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2004/12/12(日)
調神社の十二日まち祭り
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「つきのみや」で親しまれるこの神社は崇神天皇の勅創と伝えられ、浦和屈指の古社である。調神社は鳥居のないことで知られ、伊勢神宮の御調の初穂をおさめる倉庫から発展した神社といわれる。
つきの宮は「月の宮」でもあった。月待信仰が盛んであった中世には、月宮殿に凝せられた。月の使い姫である兎が社殿彫刻や石像に用いられるのはこの理由による。
毎年十二月十二日には『十二日まち』が開催。神社では『かっこめ』を頒布、境内を中心に縁起物の熊手をはじめ様々な露店が立ち並び、近在からの人出で賑う。 御利益は、運否天賦の「ツキはツキを呼ぶ」との謂れから、幸運を授かると信仰される。
と言うことで小雨の中『かっこめ』を求めに行ってきました。 『かっこめ』は福をかっこめと言うことで熊手なんですが、神社の社務所で売られているものは、昔ながら竹ぼうきのようなシンプルなものです。
境内の露天で売っているものは装飾もとても立派で、○十万円もするような代物もあります。 売買が成立すると売り手と買い手で「三本締め」が行われていて結構賑やかでした。
*参考文献「さいたま文庫 調神社」
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