【青春交差点】
 
いつもどんなときも。ぼくはぼくらしく。
 
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2006/05/19(金) 『虹』
 
ゆうやっほ♪ ̄O ̄)ノ

めざせ☆彡福山雅治!
鉛より重たい雲を一気に吹き飛ばす『虹』がテーマの詩を作ってみよう!
・・・とゆうことで、今日は丸一日かけてチャレンジしてみました。

そして、格闘12時間。
やっとできました♪
ちょっと暗めだけど、元気に妥協の「まいっか」って感じです。

では、どうぞ!


 ◇ ◇ ◇ ◇


『虹』


錆びた自転車
降り続く雨
そろそろ太陽が恋しい

忘れられた桜
鉛筆で描いた空
すっかり笑顔が懐かしい

不器用なぼくには
勲章になるものがない

だけどひとつだけあるよ
今すぐ流そうかなと
迷ってるものがあるんだ

ぼくは水玉を持っている
虹になれそうな雫ばっかり

うたれた雨粒の中に
目をこらすと
汗がちょっと浮かんでる

がんばって生きてきた
ぼくの結晶なんだ



冷たい線路
泣いている音
もう少し温もりがほしい

会えない毎日
忙しすぎるキミ
しばらく白すぎて見えない

空っぽのぼくには
自慢できるものがない

だけどもうひとつあるよ
今すぐ役に立たない
笑えないものがあるんだ

ぼくは絵の具を持っている
雲が飛べそうな空色ばっかり

鮮やかな色合いの中に
よく見ないでも
涙がちょっと混じってる

ひとりで生きてきた
ぼくの証明なんだ



ゆうべは見たよ
ぼくからキミへ
小さな橋を架ける夢

無数の雫
背景の青空
でもどうしても虹じゃない

なぜだかわかるか?
ぼくには光がないんだ

必死に探したんだけど
どこにもなくて気づいた
「キミこそぼくの光だ」と

強く降り注いでくれ
透明の雫が弾けるくらい

そしたらぼくは虹になる
二度と消えない
ふたりだけに見える虹

ずっとずっと続いてゆく
それは約束の橋



今夜も見るよ
キミからぼくへ
強い光が届く夢

晴れたら会おう!
この虹の上
素直に言うよ
「ゴメンね」と

涙はいらない
もう知らなくていい
キミの笑顔に決めたんだ


・・・ゆうや・・・


 ◇ ◇ ◇ ◇


【解説みたいな文】

ちょっとしたケンカがもとで、気まずくなった恋人同士。
気弱な少年は、忙しそうにしている少女に「会ってくれ」と言えない。
少女は、少年からの「ゴメンね」の一言を待っていたのに。

「ぼくは彼女にふさわしくないのかも知れない」
「ぼくにはなにがあるんだろう?」
少年は悩み考え、ついに自分には水玉の雫と青空があることに気づく。

ある晩、少年は夢の中で虹を作ろうとした。
が、できない。
どうしてもできない。
それは光がないからだった。

少年はやっと気づいた。
「キミこそぼくの光だ」と。
「キミの笑顔に決めたんだ」と。

・・・と、まあ、そんな感じの詩です。
この解説文を読んだあとでもう一度『虹』の詩を読み返してみてくださいねっ!
言葉の意味がよくわかってもらえると思います。



【イメージ画像】
写真詩になって再び!
ゆうやが工事現場で作った小さな小さな虹♪
↓さーさークリック↓


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