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2004/12/16(木)
耳新しい言葉
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『フェアトレード』この言葉を先日のTVでふと耳にして、何か気になってしまった。
簡単に言うと、途上国の底辺で働く人達が貧困から抜け出せるように、彼等から直接、より高い値段で、継続的に商品を買うことです。
公正貿易とも言うべきこの仕組みは、直接取引きすることで、中間マージンを排除し、その分生産者が多く受け取る仕組みを作り、取引を継続することでその仕組みをゆっくり大きく育てる事を目的としています。
実際に日本の各地でこの取組が行われており、インド・モンゴル・アフリカ・アジア・中南米などの国々で作られた、手作りの商品(衣類やアクセサリー雑貨類)が、店舗の中に彩り鮮やかに陳列されてもいます。
これまで途上国での労働力は、低賃金に抑えられて実際に労働者の生活が向上することは皆無と言ってもよく、低賃金の犠牲者とも言えるかもしれません。
このフェアトレードでは、実際に作る人たちの教育する事が大切と言う事も認識されていて、日本での商品価値としては、細部にわたり丁寧に仕上げる事を徹底すると言う、商品管理にも目を配っています。 これらの事を学習した労働者達には、物を作る事に誇りを持ち、仕事に対しての向上にもつながり、意識改革にも多いに役立っていると言われています。
ファッションが貧困を救うという1つの考え方にも頷けるものがありました。
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