【青春交差点】
 
いつもどんなときも。ぼくはぼくらしく。
 
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2006/03/14(火) なごり雪のホワイトデー
 
今朝は6時半に出発。
愛媛県南西部の町へ向かった。
大雪注意報が発令されているだけのことはあって、真冬並みの寒さだった。
でも、雪は降らないだろうとタカを括っていた。


海岸線をクルマで西へ走っていると、空がどんどん暗くなってきた。
海も大荒れだった。
時おり波飛沫が岸壁を越え、フロントガラスにまで飛んできた。
いやーな感じ・・・。
そうでなくても退屈なラジオが、心底退屈に感じられた。


いつの間にか、雪が降ってきた。
雨かと思ってワイパーを動かしたら、小さな白い塊がいくつも付いていて、水っぽい雪だとわかった。
3月も半ばの雪だから、「なごり雪」ってことになるんだろう。


長いトンネルを抜けて目的地に付くと、周囲の山が白く雪化粧をしていた。
民家の屋根にも推定5ミリぐらいの積雪があった。
初めて訪れたこの町が、めったに見せない雪景色でぼくを歓迎してくれたんだろうか。
そこまでロマンチックに考えたら、たぶんオメデタすぎる。


でも、暖かい愛媛の海辺に住んでいると、3月に雪なんてまずは見られない。
なごり雪のホワイトデーっていいもんだな。
キミにも見せてあげたかったよ。

 


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