【青春交差点】
 
いつもどんなときも。ぼくはぼくらしく。
 
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2006/03/31(金) うひょひょ湘南♪
 
関東出張のついでにちょこっと観光などしてきました。
観光のほうがメインじゃねーかよ!
そんな暴言を吐く人はいませんが、そのほうが真実に近いです。


で、湘南⇒横浜⇒東京タワーとゆう変なコースです。
目いっぱい感動の嵐!
精いっぱい疲労のハリケンジャー。
いやー、ホント疲れました。
足が棒になる感覚をたっぷりと経験できましたね。


この日の様子は4月4日付と5日付の日記に書きます。
前編以上の傑作です。
ぼくが書いた文章の中でも最高峰かも知れません。


では、絶対に読んでくださいね!
約束です。


◆南ウイング11番ゲート☆中編
http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/rommel/?Y=2006&M=4&D=4

◆南ウイング11番ゲート☆後編
http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/rommel/?Y=2006&M=4&D=5

 

2006/03/30(木) Jaaaaan♪YOKOHAMA
 
今日はお忍びで関東へ行きました。
人目を忍ぶ必要などないけれど、いちおうカッコつけたりして・・・・。
何様のつもりなんでしょ?


で、行き先は神奈川県の川崎市です。
泊まったのは横浜のでっかいホテル。
でかいと言っても、それはゆうやの感覚によるものです。
都会じゃ普通のホテルかも知れませんね。
市営地下鉄伊勢佐木長者町駅のすぐ近くにあるホテルです。


そのホテルでぼくは・・・・ぼくは・・・・。
これ以上は書けません。


この日の様子は4月3日付の日記で読んでね!
たぶん傑作です。
傑作な出来事とゆう意味じゃなく、小説風に書けたから自分でうれしいだけのことです。


じゃあ、必ず読んで下さいねっ!


◆南ウイング11番ゲート☆前編
http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/rommel/?Y=2006&M=4&D=3

 

2006/03/29(水) 二重人格の詩
 
『二重人格の詩』

作詩 ゆうや



二重人格は悪いことじゃない

少しも恥じることじゃない

むしろ自分に正直であることなんだ



「おはようさん」って

挨拶さえも返さない

凍てつく空気がヒビ割れた朝

不快指数100%でマジうざい

仲良くしてほしいなんてこと

ゼッタイ絶命しても思わないけど

もうちょっと普通のレートで接してくれよ



「ご苦労さん」って

感謝のハート…辞書にない

岩窟オヤジの理不尽な顔

キライ度数100%でバリやばい

優しくしてほしいなんてこと

四面楚歌に落ちても思わないけど

もうちょっと普通の言葉でねぎらってくれよ



「今の子は…」って

ふたことめには言うけれど

あんたの常識イマ非常識

破壊波数100メガヘルツで心技体

厳しくしてほしいなんてこと

夢にもうたた寝にも思わないけど

もうちょっと普通の大人に鍛えられたい



言葉は魔法!

今の子を天才に変えるかも知れないのに

言葉は気持ち!

意地悪を厳しさに変えるかも知れないのに



言葉が持つ力を知らない大人は

素直な若者を追い詰めるけれど

ぼくはバカじゃないから知っている

笑顔は強さ!

苦しさを希望に変えるかも知れないってことを



今日はつらくてもにこにこ

二重人格でもいいからにこにこしていよう



 ◇ ◇ ◇ ◇


【イメージ画像】
ゆうやの町の今朝の空。
↓さーさークリック↓

2006/03/28(火) 割りばし事件
 
1999年7月10日、東京都杉並区。
4歳の幼児が綿飴の割りばしをくわえたまま転び、杏林大学付属病院に運びこまれた。
診察した耳鼻咽喉科の当直医は傷口を消毒するなど簡単な治療しかしなかった。
翌朝、幼児は死んだ。
解剖した結果、幼児の小脳には長さ7.6センチの割りばしが突き刺さっていた。
診療ミスに気づいた医師は、いかにも適切な診断をしていたかのように取りつくろうため、カルテに虚偽の診察内容を付け加えた。


今日、この事件で業務上過失致死罪に問われていた医師の判決が、東京地裁で言い渡された。
求刑は禁固1年。
判決は……なんと無罪!
医療ミスを認めたうえで、しかし、「きちんと治療していても延命の可能性が極めて低かった」とゆうのが判決理由だ。


恐ろしい判決だな。
医療ミスがあろうとなかろうと、どうせ死ぬ結末の患者だったんだから、いいじゃないか。
…そんな雰囲気だ。


たとえ命を救うことが難しくても、最期まで全力を尽くすのが医者の仕事じゃねーか!
だからこそ、誰からも尊敬される職業なんだろ!


腹が立つ事件だ。
許せない……医者も裁判官も。


生命の尊厳ってなんなんだよ?

 

2006/03/27(月) 平均的な一日
 
しょぼいけど、まあまあしあわせな一日って、どんな感じなんでしょうかねぇ。
確認してみたい。
そこで今日は、ゆうやが過ごす平均的な一日について書いておこうかな。
…なんてことを突然思い立ちました。


 ◇ ◇ ◇ ◇


6時起床!
洗顔、歯磨き、朝シャン、そして朝食
この間テレビのチャンネルはいつも「めざましテレビ」

6時50分、「行ってきまーす」

7時、集合場所に到着
8人乗りワゴン車で現場に向けて出発
途中で2人の職人さんを拾う
コンビニに立ち寄る

7時30分、現場の詰所到着
着替えをしたり、雑談したりで時間をつぶす

7時50分、朝礼&だらだらオヤジ体操第一

8時、作業開始

10時、休憩(30分)

12時、昼休み
愛妻弁当orかあちゃんが作ってくれた弁当を食べる
深い昼寝♪(-.-)zzZ

13時、午後の作業開始

15時、休憩(30分)

17時、終業
速攻で家路を急ぐ
途中で2人の職人さんを降ろす

17時30分、「なないも〜!」

帰宅後はまずお風呂
それから夕食

その後は音楽を聴きながらゲーム
最近やってるのはFFK!
もちろん日記を書いたり、詩を書いたりするのも夜
だから夜はけっこう忙しい

25時、就寝。(-.-)zzZ


 ◇ ◇ ◇ ◇


まあ、だいたいこんな感じです。
いま通っている工事現場は近いけど、遠くまで行くときは起床とか集合時間が早くなり、帰宅時間が遅くなります。
あっ、お嫁さんが家にいる日といない日でもビミョーに違ったりしますね。


止まることのない時の流れのなかで感じる幾つものしあわせ。
確かにあります。
それを見逃さないように、全部感じ取っていきたいものです。


つーか、昨日アップした『光の詩』は近来マレに見る不評だな。
…とは言っても、ちょっとだけメゲてるだけで、基本的にはゲンキ♪ゲンキ♪なゆうやです。
そのうちにまた傑作を書いてやるぞ。


では、今日はこのへんでバイバイです。

 

2006/03/26(日) 光の詩
 
自然の光はぼくに七色の風景を見せてくれる。
青空に真っ白い雲。
オレンジの夕焼け。
穏やかな碧(あお)い海。
でも、ぼくにとっての光って、あくまでもキミなんだよね。


そんな感じの恋の詩です。


 ◇ ◇ ◇ ◇


『光の詩』

作詩 ゆうや



青空の由来を知ってるか

可視光線が散乱するからだってさ

そんなことより

おまえが好きだと気づいたのは

たしか透き通るような青空の下だった

だから空は青くなきゃダメなんだ



夕焼けの法則を知ってるか

原子が光を妨害するからだってさ

そんなことより

おまえの温もりを感じたのは

きっと沈まずに燃える太陽のそばだった

だから夕日は赤くなきゃダメなんだ



碧(あお)い海の理由を知ってるか

青の光が深く潜るからだってさ

そんなことより

おまえの輝きを見つけたのは

たぶん逆光に揺れる海原の中だった

だから海は碧くなきゃダメなんだ



いろんな光が俺を包んでいるけど

すべて俺の心を撃つ光の矢は

七色に愛しいおまえの存在だけなんだ

おまえを好きになってホントによかったよ



 ◇ ◇ ◇ ◇


イメージ画像は「光」
↓さーさークリック↓

2006/03/25(土) 残業の日々
 
2日連続で残業だった。
昨日が2時間、今日はなんと5時間!
ひえーっ!
野球でいえば、延長14回をひとりで投げて223球って感じだな。
楽な作業ならいいけど、バリしんどかったー!


今夜、残業に入る前の休憩のとき、ぼくの席に弁当が用意されてた。
買ってくれたのは、あの口うるさいオジさんだった。
いいとこあるじゃん。
明日は台風が来るかも知れないな。
つーか、もっと厳しい1日になるのかも知れない。


日曜出勤……なんだよね。
明日は。

 

2006/03/24(金) 秘密を守ってくれる人いますか?
 
この文章は、23日付『問答無用の凡人問答』の補足として書きました。


 ◇ ◇ ◇ ◇


他人様とゆうのは厄介な存在だ。


現場職人をやってると痛いほど感じる。
一緒に仕事をする人がお客さんなんだから、逃げようがない。
これはリーマンだって同じこと。
横柄で無礼な上司、先輩、得意先に悩まされてる人も多いんだろう。


好きな女の子とふたりきり、無人島で暮らせたらいいのにな。
…なんてことを考えたりする日もある。


無人島にふたりってのも、実際そうしてみると淋しいかも知れないな。
ぼくと彼女のかあちゃんが一緒にいてほしい。
あと、親友もいてくれるとありがたい。


現実逃避な夢だな。


社会で生きるとゆうことは、人と人とのかかわり合いの中で生きるとゆうこと。
ムカつくこと、ブチキレそうなことがあっても、笑顔でいなきゃならないときもある。


それはわかっているけど、胸にはどんどん毒ガスが充満してくる。
毒ガスは抜いてやらなければ、心がもたない。
いつか爆発してしまう。


でも、人の悪口を言ってはいけないんじゃないか?
本当にそうなのか?
そんなことはないと思う。


ただし、人の悪口や陰口を聞いてもらう相手が必要だ。
自分の胸のうちを全部さらけ出しても、秘密にできる口の固い人。


親友かも知れない。
親かも知れない。
恋人かも知れない。


絶対に秘密を守ってくれる人いますか?
ぼくには何人かいます。
それだけで、「ぼくは恵まれてるなあ」と感じてます。


 ◇ ◇ ◇ ◇


【関連記事】

◆問答無用の凡人問答
http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/rommel/?Y=2006&M=3&D=23

 

2006/03/23(木) 問答無用の凡人問答
 
天才同士の問答。

イチローが王監督にたずねた。
「打撃は簡単でしたか?」

王監督は答えた。
「簡単だったことはないよ」

王監督の言葉を聞いて、イチローは思った。
「ぼくもそう思ってきた。偉大な打者に言ってもらって勇気づけられた」

深すぎて、ぼくにはわからない。

でも、王監督の決しておごらない姿勢、謙虚で誠実な人柄に触れたとき、イチローは大きな何かを感じたんだろう。
そして、偉大な王監督が率いる日本チームを、何が何でも世界一にすると誓ったんだろう。

なんて美しい話だ。


 ◇ ◇ ◇ ◇


凡人同士の問答。

ゆうやが現場監督にたずねた。
「仕事は簡単でしたか?」

現場監督は答えた。
「簡単だった。こんな簡単な仕事ができなくてどうする!」

現場監督の言葉を聞いて、ゆうやは失望した。
「やっぱりそうか。ぼくだけができないんだ」

なんなんだ?
この問答無用のわからなさ。


 ◇ ◇ ◇ ◇


慣れない現場の初日の作業。
道具のある場所、どんな道具があるのか、わからない。
段取りの説明がないから、作業の進め方がわからない。
作業箇所の説明もないから、次にどこへ行くべきかわからない。


「先輩の背中を見て覚えろ」
そう言われるから、手際よく働いている人の背中を見ていた。
すると、いきなり怒鳴られた。
「ぼんやり立ってないで、あの道具を取ってこい」
あわてて道具を置いてある場所へ行き、偶然なんとか探し当てた。
天の助けかと思うほどうれしかった。
戻ってきて道具を差し出した。
「はい。取ってきました」


その程度のことで誉めてもらおうなんて思ってない。
が、ぼくの愛想笑いは冷たい空気でヒビ割れた。
深く大きくため息をつかれたあと、また怒られた。
「アホ!これだけでは使えんのやが!あれも一緒に取ってこい」
言われて見れば、なるほど。
あれとこれは一対で使う道具なんだ。


再び道具置き場まで走った。
焦りまくる手に欲しい道具が当たってくれない。
2分、3分と時間が過ぎてゆく。
現場のほうを見ると、「何やっとんや?」の吹きだし文字が躍っている。


ついに見かねてやってきた。
さっき怒鳴ったオジさんが、苦虫を三匹かみつぶしながら。
「どこ見とんじゃ!ここにあるやろ!しゃんとせいや!」
こうゆうとき、ぼくは一生懸命やってるのに…と過剰に正当化してしまいそうになる。
でも、ぼくはブチキレ方を知らないから、謝る。
「あ、すいません…」
鏡に映して見てみたいほど、ミジメなぼくの姿。


白紙に仕事のレイアウトが書けたら一人前。
それはわかってる。
20日間のこの仕事では、そこまで届かないこともわかってる。
けれども……。


長い一日だった。
仕事は5回コールドぐらいの楽勝だったけど、疲れた。


夕食のあと、一番大切な人にグチを聞いてもらった。
「そのオッサンさー、すっげぇ意地悪そうな顔してやがるんだ」
大切な人は、ぼくと一緒になってそいつをコキおろしてくれた。
それだけで気が済んだ。


「俺、負けないから心配すんなよ」
逃げ出したくない。
バカにされたまま終わりたくないんだ。
明日も明後日もゲンキ♪ゲンキ♪


オッサン、朝一番ラジオ体操で勝負すっか?


 ◇ ◇ ◇ ◇


【関連記事】

◆秘密を守ってくれる人いますか?
http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/rommel/?Y=2006&M=3&D=24

 

2006/03/22(水) かあちゃんの詩
 
休日の朝。
町は普段より遅くまで眠りについている。
朝日を背にして歩いてみる。
いま住んでいる場所から生まれた場所まで。
クルマだと3分ほどのわずかな距離。
ゆっくり歩くと30分ぐらいの道のり。


乗り物は便利だ。
けど、故郷を感じることはできない。
幼い日にかあちゃんと歩いたデコボコの細い道が見えない。
だから、たまには自分の足で歩いてみようと思うんだ。
新しい気持ちに出会えるから。



【かあちゃんの詩】

作詩 ゆうや



この町で生まれたのはなぜだろう

理由なんてわからない

かあちゃんのお腹から出てきたのはなぜだろう

偶然の帰着なのか



もしかしてそれは

自分では変えられない宿命なのかも知れない

そう信じたら楽だけど

ちがうような気がする



桜のつぼみを濡らした朝露が

生まれたての光を浴びて消えてゆく

目覚めて失う夢の記憶のようだ



くじけることを知らない雑草が

ひんやりとしたそよ風に揺られてなびく

わけもなく生き急ぐ心のようだ



故郷の小さな動きに目をこらせば

見えなかった命が見えてくる

故郷の小さな音に耳をすませば

聴こえなかった声が聴こえてくる



この世に生まれ落ちる前

覚えているけど二度と思いだせない記憶

遥か天上にいたぼくは

自分の意思でこの町を選んだ

かあちゃんにこの命を預けたんだ



そうでなけりゃきっと

こんなに愛しいはずがない

こんなに泣けるはずがない



「ぼくを産んでくれてありがとう」

生きる希望なくしては言えない言葉

それが言えるぼくは

たぶん心もからだも元気なんだろう



長いようでも短いこの命

生きてる間に何回も何万回も

「ぼくの命をありがとう」

この言葉をかあちゃんと一緒に

かみしめられたらいいなって

そう思えるようになったんだよ



 ◇ ◇ ◇ ◇


ちょっと哲学的な詩を書こうと思ったけど、なかなか難しいもんです。
「詩に別才あり」とゆう言葉に期待したのに……。


誕生日でも母の日でもないとき、かあちゃんにこの詩をメールしたら、驚きますかねぇ?
「急にどしたん?この子は。びっくりするがねー!」って。
じっくり読んでくれるといいんですけど。


今日のイメージ画像は、ゆうやが0歳のときから高1の途中まで育った町です。
↓見る?↓

2006/03/21(火) 王ジャパンWBC初代チャンピオン!
 
やった!!!
勝ったぞーっ!!!
すっげぇ〜!!!
うれし過ぎて心臓がとまるぅ〜?


王ジャパンが強豪キューバを倒して、WBC初代チャンピオンに輝いた。
王監督、選手、コーチ、スタッフの皆さん、ホントに感動をありがとーっ!
これぞ日本男児の戦いぶり。
さわやかで正々堂々としてて、やっぱ世界一にふさわしいのは日本だったな。
日本人でよかった。


日本を代表して日の丸をつけて、一生懸命にプレーする選手たち、みんながカッコよかった。
応援していた全員が、でっかい勇気をもらった。
日本人も捨てたもんじゃない。
やればできる!と。


優勝が決まったあと、クールでシュールなイチローが無邪気によろこぶ姿が、めちゃくちゃ弾けていてよかった。
まあ、なにをやっても絵になる選手だから好きなんだけど。
でも、この大会で見せた闘志全開で燃えまくるイチローってのは、正直意外だった。
けど、やっぱかっけーっ!
ますます好き度がアップして、メーターが壊れたじゃないか。
こうなったら、一生ついてゆきます……エヘヘ♪


 ◇ ◇ ◇ ◇


野球人生最高の日。
素晴らしい仲間と野球ができて本当にうれしい。
ものすごいプレッシャーだった。
でもこんな形で終わるとは。
僕がこのチームメートたちに持ち上げてもらった。
このチームでメジャーで戦いたいくらい。
それくらい素晴らしいチームだった。

(イチローの言葉)


 ◇ ◇ ◇ ◇


しっかし、キューバはしぶとかったな。
さすがに半世紀も王者として君臨してきただけのことはある。
最後まで気の抜けない試合だった。
5点差をつけたときには楽勝モードだったのに、いつの間にか8回裏には1点差まで詰め寄られたもんな。
あのときは心臓バクバクだった。


日本の9回表の攻撃は見事だった。
イチローのタイムリー、福留の2点タイムリー、小笠原の犠飛!
これぞ日本野球って感じで、無駄がなかった。
イチローの右前打で生還した川崎のスライディング、すっげぇ〜うまい。
福留の左前打で2塁から生還したイチローも速かった。
小笠原の犠飛で一生懸命走った松中も、重戦車みたいで豪快だったな。(いちおう誉めてます!)


ピッチャーは大なり小なりみんな打たれた。
その中では、先発した松坂が光ってた。
いきなりホームラン打たれて「おいおい」って心配したけど、三振バンバン取ってたし、5回まで投げさせてほしかった。
渡辺はちょっと不運だった。
川崎が2度もエラーしたり、自分もエラーしたり……。
3回を投げてよく2点で済んだな。
これもまあ粘り強い投球ってことか。
藤田が2ラン浴びたあと、8回1死から登板した大塚は、9回に1点取られたけど、それ以外は安定してた。
最後2者連続スライダーで三振に仕留めるあたり、さすがメジャー投手だ。
あのスライダーが低めに決まったら、ちょっとやそっとじゃ打たれない気がした。


なんだかんだ言っても、キューバ打線のあのスイング見ると、6失点なら上出来でしょ。
みんなよく投げたよ。


さてと、大会のMVPは松坂だった。
「上原じゃねーのかよ?」って声もあって、韓国戦の投球を思い出すと「それもそうだな」と気持ちはわかる。
けど、松坂もよくがんばったと思う。
速球とキレのいいスライダーは、三振取ったときとかスカッとする。
今日は荒れ球にハラハラもしたけど。
まあ、上原ファンの人も喜んであげてください。
日本が優勝したんだから、この際どっちでもいいじゃん。
つーか、ぼくはちゃっかり松坂ファンでもあるもんね!


最後にマジな話。
MVPはイチローにあげたいけど……。
松中も上原も素晴らしかったけど……。
ホントのMVPは福留にあげたい!
韓国戦の7回まで沈滞ムードだった打線の目を覚まし、チームに勝つ勇気を与えたのは福留の一撃だ。
あのホームランがなければ、日本の優勝はなかったかも知れない。
値千金ってよく言うけど、あれはもう万金、億金の価値がある。
ぼくはそう思うんだけど、どうですかねぇ。


あーあ、野球少年だった頃に戻りてえーっ!
そんなことを思ったりもするが、時既に遅い今日この頃。
明日からまた現実に戻って、汗まみれ油だらけの青春交差点……だな。



【イメージ画像】
9回表、福留のヒットで生還したイチロー!
↓さーさークリック↓

2006/03/20(月) 「坊っちゃん」百周年!漱石が驚いてる?
 
 ̄O ̄)ノちわーっ♪
一見「お坊ちゃま」ながら、実は「貧坊っちゃま」のゆうやです。
いきなりお気楽ヨーソローな挨拶……今日も冴えてるぞ。(笑)


さて、マニアックなニュースを見つけた。
去年夏のドラマ「がんばっていきまっしょい」の舞台となった愛媛県立松山東高校の話題だ。
来ましたねって感じ。
東高といえば、さわやか青春女子の巣窟であり、ジャニ系美少年の温床……。
こりゃいくらなんでも誉めすぎだな。
まあ、それは良しとして、「楽園の学園」東高でどんな不祥事が起きたのか?
興味のある方は読みすすめてくださいね!
失望を覚悟で。(笑)


 ◇ ◇ ◇ ◇


漱石ゆかりの高校、「坊っちゃん」読了生徒4割

夏目漱石が教べんをとり、「坊っちゃん」の舞台になった愛媛県立松山東高(旧制・県尋常中)の1年生のうち、同作を最後まで読んだ生徒は約4割で、約10年前の約7割を大きく下回っていることが、市民でつくる「松山坊っちゃん会」(頼本冨夫会長)のアンケートでわかった。

19日、松山市であった「坊っちゃん」百年記念愛媛大学シンポジウムで報告された。

漱石は1895年4月から約1年間、同尋常中で英語を教え、ここでの体験をもとに「坊っちゃん」を書いた。

アンケートは今年2月、1年生414人に実施。
「全部読んだ」が168人、「部分的に読んだ」が137人で、「読んでいない」とした109人は「まったく興味がない」「身近に本がなかった」「読みにくい」などと答えた。

同高の旧松山中時代に学び、シンポジウムに出席したコラムニストの天野祐吉さんは「在学中、漱石は神様みたいな存在で、誰もが読んでいたのだが……」と嘆き、同高で国語を教えていた頼本会長は「漱石も驚いているのでは。地元の人が名作を愛し続ける取り組みが必要」と話している。

≪読売新聞より≫


 ◇ ◇ ◇ ◇


この記事にちょっとだけ突っこんでおきましょうかねぇ。


一番のポイントは東高1年生のうち「坊っちゃん」を読了した子の率が、この10年で7割から4割に激減していることだ。
けど、4割でも立派じゃん!
十分すごいと思う。
他の学校の生徒と比べたりしたら、たぶん驚異的な比率でしょ。
10年前といえばケータイなんて全然普及してなかった頃だ。
ケータイいじりが忙しい今の高校生は、活字からどんどん離れている。
比べても無意味だと思うけどな。


だから、漱石は驚いてなんかいない。
シニカルな漱石らしく、こう言っていると思われる。
「松山の田舎者に吾輩の文学など理解してもらわなくてもけっこう」と。
しかし、心の中ではこうも思っている。
「でも、まあ、さすが吾輩が教べんをとった学校だな」
そんな感じじゃないかと思う。


この春、東高へ入学してくる1年生全員のケータイに電子書籍をダウンロードしたら、どうなるだろう。
「坊っちゃん」を読了する生徒の率は、飛躍的にアップするだろう。
課題図書として感想文の提出を求めれば、100%に近づくかも知れない。


けれども、読書は人から押し付けられてするもんじゃない。
読みたい本を自分で見つけて最後まで読み、その世界に感銘を受けたとき、読書の喜びは最大のものとなる。
どんな時代になっても読み継がれてゆくのが不朽の名作。
発表から既に100年を越えた「坊っちゃん」は、情報が氾濫している今の時代にも輝き続けている。


「心配には及ばぬ!」
漱石はそう言っているに違いない。
大丈夫。


 ◇ ◇ ◇ ◇


【関連記事】

◆黒岩物語≪前編≫
http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/rommel/?Y=2005&M=3&D=6
◆黒岩物語≪後編≫
http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/rommel/?Y=2005&M=3&D=7

 

2006/03/19(日) 王ジャパン、ついに韓国を撃破!
 
七回表一死二塁。
代打福留が放った鋭い打球がライトに飛んだ。
入れーっ!!
重苦しい雰囲気を吹き飛ばす会心の一打だった。
日本の野球ファンの願いを乗せた打球はライトの頭上を越え、そのままスタンドへ突き刺さった。
うおおおお〜〜っ!!
ヤッタァーーーー!!
すっげぇ〜!福留。


これまでの日本ならこれでオシマイだった。
が、今日の日本はよく打った。
その後も攻撃の手を緩めなかった。
里崎、宮本、イチローとタイムリーが飛び出し、ラッキー7のこの回に一挙5点を奪い勝負を決めた。
次の8回に出た多村のホームランもデカかったな。
打った瞬間はセンターフライかと思ったけど、よく飛んだ。


それにしても、上原がよく投げた。
素晴らしいピッチャーだな。
巨人は嫌いだけど、上原だけはこれ一発で好きになった。
応援するぞ。


おっと、忘れるとこだった。
ぼくが大好きなイチローも大活躍!
3安打、1打点、2盗塁。
打つ姿、走る姿、とにかく全部チョーかっけーっ!


今日の試合は大満足だった。
この調子でキューバも倒して優勝だ。
決勝戦の先発は松坂だろう。
がんばれ!松坂。


つーか、野球のテレビ中継でこんなに熱中したのは久しぶりだな。
心地よく疲れたよ。

 

2006/03/18(土) ヨーソロー!
 
この春、新しい世界へ旅立つ人に贈る言葉。
恋と青春の五七五・七七。
ホントは詩を書きたかったんだけど、長いのはちょっと無理でした。
俳句と短歌でガマン♪ガマン♪です。


 ◇ ◇ ◇ ◇


まずは、元気な一句。
男らしい旅立ちのうた!
『ヨーソロー』


潮はいま!
北北東に
舵を取れ


◆解説◆

さあ船出のときが来た。
進路は北北東。
小さな船だけど、これはおまえの船だ。
今からおまえが舵を取れ。
明日はかすんで見えないけれど、それはみんな同じこと。
いい波だ。
ゆっくり滑り出せ。
ヨーソロー♪ヨーソロー♪
今日からおまえが船長だ。

・・・と、こんな感じです。
(この解説文、長渕剛の影響モロ受けてます・・・笑)


 ◇ ◇ ◇ ◇


純情少年の恋のうた!
『メロディ』


まだ早い
波打ち際に
風運ぶ

去年の夏の
あのメロディ


◆解説◆

キミと出会った砂浜に来てみた。
早春の海には誰もいない。
穏やかな波、澄んだ水の色。
あの日と何も変わらない。
ただ・・・ぼくのとなりにキミがいないだけ。
波打ち際に近づいてみた。
キミの幻が見えるような気がしたから。
乾いた風に乗って、あの歌が聴こえてきた。
忘れるもんか。
去年の夏のあのメロディ♪
もう一度会いたいな。
キミに。

・・・女々しくならず、ややノスタルジック。


 ◇ ◇ ◇ ◇


メルヘンチック純愛路線!
『さくら』


やがて来る
眩しい季節
待ちきれず

さくらの空に
キミの名を呼ぶ


◆解説◆

このつぼみが開く頃、ぼくらは高校生になるんだ。
別々の学校に通うことになるけど大丈夫。
ずっと一緒に歩いてゆこうね!
キミの新しい制服姿、早く見たいなあ。
けど、まぶしくて見れないかも。
雫、大好きだーっ!
桜が空を覆うようになったら、必ず言うよ。
今まではっきり言えなかったけど、必ずね。

・・・こうゆう世界、大好きです。



イメージ画像、今日は『ヨーソロー』です。
『メロディ』と『さくら』は明日とあさって載せますね。
↓さーさークリック↓

2006/03/17(金) 正義の神様
 
WBC2次リーグ最終ゲームで、メキシコがアメリカを2対1で撃破!
99%死んでいた日本チームが生き返り、なんと準決勝へ進むことになった。
優勝候補筆頭にしてホスト国であるアメリカの南隣、メキシコから神風が吹いたわけだ。


しっかし、1勝2敗で「はい!準決勝」と言われましてもねぇ。
なんかスッキリしないよな。
失点率で僅かにアメリカを上回ったのか?
とりあえず、メキシコの勝利が1対0のスコアじゃなくてよかったな。


さて、準決勝の相手は韓国。
1次、2次リーグとも負けた相手だし、今度はなんとか勝ってもらいたい。
希望的観測なら、3度目の正直。
絶望的観測なら、2度あることは3度あるって言うし。
さて、どっちになるんでしょうねぇ。


【結論】
一度死んで生き返ったチームは、失うものがないから強い!


イチロー、がんば!


それにしてもアメリカ、ざまぁねーや。
メキシコ戦ではついに誤審の助けも及ばなかった。
日本戦であの誤審がなけりゃ、3戦全敗ってか。


正義の神様ってやっぱ確かにいるんだな。
・・・・・・ホッとした。

 

2006/03/16(木) さわやか4連発!
 
今日は高級マンションの建築現場に参上!
15階建てだから、四国じゃ高層マンションだ。
そこでやった仕事は、建材の搬入。
トラックで運ばれてきた石膏ボードとか軽鉄(けいてつ)などを運び入れる作業だ。
だから、マンションの形作りに直接携わったわけじゃなくて、ちょっと残念。


残念だったことと言えば、天気も残念だった。
朝から降り続いていた雨が、午後からはドシャ降りになった。
最悪のコンディション。
カッパを叩く雨の音ばかりが耳について、すぐ隣で作業している人の指示が聞き取れない。
そのせいで何度も注意された。
ホッとひと息つく間があって、雨に煙った景色を見下ろしたけど、全然おもしろくない。
優しい雨じゃなきゃ詩情が湧いてこない。


ああ〜疲れた!
初めて触った石膏ボードが重かった。
ゴム張りの軍手をしていたけれど、握力がなくなるにつれてボード3枚を一挙に担ぎあげるのがしんどくなった。
最後はヨレヨレ。
一発即効で筋肉痛だ。


それにしても、あれだ。
なんてゆうか・・・。
今日もいろんなことがあったけど、かなりさわやかにすごすことができたな。


さわやか・・・その1☆

朝のラジオ体操でキャピっと軽快に動きすぎた。
ダラダラムードの空気が読めず、完全に浮いてしまっていた。
反省。
つーかさー、人の何万倍もきちんと体操したのに、なんで反省しなきゃなんねーんだよ!
不思議でしょうがない。


さわやか・・・その2☆

「ぼく!何でもかまんけん、人数分ジュース買うてきて」
休憩のたび責任者からパシリを命じられた。
パシリさせやすい顔をしているってことなのか?
それよりも、「はい。わかりました」と笑顔で動いてしまう自分が悲しかったりもする。
が、見渡せばぼくの他はオジサンばっかりで、しかたないとも思ってしまう。
さらに、炭酸系のジュースを多く買ったら、「お子ちゃま」と言われた。
何でもいいと言ったくせに文句言うな。
ってか、そんなことより、「ぼく」って2人称で俺を呼ぶな!
いくらなんでも、そこまでガキじゃねーよ。
メットの後ろにでっかく、しかもひらがなで「ゆうや」って書いてんだ。
それが読めるなら、ちゃんと名前で呼んでくれ。


さわやか・・・その3☆

休憩場所から現場へ戻るとき、オジサンたちのタバコの吸殻とジュースの空き缶をゴミ箱へ捨てた。
自発的な善行!
10個の空き缶を手に持って歩いているとき、1個が落っこちた。
続いてもう1個・・・。
「あとで拾えばいいや」と思っていたら、後ろから歩いてきたオジサンが拾ってくれていた。
「あ、すいません」と謝ると、「珍しく気が利く子やなあ」と誉められた。
エヘヘ♪それほどでも〜。


さわやか・・・その4☆

どこの現場にもエロオヤジがいる。
ケータイにダウンロードした超エッチな動画を見せられ、「からだに毒か?」と聞かれた。
「わっ。そうゆうのダメです」と即座に断わった。
興味がないことはないけど、ぼくは好きな子のために純粋でありたい。
我ながら、かっけーっ!


こんなありふれた、いかにもくだらない出来事が果たして「さわやか」と言えるのかどうか。
複雑な心境だな。


雨は夕方までにすっかりあがった。
環状線をクルマで西に走っていると、丸い夕日が出迎えてくれた。
やわらかな赤い光は今日への感謝であり、明日への勇気!


さあがんばろうと思ったら、明日からは3連休だったよ。


↓イメージ画像見てね

2006/03/15(水) 桜のつぼみ
 
午前中は仕事の打ち合わせ。
来週月曜日から入ることになった現場へ行き、簡単な下見と安全第一に関する講習を受けた。
しんどいのか、楽勝なのか、残念ながらそこまではわからない。
ただただ・・・きったねーっ!
また洗濯が忙しくなりそうだ。


現場ハウスに行ったら、見覚えのある顔が一人いた。
先週完了した工事現場で、途中まで一緒に仕事したアイツ。
「おっす!元気?」
「まあまあ」
その程度の会話だけ。
同じ班にはなりたくないもんだ。
向こうも同じことを思っていたかも知れないな。


ぽかぽか陽気になった午後は、久しぶりに散歩などしてみた。
散歩コースはお決まりの十年前の帰り道。
桜の花のつぼみを見つけて思い出したのは、中2の春に詠んだ短歌だった。


 ◇ ◇ ◇ ◇


当選の
嬉しさのあまり
駆け出した

さくら咲く空
胸おどる道


 ◇ ◇ ◇ ◇


生徒会役員に立候補して、当選したときの喜びの歌だ。
なんと初々しいゆうやくん♪
校内短歌コンクールで最優秀賞に選ばれた栄光の歌!
うーん・・・かつての栄光は今いずこ?
でも、思い出は色あせない。


よろこび悲しみ
希望絶望
全部あるから
ぼくなんだ


桜のつぼみの写真を撮ったぞ。
↓さーさークリック↓

2006/03/14(火) なごり雪のホワイトデー
 
今朝は6時半に出発。
愛媛県南西部の町へ向かった。
大雪注意報が発令されているだけのことはあって、真冬並みの寒さだった。
でも、雪は降らないだろうとタカを括っていた。


海岸線をクルマで西へ走っていると、空がどんどん暗くなってきた。
海も大荒れだった。
時おり波飛沫が岸壁を越え、フロントガラスにまで飛んできた。
いやーな感じ・・・。
そうでなくても退屈なラジオが、心底退屈に感じられた。


いつの間にか、雪が降ってきた。
雨かと思ってワイパーを動かしたら、小さな白い塊がいくつも付いていて、水っぽい雪だとわかった。
3月も半ばの雪だから、「なごり雪」ってことになるんだろう。


長いトンネルを抜けて目的地に付くと、周囲の山が白く雪化粧をしていた。
民家の屋根にも推定5ミリぐらいの積雪があった。
初めて訪れたこの町が、めったに見せない雪景色でぼくを歓迎してくれたんだろうか。
そこまでロマンチックに考えたら、たぶんオメデタすぎる。


でも、暖かい愛媛の海辺に住んでいると、3月に雪なんてまずは見られない。
なごり雪のホワイトデーっていいもんだな。
キミにも見せてあげたかったよ。

 

2006/03/13(月) 女子高前工事現場で急ブレイク
 
あまりにもくだらない日記なので、良い子のみんなは絶対に読まないでください!


きょう仕事をした工事現場は、ある女子高の正門前。
そこはいちおう商店街になっている。
「いちおう」と書いたのは、半分ぐらいの店のシャッターが、定休日でもないのに一日中ずっと下りたままだったからだ。
郊外型のショッピングモールに押されて、息も絶え絶えな商店街。
そんな感じがする過去の通りだ。


一般的には「お嬢様学校」として知られている学園のまん前での道路工事。
朝からみんなで大盛り上がり大会だ。
「3時過ぎか?」
「いや、3時半ぐらいやろ」
「昼過ぎじゃねーの?」
女子高生が大挙して溢れ出してくる時間の予想だ。
「うはっ!いきなり告られたりしたら、俺どうしょうか?」
「ありえねぇ〜!おまえだけは避けて通るはずやけん大丈夫」
こんなのはかわいいもんで、ハイテンションでフシダラなことを口走る者もいた。
こいつら、青少年保護育成条例を知らないんだろうか?


ぼくは関係ない。
こうゆう話題のときは外野にいて、マウンド周辺には集まらないことにしている。
それってマジかよ?
そうだっつーの!
自分に言い聞かせる。


ひどく痛んでデコボコになっている舗装を手直しする作業。
テコのぼくがやる仕事と言えば、スコップとかツルハシを持って地球を覆っているアスファルトを取り除くことだ。
こうゆう肉体労働にも慣れてはきたけど、今日は寒かった。
真冬並みの気温で、久しぶりに白い息をたくさん吐いた。


昼食が終わった。
いつの間にか、そわそわと蔓延していた雰囲気が消えかけた頃、女子高生の姿がちらほら見え始めた。


 ◇ ◇ ◇ ◇


校門に背を向けて作業をしていた。
意識をしてそうしていたんだ。
そうしなければ、やっぱちょっとやばい。


大勢の女の子たちの話し声が聞こえてきた。
何を話しているのかはわからない。
でも、右後頭部からほっぺのあたりに刺すような視線。
クレヨンしんちゃんみたいな特徴あるほっぺじゃないはずだけど、正体がバレたのか?


「あのー、すいません。もしかして・・・」
一人の女の子が恐るおそる近寄ってきた。
ぼくは作業の手を止めた。
「もしかして、ゆうやくんじゃないですか?」
なんで知ってんだ?会ったことないのに。
「そうですけど・・・」
しかたなく背筋を伸ばして振り返ると、ぼくと同じくらいの身長の子が立っていた。


「きゃ〜〜〜っ!ゆうやくんだっ!」
女の子はぼくを指差しながらそう叫び、後ろに大勢いた学園の仲間に知らせた。
どれどれ?って感じで、ぼくの周りにはたちまち人だかりができてしまった。
「かっけーっ!!」
「さわらせて!」
「握手してー!」
なんだ?なんだ?この騒ぎは。
ぼくはそんな有名人じゃないぞ。
でも、悪い気はしないもんだな。


「エヘヘヘーン♪」
こうなったら、いっそ照れ笑いでもしてみっか。
「笑顔がステキ〜!」
「きゃー!死ぬ〜!」
おいおい・・・ちょっと言いすぎだろ?
でも、もっと言ってくれーっ!


 ◇ ◇ ◇ ◇


ピピピッ、ピピピッ、ピピピッ。
時刻は午後零時58分。
ケータイのアラームの音だった。
ぼくは異様に埃っぽいワンボックス車の中にいた。
昼寝をしていたんだ。
周りにいたのは、まだまだ昼寝中の男どもばかり。


なんだ、夢だったのか。


現実は厳しい。
そんなバカげた話があるわけがない。
ぼくを見てよろこぶ女子高生なんて誰一人いなかった。
それなのにチョー恥ずかしすぎて、自分で掘った穴に入りたくてしょうがなかった。


ダメだな。
まだまだ修行が足りねーよ。

 

2006/03/12(日) 果てしなく優雅
 
昨日と今日は久しぶりの連休だ。
病欠以外では正月休み以来。


やりたいことがない。
やりたくないけど、やらなければいけないこともない。


優雅だ・・・果てしなく優雅だ。
こうゆう瞬間って案外一番しあわせなときなのかも知れないな。


買ってはみたけど、まだ読んでない本でも読むとするか。
たぶん寝てしまうと思うけど。

 

2006/03/11(土) やっと終わった
 
1月から請け負っていた重油タンク解体工事の作業員の仕事が、昨日で終わった。
たった一人でいろんな工事現場を渡り歩く「ピン職人」としてのデビュー戦が終わった。
「ピン芸人」とゆう呼び名はあるけど、「ピン職人」とゆう呼び方ってあるんだろうか?
検索エンジンで調べたら、わずかながら使っている人がいる!
驚きだけど、「やっぱりな」って気がしないでもない。


しっかし・・・。
ハードで、ヘビーで、アクロバチックで、しかも猛烈にアブラギッシュな仕事だった。
約2ヶ月間、泥とホコリと油と水と、そして汗にまみれた。
高所恐怖症が潜伏期間をおかずに発症しそうな作業もあった。
当初9人もいた作業員はクビ、骨折、仮病などで次々とリタイヤ。
最後まで残ったのはたった2人。
これはまるで刺激のないバトルロワイヤルか?
いやいや、作業員同士が消しあったわけじゃない。
サバイバルゲームの様相だったと言ったほうが適当だな。


ぼくが最後まで残ったのはなぜだろう。
ぼくはメンバーの中で一番体力がなさそうに思えた。
手子(てこ)仕事しかできない。
重機のオペレーターが務まるはずもなく、とてもじゃないが職人なんて言えないのに。
でも、ホントは知っている。
ぼくはその理由を知っている。


それは、まず朝夕の挨拶「おはようございます」と「お疲れさまでした」が言えること。
次に、人を見下すようなことを言わないこと。
心で思っても、決して口に出しては言わない。
そして、監督(親方)に命令されたら、とりあえずキビキビっと動いてみること。
上位の者が見ていようと見ていまいと、サボらないこと。
ぼくにできることと言えば、それだけだとわかっている。
だけど、それだけのことができない人が案外多いんだ。
ぼくなんかよりはるかに仕事ができて、ゴマをするのもうまいくせに、そんな簡単なことができない人が多すぎる。


悪口、陰口、罵詈雑言が飛び交った。
お互い聞こえていないつもりだけど、実は聞こえるように・・・。
それでも、面と向かってケンカする者はいなかった。
一見すると平和な現場だった。
不思議なくらいに。
危うい平和を保っていたのはなんだろう?
お互いをバカにしあう毒々しい視線のバランスか。
いつも花咲くエロ話に浮かべるイビツな笑みの輪による効果なのか。
それとも、最低限の金を確保したいとゆう当然の欲望か。
ぼくには最後までわからなかった。
わからないほうがいいと思っている。


見知らぬ世界に足を踏み入れて、ぼくは成長したんだろうか。
特別には意味がなかったような気がする。
ただ人間観察とゆう点においてだけ意味があったような気もする。
だから、ぼくは成長したかも知れない。
ほんの少しだけ。
他の誰かにはわからないかも知れない。
その程度でもかまわない。


とにかく疲れた・・・。
ガチガチに疲れた。
いま思うことと言えばそれだけで十分だ。


深い眠りについたら、夢を見よう。
見知らぬ街をキミと歩いている夢を。

 

2006/03/10(金) 「耳をすませば」最高だっ!
 
金曜ロードショーで「耳をすませば」が放映された。
レンタルビデオをダビングしてみていた中学生の頃からだと、たぶん百回以上はみているはずだ。
今はDVDも持っている。
でも、みてしまった。
途中で絶対に飽きることなく。
CMの次に出てくる場面を正確に思い出しながら。


今日みたあとの感想は・・・。
やっぱり「耳をすませば」が一番好きな映画!
ジブリ映画の中では地味な存在だけど、不朽の名作だなってことかな。


それにしても、ハッピーエンドのストーリーなのに、何度みても涙が出てくるのはなぜだろう。


映画の終盤、雫が書き上げた物語を手にして地球屋を訪れ、西老人に読んでもらったあと・・・。
「あなたの切り出したばかりの原石をしっかり見せてもらいました。がんばりましたね。あなたは素敵です」
雫は西老人の言葉に救われ、さらに励まされ、大粒の涙を流して感激する。


このシーンが大好きだ。
エメラルドの原石は誰もが持っている夢じゃないだろうか。
ぼくの中の原石も磨いていきたい!
そんな勇気が湧いてくる場面だ。


そして、ラストの聖司が雫にプロポーズをする場面。
「雫 あのさ、俺・・・今すぐってわけにはいかないけれど、俺と結婚してくれないか」
「・・・・・・」
雫は言葉が出ない。
「俺、きっと一人前のバイオリン作りになるから」
「・・・うん」
雫はしっかりうなずく。
「本当か!」
「嬉しい。そうなれたらいいなって思ってた」
聖司は思わず雫を抱きしめる。
「雫、大好きだっ!」


中学3年生の純真なプロポーズ!
自分の気持ちに素直で、打算とゆうものがなくて、ぼくが思い描く理想の愛って「これだ!」と思う。
これから何百回みても共感するだろう。
それは、このときの聖司のような純粋な気持ちで、死ぬまで彼女を愛し続けたいと強く誓っているからだ。


いま日本人の心は、ついに「一生懸命走るのはカッコ悪いこと」とされる風潮にまで荒んでいる。
多くの大人や少年たちが「心のままに生きること」を「欲望のままに生きること」だと勘ちがいしている。


「耳をすませば」はそんなぼくら日本人に、夢を追いかけて一生懸命走り続けることの美しさを教えてくれる。
思春期の少年と少女の夢と恋物語をメルヘンチックに描くことによって、たとえ不安に押しつぶされたとしても、自分の可能性を信じて諦めないことの大切さを教えてくれる。
その夢ってやつは親や他人から与えられるものではなくて、自分自身で見つけるものだ。
もし敷かれたレールがあったって、その上を走ることだけが人生じゃない。
ぼくには敷かれたレールなんてどこにもないから、なおさら強くそう思う。


中3の頃から数えて約十年。
その間にぼくの夢は中学または高校の教師から、「言葉で人の心を動かすこと」へと形を変えた。
でも、ぼくはまだ自分の生き方に自信を持てないでいる。
日々しあわせな空気に包まれていて、しかも、ぼくが進む道に決められた正解なんてないことを知っているのに、それでもまだ怯えている。


心の拠りどころは、頼りないぼくにでも、ぼくの生き方を理解して支えてくれる家族がいるってことだ。
「叶わなくてもいいから夢に向かって走って」
家族の声は励ましのようでもあり、夢破れたときの逃げ道を用意してくれているようでもあって、とても優しく耳に届く。
ぼくはそれに溺れてしまわないように、自分の心の声に耳をすまして生きてゆこうと思う。


何ヶ月かぶりに「耳をすませば」を真剣にみてよかった。
最近やや沈みがちだった心に、また新しい気持ちが芽生えた感じがする。
大きな声で・・・がんばっていきまっしょい♪


 ◇ ◇ ◇ ◇


DVD「耳をすませば」
↓みんなでみようね↓

2006/03/09(木) 最優秀主演男優賞
 
4tユニック車で丸太を吊り上げる作業をしていたときのこと。
親方とマサオさんは、トラックの荷台の上に立っていた。
ぼくは、そこからほんの数メートル先に置いてある丸太にワイヤーを掛ける役目だった。
9ミリのワイヤーには、きついクセが付いていた。
ぼくの力ではどうしようもなく、ワイヤーがなかなか丸太の下を通らない。


「なんにもでけんヤツやな。ホンマにアホや」
短気な親方の憎々しげなつぶやきが、風下にいたぼくのところまで飛んできた。
いつものことだけど、相手に聞こえているとは思っていない。
面と向かって文句を言えばお互いスッキリするかも知れないのに、それをしない。
だから嫌われているってことを知らないんだ。


ぼくは頭にきて、あっさり諦めてやった。
「無理みたいです。エヘヘヘ♪」
ホコリっぽい現場の空気が固まり、また親方がつぶやいた。
「今頃の子はすぐに仕事を投げる。困ったもんや」
ぼくは照れ笑いをしながら、悔しさが止めどなく押し寄せてくる。


(あのさ〜、全部聞こえてるんですけど)
(いちいちウルサイんじゃ・・・たこ坊主!)
こんなふうに言えたら、どんなに気分爽快だろう。


もしも、ぼくが本心をあらわにしたら、たぶん親方とケンカになる。
倍ほども年上の人と。
でも、ぼくは親方のつぶやきが聞こえなかったフリをする。
なんにもなかったように演技をする。
レッドリボン最優秀主演男優賞がもらえるぐらい。


こうゆうぼくって二重人格者なんですかねぇ?(笑)


 ◇ ◇ ◇ ◇


朝一番の青空。
薄い空色が大好きです。
↓さーさークリック↓

2006/03/08(水) きれいごと
 
破竹の3連休で「向かうところインフルエンザ・ウイルスあり」だったマサオさんが、やっと現場に復帰してきた。
「熱がまだホントには下がりきってなくて、からだの節々が痛い」そうだ。
いかにも頑丈そうな顔をしているくせにそんなことを言うなんて、あんたは節足動物かよ!
われながら平安貴族的なツッコミだな。(笑)


約2ヶ月がんばってきた解体現場の仕事も残り2日。
1年間にも感じるぐらい長い長い日々だった。
よっしゃ!最後までちゃんとやり遂げるぞ。


こんなことを言うと、必ず誰かに言われるんだよね。
「心にもないことを言うな」って。
聞かされる側としては、青くさくて照れくさいのか?
それとも、きれいごとだと思っているのか?
どっちでもいいけど、「きれいごと」とゆう言葉の意味を辞書で調べてみた。


「手際よくきれいに仕上げた仕事」とか「よごれないですむ仕事」などの意味もあるが、これらを指して「きれいごと」とはあまり言わない。
やはり「表面だけを立派にとりつくろうこと」とか「見かけや口先だけ体裁を整えていること」として使われるほうが多い。
なるほど、文字どおりのきれいな言葉なのに、良い意味で使われる言葉じゃないことに改めて気づく。


でも、ぼくは思うんだよね。
みんながみんな本音だけしか言わないようになったら、身近な人間関係だって相当ギクシャクするはずだ。
もっと言えば、世の中が成り立っていかないんじゃないか、と。


心の中では「こんな仕事やりたくねーっ!」と思いながらも、逆に「いやいや、それでもがんばらねば」とゆう気持ちもある。
その葛藤の末に出てくる公的な言葉が「がんばろう」だったら、それでいいんじゃないかな。
ぼくは私的な言葉を「本音」と呼んでストレートに吐き出すより、「しかし」と一呼吸おいてから「ぼくがやらねば」って感じの大人になりたい。


・・・とゆうことで、「きれいごと」いいじゃん!
いろんな思いが重なり合って出てきた言葉が「きれいごと」なら、それを実行すればいいんだよね。
そうすれば心の美しい人になれる気がする。


明日から、ちょっとだけ心掛けてみようかな。


 ◇ ◇ ◇ ◇


水まきの作業をしていて、小さな虹を発見しました。
今度はバッチリ写真を撮りましたよ・・・エヘヘ♪
↓さーさークリック↓

2006/03/07(火) 本当のありがとうの詩
 
本当のありがとうの詩


作詩 ゆうや



なに不自由ない暮らしのなか

どんなにまぶしい光を浴びていても

それが当たり前だと思いはじめると

やわらかな光が射しこむときに

全然見えなくなってしまう



でっかいしあわせに退屈している毎日

なんて不幸な姿なんだろう



きっと不自由な暮らしのなか

淋しい闇夜に閉ざされていても

いつか夜明けが来ると信じていれば

途切れそうな光が射しこむときにも

はっきりと見えてくるんだよ



小さなしあわせに一生懸命な毎日

なんて美しい姿なんだろう



ずっと飽きない暮らしのなか

キミの優しさに包まれていても

それだけに甘えちゃいけないんだよね

いつも本当の「ありがとう」が言えるように

小さなしあわせをひとつも見逃さないように



ささやかに生きるって・・・そうゆうことかも知れない

一緒に歩くって・・・そうゆうことなのかも知れない



 ◇ ◇ ◇ ◇


【解説みたいな文】


本当の「ありがとう」は「ありがとう」じゃ足りないんだ♪
これは「supernova/BUMP OF CHICKEN」のワンフレーズです。
すばらしい言葉に刺激を受けて書いたのが、この詩『本当のありがとう』です。


人がうらやむほどの豪邸に住み、有り余るお金に囲まれて生活している人が、みんなしあわせだとは限らない。
不幸な境遇に追いやられている人や貧しい暮らしをしている人の中にだって、小さなしあわせをいっぱい見つけて明るく生きている人だって多いはず。


ぼくのそばにはキミがいて、いつも優しくしてくれる。
でも、それが当たり前になってしまったら、そこらじゅうに転がっている小さなしあわせが見えなくなるんだ。
だから、ぼくは毎日キミに「ありがとう」と言うんだよ。
それ以上の言葉を・・・ぼくは知らないから。


そんな感じの詩ですね。


【イメージ画像】
必ず訪れる夜明け。
↓さーさークリック↓

2006/03/06(月) 困ったにゃ〜!
 
班長のマサオさんは今日も休み。
どうやら仮病の嫌疑は晴れたかな。
でも、夕方ケータイで話したときのしんどそうな声からすると、明日も休みそうな勢いを感じましたね。
困ったにゃ〜!(笑)
工事も大詰めに来た時期で3連休かよ。
ま、とにかくお大事にね。


ってか、ぼく自身に言いたい気分です・・・「お大事に」って。
今日もバリしんどくて、マジで死にそうでした。
不機嫌な親方と水入らずってホントきついっす。
あと4日、体力と精神力が続くでしょうかねぇ?
は〜ぁ、なんとかがんばろっと。


実にくだらない日記だな。
くだらない日記のついでに、インチキメール問題について一言だけ書いておこう。


武部氏次男さんは、民主党が謝罪広告を掲載すれば損害賠償は請求しないらしい。
甚大な被害を受けたってわりには、ずいぶんと寛大なんだな。
1億円規模の損害賠償訴訟を起こして、法廷のリングで徹底的に戦って真実を明らかにすればいいのにね。
なんでしないんだろ?


なんか明らかになるとマズい事実でもあるのか?
どうも腑に落ちない。


 ◇ ◇ ◇ ◇


武部氏二男、民主党と永田議員に謝罪広告掲載求める


自民党の武部幹事長の二男は3日、民主党と永田寿康衆院議員に対し、「送金指示メール」問題で誤った情報に基づいて送金先として名指しされたことについて、連名で全国紙などに謝罪広告を掲載するよう求める文書を送った。
文書では、「著しい名誉棄損を受け、経営する飲食店や会社は業務上、甚大な被害を受けた。国会の場で謝罪されても被害は回復しない」と強調し、「社会的評価を回復するため」として謝罪広告掲載を求めた。
一方で、民主党と永田氏が誤りを全面的に認めたことを受け、「謝罪の意思があることは了とする」とし、謝罪広告を掲載すれば損害賠償は請求しない意向を示した。

(読売新聞)

 

2006/03/05(日) 鉄塔徹尾
 
休日割り増し料金の適用がない日曜日の仕事。
「あー!アホらし。休んだほうがマシや」
心でそう叫びながらも、やんわりとでも断われないどころか、割とさわやかに引き受けてしまうぼく。
思わず自己嫌悪に陥りそうだ。


「ゆうやくん、お仕事がんばりますねぇ」
まるで子どもに言うように誉めてくれる人が身近に2人いるけど、たった数千円のお金を儲けるために平凡な休日を無にするってのは、ぼくの美学にそぐわない。
御2人と共に無駄と思える時間を過ごしたほうが、よっぽど有意義なのですよ(泣)


とゆうことで、行ってきました休日出勤。
一緒に行く予定だった班長のマサオさんが、実にタイミングよくインフルエンザで休むもんだから、親方と2人っきりで仕事するハメになってしまった。
気温が高いうえに手抜きができないから、油ギッシュな汗でびっしょり。
いや〜今日1日で4日分ぐらいの疲れを感じましたね。


マサオさん、明日は出てくるのかな?
もしインフルエンザが仮病じゃなければ、99%出てこられないはずなんだけど。
24時間で熱が下がりきるほど甘い病気じゃないもんね!(笑)
そしたら、親方と水入らず・・で・・す・・か・・ねっ?


さてと、今日はチョー珍しい写真を撮りました。
果たしてなんの写真でしょうか?
ヒントは今日のタイトルにあります。


では、バイバイおやすみ珊瑚の日ベイベー♪


↓さーさークリック↓

2006/03/04(土) 理不尽な連帯責任 ―駒苫のセンバツ出場辞退―
 
複数の者が共同で、ある行為または結果に対して負う責任のことを「連帯責任」とゆう。
ただし、複数の者には必ず何らかの「つながり」がなければならない。


高校の卒業式で卒業証書を授与された者は、その瞬間から高校生ではなくなり、単なる卒業生の一人となる。
つまり、卒業式を終えた直後の卒業生が居酒屋に集まり、酒を飲みタバコを吸い、他の客が「高校生のクセにけしからん」と言って警察に通報するほどの大騒ぎをしたとしても、学校には責任がないとゆうことだ。
既に彼らは高校生ではないのだから。
たとえ彼らが部活をやっていた者であったとしても、このことは変わらないし、特例など絶対にないのだ。


昨年夏の甲子園で57年ぶりとなる2連覇を成し遂げた駒大苫小牧高校野球部が、春のセンバツ大会への出場を辞退した。
3月1日、駒苫を卒業した直後の野球部OB少年たちが、オヤジ連中顔負けのドンチャン騒ぎをして、警察に補導されたことが原因だ。
絶対にないはずの特例が、高校野球の世界にはあった。
日本高野連の規定によると、「卒業日まで部員登録を継続する」としている。
「3年生部員はシーズン終了の11月30日をもって所属連盟の登録を抹消する」としていたが、2004年に「退部届を出した後に不祥事があっても部長、高野連の指導の対象外になってしまう」として改正したようだ。


部員登録の期限とされている卒業日とゆうのは、卒業式をした日の23時59分59秒までとゆうことか?
たぶんそうなんだろうな。
くだらねーっ!!
これじゃ改正じゃなくて改悪だろ!


駒苫野球部は昨年8月、前部長の部員に対する暴力行為が発覚して、「あわや優勝取り消し?」のお騒がせ事件を起こしたばかりだ。
比較的短い期間の間に再び起きた不祥事に責任を感じた校長が、自ら辞職の道を選んだのは仕方がない。
校長の責任範囲は野球部だけじゃなく全校生徒なのだから、ある程度は仕方ないと思う。
それでも、「我々の学校を巣立ったばかりの者が法律違反を犯しただけのことです」と言い張ってもいいのだ。
だから、校長の辞職は潔すぎる感じがしないでもない。


が、政治家連中は精一杯見習え!
特に民主党!


脱線しそうなので話を元に戻す。
哀れなのは、トバッチリの泥水を浴びせられた1、2年生部員だ。
「過去の先輩後輩の間柄」とゆうつながりだけでいちいち連帯責任を取らされていたんじゃ、たまったもんじゃない。
チームとして夏春連覇をめざしてきた現役部員の中には、個人として「将来は野球で身を立てたい」とゆう夢を描いていた選手もいたはずだ。
バカな先輩がいたばっかりに、後輩は自らの存在をでっかくアピールする最高の舞台を失ってしまった。
恐ろしいことに、トホホな先輩の存在が後輩の可能性を奪ってしまうことになるかも知れないのだ。
「これも運命なんだ」と受け入れることができる1、2年生など皆無だろう。


以上のような理論(とは言えないが・・・)を盾にして、駒苫には断固センバツ大会に出場してほしかった。
完全にねじ曲げられた全体主義思想の悪用に鉄鎚を振り下ろしてほしかった。
念のために書いておくが、駒苫が好きだから書いているのではない。
どちらかと言えば嫌いなチームだ。
それは2004年夏、済美高がめざした愛媛県勢初の春夏連覇を駒苫が阻止したとゆう・・・純粋かつ偏狭な郷土愛に基づく。


なんともやるせない事件だけど、駒苫野球部の1、2年生に贈りたい言葉がある。
「見る人は必ずどこかから見ている」
腐らず努力を続けて夏の甲子園で3連覇をめざせ!
たとえそれが叶わぬ夢に終わったとしても、キミらの努力する姿を「見る人は必ず見ている」とゆうことだ。


運命を呪うな!
これは運命なんかじゃない。
ただの事故だ。
泣きたいときこそ、みんなで力を合わせて・・・がんばっていきまっしょい♪

 

2006/03/03(金) 四国山脈雪景色
 
隣の高知県は毎日ポカポカ陽気が続いてるってのに、なぜか愛媛は今日も寒くて寒くて・・・。
西日本の屋根と言われてる(・・・?信用しないでね!)四国山脈に遮られて、暖気が北四国まで届かないみたいです。
この寒さをなんとかプラスの力に変えることができたらいいなあ。
そんなことをマジメに思わなくもないけど、屋外で仕事をしているぼくにはどうにもできませんね!
その日の気分は天気に聞いてくれって感じです。


ところで、今日は最悪のことが起きました。
あさっての日曜日、なんと休日出勤が決定!
いま行っている解体現場の工程が遅れていて、日曜日に作業を進めないと、残り1週間といよいよ後がなくなった工期には間に合わないそうです。


(*≧◇≦)はぁ〜♪
俺の知ったこっちゃねぇんだよなー。
がっくりバックリ・・・仮病使ってバックレたーい!
用事はないか?デート以外でもっともらしい用事は!


話が変わるけど、Mステ見てたらGARNET CROWが出ていて、新曲の「らいらいや」を歌ってましたね。
中島みゆきが歌いそうな曲だったからビックリしました。
パクリとかそうゆう意味じゃないですよ。
世界観が似ている・・・そんな気がしただけです。


ではでは、今日も短い日記だけど、このへんで。
バイバイおやすみひな祭りベイベー!


【イメージ画像】
四国山脈雪景色・・・しょぼい写真で申し訳ないです。
↓いやいやクリック↓

2006/03/02(木) いのちの詩 〜300万年の奇跡〜
 
『いのちの詩』
〜300万年の奇跡〜


作詩 真嶋ゆうや



ぼくら人間にはやっかいな心とゆうものがあって

どうしても前を向いて歩けない日がある

お互いに傷つけあって嘘をつきあって

自分のことが嫌いになりそうな日もある



アウストラロピテクスの誕生から300万年

無数に生まれては消えてゆくぼくら人間の生命



そのなかでホント不思議だよね

過去も現在も自分とゆう人間はたった一人

天☆海☆冥王星に旅する未来が来ても

自分と同じ人間は二度と誕生しないんだから



もしかしたら・・・

地球の歴史にたったひとつ記されるこの生命は

数字で表せない可能性を秘めているかも知れない

たぶんきっと・・・

星空の伝説にたった一個輝けるこの生命は

とてつもなくデッカイ何かをやらかすのかも知れない



だからこそ自分を大切にしようよ

いつか愛する誰かを大切にするために



泣きたいくらいカッコ悪いときこそ

自分を愛してやろうよ

誰かを愛する自分でいられるように



ぼくらの生命は300万年の奇跡

いつも大切に大切に愛してやろう!



 ◇ ◇ ◇ ◇


ぶるるっ♪
昨日に続いて今日も寒さが骨身に沁みたゆうやです。

春3月に入ったとたんに「寒の戻り」ってやつですかねぇ?
意地悪な天気予報が言ってました。
明日も寒いと・・・。
待ち遠しいのは桜前線の北上。

さて、スケールの大きな詩を書いてやろうと思い立ち、『いのちの詩 〜300万年の奇跡〜』ってのを書いてみました。
自分の可能性に期待しながらも、時にはちっぽけな自分に嫌気がさしたりして、揺れ動く少年の心を表現したかったんですけど、わかってもらえるでしょうか?

自分を愛することができない人は、他人を愛することなんてできない!
だから、たった一人の自分を大切に。
ぼくがこの詩で言いたいのはこうゆうことです。


【イメージ画像】
瀬戸の夕日@M-City
↓さーさークリック↓

2006/03/01(水) 思い出が変わらないように
 
一日じゅう降り続いた冷たい雨のせいで、今日はすっげぇ〜寒かった!
気温が下がり始めた夕方には、ゴム手袋をしている両手の感覚がなくなるぐらい。
からだが細くて、しかも喘息患者であるぼくにとって、寒さは油断以上に大敵なのだ。
現在のぼくは162センチ43キロ。
年末には痩せすぎだったけど、だいたいベストな体重に戻ったみたいだ。
この勢いでめざせ45キロ!(笑)


さて、愛媛県内の高校では今日あいにくの雨の中、卒業式が行なわれた。
思い出すのは数年前の今日、3月1日。
ぼくが高校を卒業した日のことだ。


かあちゃんもとうちゃんも来てくれない一人ぼっちの卒業式で・・・。
ぼくは自分の胸に何を誓ったんだろう。
ぼくの瞳にはどんな夢が映しだされていたんだろう。


最近、過去を振り返ってなかったけれど、今日は精一杯振り返ってみようと思う。
思い出がぼくの中で都合よく変わってゆかないように。

 


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