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2005/10/14(金)
杉並区の・・・
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新しい試みが始まりましたね。
この杉並区は「個人情報保護」の観点から、国民総番号制度には反対し 導入をしない方針を打ち出したところです。
今回の試みは、「カラス対策」です。 ゴミ袋の色を透明のままならばカラスは中身を確認する事が出来る。 宇都宮大学の先生が研究して「黄色のゴミ袋」は、 カラスに取って中身が見えないと言う事がわかり、 これを市販品として開発したものです。
杉並区は今年の2月〜8月にすでに町内会の了承の元に実施してみた所、 カラスは全く見向きもせず、ゴミ集積所であらされる事がなかったと言う事です。
カラスは匂いで判別するのではなく、中身を見てゴミから食べ物を選ぶらしいです。 ですから、黄色のため中身が見えないとそれには近寄らない事が分かったわけです。
本日から売出しが始まった所用意した4000枚が10分で売り切れたそうです。
杉並区の条例では、ゴミ袋の規定は透明・緑・青とされていたけれど、 今回の黄色は特例として認められているものだそうです。
前例がないとか、規定があるからといって行政は新しい変化を好みません。 ですからこんな風に臨機応変に切り替えると言う対応は、 珍しいと感じてしまいます。
古い慣習や1度作った制度でも、時代とともに多少の変化があっても構わないのではないでしょうか。 そんな自治体がこれからも増えると良いですね。
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