【青春交差点】
 
いつもどんなときも。ぼくはぼくらしく。
 
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2005/09/30(金) キミの人生を祈る詩
 
ただいま就活中のNくん(高3)を励ますためにつくった詩です。
でも、いつもと同じような詩だよなあ。
イメージの世界が貧困すぎるんでしょうか。


 ◇ ◇ ◇ ◇


キミの人生を祈る詩

【作詩 ゆうや】


長くて緩やかな坂道を
ぼくらは一歩ずつ上ってゆく

でも、どこまで行くべきなんだろう?
蒼いぼくらにはゴールが見えない

奥歯で噛みつぶした悔しさと
拭おうとして消せない涙の跡を
胸の引き出しに押し込めて

どうせ一度だけの人生ならば
しっかりと大地を踏みしめ生きてゆこう

あの日の決意が壊れないように
昨日の覚悟が揺るがないように

ぼくはこのままで
どうかキミもそのままで

冷たい秋風に打ちのめされて
ひとりぼっちで眠れぬ夜には
キミの優しさが心に沁みて痛すぎる



目の前に敷かれたレールより
地図にない道を進んでみたい

けど、どこへ向かうべきなんだろう
白い霧に阻まれて見えない

ひざを抱えたくなる苛立ちと
逃げ出したくて動けないカッコ悪さを
心のベールで包み込み

どうせ一度だけの人生ならば
いつでも空を見上げて生きてゆこう

あの日の情熱が消えないように
昨日の勇気が吹きやまないように

ぼくは変わらない
どうかキミも変わらずに

遠い星明かり宇宙にいざなう
思いがけずたそがれる夜には
キミの強さに心震えて動けない



信じる道を素直に進めば
ぼくらの前にいつか陽が射す

さあ、立ち上がり歩きはじめよう
紅い命は燃え始めたばかり

どんなに汲めど尽きせぬ希望と
固く譲らず温めた理想を
瞳のチカラに変えたいま

どうせ一度だけの人生ならば
やっぱりあの星めざして生きてゆこう

明日の光が曇らないように
今日の魂が涸れないように

キミよ、そのままで
そしてぼくもこのままで

誰もいない渚に吹く風に
心の友として想いを流そう
キミの人生をぼくは遠くから祈ってる


 ◇ ◇ ◇ ◇


母ひとり子ひとりの家庭で育ったNくんは成績優秀で、指定校推薦による進学も可能だけど、高校卒業後は就職の道を選ぶことに決めていました。
「一生懸命育ててくれたお母さんを早く楽にさせてあげたい」
その一心でした。

しかし、彼は学校推薦も得て、自信を持って臨んだ唯一希望の大企業の試験で落とされてしまいました。
Nくんよりはるかに成績が悪かったクラスメートが、次々と他の上場企業から内定をもらうなか、残された求人は仲間が決めたところより格下の会社ばかり。
学年トップのプライドのようなものが傷つき、Nくんは焦りました。
希望していた大企業が運営する専門学校へ2年間通えば、ほぼ100%の確率で就職が可能だそうです。
でも、300万円以上のお金が必要になります。
たぶんNくんなら受験に合格して、奨学金を受けることも可能だと思います。

「悩んでいます」とゆうタイトルで届いたNくんからのメールには、このようなことが書かれていました。

さて、Nくんは他の会社に就職するのか、あるいは進学するのか・・・。
それはNくん自身が決めることで、ぼくに口出しできるようなことではありません。
そこで、【キミの人生を祈る詩】を書いて返事にかえさせてもらったのです。

「やっぱりあの星めざして生きてゆこう」
あの星とはNくんが希望する大企業のようにも思えるし、かあちゃんだと受け止めることもできます。
「キミの人生をぼくは遠くから祈ってる」
Nくんがどうゆう道を選ぼうとも・・・ぼくは祈り続けます。

Nくん、がんばっていきまっしょい♪

これしかできない無力な自分が情けないです。


 ◇ ◇ ◇ ◇


[イメージ]画像・・・
無言の柱???
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