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2005/11/20(日)
受験生に取って〜
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今の季節は進路に関する面談などで忙しい頃ですね。
昔、娘が高校に進学する時の中三の三者面談の事を久しぶりに思い出しました。
その当時の担任の先生は三年生が始めての、40代の女教師でした。 受験についてとても保守的と言うのが最初のイメージでした。
当時、文部省の指導要領があれこれと変っていた頃で、受験も都内在住のものは、 自宅のある区内の公立高校は受験はOK。 そして隣接区に関しては何パーセントかの進学者が入れるシステムでした。
それ以外に全都からも受験できる総合高校と言う枠もありました。 普通の都立高校よりも受験はシビアなれど、興味の有る選択科目を選べて、 三年間その専門的な勉学をする事が出来る、と言う色合いの高校です。
尚且つ、前年度にはその高校は都立の普通科高校だった所で、 今回の受験生が初めての一期生。
そこを受験したい娘に対して、担任はにべ無く 「この高校を推薦することは出来ない」と言い放ちました。 「うん?」・・・納得できないですね。 内申点や成績・出席日数なども問題は無かったのに・・・
「確実に合格する人にしか推薦は出せないし、また受験は薦めません」とまで言い出した。 先生の立場ではそれもあるのかもしれないが、 しかしやる気になっている娘に対しての指導とは思えません。
何度かのやり取りの挙句『先生に責任とって貰わなくて結構です、 本人が受けたい所を受験させてください』 『推薦も出せる条件内であれば推薦も出してください、 推薦でダメなら、尚一層頑張って受験を励むと思いますから』 最後に『親が責任取ります』とまで言ってしまった・・・
結果は推薦では無理だったけれど、一般受験の中の自己PRのプレゼンテーションも、 何とかこなして合格できた。
そして三年間の高校生活を満喫した事は言うまでもない。
自分で行きたいところ、自分のした事がある場所があるのに、 これの芽をつむ教育と言うものは、あってはならない事だと今でも思う。
受験生とそのご両親はこれからが正念場ですね、 体に気をつけて頑張ってくださいね。
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