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2006/04/19(水)
車輪のうた
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『車輪のうた』
好きだと言った途端に崩れそうなキミ
それが怖くて気持ちごと電車に押しこむ
海辺のぼくらの始発駅
しばらく動かない扉のとこで
いつかきっと・・・
瞳見ないで手を取りあった
ふたりで走る夢ばかり見てたのに
今日からキミだけが走る線路
歩けば強がりでかすむ
散りかけた桜をゆらす初恋の電車
いつもの踏み切りで待つよ
キミが窓から大きく手を振る
泣き顔なんて気にしない
ぼくは負けない風になる
好きだ!好きだ!
好きなんだよ!
世界にひびけとほえるけど
車輪のうたがジャマをする
キミと歩いた七つの季節がくれたもの
淡い約束とあったかい涙
どんなに離れても忘れない
いつかきっと・・・
変わらないぼくが
いつかきっと・・・迎えにゆくよ
作詩:ゆうや。
◇ ◇ ◇ ◇
バンプの「車輪の唄」が好きで好きで、この曲の世界を詩にしてみたいと思ってたんですよね。 で、氷川きよしの「初恋列車」もちょっとだけヒントにして・・・。
言葉を選んでチェックしてたら、すっかりこの詩の「ぼく」になってしまって、涙が止まらなくなりました。 。°°(≧□≦)°°。 こんなに大泣きしたのは何年かぶりです。 でも、あったかい涙なら、いくらでも何度でも流してみたいと思います。
短歌はこちら↓ http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/rommel/?Y=2006&M=4&D=18
【イメージ画像】 ↓この詩の写真詩↓
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