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2005/12/01(木)
テアトル・エコー
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恵比寿に劇場を持っているこの劇団に1982年に入団して、 今やベテランの域に達した男が居る。 実は身内なんです。
元々テアトル・エコーは熊倉和雄さん率いる、声優さんの劇団でした。 今でも安原義人さんなど有名な声優さんがたくさんいます。
彼から年に何回か公演のお知らせが入ってきます。 渋谷に住んでいた頃は、彼が出演さえしていればいつでも見物にいけたのですが、 最近はやはり都内に出かけるのが億劫になり、 誰か連れがいるときだけになってしまいました。
今回も娘が一緒に行ってくれるというので出かけてきました。
作品はジミ・チン作『暗くなったから帰っておいで』 副題に「イディの一生」と付いているように、主人公イディの人生を 弟のアルフィーの解説により再現という手法でした。
今回の出演者のほとんどが若者達と言うのが1番目を惹き、 そしてエネルギッシュな歌声に力強さを感じ、 これからのエコーの未来が明るいものとしてのイメージを感じました。
しかし、客席は平日の昼間と言う事もあってか、席は満席(常連さんが多いため) なのですが・・・中高年ばかりで華やかさは無かったですね。 カーテンコールも無く、 芝居の結末自身がアンハッピーだったので余計にわびしく感じてしまいました。
舞台の若さと客席の黄昏気味の人々との間には 何か違和感があったのかも〜 土日にはきっと若い観客も押し寄せてくれるのでしょうね。 と思いつつ劇場を後にしました。
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