ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2004年11月
前の月 次の月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
最新の絵日記ダイジェスト
2006/01/29 グランディへ
2006/01/28 ローバッテリー
2006/01/27 遠吠え
2006/01/26 減速
2006/01/25 激突

直接移動: 20061 月  200512 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200412 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 月 

2004/11/01(月) いっちゃん
今日の夕方、いちが亡くなりました。
獣医さんに看てもらった直後でした。
先生からは

「病気ではないね。もう歳も歳だから覚悟しておいた方がいいよ」

と言われ、私はもう息ができないくらい本当に苦しくて、悲しくて…。
家について、かごの中のいちを見ていたその時でした。
もう立っていることすら出来なくなってしまったいち。
私はいちをかごから出して、小さな身体を手のひらに乗せました。
もう涙が止まりませんでした。
いちはそんな私を見て小さな声で

“ギィギィ”

と2回鳴いたのです。
そして息をひきとりました。
温かくて柔らかいその身体は
どんどん冷たく、かたくなっていきました。

いちは私にとって宮城でできた一番最初の友達でした。
23の頃、愛知から宮城へ引っ越してきて、まだ友達もいなかった私は
寂しさのあまり毎日泣いては旦那を困らせていました。
そんなときペットショップで
沢山の可愛いセキセイインコの雛に出会いました。
小さな虫かごの中でピィピィ声をあげて鳴く雛達。
その中にいちはいました。

全身真っ黄色で赤い瞳がとっても綺麗だったいち。
いちを連れて家へ帰る車の中で
このインコの名前はいちにしようと決めたこと、
まるで昨日のことのように覚えています。

いちが家にきてくれて
私、本当に幸せだったよ。
いちが出会ってくれたから
私、全然寂しくなかったよ。

本当に本当にいちが大好きだったし、
これからもずっといちのこと大好きだよ。

今まで本当にありがとう。
いちのこと、ずっとずっと忘れないよ。
ゆっくりゆっくりやすんでね。

11月1日。私達にとって一生忘れられない日となりました。


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.