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2005/02/12(土)
貴方のIQはいくつですか?
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昨年になりますか、TVの番組で紙と鉛筆があれば自分のIQが分かるというものがありました。 次々に出される問題を解き明かし、最後に答えあわせをしたらIQが分かる仕組みだったと思う。
かなり大勢の方が実際にされたようです。 暫くはその話題で盛り上がっていましたので・・・ 生憎この時はやれなかったので自分のIQは分からなかった。
しかし、かすかな記憶では小中学校で二度か三度「知能検査」を受けた事があって、 自分のIQは知っていた。
知能検査はフランスの心理学者ビネーが開発したもの。 面接で知的な遅れの有る子供を見つけ、特別な教育につなげようとしたものであった。 その後、ドイツで知能指数が考案される。 米国では兵役検査で使われ、遺伝学とも結びついた。
日本では戦後GHQの占領下で指導要録がつくられ、 知能検査の実施日やIQの欄が設けられた。 1960年代には全国の小中学生のほぼ全員が、 隔年で受けていた。 この時は先生方が子供の特性を掴む為に使われていた。
しかし、80年代以降教育現場で知能検査を行う事に批判が高まっていった。 特に就学前の検査は、養護学校や特殊クラスへの振り分けに、 使われる道具としての批判が出てきたため。
指導要録の改訂でその専用欄も消え、 実施している学校も減少している。
サッカーの中田選手が渡欧前に自分のIQを計っていたと言うことがあったそうだ。 IQの数値は129だった。 瞬間ごとに情報を処理する「流動的知能」に優れているという結果が出たと言う。 まさに司令塔ということになる。
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