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2006/05/12(金)
雨の次の日
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古いアパートの解体現場の初日。 ぼくは鍵がかけられたドアをぶっ壊して中に入った。 普通なら、そこには家財道具などないはず。 生活感のない空間に身を置く予定・・・。
ところが!! いきなりぼくの目に入ってきたのが、なんとグリーンのでっかい冷蔵庫。 テレビにパソコン、ストーブも見えた。 「あーっ!壊す家を間違えたがあ!弱ったにゃあ」 ガーン!どころじゃないこのショック。 一瞬のうちに驚くほど大量の冷や汗をかいた。
ドキドキしながら、離れた場所に住む大家さんに電話で確認をしてみた。 壊す家に間違いはなかった。 家財道具は、どうやら数年前に夜逃げした家族が置いていったものらしい。 「ヨイヨイ♪たまげたがあ」 一同ほっとひと安心した瞬間だった。
それにしても、ぼくの知らないところで、いろんなことが起きてるんだな。 ちょっと複雑な気分だった。
◇ ◇ ◇ ◇
昨日浮かんだ短い詩です。
『雨の次の日』
川沿いの土手に大の字
青地に白の鮮やかな空
ぼくも草も空気も
全部洗いたてのTシャツ
今だけあふれるこの想い
雨の次の日は
新しい気持ちになれる
だから好きなんだよね
・・・ゆうや・・・
【イメージ画像】 ↓川沿いの土手↓
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