感や想像力がよく働くことでしょう。
普段は自分のいる環境にうまく適応させた生き方をしていますが、本来は静かな環境にいることを好んでいます。
基本的に人のためになることを喜びと感じるので、この性質を行動面や日常の態度にもうまく生かすよう心がけて。


多少不思議ちゃん系≠ゥも知れません。
(■-■)v・・・四角のグラサンにしてみました。
「日本の少年と、少年の心を持つ大人を励ましたい」
そんなことは考えてます。


 ◇ ◇ ◇ ◇


(3)あなたのムービングカラーは『イエロー』です。

いつもプランナー的役割を担っているのがあなた。
遊びや合コンの時には、必ずアイデアが採用されているのでは?
イエローをムービングカラーに持っている人は、もともと人を喜ばせることが大好き。
だからみんなが楽しめるアイデアや企画を立てては首尾よく取りまとめ、目立ちすぎる行動は控えながらもうまく立ち振る舞っています。
そんなあなたは、リーダーを要領よくサポートする側に回り、さりげなく周囲を動かす影のリーダー的存在。
人を笑わせたりなごやかにさせたりできるムードメーカーでもあるので、結婚式の二次会や、同窓会、合コンなど様々な会合で活躍する機会も少なくありません。
仕事面では、秘書や教師など大勢の人の中で専門知識を生かせる仕事が向いています。


人様を笑わせようなどと考えてはいません。
結果として苦笑されているかも知れないけど(…本人も苦笑です?)
かつて、ゆうや少年は教師志望ではありました。


 ◇ ◇ ◇ ◇


いかがでしたか??
・・・と聞かれても困りますよね!
みんなが抱いているゆうやくん≠フイメージ通りだったでしょうか?

パソコンサイトが見れる人は、名前とか生年月日を入力するだけの簡単な診断なので、やってみようねっ♪
 

2005/08/11(木) 速攻!バラ色の世界・・・読んでね!
 
連休の反動かなあ?
たった2日休んだだけなのに、今週早くもチョー疲れました。
ぼくの場合、運動神経はすっげーいいんだけど、持久力が課題ですかねえ?
スポーツだとけっこう持久力もあるのに、仕事ではダメです(…笑。
飽きっぽいし・・・。
でも、今はひとりじゃないから、がんばらなきゃね!!

火曜日の「がんばっていきまっしょい」第4艇、よかったなあ・・・。
関野(錦戸)くんが言った新海女子高の憎たらしい女へのセリフ、ホント心にしみました。
正式な?感想はまた今度書きます。

ところで、7月25日に書いた「バラ色の世界」の詩を大幅?小幅?に書き直して、タイトルも「速攻!バラ色の世界」にしてみました。
明るい性格なのに、ちょっとズレてる。
弾けてそうで、ビミョーに弾けてない。
要するに・・・平凡な男の子の気持ち「臆病な恋のうた」ってカンジかな?

「黙って俺についてこい!」みたいな男らしい詩が書けないところに、やはり性格が現われるんでしょうか?
CD発売してもウケないかも知れないね(…悲。

それでも、ゼッタイ読んでみてよねっ♪
http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/rommel/?Y=2005&M=7&D=25
 

2005/08/10(水) ぼくらの夏は・・・終わらない
 
お盆がきて、過ぎゆく夏・・・・・・


でも、ぼくらの夏は・・・終わらない
来年の夏も、再来年の夏も、ずっと未来の夏も
キミを抱きしめていたい♪♪


とゆうことで、詩のフレーズを考えてみました。
ゆうやくん、とってもヒマ(優雅)ですね〜!!


夏が過ぎてしまうまえに
いまこの時が思い出に変わるまえに
海の碧さをつかまえにゆこう!!
夏の鼓動はとまらない


心のままに生きたいと願えば願うほど
果てしなく難しいことだと気づく
せめて、ぼくはぼくらしく・・・


キミの真っ白な心が涙でにじまぬように
ぼくが守ってあげるよ!
晴れた日も、嵐の夜も


まだ航海もなかばなのに
千里の海を飛び越えて
いますぐキミに会いたい!
限界ハートの玄界灘・・・
あばれ太鼓にメンタイコ!


恋の駆け引き?・・・いりません!
難しいマニュアル・・・ノーノーサンキュー!
答えはおまえのハートランド!
体じゅうに流れるアダムとイヴのDNA
自然と、毅然と、敢然と狂喜するだけさ
だから・・・えっとぉ・・・
ぼくを好きになってください


 ◇ ◇ ◇ ◇


これ以上書くと、変な方向に暴走しそうなのでやめておきます(…笑)

 

2005/08/09(火) 青柳―卒業の詩―
 
森山直太朗の名曲『さくら』のイメージで、卒業の詩を作ってみました。
大幅に季節はずれですが、自他共に認める空気が読めない人≠ネので、春と夏がズレている程度のことは大目に見てやってください。

しかし、できあがってみると、「がんばっていきまっしょい」のテーマソングみたいな感じになりました(…笑)
ご当地卒業ソング?
いやいや、松山第一高校御用達¢イ業の言葉?
校長先生、2006年春の卒業式で使ってやってください。
まあ、なんとゆうか・・・青春いろいろであります。

長いようで短いぼくらの青春。
二度と訪れない若き青葉の日々。

ぼくはこの思い出をしっかり胸に刻みながら、強くて優しい大人になってゆきたいです。

では、どうぞ。
これは是非とも直太朗さんに歌っていただきましょう!

タイトルは「せいりゅう」と読みます。
ぼくの母校の校庭に、天まで届けとそびえ立つ柳の巨木です。


 ◇ ◇ ◇ ◇


【青柳】

    作詩:ゆうや


ぼくらは忘れない
心にずっと刻んでおこう

この樹の下で肩を組み
みんなで踊った歓喜の時を

この樹の優しさに埋もれ
こらえ切れず泣いた日を

大人の社会は厳しくて
ぼくらが歩んでゆくのは
石ころだらけデコボコの人生(みち)

些細なことでつまづきそうになるけど
キミは世界じゅうで一人なんかじゃない

がんばっていきまっしょい♪
ここに立てば・・・
あの日と同じエールが聴こえる

がんばっていきまっしょい♪
さあ、立ち上がろう!



ぼくらはなくさない
心にそっとしまっておこう

あの教室で輪になって
夢中で叫んだ青春の詩を

夕焼けせつない校庭
ひとり落ち込みたそがれた日を

もうすぐみんなちがう空
ぼくらが進んでゆくのは
地図に載らない新しい路(みち)

磁石をなくし暗闇をさまようけど
きっと東の空が赤い希望に染まる

がんばっていきまっしょい♪
目を閉じれば・・・
季節(とき)を越えてエールが聴こえる

がんばっていきまっしょい♪
よし、羽ばたこう!



10年後もきっと・・・
変わることなく激しく熱く
ぼくらを見守る青柳の樹

諦め顔の大人にはなりたくないから
あの樹に誓った夢を
いつまでも追いかけよう



がんばっていきまっしょい♪
魔法の響き・・・
ゲンキになれる魂の言葉

がんばっていきまっしょい♪
いま、キミに届け!
 

2005/08/08(月) 4階のないマンション ―後編―
 
まだ読んでない人は、こっちから先に読んでねっ♪
↓―前編―↓
http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/rommel/?Y=2005&M=8&D=7


 ◇ ◇ ◇ ◇


それから5時間が経過。
午後8時頃、ぼくのケータイに再配達の依頼が入った。
住所を聞くと、古井マンションだった。
どうやら探していた部屋は、ぼくが予想した部屋だったようだ。
「きたっ!あそこ、夜は怖そうだなあ」
一瞬そう思ったけど、これは肝試しなんかじゃない。
仕事なんだから、イヤでも行かねばならない。

そして、イヤな仕事こそ先に片付けたい主義のぼくは、さっそく古井マンションに急行した。

草ぼうぼうの駐車場に軽トラを停め、恐るおそる暗闇の世界に降り立つ。
建物に目をやると、まばらに部屋の明かりが点灯していた。
数個の光が、この大きな建物がまだ廃墟ではないことの証明であり、なによりも心強く感じられた。
しかし、今にも朽ち果てそうなこの建物に、どんな人が住んでいるんだろう?

4階≠ナエレベーターを降り、503号室のドアを叩くと、50歳ぐらいと思われる女性が出てきた。
笑顔に愛嬌があって、ずいぶん人懐っこいオバちゃんだった。
「暑いのに何度も来てもろてゴメンね」
オバちゃんはそうゆうなり、缶ジュースを1本手渡してくれた。
「ありがとう!いただきます。このマンションには4階がないんやね」
ぼくがそうゆうと、オバちゃんが疑問に答えてくれた。
「昔はあったんよ。この部屋はね、403やった。この階で自殺した人がおって、それから503になった。ほやけど、エレベーターはそのままなんよね。ここ来るんは今日が初めて?」
「うん。昼間来たとき、なんか変やなあって思た」

いつ頃、どの部屋で、何歳ぐらいの人が、どんな理由で自殺したんだろう。
聞けば教えてくれそうだった。
でも、そうゆうことは聞くべきじゃないし、知らないほうがいいのかも知れない。

「この荷物送ってくれたんが従姉妹で、今は東京に住んどるんやけど、昔のままの部屋番号で送ってくるんよ」
「あっ!それで403なんや・・・」
謎はすべて解けたっ!
「びっくりしたろ?部屋がないけん。お礼の電話したときにでも、住所録を直してくれと伝えとかないかんね」
「うん・・・。ちょっとビビッた」
「誰も取って食うたりせんけん大丈夫やって!」
一人暮らしの女性みたいだけど、明るい人でよかった。
何回か来ているうちに、仲良くなれそうだ。

こうゆう人が住んでいるとわかると、気色悪かった古井マンションにも光が射しているように見えるから不思議だ。
気の持ちようでイメージは変わる。


 ◇ ◇ ◇ ◇


ところで、キミが住んでいるマンションに4階はありますか?
104、204、304・・・の部屋番号はありますか?

「ないぞ!」と気づき、ちょっとだけ焦っているキミへ・・・。
それは新築のときからないのですか?
ある時期からなくなったのですか?

新築のときから4階がなくても安心はできません。
建築工事中に携わっていた方が亡くなり、急きょ4階をなくした。
そんなマンションがあることを知ってますか?

 ◇ ◇ ◇ ◇


今回は「高層の死角/森村誠一」ふうなイメージで書いてみました。
もちろんノンフィクションです。

森村誠一の作品のなかでは、ぼくは1997年11月初版の「人間の証明Part2―狙撃者の挽歌―」が好きです。
ありえそうだけど、ゼッタイにありえないヤクザの話。
構成員たった7人の山瀬組が、1万人の巨大組織に敢然と立ち向かってゆく勧善懲悪の物語です。
老組長、山瀬五郎がめちゃくちゃカッコよくて、ガラにもなくちょっとだけグレかけていた当時のぼくは高校生ごころ≠ノ憧れたものです。
全国の中古本屋さんで、絶賛発売ちゅう♪
400円以下なら即買い≠ナすよ。
 

2005/08/07(日) 4階のないマンション ―前編―
 
先日、あるマンションに荷物を届けに行ったときのこと。

7階建てのそのマンションは築20年を軽く超えていて、かなり老朽化が目立っている。
通路の電灯は薄暗く、ところどころ平気で切れたままになっていたりする。
入居者がいない部屋のドアの新聞受けには、ピザ屋とか闇金のチラシ、それにピンクチラシまでもが投函されている。
それらのチラシが埃だらけになり、湿気を帯びて萎れているところを見ると、管理する不動産屋から見放されて久しいのだろう。
建物を囲っている金網のフェンスも破れが目立ち、ところどころ大きく傾いている。

夜遅くに遠くから眺めると、電気がついている部屋は全60戸ぐらいのうち20戸程度だろうか。
部屋の窓から見下ろす夜景はきれいだと想像できるが、とにかく寂しげなのだ。
「できれば、夜間は配達に行きたくない」
そんな感じがするマンションだ。

このマンションの名前を聞いて驚くな。
その名もゆかしき・・・古井マンション(もちろん名前はウソです!)

ぼくがそのマンションに着いたのは、午後3時頃。
そっと心のなかでつぶやく。
「昼間でよかった」
目指すは403号室。
下品な落書きが目立つエレベーターに乗り、4階のボタンを押した。

そして、エレベーターを降り、いちばん近くの部屋の番号を確認すると・・・。
501号!
ここは4階がないマンションだったのだ。

でも、これは特別珍しいことじゃない。
「死」とゆう言葉を連想させるとゆう理由で、日本人は必要以上に4の数字を忌み嫌う。
104とか204とか、4の付く部屋がないマンションなんてザラにあるし、それを飛躍させた形で「4階のないマンション」なんてのも十分にありえる。
しかし、それならそうで、エレベーターのボタンもちゃんと直しておくべきだ。

ぼくは階段を降りた。
こんなエレベーターより、自分の足のほうが信用できるからだ。
そして、さっきと同じように部屋番号を確認した。
305号・・・。
やっぱり4階のないマンションだった。

それにしても、荷物の伝票には403号室と書かれている。
「書きまちがいか?」
そう思ったぼくはケータイを取り出し、伝票に書かれている番号に電話をしてみた。
「あなたがおかけになった電話番号は現在使われておりません・・・」

電話連絡の道を閉ざされたぼくは階段を駆け上がり、503号室のドアに不在連絡票をはさみこんでおいた。
4階がないとゆうことは、つまり実際には4階に当たる部分が5階とゆう表示になった。
そうゆうふうに考えるのが普通だと思ったからだ。
ただし、100%正しいとは限らず、したがって不在連絡票には「部屋をまちがえてたらスイマセン」とゆう一文を書き添えた。


≪続く≫

―後編―
http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/rommel/?Y=2005&M=8&D=8
 

2005/08/06(土) ひっさびさの連休
 
24時間365日。
年中無休で営業している会社やお店のことを指して、よく使う表現だ。

そうすると、7月1日以降のぼくの状態は「14時間312日」とゆうことになる。
もし一年間ずっと今の状態を続けたら・・・の話。
もちろん、そんなつもりはないけど。

マジなとこ、1日14時間労働で6勤1休はチョー★キツイ!
8月に入ってから、そのことがやっとわかってきた。
7月の1ヶ月間はなんとか乗り越えたんだけど、昨日あたりからずっしり重たい疲労感がドドーンってカンジで襲ってきた。

もはやこれは・・・病魔に蝕まれる前に、ダウンしておこう!

とゆうことで、明日と明後日はひっさびさの連休。
連休なんて5月のゴールデンウィーク以来だなあ。

第一希望としては、大好きなあの子と手をつなぎ、48時間ずっと眠りたい。
でも、彼女が仕事でいないから、ゼッタイに実現不可能。

しかたがないから、洗濯機を回しながら「愛の詩」でも書いてみようかな・・・

あーあ、我ながら、なんてくだらねー日記。

これが、8月7日付FC2ブログ「小説・文学」部門アクセスランキング第2位の実力か?(…笑いどころ?)

期待して読んでくれた方、ゴメンなさ〜い♪
 

2005/08/05(金) 窃盗未遂容疑で逮捕するぞ!
 
長年勤めていた銀行員を辞めて、ぼくと同じセンターで宅急便の下請けをやっていた岡本さん。
「やっていた」と過去形なのは、先月末でお役御免≠ニなったからだ。
以下、敬称略。

岡本は50歳に手が届きそうな感じのオッサン。
クソ≠付けないと失礼なほど真面目な人で、でも、ユーモアも持ち合わせていて楽しい人だった。
ただし、話が長くて、説教じみていて、同じことを繰り返すクドい面があり、残念ながら、みんなからあまり好かれてはいなかった。

今宵は、この岡本が引き起こした、世にも珍しいクレームを書き残しておこう。

7月のある土曜日の朝・・・。
14階建て高層マンション(四国では十分に高層です!)の駐車場で、岡本はクルマから荷物を取り出して台車に載せていた。
そのとき、スーツ姿で中年リーマン風のオヤジが、岡本のクルマの脇を通りがかった。
オヤジはそのマンションの住人で、したたかに飲んだ挙げ句の朝帰りだった。
ネクタイ鉢巻きまでやってたかどうか、そんなことまでは知らないけど(…笑)

「ウチの荷物はなかったのか?」
突然、オヤジは岡本のクルマに積んである荷物を見回し始めた。
「えっと。お名前はどちらさんですか?」
岡本は酔っ払いになど構いたくはなかったが、仕方なく聞いた。
「加場だよ、加場!」
「あ、カバさんね。きょうはお荷物なかったみたいです」
岡本はそれだけゆうと、台車を押してマンションの入口に向かった。

そして、なんとなく気になったので、クルマのほうを振り返った。
すると・・・。
加場のオヤジが、荷物を1個小脇に抱え、千鳥足で歩いてくるじゃないか!
それを見て、真面目な岡本は血相を変えて駆け寄った。

「なにやってるんですか?」
「見たらわかるだろ。荷物もらってくぞ」
「返してください!」
「ヤなこった」
悪フザケが過ぎる加場から、岡本はなんとか荷物を奪い返した。

「おまえねー、お客さまにそんな態度していいのか?おい!下請け業者が偉そうに・・・」
この加場のひと言で、岡本さんはプチギレした。
「あなた、自分がやってることがわかっているんですか!立派な窃盗未遂ですよ」
窃盗未遂・・・この言葉が加場の胸に突き刺さった。
「この野郎!お客さま相談室に電話してやるからな」
捨てゼリフを残し、加場はそこから立ち去った。

あっとゆう間に時間は過ぎて、昼休み。
岡本は昼食後、タバコを一本くゆらせながら、束の間の休憩を楽しんでいた。
息継ぎができないくらい忙しい時の流れは、岡本の頭のなかから加場を言い負かした事件のことなど消し去っていた。

そこへ一本の電話。
ケータイを開き電話に出た岡本の顔が、見る見るうちに蒼ざめていった。
加場からコールセンターへ「配達員の態度悪し」とクレームの電話が入ったらしい。

「ちがいます!」
「冗談じゃないですよ。どうして私が悪者なんですか?」
岡本は必死になって説明したが、わかってもらえなかったようだ。

会社の見解は・・・。
加場の行為は悪フザケであって、本気で荷物を盗ろうとしたわけじゃない。
この日はたまたま該当する荷物がなかったものの、加場がお客さまの一人であることに変わりはない。
「窃盗未遂だ」などと脅かすのはもってのほか。
「やめてくださいよ〜」とか、「困るんですけどぉ」程度にしておくべきだ。
と、こうゆうことだったらしい。

「なあ、ゆうや、どう思う?」
失意の岡本がぼくに聞いてきた。
「ちょ〜ムカつく客ですねえ。悪いのは向こうのほうやのに」
ぼくは岡本から詳しく事情を聞き、感じたままを口にした。
「客に対して、そこまで卑屈にならんとイカンもんかのう?」
「そんなことないでしょう」
申し訳ないことに、ぼくは無責任に答えながら、よそ事を考えていた。

セクハラおばんにホッペや体を触られたりしても、ブチキレて「やめんかい!」とか乱暴なことを言ってはいけないし、「セクハラは犯罪ですよ」なんてことを言ってはダメなのか?
ただ黙ってなすがまま、スイカがメロンにしていなければならないのか?
お客さま第一主義ってのは、果たしてそうゆうことなのか?

どこか、なにかが狂っている。
「お客さまだから」と錦の御旗をチラつかせられると、言いたいことも言えない。
「お客さま第一主義」とゆう名の理不尽。

岡本は午後からお国替えになった。
ようやく慣れてきた担当地区から、全く不慣れな場所へと回されたのだ。
加場から「二度と近寄らせるな」と要望があったんだろうか?

岡本さん!
ぼくが言ってやりましょう。

やい!カバ!
貴様を「窃盗未遂容疑」及び「お客さま第一主義の悪用」で逮捕する!
 

2005/08/04(木) 裸の女神・・・じゃなくて大菩薩峠だった
 
ゆうべの仕事中に、ちょ〜キモイ物を見てしまった。
いつかはこうゆうことがあるかも知れないと思ってきたけれど・・・。
ついに来た・・・ってカンジで、笑いたいけど笑えない(…泣)

ゆうべ8時頃、ぼくは三輪バイクに乗ってメール便ライダーをやっていた。
三輪バイクってのは宅配ピザ屋さん≠ェ乗っている、あのバイクのことだ。
メットをかぶり三輪車(…じゃないってば!)にまたがると、はるか幼児の昔に戻れるような気がしてくる。
ジイちゃんが買ってくれた三輪車が懐かしい。

みんなは三輪車を小バカにするけど、バイクはバイクなんだ!
狭い路地へも入ってゆけるし、クルマとちがってどこにでも止められる。
そのうえスタンドを立てなくても転倒しないとゆう長所があるから、頻繁に乗り降りするメール便ライダーには向いている。

地方都市で宅急便を配ると、1軒あたり1個と仮定して、1時間に20個前後がやっとだ。
ところが、メール便だと1時間に100冊近くも配ることができる。
メール便の作業は郵便受けに投函するだけで、宅急便のように家の人をインターホンで呼び出し、受領印を押してもらったりする時間がかからないから、圧倒的に早いのだ。

そんなわけで、ぼくは気持ちよく風を切り、快調に仕事をしていた。
しかし、1軒だけ投函先不明な家があった。
そこには3軒並んでいる長屋があり、どこにも表札が掛かってなくて、該当する家がどれなのかを特定できなかったのだ。

こうゆうとき、ぼくはどこでもいいから在宅中の家のドアをノックして、出てきてくれた人に聞くことにしている。
「すいませんが、ちょっと教えてください。斉藤さんちはどこですか?」ってな具合に。
「ウチやがね」と、ズバリ当たる場合のほうが多くて、これはけっこう不思議とゆうか、嗅覚が冴えているとゆうべきなのか。

そして・・・。
ゆうべは、3軒長屋の真ん中の家のドアが、大きく開け放たれていた。
夜になっても暑いからだろう。

ぼくは入口に施してある網戸越しに呼びかけてみた。
「こんばんは。斉藤さん(もちろん仮名)ちはここですか?」
テレビはつけているけど、部屋の明かりを消しているから、中の様子がハッキリとはわからない。
力士体形のオバさんがひとり座っていて、テレビを見ているのはわかった。

が、「うん」とも「すん」とも応答がなくて、もう一度・・・。
「すいません。斉藤さんち・・・」
と言いかけたぼくは次の瞬間、言葉を失った。

「ちがう!」
そう言って体ごと振り返ったオバさんのチョー巨大おっぱいが、テレビの放つ逆光に浮き上がり、ぼくの目に飛び込んできた!!
それは、まるで裸の女神か?
いやいや、女神なんてもんじゃねーっ!
菩薩さまだ!

「うわっ!ゴメンなさ〜い」
ぼくは100メートル11秒台の全速力で、その場から駆け去ったのである。
(…心の臓がバックバク!)

そして、バイクの後ろの荷物ケースには、未配達のメールが1冊だけ残された。
不慮のアクシデントに見舞われたのは事実だけど、プロとしてこのままセンターに帰るのは悔しい。

そこで、ぼくは斉藤さんちをゼッタイに突き止めるべく、再度チャレンジすることに決めた。
今度は両サイドのどちらかの家で聞いてみよう。
女体菩薩さまに発見されてはイケないから、抜き足差し足で恐るおそる近づいてみた。
捕まったら最後、から揚げくんにして食べられそうな妖気が、あたり一面に漂っていた。
(…JARO審査済み!)
オシッコちびりそう・・・でも、やめられない変な感じ。

大菩薩峠の左隣のドアをノックしようとしたとき、右目の視野に郵便受けが入ってきた。
そこには「斉藤如来」とマジックで書かれていた。
なんだ!大菩薩峠のオバさんこそが、探し求めていた斉藤如来さんだったんだ!

でも、ぼくに「ちがう」とウソをついたのはどうしてだろう?
暗がりで逆光の悪条件ではあっても、ナマおっぱいをモロ見られたからなのか?
うーん、最初から郵便受けを探していればなあ・・・。
申し訳ないことをしてしまった(…ゴメンなさい)

それにしても、あーあ、食欲がない。
人並みに「しあわせ太り」を患いた〜い!
なんてことを考えてる・・・今日このごろ。
 

2005/08/03(水) ドラマ「がんばっていきまっしょい」特別艇
 
突然の内博貴の降板で、撮影済みフィルムによる編集ではどうにもやり繰りができず・・・ってとこかな?
苦渋の選択で、やむを得ず1話カット!
そして、第四艇までのダイジェストとメイキング映像をつなげ、最後にはaikoが歌う主題歌「キラキラ」のPVまで流すとゆう強引さに降参です(…笑)
正直かなり痛めの特別艇だったような気がする。
まあ、真のマニアは少々痛い目に遭わされても大丈夫なんだけどねっ♪(…自慢かよ?笑)

ところで、aikoって何歳なの?
年とらないよね〜!
ガキっぽさを大胆不敵に残したまま、毎年黙々と誕生日だけを通過してる・・・そんなカンジだな。
この点については、まあ、なんとゆうか・・・ぼくも人のことは言えないわけでして(…笑)
25歳にもなった昨今、いまだに「高校生?」とか、「何年生?」とか聞かれると、TPOに応じてガッカリすることもあるし、せめて「3年生でしょ?」って優しく聞いてほしかったりもする。
逆に、女の子に言われたりすると、チョーうれしいときもあるけど(…複雑怪奇なのだ?)
たぶんガキなまま大人の階段を上り、やがて30歳を迎えるんだろうね。

さて。
どうせ「特別艇」なんて仰々しいタイトル付けるのなら、メイキング部分の映像をドドーッと流したほうがよかったんじゃないか?
どうだ、これでもか!ってぐらいに相武紗季ちゃんが映ってるお宝映像を流すとかさー。
ほかのメンバーは適当でもいいから(…笑)
とはゆうものの、当然メイキング映像にも内博貴がかなり映っていただろうから、しょうがなかったのかなあ?

あまり男のアイドルを褒めたくはないけど、内博貴にはどことなく華があったね。
さすが人気者だけのことはありますよ(…マジで!)
代役の田口淳之介くん、突然の大役で苦労するだろうけど、がんばっていきまっしょい!

それにしても、堤防の上で悦子が多恵子の背中をさすってやるシーン(第二艇)はいいね。
新人戦のとき、悦子が「もう逃げんよ」と言って、ひとりでボートを漕ぎ始めるシーンも最高だ。
感動の涙が再びぼくのほっぺを伝ったのであった。

「特別艇で観たときのほうが、涙の量が多かったなあ」
そんなことを考えているキミ♪
あっぶね〜っ!!!
いきまっしょいシンドローム≠ネのは確実だ(…笑)


 ◇ ◇ ◇ ◇


【関連記事】
◆第四艇
http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/rommel/?Y=2005&M=8&D=2
 

2005/08/02(火) ドラマ「がんばっていきまっしょい」第四艇
 
第4艇の見どころは、キャプテン悦子(鈴木杏)と鬼コーチ仁美(石田ゆり子)との対決だ。

楽しみにしていた夏休みの合宿。
悦子たちは期待していた。
「思う存分ボートが漕げる」と。
が、仁美の指導はボート競技の理論講義から入り、連日陸トレだけを命じた。
合宿最終日になっても、その方針は変わらなかった。

悦子は不満を押さえきれず、「もう陸トレはウンザリです。ボートに乗せてください」と、仁美に対し強硬に訴えた。
しかし、仁美の答えは、「一度出した指示は変わりません」と、いかにも冷徹なものだった。
これで悦子は完全にブチ切れた。
「ほやったらもうコーチええです。あなたの指導は受けとうないっ!」
そう叫び、口論を聞いて駆けつけた大野(池内博之)の脇をすり抜け立ち去ってしまった。

悦子は仲間に呼びかけた。
「あの人のいないうちに海に出よう」
みんな、とにかくボートを漕ぎたかったから、仁美に悪いとは思いながらも、この呼びかけに全員がうなづいた。

海に出た悦子たちは、仁美が課した特訓の成果をしっかり感じとっていた。
全身の力がオールに伝わり、きれいにフィニッシュできたのだ。
彼女たちが見とれた水平線に沈む夕陽が、マジですっげーきれいだった。

と、まあ、今回心が動かされたのは、こんなところかなあ・・・。

悦子らが乗ったボートが帰って来ず、パトカーまで出動する騒ぎになったって話は、ちょっと大げさじゃないか?
それほど遠くまで行ってしまったってことを、激しく強調したかったんだろうか?

ぼくならばココは・・・。
帰ってみたら、先生と生徒、そして女子ボート部員の親兄弟がジッと帰りを待っていた。
とゆうほうが、現実味があってよかったと思うなあ。
どこまでも地味な演出のほうが(…笑)

男女ボート部員とラグビー部員が集まって、夜のビーチで花火をするシーンはよかった。
三郎役の交代で、たぶん急きょ撮影されたんだと思うけど。
ぼくが住んでいたマンションでの重要?シーンをカットしてまでねっ!
(ゼッタイ根に持ってますよ♪いまだに…笑)

しかし、女生徒に圧倒的人気を誇りながら、憎たらしいほどクールだったイケメン☆三郎はどうなったんだ?
田口淳之介に変わったとたん、ナンパ師ふうにイメチェンかよ?
田口くん、せっかく黙っててもかっけーんだから、きれいに生んでくれた母ちゃんに感謝しながら、もうちょっと演技を押さえてください(…お願い!)

それにしても、利絵ちゃん(相武紗季)かわいーっ!
花火のシーンでの浩之(錦戸亮)とのやり取り・・・嗚呼!青春の日々を感じる。

よしっ!ぼくも・・・。
次回生まれ変わるときには、彼女と同級生に生まれて、同じ高校に進学することになっているから、あんなふうに好きになってほしいなあ。
いまで十分しあわせだけど!

そうそう。
今回忘れてはいけないのが、大野と仁美の静かな夫婦ゲンカだ。
あんなふうに、夫のがんばりすぎを影で心配するだけの道を選んだことを、実は妻が後悔していたことを打ち明けられたら・・・。
ぼくはどうゆう態度に出るんだろう?
「好きなようにせんかい!」と、男らしく開き直れるのか。
「ぼくちゃん、キミがいなけりゃ生きてゆけないよお」なんて泣きわめくのか。

後者のぼくであることを期待(いや、予想)する人のほうが、やっぱ多いかも知れないなあ。

彼女がゆうやくんと歩む道≠選んだことをゼッタイに後悔させないよう、精一杯がんばっていきまっしょい!だねっ♪♪


 ◇ ◇ ◇ ◇


ところで、今夜(8月2日)放送分は「特別艇」とゆうことで、第4艇までのダイジェストになるみたいです。
これも内くんの飲酒事件の影響によるもので、いきまっしょいマニアとして手離しで喜べるもんじゃないけど、メイキング映像も流れるそうなので楽しみにしてます。
ドラマを一回も観てない方、遅れを取り戻すチャンスです!
目を皿のようにしてまで観≠ネくてもいいから、必ず見≠トみようねっ!
瀬戸内の美しい海の景色を見るだけでも価値があるから。


 ◇ ◇ ◇ ◇


【関連記事】

◆第3艇
http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/rommel/?Y=2005&M=7&D=21
 

2005/08/01(月) 花火 ―ぼくらの祈り―
 
仕事をズルして飛んできた
夏祭り♪満天の星空

乾いた空気を揺さぶる爆音
まばゆいばかり 光のシャワー

涼しげなキミの笑顔が愛しくて
息詰まる人ごみのなか
気がつけばそっとアヒル口

キミと見上げる一瞬の光は
でっかく咲いた勇気の花
永遠を誓う・・・決意の花


自転車ニケツでぶっ飛んだ
宵祭り♪妖しいひらめき

焼けるような闇 飛び交う純情
身を焦がす想い 青白く放つ

いたいけなキミの横顔せつなくて
人波に離されぬよう
ぎこちなくぎゅっと手をつなぐ

キミと見上げるはかない光跡は
清か(さやか)に咲いたぼくらの青春
まっすぐに生きる・・・ぼくらの青春


写真には写せないキミの真心
ぼくの瞳に焼き付けよう

大好きだよ!
キミだけが!
キミのすべてが!


ふたり見上げるはかない光は
止めどなく溢れるぼくらの生命(いのち)
まっすぐに生きたい・・・ぼくらの祈り


【作詩:ゆうや】


 ◇ ◇ ◇ ◇


[付録]ってわけじゃないけど、この日の日記と花火の写真です。

まず↓この日の日記↓
夏祭り前夜祭、花火大会に行ってきたぞ!
http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/rommel/?Y=2005&M=7&D=31

次に写真
ゆめ花火2
↓ココで見てねっ♪↓
http://bbs4.fc2.com/cgi-bin/e.cgi/60556/
 


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