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2005/01/11(火)
目に優しい
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これは最近の新聞などの文字です。 雑誌なども大きめの文字を使われるようになって、高齢の方にも優しい配慮がされているように感じます。 が、こんな新聞の投稿を見ました。
「年を取ったせいか、数年前からTVの早口が気になる。せかせかとしてゆとりが感じられず、 意味がすぐには頭に入らない。 ニュースでもとりわけ若いアナウンサーは早口で聞き取りにくい。 ドラマもまたしかり・・・ 紀宮様と黒田氏の婚約記者会見を見て、その際お2人の話し振りがゆったりとして実によく分かりやすく、 お2人のお人柄を偲ばせるものだった」
この内容に思い当たることが多かったので、耳に優しいという配慮までは行き着いていないと思いました。
アナウンサーの方は一分間に何文字と言う風に、制限があると以前聞きました。 限られた時間内に必要なコメントを入れるには、 勢い早口で喋らなければできないと言う事らしいのだが、 さて本当にそうなんでしょうか?
最近テロップと言うものが駆使されています。 TV画面下に出る大きな文字です。 あれでも補えるわけですから、コメント部分をもう少しゆっくりと語っても良いのではと思うことがしばしあります。
日本人の年齢構成は逆ピラミッドで、高齢者の方が多くなっています、 今後はもっともっと加速するかもしれません。 そして若ければ若いほどTV離れはあるわけです。
どうしても加齢ともに、耳は弱くなってきます。 そしてTVを見ている時間も多くなる事もあります。 これらの人が視聴率を支えている事もあるんですよ。 CMの世界では購買に結びつかない人たちを切捨てするらしいのですが、 今一番お金を自由に使えるのはこの方達なんですが・・・
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