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2005/09/02(金)
当たり前!駒苫連覇取り消さず
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日記の更新を休んでいる間に、トンでもハップンな大事件が起きましたね。 夏の甲子園で連覇を果たした苫駒の野球部長が、部員に体罰を加えていたとゆう・・・あの事件。 これについて、高校野球大好き少年としてはチョー遅れ馳せだけど、ひと言ふた言書いておこうと思います。
今年の大会では、開始直前になって明徳義塾の野球部員による暴力事件が明るみに出て、同校の高知大会優勝の栄誉が取り消されたりして、高知県平家村の出身者としては前代未聞の恥ずい思いをしました。 が!明徳の代わりに出場した高知高ナインは、さすが土佐のいごっそう! 残念ながら初戦で負けたけど、さわやかな戦いぶりには胸が熱くなったもんです。 ホントによくやった!
四国勢では唯一ベスト8に進出した鳴門工の健闘も見事だった。 試合内容やスコア的に見ても、優勝した苫駒を最も苦しめたのが鳴門工なのは間違いない。 誰がなんと言おうとも(…断定!) まあ、ぼくが近畿の人なら「それはちがう!大阪桐蔭だ」と言い張るかも知れないけど(…笑)
「郷土愛」なんて、しょせんはそんなもんだ。 ヒイキの引き倒しみたいな、そんなカンジだからこそいいんだよ。
さてと、今年の出場校のなかで一番強かったのはどこか? もちろん愛媛の済美高です! 今年は2回戦で負けたけど、勝敗は時の運。 あの試合さえ突破していれば、波に乗って一気に頂点までたどり着いていたはず・・・。
あーあ、なんて自己ちゅうな評論なんだろう。 書いてる本人が呆れるよ(…笑)
そんなこんなで脈絡のない話になったけど、駒苫の優勝が取り消されるとゆう最悪の結果にはならず、ホッとしてます。 ひょっとして、鳴門工と大阪桐蔭が特別試合をやって、その勝者に優勝旗が渡されたりして・・・と、そんなことを考えて緊張してたりしたもんだから。
こんなこと書いてるけど、北海道は大好きだし、駒苫に恨みなんてないですよ。 去年の決勝戦で済美の春夏連覇を阻止した恨み以外には・・・。 言い訳になってないけど、いちおう言い訳がましく書いておきます。
マジなところ、バカな野球部長がいたばっかりに、せっかくつかんだ優勝が剥奪されたんじゃ、がんばった選手があまりにも可哀想すぎる。 「指導者の行為の責任を選手に負わせるのは適当でない」とゆう高野連の判断は当たり前だ。
高校野球は観る者にさわやかな感動を与えてくれる。 だけど、舞台裏はけっこうドロドロしていて、駒苫や明徳の事件は氷山の一角に過ぎない。 ほかの学校は運よくチクられてないだけなのかも知れない。
マヌケな指導者は、一部のスター選手や中心選手には必死に媚を売る。 それは選手のためじゃない。 自分自身が指導者としての地位や名声を得たいからだ。
その一方で、どうでもいい補欠には体罰を加え、みんなの前で大恥をかかせる。 チーム内でそんなパワハラ≠ェ横行している。 選手同士によるイジメ問題も普通に存在しているが、指導者は見て見ぬフリを押し通す。 場合によっては、明徳で行なわれたように、そうゆう問題をお金で解決したりもする。
今回の事件で、もしも駒苫が優勝を取り消されていたら、どうゆうことになっただろう。 ひとつ言えるのは、「不祥事の抑止力」として相当大きな威力を発揮する事例になったことでしょう。 全国大会の優勝でさえ取り上げられてしまうんだから・・・。 少なくとも、指導者による体罰はほとんど無くなるかも知れない。 生徒に対する喫煙やイジメなどに関する指導も、もっと徹底するかも知れません。
しっかし・・・。 抑止力がないと人間らしくできないようじゃ、やっぱ淋しいですよね。
いまの時代、なかなか純粋まっすぐには生きてゆけないとゆうことか。 駒苫の事件が一件落着して、でも、なんだか心が涼しすぎる初秋の夜です。
◇ ◇ ◇ ◇
駒大苫小牧の全国優勝変わらず、部長は謹慎 ttp://www2.asahi.com/koshien/news/TKY200508270229.html
第87回全国高校野球選手権大会(朝日新聞社、日本高校野球連盟主催)で連覇した駒大苫小牧高校の野球部長(27)が部員に暴力行為をした問題で、日本高野連(大阪市西区)は27日、審議委員会を開き、部長を一定期間の謹慎とし、報告の遅れた同校野球部については警告とする処分案を日本学生野球協会に上申することを決めた。 引き続き開かれた選手権大会の臨時運営委員会は、「指導者の行為の責任を選手に負わせるのは適当でない」として、同校の優勝を取り消さないことを決定した。
≪asahi.com◇2005/08/27≫
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